JP2544324Y2 - 生体情報測定用センサ - Google Patents
生体情報測定用センサInfo
- Publication number
- JP2544324Y2 JP2544324Y2 JP6662292U JP6662292U JP2544324Y2 JP 2544324 Y2 JP2544324 Y2 JP 2544324Y2 JP 6662292 U JP6662292 U JP 6662292U JP 6662292 U JP6662292 U JP 6662292U JP 2544324 Y2 JP2544324 Y2 JP 2544324Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- biological information
- living body
- sensor
- skin
- electrode
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- Expired - Fee Related
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、生体の皮膚に装着して
生体の情報を測定する生体情報測定用センサに係り、特
に心電図などの生体情報と血液中の血色素の酸素飽和度
などの生体情報とを同時に測定することのできる生体情
報測定用センサに関する。
生体の情報を測定する生体情報測定用センサに係り、特
に心電図などの生体情報と血液中の血色素の酸素飽和度
などの生体情報とを同時に測定することのできる生体情
報測定用センサに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から生体情報のうち心電図などを測
定するセンサとしての生体用電極と、血液中の血色素の
酸素飽和度などを測定するオキシメータプローブが知ら
れている。
定するセンサとしての生体用電極と、血液中の血色素の
酸素飽和度などを測定するオキシメータプローブが知ら
れている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来は生
体用電極とオキシメータプローブとは別体で構成されて
おり、同一センサで両者の機能を有するものはなかっ
た。
体用電極とオキシメータプローブとは別体で構成されて
おり、同一センサで両者の機能を有するものはなかっ
た。
【０００４】本考案は上記の点に鑑みてなされたもの
で、同一のセンサで心電図などの生体情報と血液中の酸
素飽和度などの生体情報とを測定することのできる生体
情報測定用センサを提供することを目的とする。
で、同一のセンサで心電図などの生体情報と血液中の酸
素飽和度などの生体情報とを測定することのできる生体
情報測定用センサを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、生体の皮膚に着脱自在に装着され、前記
生体の情報を電気的に測定する生体情報測定用センサに
おいて、可撓性支持体としての高分子フィルムに取り付
けられた電極素子と、前記電極素子上に所定の間隔を介
して接着固定された発光素子としてのＬＥＤ及び受光素
子としてのＰＤと、前記各素子を被覆する導電性透明ゲ
ルとしてのＡＭＰＳとを備えることを特徴としている。
に、本考案は、生体の皮膚に着脱自在に装着され、前記
生体の情報を電気的に測定する生体情報測定用センサに
おいて、可撓性支持体としての高分子フィルムに取り付
けられた電極素子と、前記電極素子上に所定の間隔を介
して接着固定された発光素子としてのＬＥＤ及び受光素
子としてのＰＤと、前記各素子を被覆する導電性透明ゲ
ルとしてのＡＭＰＳとを備えることを特徴としている。
【０００６】
【作用】上記の構成によると、センサを生体の皮膚の表
面に接着したとき、電極素子は導電性のあるＡＭＰＳを
介して皮膚に接しているので、通常の電極素子としての
機能を得ることができる。またＬＥＤ及びＰＤは透明な
ＡＭＰＳを介して皮膚に接しているので、オキシメータ
プローブの機能を得ることができる。
面に接着したとき、電極素子は導電性のあるＡＭＰＳを
介して皮膚に接しているので、通常の電極素子としての
機能を得ることができる。またＬＥＤ及びＰＤは透明な
ＡＭＰＳを介して皮膚に接しているので、オキシメータ
プローブの機能を得ることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の生体情報測定用センサの一実
施例を図面を参照して説明する。
施例を図面を参照して説明する。
【０００８】図１及び図２に本考案の一実施例の構成を
示す。図において、可撓性支持体としての高分子フィル
ム１上にはＡｇやＡｇ／ＡｇＣｌなどで印刷された電極
素子２が形成されている。電極素子２上には両面接着テ
ープ３を介して、ほぼＴ字状のフレキシブルプリント配
線板４が接着されている。配線板４の両端にはそれぞれ
発光素子としての発光ダイオード（ＬＥＤ）５と受光素
子としての受光ダイオード（ＰＤ）６とが、１０mm乃至
３０mm程度の間隔を介して取り付けられている。そして
ＬＥＤ５及びＰＤ６は配線板４に形成された配線パター
ン７，８に接続されている。また電極素子２には生体電
気用リード９、配線パターン７，８にはオキシメータ用
リード１０が接続されており、それぞれの信号を外部に
導出するようになっている。
示す。図において、可撓性支持体としての高分子フィル
ム１上にはＡｇやＡｇ／ＡｇＣｌなどで印刷された電極
素子２が形成されている。電極素子２上には両面接着テ
ープ３を介して、ほぼＴ字状のフレキシブルプリント配
線板４が接着されている。配線板４の両端にはそれぞれ
発光素子としての発光ダイオード（ＬＥＤ）５と受光素
子としての受光ダイオード（ＰＤ）６とが、１０mm乃至
３０mm程度の間隔を介して取り付けられている。そして
ＬＥＤ５及びＰＤ６は配線板４に形成された配線パター
ン７，８に接続されている。また電極素子２には生体電
気用リード９、配線パターン７，８にはオキシメータ用
リード１０が接続されており、それぞれの信号を外部に
導出するようになっている。
【０００９】電極素子２、配線板７、ＬＥＤ５及びＰＤ
６の上面は導電性透明ゲルとしてのＡＭＰＳ１１で被覆
されている。ＡＭＰＳ１１は本出願人が提案し、特公昭
６３−５９３３４号公報に記載されたように、２０％乃
至６０％重量比の２−アクリルアミド−２−メチルプロ
パンスルホン酸および／またはその塩、１０％乃至４０
％重量比の多価アルコール、１０％乃至５０％重量比の
水、０．１％乃至５％重量比の架橋剤を必須成分とする
生体電極用組成物である。このＡＭＰＳ１１は形崩れが
せず、安全で粘着性が高く、電気化学的に良好で製作が
容易であるという特徴がある。また透明で導電性を有す
る。
６の上面は導電性透明ゲルとしてのＡＭＰＳ１１で被覆
されている。ＡＭＰＳ１１は本出願人が提案し、特公昭
６３−５９３３４号公報に記載されたように、２０％乃
至６０％重量比の２−アクリルアミド−２−メチルプロ
パンスルホン酸および／またはその塩、１０％乃至４０
％重量比の多価アルコール、１０％乃至５０％重量比の
水、０．１％乃至５％重量比の架橋剤を必須成分とする
生体電極用組成物である。このＡＭＰＳ１１は形崩れが
せず、安全で粘着性が高く、電気化学的に良好で製作が
容易であるという特徴がある。また透明で導電性を有す
る。
【００１０】次に本実施例の作用を説明する。電極素子
２は導電性を有するＡＭＰＳ１１を介して生体の皮膚に
接着されるので、通常の生体用電極としての機能を有
し、生体に取付けられた従来型の生体電極との間で心電
図などの生体信号を検出することができる。またＬＥＤ
５及びＰＤ６は透明のＡＭＰＳ１１を介して皮膚に対向
しているので、ＬＥＤ５から発する光はＡＭＰＳ１１を
透過して皮膚組織内の血管を照射する。そして血管内の
血液を照射した光は血液中の血色素の酸素飽和度に応じ
て吸収され、反射光の光量が変化する。この反射光は再
び皮膚及びＡＭＰＳ１１を通ってＰＤ６に入射し、ＰＤ
６によって反射光の光量の変化を測定することにより、
動脈酸素含有量を測定することができる。すなわち、オ
キシメータプローブとしての機能を有する。
２は導電性を有するＡＭＰＳ１１を介して生体の皮膚に
接着されるので、通常の生体用電極としての機能を有
し、生体に取付けられた従来型の生体電極との間で心電
図などの生体信号を検出することができる。またＬＥＤ
５及びＰＤ６は透明のＡＭＰＳ１１を介して皮膚に対向
しているので、ＬＥＤ５から発する光はＡＭＰＳ１１を
透過して皮膚組織内の血管を照射する。そして血管内の
血液を照射した光は血液中の血色素の酸素飽和度に応じ
て吸収され、反射光の光量が変化する。この反射光は再
び皮膚及びＡＭＰＳ１１を通ってＰＤ６に入射し、ＰＤ
６によって反射光の光量の変化を測定することにより、
動脈酸素含有量を測定することができる。すなわち、オ
キシメータプローブとしての機能を有する。
【００１１】本実施例によれば、１個のセンサにより生
体用電極とオキシメータプローブとの両方の機能を持た
せることができる。
体用電極とオキシメータプローブとの両方の機能を持た
せることができる。
【００１２】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の生体情報
測定用センサによれば、支持体上に電極素子を取り付
け、電極素子上に発光素子及び受光素子を接着固定し、
各素子を導電性透明ゲルで被覆したので、１個のセンサ
で心電図などの生体情報と血液中の血色素の酸素飽和度
などの生体情報を測定することができる。
測定用センサによれば、支持体上に電極素子を取り付
け、電極素子上に発光素子及び受光素子を接着固定し、
各素子を導電性透明ゲルで被覆したので、１個のセンサ
で心電図などの生体情報と血液中の血色素の酸素飽和度
などの生体情報を測定することができる。
【図１】本考案の生体情報測定用センサの一実施例の構
成を示す縦断面図。
成を示す縦断面図。
【図２】図１の斜視図。
１ 高分子フィルム（可撓性支持体） ２ 電極素
子 ３ 両面接着テープ ４ フレキ
シブルプリント配線板 ５ ＬＥＤ（発光素子） ６ ＰＤ
（受光素子） ７，８ 配線パターン １１ ＡＭＰ
Ｓ（導電性透明ゲル）
子 ３ 両面接着テープ ４ フレキ
シブルプリント配線板 ５ ＬＥＤ（発光素子） ６ ＰＤ
（受光素子） ７，８ 配線パターン １１ ＡＭＰ
Ｓ（導電性透明ゲル）
Claims (1)
- 【請求項１】 生体の皮膚に着脱自在に装着され、前記
生体の情報を電気的に測定する生体情報測定用センサに
おいて、可撓性支持体に取り付けられた電極素子と、前
記電極素子上に所定の間隔を介して接着固定された発光
素子及び受光素子と、前記各素子を被覆する導電性透明
ゲルとを備えることを特徴とする生体情報測定用セン
サ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6662292U JP2544324Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 生体情報測定用センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6662292U JP2544324Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 生体情報測定用センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0629504U JPH0629504U (ja) | 1994-04-19 |
| JP2544324Y2 true JP2544324Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=13321175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6662292U Expired - Fee Related JP2544324Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 生体情報測定用センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2544324Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008532719A (ja) * | 2005-03-21 | 2008-08-21 | フローレ，インゴ | 携帯診断装置 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006049194A1 (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-11 | Nitto Boseki Co., Ltd. | 血管位置検出装置 |
| JP5692389B2 (ja) | 2011-08-19 | 2015-04-01 | 株式会社村田製作所 | 生体センサ |
| JP5692390B2 (ja) | 2011-08-19 | 2015-04-01 | 株式会社村田製作所 | 生体センサ |
| CN103445774A (zh) * | 2013-07-14 | 2013-12-18 | 北京师范大学 | 脑电与血氧信号同步采集的光-电电极 |
| JP6454993B2 (ja) * | 2013-12-03 | 2019-01-23 | Tdk株式会社 | 生体情報収集装置と生体情報収集装置用粘着部材 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP6662292U patent/JP2544324Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008532719A (ja) * | 2005-03-21 | 2008-08-21 | フローレ，インゴ | 携帯診断装置 |
| JP2014039875A (ja) * | 2005-03-21 | 2014-03-06 | Ingo Flore | 携帯診断装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0629504U (ja) | 1994-04-19 |
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Legal Events
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