JP2544130Y2 - 平行定規のブレーキ装置 - Google Patents

平行定規のブレーキ装置

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JP2544130Y2
JP2544130Y2 JP1905892U JP1905892U JP2544130Y2 JP 2544130 Y2 JP2544130 Y2 JP 2544130Y2 JP 1905892 U JP1905892 U JP 1905892U JP 1905892 U JP1905892 U JP 1905892U JP 2544130 Y2 JP2544130 Y2 JP 2544130Y2
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vertical
brake
hole
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JP1905892U
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尚昭 野村
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Mutoh Industries Ltd
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Mutoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、平行定規におけるブレ
ーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】此種の平行定規のブレーキ装置は縦カー
ソルにリンク機構を設け、該機構におけるリンクに設け
たブレーキパッドを縦レールの両側壁に圧接してブレー
キを掛ける構成が開発されている。また、一対の縦カー
ソルの動きを連動させる伝達軸にブレーキ装置を設けた
構成が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】ブレーキ機構として
リンクを用いたリンクブレーキ方式は機構が複雑とな
り、また、伝達軸にブレーキ装置を設けた構成も機構が
複雑となる欠陥が存した。本考案は構造が簡単でしかも
強固なブレーキ力を得ることができる平行定規のブレー
キ装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
考案は、図板の両側部に配設される一対の中空の縦レー
ル4,6の側壁6aにその長手方向に沿って長孔26を
透設し、この長孔26内に配置したガイドコロ24,2
6を介して縦カーソル22,32の基板22aを前記縦
レール4,6にこれに沿って移動自在に連結し、前記縦
カーソル22,32間に横定規48を架設した平行定規
において、前記一対の縦カーソル22,32のうち少な
くとも一方の縦カーソル22の基板22aに前記図板2
面に対して水平で前記縦レール6の長手方向に対して直
角な方向に穴36を透設し、該穴36にモール50が固
設された軸体34を軸方向にスライド自在に嵌合し、前
記一方の縦カーソル22が連結する縦レール6の側壁6
aの両側にブレーキ板38,40を前記基板22aに対
して回転しないように配置し、該ブレーキ板38,40
のうち一方のブレーキ板40を前記軸体34の先端に回
転自在に連結し、他方のブレーキ板38にねじ穴を設
け、該ねじ穴を前記軸体34のねじ部にねじ込んだもの
である。
【0005】
【作用】モール50を一方向に回転して軸体34を回転
させると、軸体34のねじ部に螺合するブレーキ板38
がねじ部に案内されて対向するブレーキ板40に接近す
る方向に軸体34に沿って移動し、一対のブレーキ3
8,40は、縦レール6の側壁6aの両側に圧着し、縦
カーソル22は縦レール6に固定される。モール50を
逆方向に回転すれば、縦レール6の側壁6aに対するブ
レーキ板38,40の挾圧力は解除され、縦カーソル2
2は縦レール6に対して自由に移動自在となる。
【0006】
【実施例】以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。図2において、2は図板で
あり、支持体に支持されている。前記図板2の両側部に
は中空の縦レール4,6が固定されている。前記縦レー
ル4,6には、図3に示す如くベルトプーリ8,10,
12,14,16,18が回転自在に軸支され、これら
のプーリにベルト20が掛け渡されている。22は縦カ
ーソルであり、図1に示すように、基板22aに一対の
溝付きガイドコロ24,26が回転自在に軸支され、縦
レール6の外側壁6aに形成された長穴26の互いに平
行な上下の端縁に前記溝付きガイドコロ24,26が回
転自在に螺合している。
【0007】前記縦カーソル6は、前記ガイドコロ2
4,26と縦レール6の上下の壁面にスライド自在に当
接する前記基板22aに固設されたレールガイド28,
30とによって、縦レール6に沿って移動自在に連結し
ている。32は縦カーソルであり、前記縦カーソル22
と同様な構造で縦レール4に移動自在に連結している。
前記縦カーソル22,32は、互いに連動して縦レール
4,6に沿って移動するように、前記ベルト20に、ベ
ルト固定部32(縦カーソル32のベルト固定部は図示
省略)を介して連結している。
【0008】図1において、34は基板32aに当接さ
れた穴36にスライド自在に嵌合する軸体であり、これ
のねじ部にブレーキ板38の中央部のねじ穴が螺合して
いる。ブレーキ板40は、軸体34の先端に回転自在に
連結している。前記ブレーキ板38,40は、縦レール
6の外側壁6aの両面側に配置され、これらに形成され
た凹部が基板22aに固設された回転止めピン42にス
ライド自在に嵌合している。前記ブレーキ板38は、軸
体34の一方向の回転によって、ブレーキ板40から離
反する方向に軸体34のねじ部に案内されて移動する。
【0009】またブレーキ板38は軸体34の他方向の
回転によって、ブレーキ板40に接近する方向に軸体3
4のねじ部に案内されて移動するように、構成されてい
る。前記軸体34の一端には、該軸体34を外部操作し
得るように縦カーソル22の側面に突出するモール50
が固着されている。前記ブレーキ板38,40の前記縦
レール6の外側壁6aに対向する面には、ブレーキ用の
ゴム44,46が固着されている。48は横定規であ
り、これの両端部は前記縦カーソル22,32に連結し
ている。
【0010】尚、前記ゴム44,46の替りに、図6に
示すようにブレ−キ板38,40に樹脂シ−ト54を固
着しても良い。また、軸体34挿入用の穴付きのブレ−
キ板38,40に、穴付きのゴム44,46を張り付け
るとき、ブレ−キ板38,40とゴム44,46との張
着位置がずれると、図7に示すように穴がずれてしま
い、ブレ−キ板38,40とゴム44,46の穴に軸体
34が入らない場合がある。
【0011】この問題点を解決するため、図8(A)に
示すように、ゴム56を四角の枠状に形成しても良く、
また、図8(B)に示すように帯状の一対のゴム58を
ブレ−キ板38,40の穴の両側に張着しても良い。ま
た、図8(C)に示すようにコ字状の一対のゴム60を
ブレ−キ板38,40の縁部に固着しても良く、又、図
8(D)に示すようにL型の一対のゴム62,をブレ−
キ板38,40の縁部に固着しても良い。このように構
成することで、組み立て時におけるゴムの張付けが容易
となる。
【0012】次に本実施例の作用について説明する。ブ
レーキ板38,40の縦レール6に対する圧接状態即ち
ブレーキ状態を解除した状態で、横定規48を図板2に
沿って、図板2の前後方向に手操作力で加圧すると、縦
レール4,6に沿って左右の縦カーソル32,22が互
いに連動して平行移動し、横定規48を図板2上の所望
の位置に平行移動させることができる。モール50をブ
レーキ掛け方向に回転すると、ブレーキ板38,40が
縦レール6の外側壁6aの両面を挾圧し、縦カーソル2
2は縦レール6に固定される。この固定は、モール50
をブレーキ解除方向に回転することによって解除するこ
とができる。
【0013】
【効果】本考案は上述の如く一対のブレーキ板で縦レー
ルの側壁を挾圧する構成としたので、ブレーキ構造を簡
単にすることができる。また、縦カーソルを縦レールの
内部まで配置する必要がなく、縦レール内部の空間スペ
ースも小さくでき、縦レールの幅を小さくすることがで
きる等の効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の外観図である。
【図2】平行定規の全体外観図である。
【図3】縦カーソル連動機構の説明図である。
【図4】縦カーソルの横断面図である。
【図5】縦レール及び縦カーソルの縦断面図である。
【図6】他の実施例の側面図である。
【図7】説明図である。
【図8】他の実施例の外観図である。
【符号の説明】
2 図板 4 縦レール 6 縦レール 8 プーリ 10 プーリ 12 プーリ 14 プーリ 16 プーリ 18 プーリ 20 ベルト 22 縦カーソル 24 ガイドコロ 26 長孔 28 レールガイド 30 レールガイド 32 ベルト固定部 34 軸体 36 穴 38 ブレーキ板 40 ブレーキ板 42 ピン 44 ゴム 46 ゴム 48 横定規 50 モール 54 樹脂シ−ト 56 ゴム 58 ゴム 60 ゴム 62 ゴム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図板の両側部に配設される一対の中空の
    縦レール4,6の側壁6aにその長手方向に沿って長孔
    26を透設し、この長孔26内に配置したガイドコロ2
    4,26を介して縦カーソル22,32の基板22aを
    前記縦レール4,6にこれに沿って移動自在に連結し、
    前記縦カーソル22,32間に横定規48を架設した平
    行定規において、前記一対の縦カーソル22,32のう
    ち少なくとも一方の縦カーソル22の基板22aに前記
    図板2面に対して水平で前記縦レール6の長手方向に対
    して直角な方向に穴36を透設し、該穴36にモール5
    0が固設された軸体34を軸方向にスライド自在に嵌合
    し、前記一方の縦カーソル22が連結する縦レール6の
    側壁6aの両側にブレーキ板38,40を前記基板22
    aに対して回転しないように配置し、該ブレーキ板3
    8,40のうち一方のブレーキ板40を前記軸体34の
    先端に回転自在に連結し、他方のブレーキ板38にねじ
    穴を設け、該ねじ穴を前記軸体34のねじ部にねじ込ん
    だことを特徴とするブレーキ装置。
JP1905892U 1991-08-27 1992-02-28 平行定規のブレーキ装置 Expired - Lifetime JP2544130Y2 (ja)

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JP3-75758 1991-08-27
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JPH0535387U JPH0535387U (ja) 1993-05-14
JP2544130Y2 true JP2544130Y2 (ja) 1997-08-13

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