JP2544219Y2 - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JP2544219Y2
JP2544219Y2 JP1825989U JP1825989U JP2544219Y2 JP 2544219 Y2 JP2544219 Y2 JP 2544219Y2 JP 1825989 U JP1825989 U JP 1825989U JP 1825989 U JP1825989 U JP 1825989U JP 2544219 Y2 JP2544219 Y2 JP 2544219Y2
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JP
Japan
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code
control circuit
master unit
prom
dial
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JP1825989U
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久幸 小倉
新治 西尾
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はコードレス電話装置に関する。
(ロ)従来の技術 一般にコードレス電話装置に於いては、親機と子機間
での誤接続による誤課金等を防止する為に、親機及び子
機に同一の識別コード(以下IDコードと称す)を読出し
専用のメモリ(ROM)に設定しておき、交信を開始する
際IDコードの確認を行ない、IDコードが一致した場合の
み親機と子機の無線回線を接続するよう構成されている
(例えば実開昭55-152737号公報参照)。
又子機よりダイヤル発信する際のダイヤル操作を簡単
化する為に、親機にダイヤル番号データを記憶するメモ
リを設け、子機からは短縮番号を入力するだけで簡単に
ダイヤル発信を行なえるよう構成されている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 前述のように従来親機にはIDコードを記憶するROM
と、ダイヤル番号を記憶するメモリが各々個別に設けら
れており、部品数の増加に伴ない回路基板が大きくなり
小型化に支障を及ぼすと共に、コストアップになるとい
う問題が有った。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は上述の問題点を解消すべくなされたもので、
IDコードとダイヤル番号の両方を記憶するE2PROMと、E2
PROMのアクセスを制御する制御回路と、制御回路へIDコ
ード書込みを指令するIDコード書込みプログラムを記憶
したプログラムメモリと、制御回路にIDコード書込みモ
ードを指令する手段で構成したものである。
(ホ)作用 本考案は上述の如く構成したので、1つのE2PROMにID
コードとダイヤル番号の両方を記憶させることができ、
又一担IDコードを書込むと制御回路が使用者によりIDコ
ード書込みモードに設定されることがない為、IDコード
が書替えられることがない。
(ヘ)実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は親機(1)の構成を示し、(3)は回線接続
回路(4)を介して電話回線(L)と接続された送受信
回路で、アンテナ(5)を介して子機(2)と交信を行
なう。(6)は親機(1)全体の制御を行なう制御回路
でマイクロプロセッサで構成されておりプログラムメモ
リ(7)に予め記憶されている処理プログラムに基づき
制御を行なう。尚プログラムメモリ(7)には送受信の
制御を司るプログラムとIDコードの書込みを制御するプ
ログラムで構成されており、図面上模式的に区別して示
す。(8)はIDコード及びダイヤル番号データが記憶さ
れるE2PROMで、データの読み書きが任意に可能で、電源
が切断されても記憶されたデータは保持される。(9)
はダイヤル信号発生回路で、子機(2)より送信された
ダイヤル番号或いはE2PROMに記憶されているダイヤル番
号データに基づき、制御回路(6)の制御の下にダイヤ
ル信号を発生し、回線接続回路(4)を介して電話回線
(L)にダイヤル発信を行なう。(10)はIDコード書込
みモードに設定するスイッチ、(11)はIDコード書込み
時に図示しないIDコード発生装置が接続されるコネクタ
であり、IDコード発生装置よりのIDコードを制御回路
(6)に供給する。
第2図は子機(2)の構成を示す図であり、(12)は
親機(1)よりの信号を受信する受信回路で、受信出力
が受話用スピーカ(13)で拡声されるよう構成されてい
る。(14)は送信回路で送話用マイクロホン(15)が接
続されている。(16)は子機(2)全体を制御する制御
回路で、プログラムメモリ(17)のプログラムに基づき
処理制御を行なうマイクロプロセッサで構成され、受信
回路(12)及び送信回路(14)の制御を行なうと共に、
各種制御信号を発生し送信回路(14)に供給している。
(18)はダイヤル番号を入力するテンキー等が設けられ
たキーボードで、制御回路(16)にキー信号を供給して
いる。(19)はIDコードが設定されるROMである。
次に斯る構成よりなる本考案の動作につき説明する。
先ず工場の生産工程に於いて、IDコードの設定を行な
う際、親機(1)のスイッチ(10)をONにしIDコード書
込みモードに設定すると共に、コネクタ(11)にIDコー
ド発生装置を接続しIDコードを制御回路(6)に供給す
ると、制御回路(6)はプログラムメモリ(7)のIDコ
ード書込プログラムに基づき、E2PROM(8)のIDコード
記憶領域(8a)にIDコードの書込みを行なう。書込みを
終了すると、IDコード発生装置を外すと共に、スイッチ
(10)をOFFにする。スイッチ(10)は親機(1)の回
路基板上に設けられており、使用者が操作することはで
きない為、使用者がIDコード書込みモードに設定するこ
とはできず、制御回路(6)がIDコード書込みプログラ
ムにより制御されることはなく、使用者がIDコードの書
替えを行なうことはできない。したがって工場に於いて
書込まれたIDコードが使用者により変更されることはな
い。一方IDコード発生装置によりROM(19)に親機
(1)のIDコードと同一のIDコードを書込み、子機
(2)にROM(19)を装着することにより、親機(1)
及び子機(2)共に同一のIDコードに設定される。
したがって以後は親機(1)に着信が有り子機(2)
を呼出す際、或いは子機(2)よりダイヤル発信する際
には、制御回路(6)或いは(16)は、IDコードを読み
出し相手に送信し、受信した側の制御回路(16)或いは
(6)は、受信したIDコードと記憶しているIDコードの
比較を行ない、一致すれば無線回線の接続を行なうが、
一致しない場合には対応する親機或いは子機でないと判
断し接続を行なわない。この結果誤接続がなく誤課金等
が防止される。
次にしばしば使用するダイヤル番号を親機(1)のE2
PROM(8)に記憶させるためには、子機(2)のキーボ
ード(18)でダイヤル番号書込みモードに設定するキー
操作を行なうと、キー信号を検出した制御回路16は、親
機(1)へダイヤル番号書込みモードを指示する信号を
送信する。そこでこの信号を受信した親機(1)の制御
回路(6)は、E2PROM(8)を書込みモードに設定す
る。
この結果子機(2)のキーボード(18)よりダイヤル
番号と短縮番号を順次入力すると、ダイヤル番号データ
が親機(1)へ送信され、これを受信した親機(1)の
制御回路(6)は、E2PROM(8)の所定の領域(8b)に
データの書込みを行なう。必要分のデータの書込みを行
なった後、キーボード(18)で書込み終了操作を行なう
と、親機(1)及び子機(2)共に待機状態に復帰す
る。尚親機(1)の制御回路(6)がE2PROM(8)にダ
イヤル番号データを書込む際、スイッチ(10)はOFF状
態でありIDコード書込みプログラムにより制御されるこ
とはない為、IDコード書込み領域(8a)がアクセスされ
ることはなく、ダイヤル番号データの書込みによりIDコ
ードが書替えられる等の影響はない。
そこで子機(2)よりダイヤル発信する際に、親機
(1)のE2PROM(8)にダイヤル番号が記憶されている
場合には、キーボード(18)より短縮番号の入力を行な
うと、制御回路(16)が親機(1)へ送信するので、親
機(1)の制御回路(6)が短縮番号に基づきE2PROM
(8)から対応するダイヤル番号データを読み出し、ダ
イヤル信号発生回路(9)を制御することにより、ダイ
ヤル番号に対応したダイヤル信号を発生し、回線接続回
路(4)を介して電話回線(L)にダイヤル発信を行な
う。
一方ダイヤル番号データが親機(1)のE2PROM(8)
に記憶されていない場合には、子機(2)のキーボード
(18)よりダイヤル番号を入力すると、このデータを受
信した親機(1)の制御回路(6)は、ダイヤル信号発
生回路(9)を制御し、前述と同様にしてダイヤル発信
を行なう。
(ト)考案の効果 上述の如く本考案のコードレス電話装置は、親機にE2
PROMを設けIDコードとダイヤル番号データの両方を記憶
させるよう構成したことにより、部品数の削減を計り小
型化を可能にすると共に、ダイヤル番号の書込みの際ID
コードが記憶されている領域は絶対にアクセスされない
よう構成したことにより、IDコードの書替えを防止した
ものであり、実用的効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の親機の構成を示すブロック図、第2図
は同じく子機の構成を示すブロック図である。 (1)……親機、(2)……子機、(6)……制御回
路、(8)……E2PROM。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続された親機と、親機と無線
    回線で接続された子機よりなるコードレス電話装置に於
    いて、親機にIDコードとダイヤル番号の両方を記憶する
    E2PROMと、E2PROMのアクセスを制御する制御回路と、制
    御回路へIDコード書込みを指令するIDコード書込みプロ
    グラムを記憶したプログラムメモリと、制御回路にIDコ
    ード書込みモードを指令する手段で構成したことを特徴
    とするコードレス電話装置。
JP1825989U 1989-02-17 1989-02-17 コードレス電話装置 Expired - Lifetime JP2544219Y2 (ja)

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JP1825989U JP2544219Y2 (ja) 1989-02-17 1989-02-17 コードレス電話装置

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JP1825989U JP2544219Y2 (ja) 1989-02-17 1989-02-17 コードレス電話装置

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Publication Number Publication Date
JPH02111953U JPH02111953U (ja) 1990-09-07
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ID=31232745

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