JP2544188B2 - 往復動装置 - Google Patents

往復動装置

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JP2544188B2
JP2544188B2 JP63214073A JP21407388A JP2544188B2 JP 2544188 B2 JP2544188 B2 JP 2544188B2 JP 63214073 A JP63214073 A JP 63214073A JP 21407388 A JP21407388 A JP 21407388A JP 2544188 B2 JP2544188 B2 JP 2544188B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は混合・攪拌や物の送りなどの機械たとえばア
ジテータやローリングベツドなどに組み込んで利用でき
るチエーン・ドライブの往復動装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のチエーン・ドライブの往復動装置はチエーン・
ドライブのチエーンが一周する間の直線個所の一部分を
往動・復動の駆動源として利用する構成であつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の技術に於て述べた往復動装置は往動から復
動および復動から往動への切替時にはチエーンが駆動用
および従動用スプロケツトを回つて折返してくる間中、
往復動部位の往動および復動が比較的長い時間に亘つて
ストツプする致命的な欠陥があつた。
本発明は往動から復動および復動から往動への切替を
チエーンの折返部分の存在に左右されないで速になすこ
とができる新規のチエーン・ドライブの往復動装置を提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明往復動装置は、 左右両側に駆動用スプロケツトおよび従動用スプロケ
ツトを装備されこれ等駆動用スプロケツト、従動用スプ
ロケツトにエンドレスのチエーンを掛け廻されたガイド
レール部と、チエーンと平行に摺動自在としてガイドレ
ール部に装備されたスライド部材と、スライド部材に遊
転自在に設けられたシヤフトと、シヤフトを六分の一回
転もしくは十分の一回転ごとにバネ付き掣子により停止
させる構成として同シヤフトに係装された爪車装置と、
ガイドレール部に於てスライド部材の左右両側となる個
所に設けられたストローク設定用ストツパーと、ストツ
パーへの衝合によつて爪車装置の掣子を外す構成として
同掣子に設けられた突出部と、シヤフトに回転不能に固
定された等分配置の三枚歯もしくは五枚歯付き移動用ス
プロケツトを備え、シヤフトの停止毎に移動用スプロケ
ツトの歯のうちの一つだけがチエーンの上辺部および下
辺部のうちの一方に交互且つ順に噛合するようにされる
と共に上記移動用スプロケツトに於ける各歯部を当該ス
プロケツト自身の回転の逆方向に僅かに動き可能として
設けられ且つ当該各歯部にリターンバネを係装されたも
のである。
〔実施例〕
図に示す実施例は底面プレートの下面に並べ配した多
数個のインキ・キーをインキ元ローラの外周面に向つて
個別に前進もしくは後退させることによりインキの供給
量を減量もしくは増量する形式のインキ壺(図示せず)
の上方にガイドレール(1)をインキ元ローラと平行に
なして設け、このガイドレール(1)の両端個所にモー
タ(図示せず)により回転する駆動用スプロケツト
(2)および従動用スプロケツト(3)を装備し、これ
等駆動用スプロケツト(2)、従動用スプロケツト
(3)にエンドレスのチエーン(4)を掛け廻すと共に
ガイドレール(1)にスライド部材(5)を転輪(6)
を介してチエーン(4)と平行に摺動自在且つ着脱不能
状態として、またこのスライド部材(5)に支持板
(7)および軸受(8)を介してシヤフト(9)を当該
シヤフト(9)の一端部がチエーン(4)の上辺部(1
1)と同下辺部(12)間に位置する状態および遊転自在
且つ摺動不能の状態として夫々取付け、このシヤフト
(9)の他端部に等分配置の三枚歯(13)(14)(15)
付き爪車(16)および一本のバネ(17)により引寄せら
れる左右一対の掣子(18)(18)′より構成された六分
の一回転ごとに停止する爪車装置(19)を係装し、また
これ等は別個に外周面に一枚の歯(20)(21)(22)
を、内周面に凹欠(31)(32)(33)をもつ三個の円弧
状体(34)(35)(36)を構成し、これ等各円弧状体
(34)(35)(36)の両裏両側面にボス形成部(37)
(37)′を設け且つこれ等表側のボス形成部(37)同
士、裏側のボス形成部(37)′同士をリング状部材(3
8)(38)′より束め止めることによつて円弧状体(3
4)(35)(36)同士間に隙間(39)を、中心に軸受孔
(40)をもつ移動用スプロケツト(23)を形成し、この
移動用スプロケツト(23)の軸受孔(40)と上記シヤフ
ト(9)の一端部を回動可能に嵌着すると共に同シヤフ
ト(9)に於て上記凹欠(31)(32)(33)と対応する
個所に当該凹欠(31)(32)(33)より狭い幅の係合突
起(41)(42)(43)、凹欠(31)(32)(33)が係止
した状態の時に歯(20)(21)(22)が三等分配置とな
る位置関係として設け、また各円弧状体(34)(35)
(36)と各係合突起(41)(42)(43)間に三等分配置
の位置関係に戻すリターンバネ(44)(45)(46)を挾
設し、仍つて爪車(16)の歯(13)(14)(15)のうち
の一つが左側掣子(18)および右側掣子(18)′のうち
の一方により係止されている時には移動用スプロケツト
(23)の歯(20)(21)(22)のうちの一つがチエーン
(4)の上辺部(11)及び下辺部(12)のうちの一方に
噛合するようにすると共にガイドレール(1)に於てス
ライド部材(5)の両側個所に左右一対のストローク設
定用ストツパー(24)(24)′を、長孔(25)および締
付ネジ(26)を介してスライド部材(5)の移動方向と
平行する方向へ位置変更可能として妥備し、更に左右両
側掣子(18)(18)′の先端に突出部(27)(27)′を
突設して当該左側の突出部(27)を左側のストツパー
(24)に同じく右側の突出部(27)′を左側のストツパ
ー(24)′に夫々衝合するようにし、またスライド部材
(5)にへら型のアジテータ本体(30)を当該アジテー
タ本体(30)がインキ壺の中を往復動する状態として取
付けたものである。
尚、本発明はストローク設定用ストツパー(24)(2
4)′を位置変更不能として実施せることがある。
〔作用〕
本発明は上記のような構成であるので、駆動用スプロ
ケツト(2)が作動されてチエーン(4)が第1図に於
て矢印の方向に回転する時に移動用スプロケツト(23)
の符号(20)の歯がチエーン(4)の上辺部(11)に噛
合している場合には移動用スプロケツト(23)、シヤフ
ト(9)および爪車装置(19)を介してスライド部材
(5)が同図に於て右方に移動する。そしてスライド部
材(5)が右側のストツパー(24)′に近づいて左側の
掣子(18)の突出部(27)が同右側ストツパー(24)′
に衝合する。この衝合により左側の掣子(18)を爪車
(16)の符合(15)の歯から外す。斯くするとチエーン
(4)の上辺部(11)の移動力で移動用スプロケツト
(22)の符号(20)の歯がチエーン(8)の上辺部(1
1)より外れると共にチエーン(4)の上辺部(11)お
よび下辺部(12)の移動力で移動用スプロケツト(23)
の符号(21)の歯がチエーン(4)の下辺部(12)に噛
合し、仍つて爪車(16)を六分の一回転して同爪車(1
6)の符号(13)の歯に右側の掣子(18)′を係止す
る。このように右側の掣子(18)′より爪車(16)が係
止されると、移動用スプロケツト(23)の符号(21)の
歯がチエーン(4)の下辺部(12)に噛合した状態でス
ライド部材(5)が第1図に於て左方に移動する。次い
でスライド部材(5)が左側のストツパー(24)に近づ
いて左側の突出部(27)′が同左側ストツパー(24)に
衝合すると右側の掣子(18)′が爪車(16)の符号(1
3)の歯から外れ、チエーン(4)の下辺部(12)の移
動力で移動用スプロケツト(23)の符号(21)の歯がチ
エーン(4)の下辺部(12)より外れると共にチエーン
(4)の下辺部(12)および上辺部(11)の移動力で移
動用スプロケツト(23)の符合(22)の歯がチエーン
(4)の上辺部(11)に噛合し、仍つて爪車(16)を上
記と同じ方向に六分の一回転して同爪車(16)の符号
(14)の歯に左側の掣子(18)に係止するようにされた
ものである。即ちモータによつて同一方向に回転し続け
るチエーン(4)の上辺部(11)と下辺部(12)とに移
動用スプロケツト(13)の歯の一枚ずつを順に交互に噛
合させることによつてアジテータ本体(30)付きスライ
ド部材(5)を往復動させ、当該アジテータ本体(30)
によりインキ壺内のインキを混合するようにしたもので
ある。
従つて、ストツパー(24)(24)′の位置を任意の個
所に変更した場合には当該変更した位置の間に於て往復
する。つまり往復動のストロークをストツパー(24)
(24)′の位置変更可能な限度内に於て自由に選定でき
るものである。
また、上記したような作動中、たとえばチエーン
(4)の上辺部(11)および下辺部(12)の移動力で移
動用スプロケツト(23)の符号(21)の歯がチエーン
(4)の下辺部(12)に噛合する直前、またはチエーン
(4)の下辺部(12)および上辺部(11)の移動力で移
動用スプロケツト(23)の符号(22)の歯がチエーン
(4)の上辺部(11)に噛合する直前に於て、移動用ス
プロケツト(23)の歯(21)(22)がチエーン(4)の
ピン(4)′に咬み込んで全体が動かなくなる事態(第
5図に於て実線で示すように歯(21)とピン(4)′と
の接触点(48)がシヤフト(9)の中心点(49)とピン
(4)′の中心点(50)を結ぶ線上にぴつたり一致した
突つ張つてしまう状態)が生じるようになつたとしても
チエーンの移動力によつて円弧状体(34)が第5図に於
て仮想線で示すようになつて上記突つ張り状態になる事
態を未然に防ぐように機能するものである。
尚、本発明は移動用スプロケツト(23)の外周縁に於
ける歯無し部(28)を、チエーン(4)に対して噛合し
ていない状態となつている歯の誤噛合防止縁として利用
している。またスライダーにコーン型アジテータ本体を
取付け当該コーン型アジテータ本体にラツクおよびピニ
オン等を使用して回転を与えることもある。
〔発明の効果〕
本発明は上記のような構成であるので、往動から復動
への切替および復動から往動への切替がチエーンの折返
部分の存在に左右されなく、僅かに移動用スプロケツト
(23)が1/6回転する間だけストツプするのみであつ
て、所期の目的を完全に達成することができる優れた効
果を奏するは勿論であるが、特に移動用スプロケツトに
於ける各歯部を当該スプロケツト自身の回転の逆方向に
僅かに動き可能として設け且つ当該各歯部にリターンバ
ネを係装したので、作動中に移動用スプロケツトの歯が
チエーンのピンに咬み込んでしまつて全体が動かなくな
ることがなく機能的に非常に秀れているものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明往復動装置の実施例を示すものであつて、第
1図は全体の一部切截正面図、第2図は同じく一部切截
平面図、第3図は第1図A−A線に沿う断面図、第4図
は移動用スプロケツトのシヤフトに対する所付状態図、
第5図は移動用スプロケツトとチエーンの関係図であ
る。 (1)…ガイドレール、(2)…駆動用スプロケツト、
(3)…従動用スプロケツト、(4)…チエーン、
(4)′…ピン、(5)…スライド部材、(6)…転
輪、(7)…支持板、(8)…軸受、(9)…シヤフ
ト、(11)…上辺部、(12)…下辺部、(13)(14)
(15)…歯、(16)…爪車、(17)…バネ、(18)(1
8)′…掣子、(19)…爪車装置、(20)(21)(22)
…歯、(23)…移動用スプロケツト、(24)(24)′…
ストツパー、(25)…長孔、(26)…締付ネジ、(27)
(27)′…突出部、(28)…歯無し部、(29)(29)′
…チエーン押え部、(30)…アジテータ本体、(31)
(32)(33)…凹欠、(34)(35)(36)…円弧状体、
(37)(37)′…ボス形成部、(38)(38)′…リング
状部材、(39)…隙間、(40)…軸受孔、(41)(42)
(43)…係合突起、(44)(45)(46)…リターンバ
ネ、(48)…接触点、(49)(50)…中心点。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右両側に駆動用スプロケツトおよび従動
    用スプロケツトを装備されこれ等駆動用スプロケツト、
    従動用スプロケツトにエンドレスのチエーンを掛け廻さ
    れたガイドレール部と、チエーンと平行に摺動自在とし
    てガイドレール部に装備されたスライド部材と、スライ
    ド部材に遊転自在に設けられたシヤフトと、シヤフトを
    六分の一回転もしくは十分の一回転ごとにバネ付き掣子
    により停止させる構成として同シヤフトに係装された爪
    車装置と、ガイドレール部に於てスライド部材の左右両
    側となる個所に設けられたストローク設定用ストツパー
    と、ストツパーへの衝合によつて爪車装置の掣子を外す
    構成として同掣子に設けられた突出部と、シヤフトに回
    転不能に固定された等分配置の三枚歯もしくは五枚歯付
    き移動用スプロケツトを備え、シヤフトの停止毎に移動
    用スプロケツトの歯のうちの一つだけがチエーンの上辺
    部および下辺部のうちの一方に交互且つ順に噛合するよ
    うにされると共に上記移動用スプロケツトに於ける各歯
    部を当該スプロケツト自身の回転の逆方向に僅かに動き
    可能として設けられ且つ当該各歯部にリターンバネを係
    装されたことを特徴とする往復動装置。
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CN103573944A (zh) * 2012-07-26 2014-02-12 康立 多级双倍速平行往复运动机构

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