JP2545578B2 - 粉末圧縮成形機 - Google Patents

粉末圧縮成形機

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JP2545578B2 JP63118991A JP11899188A JP2545578B2 JP 2545578 B2 JP2545578 B2 JP 2545578B2 JP 63118991 A JP63118991 A JP 63118991A JP 11899188 A JP11899188 A JP 11899188A JP 2545578 B2 JP2545578 B2 JP 2545578B2
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powder
molding machine
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俊夫 大石
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は臼の中に原料である粉末を供給し、杵で両側
から圧縮して食品、薬品、プラスチック原料等の成形品
(タブレット)を製造する粉末圧縮成形機である。
〔従来の技術〕 従来、この種の成形品製造用の粉末圧縮成形機は、単
発式の粉末圧縮成形機とロータリ式の1点または多点式
粉末圧縮成形機である。単発式の粉末圧縮成形機は上下
1対の杵が個定された1個の臼の内側で上下運動し、上
下の杵の間で粉体を圧縮して成形品を1ショットに1個
づつ成形する。杵の動力源は電動機による機械式または
油圧ユニットによる油圧式が使用されている。
ロータリ式は薬品等のタブレット化に使用され、機械
式の粉末圧縮成形機で生産量の大きい成形機である。ロ
ータリ式は水平に回転するターンテーブルに臼が等ピッ
チで配設され、ターンテーブルが回転する間に粉末を臼
に供給し、ターンテーブルと連動して回転する上下杵で
粉末の圧縮を行ない成形された成形品の排出を行なうよ
うにしたものでターンテーブルが1回転する間に粉末の
供給、圧縮、排出の一連の動作を1個所で行なうように
したものを1点粉末圧縮成形機、ターンテーブルが1回
転する間に一連の動作を2個所以上設けたものを多点粉
末圧縮成形機として使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来使用されている単発式の粉末圧縮成形機は構造が
簡単で部品点数も少なく故障は少ないが唯一の欠点とし
て1ショットで通常1個しか生産できない。そのため生
産量がきわめて悪い。この単発式に比較してロータリ式
の粉末圧縮成形機は生産量は単発式の10倍もあるが機構
が複雑の上全機械式で摺動部や回転部が沢山あるため成
形加工中粉末が飛散しカム等の摺動部やローラ等の回転
部に入り込んだり、付着し早期摩耗や損傷が頻発し、保
守および生産性の面から問題となっている。
本発明はこれらの問題を解消するため、飛散粉末の侵
入から問題を起し易いカムやローラ等の摺動部および回
転部を極力少なくし、摩耗による部材の交換や損傷頻度
を減少させランニングコストを下げるとともに保守を容
易にし、しかも高生産量の粉末圧縮成形機を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は円周上に固定して配設された複数個の貫通孔
形状の臼と、臼の両側にあって複数個の臼に挿脱可能に
設けた複数対の杵と、臼の端面を摺動しながら原料を臼
に供給するとともに計量する回転シュートと、回転シュ
ートの回転を検知し、この信号により杵を作動させ臼へ
の原料の供給、供給した原料の圧縮、成形および成形品
の排出動作を行なわせるための検知装置とから構成され
た高生産量の粉末圧縮成形機である。
〔作用〕
成形品(タブレット)を成形する複数個の固定した臼
と、これらの臼への原料の供給と計量を行なう回転シュ
ートを設け、この回転シュートの回転を検知装置で検知
し、この信号により臼の両側に設けた複数の杵を作動さ
せ原料の供給、圧縮、成形および成形品の排出動作を順
次行なわせる。また、構造が簡単になったため飛散粉末
の侵入から問題を起し易い機械の摺動部や回転部が少な
くなり部材の摩耗による交換および損傷頻度を減少させ
る。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図および第2図に示し説明す
る。フレーム11に上板12、中板13、下板14がそれぞれ水
平に所定の距離離れて取付けられ、中板13の上部には円
筒形で外側が段付で内側が貫通孔15形状の臼16が円周上
に12個等ピッチで貫通孔15が垂直になるように埋込ま
れ、臼16の上面と中板13の上面とが平らになっている。
上板12には成形時粉末を圧縮するための上杵17を臼16
の貫通孔15に挿脱させる油圧シリンダ18が臼16と同数の
12個臼16の中心位置に一致させて取付けられ、各上杵17
は各油圧シリンダ18のロッド下端に上杵17を冷却するた
めの冷却水導入シリンダ19を間に挾んで螺着されてい
る。また、上板12の中央上側には原料の粉末を貯えるホ
ッパ20が上板12の上面より立設した支柱21で固定されホ
ッパ20の下端は上板12を貫通して設けた回転可能な円筒
22の内側に若干隙間を持って挿入されている。下側には
各臼16に粉末を供給する二叉の回転シュート23が円筒22
の下部のフランジ24に取付けられ円筒22は上板12に軸受
25を介して支えられ不図示の可変速の駆動源により回転
するようになっている。この円筒22の回転により回転シ
ュート23は下面を臼16の上面および中板13の上面を摺動
し、粉末をすり切りで計量するようになっている。この
実施例の場合常に2個づつの臼16に同時に粉末の供給、
計量を行なう。
円筒22の下端のフランジ24の外周面に回転シュート23
の回転を検知する検知装置、すなわちドグ26と上板12の
下面に取付けのリミットスイッチ27とが複数個取付けら
れ回転シュート23の回転を検知し、その信号により粉体
が臼16の貫通孔15に供給された直後その臼16に対応した
上下の杵17,28が所定のタイミングで臼16の貫通孔15に
挿入されタブレットを成形し、成形後成形品の排出を行
なわせるように構成されている。
下板14には上板12側と同様下杵28を臼16の貫通孔15に
挿脱させるための油圧シリンダ29が臼16と同数の12個、
臼16の中心位置に一致させて取付けられている。これら
の油圧シリンダ29はロッドが上下に設けられた形状で上
側のロッドの上端には下杵28が冷却水導入リング19を間
に挾んで螺着され、下側のロッドの下部は雄ねじ30が切
ってあり、この雄ねじ30にハンドル31に取付けの雌ねじ
を有するボス32がねじ込まれ、ボス32は軸受33で回転可
能に支えられている。したがってハンドル31を回すこと
により下杵28の上面(成形時の粉体圧縮面)の位置が変
更できるようになっている。すなわちハンドル31を右回
転すると下がり左回転すると上るようになっている。な
お、図示しないがハンドル31を回した時油圧シリンダ29
のロッドは回わらないようになっている。
次に作用について述べる。ホッパ20に貯わえられた粉
末は自重によって円筒22を通って回転シュート23の両側
に落下する。回転シュート23が粉末で満された状態で回
転すると下杵28が下降を始め、この下降と同時に臼16の
貫通孔15内部に粉末が供給される。さらに回転シュート
23が回転すると回転シュート23の下端の縁34ですり切り
計量する。計量が終った臼16の上部より油圧シリンダ18
により上杵17が臼16の上面まで下降すると下側の油圧シ
リンダ29により下杵28が上昇し、上下杵17、28により粉
末を圧縮しタブレットに成形する。圧縮が終ると上杵17
が上昇し若干遅れて下杵28が上昇し成形品を臼16の上面
まで持ち上げ不図示の専用の排出装置で成形機外に排出
させる。
前述したように回転シュート23が回転することにより
臼16への粉末の供給、計量を行なうとともに回転シュー
ト23の回転をドグ26とリミットスイッチ27で検知し、こ
の信号により油圧シリンダ18、29を作動させ、上下杵1
7、28を昇降させて粉末の圧縮、成形品の排出等行なわ
せる。本実施例の場合回転シュート23が二叉であるため
常に2個の臼16への粉末の供給、計量および2対の杵を
同時に作動させることになる。
成形品の大きさを変更する場合、臼16の貫通孔15への
粉末の供給量を変えることで行なうが、この場合下側の
油圧シリンダ29の下部にあるハンドル31を回して下杵28
の上面の位置を変えることにより行なう。また、成形品
の大きさにより圧縮時間が変わるが、この場合は回転シ
ュート23の回転数を調整する。小さい成形品の場合一般
的には成形時間は短かくなるため回転シュート23の回転
数を上げることができる。したがって成形品の生産量は
臼16の個数と回転シュート23の回転数により決定され
る。
なお、本実施例の場合、回転シュート23を二叉に臼16
を12個設けたものにしたが、これらは任意に変えられる
ものである。また、上下杵17、28を油圧シリンダ18、29
により作動させるようにしたがカムその他の機械的に作
動させる構造にしても差し支えない。
〔発明の効果〕
原料の粉末を供給するシュートを回転し、臼を固定式
にしたため従来のようにカムやローラ等の摺動部や回転
部が少なくなったため飛散粉末の入り込みや付着等から
起る部材の摩耗、摩耗による交換および損傷による交換
等が減少し、ランニングコストを下げるとともに保守が
容易になり生産性が向上するなど顕著な効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図のA−A線における断面図である。 15……貫通孔、16……臼、17……上杵、23……回転シュ
ート、26……ドグ、27……リミットスイッチ、28……下
杵。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円周上に固定して配設された複数個の貫通
    孔形状の臼と、前記臼の両側に位置し、前記臼に挿脱可
    能に設けた複数対の杵と、前記臼の端面を摺動しながら
    原料を前記臼に供給するとともに計量する回転シュート
    と、同回転シュートの回転を検知し、この信号により前
    記杵を作動させ臼への原料の供給、供給した原料の圧
    縮、成形および成形品の排出動作を行なわせるための検
    知装置とから成ることを特徴とした粉末圧縮成形機。
JP63118991A 1988-05-16 1988-05-16 粉末圧縮成形機 Expired - Lifetime JP2545578B2 (ja)

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JP63118991A JP2545578B2 (ja) 1988-05-16 1988-05-16 粉末圧縮成形機

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JPH01289597A JPH01289597A (ja) 1989-11-21
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