JP2545254Y2 - 浴槽内ユニットに対する吸盤の取付構造 - Google Patents
浴槽内ユニットに対する吸盤の取付構造Info
- Publication number
- JP2545254Y2 JP2545254Y2 JP154691U JP154691U JP2545254Y2 JP 2545254 Y2 JP2545254 Y2 JP 2545254Y2 JP 154691 U JP154691 U JP 154691U JP 154691 U JP154691 U JP 154691U JP 2545254 Y2 JP2545254 Y2 JP 2545254Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction cup
- bathtub
- unit
- suction
- mounting groove
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bathtub Accessories (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽内に配置され、浴
槽外に設けられた温水循環処理装置に対し、浴槽水を吸
入したり、逆に処理装置から浴槽内へ排出する浴槽内ユ
ニットに関するものである。
槽外に設けられた温水循環処理装置に対し、浴槽水を吸
入したり、逆に処理装置から浴槽内へ排出する浴槽内ユ
ニットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、浴室内に設置する温水循環処理
装置は浴槽内ユニットを浴槽内に設置して吸排出管を介
してこれに接続されることにより温水を吸入して浄化処
理し、かつ、適温に維持し再び浴槽内に排出するものと
して提案されている。そして、浴槽内ユニットはユニッ
ト裏面の周縁部に吸盤が設けられることにより浴槽内の
壁面に取着されていた。さらに、吸盤には壁面への吸着
状態を解除するための吸着解除つまみをその非吸着面に
設けこれを引っ張ることにより簡単に吸着解除ができる
ようになっている。
装置は浴槽内ユニットを浴槽内に設置して吸排出管を介
してこれに接続されることにより温水を吸入して浄化処
理し、かつ、適温に維持し再び浴槽内に排出するものと
して提案されている。そして、浴槽内ユニットはユニッ
ト裏面の周縁部に吸盤が設けられることにより浴槽内の
壁面に取着されていた。さらに、吸盤には壁面への吸着
状態を解除するための吸着解除つまみをその非吸着面に
設けこれを引っ張ることにより簡単に吸着解除ができる
ようになっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところが、この吸着解
除つまみが浴槽内ユニットの外側に位置する場合は、つ
まみを引っ張ることにより吸盤の吸着状態を解除できる
が、吸着解除つまみが浴槽内ユニットの内側（裏側）に
位置する場合は、つまみが隠れてしまうため吸着状態を
簡単に解除することができないという問題点がある。
除つまみが浴槽内ユニットの外側に位置する場合は、つ
まみを引っ張ることにより吸盤の吸着状態を解除できる
が、吸着解除つまみが浴槽内ユニットの内側（裏側）に
位置する場合は、つまみが隠れてしまうため吸着状態を
簡単に解除することができないという問題点がある。
【０００４】本考案は前記問題点を解決するためになさ
れたものであって、浴槽内ユニットに対して吸盤の吸着
解除つまみが常に外側に位置するようにした吸盤の取付
け構造を提供することを目的としている。
れたものであって、浴槽内ユニットに対して吸盤の吸着
解除つまみが常に外側に位置するようにした吸盤の取付
け構造を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、浴槽内ユニッ
トの基板には一端が開放されている開口端を有する吸盤
取付け溝を設け、吸盤の裏面には前記吸盤取付け溝に嵌
合する嵌合突部を設け、同嵌合突部には前記吸盤取付け
溝に設けた係合面と係合して回動を阻止する回動阻止面
を備えているとともに、前記嵌合突部と吸盤取付け溝と
が嵌合している状態で、吸盤裏面の吸盤取付け溝の開口
部側にあたる位置に吸着解除つまみを設けたことを要旨
とする。
トの基板には一端が開放されている開口端を有する吸盤
取付け溝を設け、吸盤の裏面には前記吸盤取付け溝に嵌
合する嵌合突部を設け、同嵌合突部には前記吸盤取付け
溝に設けた係合面と係合して回動を阻止する回動阻止面
を備えているとともに、前記嵌合突部と吸盤取付け溝と
が嵌合している状態で、吸盤裏面の吸盤取付け溝の開口
部側にあたる位置に吸着解除つまみを設けたことを要旨
とする。
【０００６】
【作用】このように構成された本考案は、浴槽内ユニッ
トの基板の吸盤取付け溝に吸盤が嵌合することにより吸
着解除つまみが常に浴槽内ユニットの外側に位置する。
そして、吸着解除つまみを引っ張ることにより吸盤の吸
着が解除される。
トの基板の吸盤取付け溝に吸盤が嵌合することにより吸
着解除つまみが常に浴槽内ユニットの外側に位置する。
そして、吸着解除つまみを引っ張ることにより吸盤の吸
着が解除される。
【０００７】
【実施例】以下、本考案を家庭用の浴室にて使用する温
水循環処理装置の浴槽内ユニットに具体化した第一実施
例を図面に従って説明する。 （第一実施例） 図５に示すように浴槽内ユニット１は浴槽内の壁面に取
着され、温水循環処理装置２は浴室の浴槽付近の壁に取
着されている。前記浴槽内ユニット１の上部には温水を
吸入するための吸入管３と排出するための排出管４が接
続され、両管３，４の上端が前記温水循環処理装置２に
設けられた吸入口５と排出口６に接続されている。な
お、浴槽には両管３，４を保護するための蓋７が載置さ
れている。
水循環処理装置の浴槽内ユニットに具体化した第一実施
例を図面に従って説明する。 （第一実施例） 図５に示すように浴槽内ユニット１は浴槽内の壁面に取
着され、温水循環処理装置２は浴室の浴槽付近の壁に取
着されている。前記浴槽内ユニット１の上部には温水を
吸入するための吸入管３と排出するための排出管４が接
続され、両管３，４の上端が前記温水循環処理装置２に
設けられた吸入口５と排出口６に接続されている。な
お、浴槽には両管３，４を保護するための蓋７が載置さ
れている。
【０００８】図１，２に示すように浴槽内ユニット１は
本体ユニット８と基板９と吸盤１０とからなり、前記基
板９には一端が開放されている開口端を有するＵ字形状
で吸盤１０を取付けるための取付け溝１１が上下両側端
に設けられている。前記取付け溝１１の周辺には同じく
Ｕ字形状で後記する回動阻止面１６と係合するための係
合面１２が凹設されている。
本体ユニット８と基板９と吸盤１０とからなり、前記基
板９には一端が開放されている開口端を有するＵ字形状
で吸盤１０を取付けるための取付け溝１１が上下両側端
に設けられている。前記取付け溝１１の周辺には同じく
Ｕ字形状で後記する回動阻止面１６と係合するための係
合面１２が凹設されている。
【０００９】吸盤１０は表面が吸着面１３となるように
浅い皿状に形成され、裏面１４側の中央部には前記取付
け溝１１に嵌合する円柱状の嵌合突部１５が設けられて
いる。さらに、嵌合突部１５は吸盤１０の離脱を防止す
るＵ字形状の係止部１７を備えており、その係止部１７
の側面が回動阻止面１６となっている。回動阻止面１６
は、前記係合面１２と係合して吸盤１０の回動を阻止す
る。そして、吸盤１０の裏面１４には前記嵌合突部１５
と取付け溝１１とが嵌合している状態で、取付け溝１１
の開口部側に位置するように吸着解除つまみ１８が設け
られている。
浅い皿状に形成され、裏面１４側の中央部には前記取付
け溝１１に嵌合する円柱状の嵌合突部１５が設けられて
いる。さらに、嵌合突部１５は吸盤１０の離脱を防止す
るＵ字形状の係止部１７を備えており、その係止部１７
の側面が回動阻止面１６となっている。回動阻止面１６
は、前記係合面１２と係合して吸盤１０の回動を阻止す
る。そして、吸盤１０の裏面１４には前記嵌合突部１５
と取付け溝１１とが嵌合している状態で、取付け溝１１
の開口部側に位置するように吸着解除つまみ１８が設け
られている。
【００１０】このようにして浴槽内ユニット１は基板９
に吸盤１０が取付けられ取付ネジ２３により本体ユニッ
ト８に締付固定されている。なお、本体ユニット８には
温水を吹き出し可能な吹出し口１９と、吹出し口１９か
ら吹き出す温水に吸気管Ａからの空気を混入して泡出し
にする泡出しつまみ２０と、温水を吸い込むための吸い
込み口２１とが設けられている。
に吸盤１０が取付けられ取付ネジ２３により本体ユニッ
ト８に締付固定されている。なお、本体ユニット８には
温水を吹き出し可能な吹出し口１９と、吹出し口１９か
ら吹き出す温水に吸気管Ａからの空気を混入して泡出し
にする泡出しつまみ２０と、温水を吸い込むための吸い
込み口２１とが設けられている。
【００１１】次に、この実施例の作用を説明すると、基
板９に吸盤１０を取付けるには、取付け溝１１に設けた
係合面１２と吸盤１０の回動阻止面１６が係合するよう
に取付け溝１１に吸盤１０の嵌合突部１５を嵌合させ
る。そして、本体ユニット８を基板９に嵌合させる。こ
れにより自然に吸着解除つまみ１８が浴槽内ユニット１
の外側に位置する。そして、浴槽内の壁面に取着された
あと浴槽内ユニット１を取り外すにはこの吸着解除つま
み１８を引っ張ることにより吸盤１０の吸着が解除され
浴槽内ユニット１を取り外すことができる。
板９に吸盤１０を取付けるには、取付け溝１１に設けた
係合面１２と吸盤１０の回動阻止面１６が係合するよう
に取付け溝１１に吸盤１０の嵌合突部１５を嵌合させ
る。そして、本体ユニット８を基板９に嵌合させる。こ
れにより自然に吸着解除つまみ１８が浴槽内ユニット１
の外側に位置する。そして、浴槽内の壁面に取着された
あと浴槽内ユニット１を取り外すにはこの吸着解除つま
み１８を引っ張ることにより吸盤１０の吸着が解除され
浴槽内ユニット１を取り外すことができる。
【００１２】このように本実施例によれば、浴槽内ユニ
ット１に対して吸盤１０の吸着解除つまみ１８が常に外
側に位置することにより、簡単に吸盤１０を取り外すこ
とができる吸盤の取付け構造となっている。次に第二実
施例について説明する。 （第二実施例） なお、前記実施例と同一の構成については同一符号を付
し、その説明を省略する。
ット１に対して吸盤１０の吸着解除つまみ１８が常に外
側に位置することにより、簡単に吸盤１０を取り外すこ
とができる吸盤の取付け構造となっている。次に第二実
施例について説明する。 （第二実施例） なお、前記実施例と同一の構成については同一符号を付
し、その説明を省略する。
【００１３】図３，４に示すようにこの実施例の吸盤１
０は裏面１４側の中央部には基板９の取付け溝１１に嵌
合して吸盤１０の回動を阻止するＵ字台形状の回動阻止
突部２２が設けられている。すなわち、この実施例では
回動阻止突部２２の側面が回動阻止面となっている。さ
らに、回動阻止突部２２には基板９と吸盤１０が嵌合し
た状態で吸盤１０の離脱を防止する円柱状の係止部１７
が設けられている。次に、第二実施例の作用を説明する
と、基盤９に吸盤１０を取付けるには、基板９の取付け
溝１１に吸盤１０の回動阻止突部２２を嵌合させる。そ
して、本体ユニット８を基板９に嵌合させる。これによ
り自然に吸着解除つまみ１８が浴槽内ユニット１の外側
に位置する。そして、浴槽内の壁面に取着されたあと浴
槽内ユニット１を取り外すにはこの吸着解除つまみ１８
を引っ張ることにより吸盤１０の吸着が解除され浴槽内
ユニット１を取り外すことができる。
０は裏面１４側の中央部には基板９の取付け溝１１に嵌
合して吸盤１０の回動を阻止するＵ字台形状の回動阻止
突部２２が設けられている。すなわち、この実施例では
回動阻止突部２２の側面が回動阻止面となっている。さ
らに、回動阻止突部２２には基板９と吸盤１０が嵌合し
た状態で吸盤１０の離脱を防止する円柱状の係止部１７
が設けられている。次に、第二実施例の作用を説明する
と、基盤９に吸盤１０を取付けるには、基板９の取付け
溝１１に吸盤１０の回動阻止突部２２を嵌合させる。そ
して、本体ユニット８を基板９に嵌合させる。これによ
り自然に吸着解除つまみ１８が浴槽内ユニット１の外側
に位置する。そして、浴槽内の壁面に取着されたあと浴
槽内ユニット１を取り外すにはこの吸着解除つまみ１８
を引っ張ることにより吸盤１０の吸着が解除され浴槽内
ユニット１を取り外すことができる。
【００１４】なお、この考案は前記実施例に限定される
ものではなく、係合面１２とこれに係合する回動阻止面
１６の形状または、取付け溝１１とこれに嵌合する回動
阻止突部２２の形状を任意に変更したりしてもよい。
ものではなく、係合面１２とこれに係合する回動阻止面
１６の形状または、取付け溝１１とこれに嵌合する回動
阻止突部２２の形状を任意に変更したりしてもよい。
【００１５】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、浴
槽内ユニットに対して吸盤の吸着解除つまみが常に外側
に位置することにより、簡単に吸盤を取り外すことがで
きるという優れた効果を奏する。
槽内ユニットに対して吸盤の吸着解除つまみが常に外側
に位置することにより、簡単に吸盤を取り外すことがで
きるという優れた効果を奏する。
【図１】 第一実施例の浴槽内ユニットを示す分解斜視
図である。
図である。
【図２】 第一実施例の基板と吸盤を示す要部分解斜視
図である。
図である。
【図３】 第二実施例の浴槽内ユニットを示す分解斜視
図である。
図である。
【図４】 第二実施例の基板と吸盤を示す要部分解斜視
図である。
図である。
【図５】 浴槽内ユニットの取付状態を示す斜視図であ
る。
る。
１ 浴槽内ユニット，９ 基板，１０ 吸盤，１１ 取
付け溝，１２ 係合面，１５ 嵌合突部，１６ 回動阻
止面，１８ 吸着解除つまみ．
付け溝，１２ 係合面，１５ 嵌合突部，１６ 回動阻
止面，１８ 吸着解除つまみ．
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 都築 廣 愛知県犬山市字上小針１番地 エナジー サポート 株式会社 内 (72)考案者 大村 鉦次 愛知県犬山市字上小針１番地 エナジー サポート 株式会社 内 (72)考案者 土屋 義孝 愛知県犬山市字上小針１番地 エナジー サポート 株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭51−74752（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−1862（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−236055（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−42826（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−7826（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 浴槽内ユニットの基板には一端が開放さ
れている開口端を有する吸盤取付け溝を設け、吸盤の裏
面には前記吸盤取付け溝に嵌合する嵌合突部を設け、同
嵌合突部には前記吸盤取付け溝に設けた係合面と係合し
て回動を阻止する回動阻止面を備えているとともに、前
記嵌合突部と吸盤取付け溝とが嵌合している状態で、吸
盤裏面の吸盤取付け溝の開口部側にあたる位置に吸着解
除つまみを設けたことを特徴とする浴槽内ユニットに対
する吸盤の取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP154691U JP2545254Y2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 浴槽内ユニットに対する吸盤の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP154691U JP2545254Y2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 浴槽内ユニットに対する吸盤の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04103126U JPH04103126U (ja) | 1992-09-04 |
| JP2545254Y2 true JP2545254Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=31728965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP154691U Expired - Lifetime JP2545254Y2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 浴槽内ユニットに対する吸盤の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2545254Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-22 JP JP154691U patent/JP2545254Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04103126U (ja) | 1992-09-04 |
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