JP2543713Y2 - 感知器 - Google Patents

感知器

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JP2543713Y2
JP2543713Y2 JP1990006464U JP646490U JP2543713Y2 JP 2543713 Y2 JP2543713 Y2 JP 2543713Y2 JP 1990006464 U JP1990006464 U JP 1990006464U JP 646490 U JP646490 U JP 646490U JP 2543713 Y2 JP2543713 Y2 JP 2543713Y2
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center
sensing unit
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JP1990006464U
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JPH03127981U (ja
Inventor
正行 芥川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、火災報知設備等に使用される感知器に関
するものである。
(従来の技術) 従来、この種感知器の1例として、第3図に示すもの
がある。この感知器aは、天井などの造営面に下向きに
取付けられるボディbと、ボディbの中央下部に取付け
られたサーモスタットd及び感熱板eからなる感知部f
と、リード線gが接続された端子板hと、パッキンk及
びパッキン押え金具mとから成っている。そして、ボデ
ィbの中央下部に挿入された感知部fは、接着剤により
ボディbに固着し、ボディbに形成された端子板収納凹
部nに前記端子板hを嵌入して打込鋲sにより固定し、
感知部端子pと端子板hを接続した後、前記収納凹部n
に充填剤(シリコン樹脂)を注入し、パッキンkを介し
て前記押え金具mをタッピングねじtによりボディbに
固着している。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来の上記感知器では、部品点数が多いう
え、接着剤及び充填剤を使用しているので、接着剤及び
充填剤が硬化するまで次の工程に進められず、相当多く
の作業時間を要し、作業能率が悪いという問題があっ
た。また、組立作業中はもとより輸送、保管時に感熱板
eが変形するなどの問題があった。
この考案は、上述のような実状に着目して案出された
もので、その目的とするところは、組立作業性の向上に
よる作業時間の短縮並びに部品点数の削減を図り、コス
ト低下しうる感知器を提供するにある。
(課題を解決するための手段) この考案では、上記目的を達成するために、次の技術
的手段を講じた。
すなわち、この考案は、天井材等の造営面に取付けら
れるボディと、ボディの中央下部に取付けられる感知部
と、リード線が接続されかつボディ内に形成された収納
凹部に収納されるプリント板からなる感知器において、
前記収納凹部は上方が開口する略カップ状を呈しボディ
の中央部から一側壁にわたって囲壁が設けられ、前記リ
ード線は一側壁側より中央部側へ延出して収納凹部外へ
引き出すよう配設し、前記感知部の端子をプリント板上
で直接接続すると共に、収納凹部にウレタン樹脂からな
る充填物を注入し、前記収納凹部内のリード線を埋設状
態に個化したことを特徴としている。
(作用) この考案によれば、ボディの中央下部に嵌合した感知
部の端子を、プリント板の端子挿入穴に挿入した後、直
ちに充填物を注入し固化させることによって、感知部及
びプリント板が電気的に接されると共にボディの収納凹
部内において一体的に結合され、しかも水蜜が確保され
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図において、1は熱感知器で、合成樹
脂製のボディ2と、ボディ2内に収納されたプリント板
3と、ボディ2の中央下部に取付けられた感知部4と、
合成樹脂製のプロテクタ5及びプリント板埋入充填物6
と、コード張力止め具7及びタッピンねじ8等により構
成されている。
前記ボディ2は、上方が開口する略カップ状を呈し、
内部には上方が開口するプリント板収納凹部9を形成す
る囲壁10が中央部から一側壁にわたって設けられ、中央
には底壁11を貫通すると共に下方に突出する感知部取付
穴12が設けられ、前記凹部9内に通じる確認灯嵌装穴13
がボディ2の周壁寄りに設けられており、凹部9内適所
にプリント板支持突起14が立設されている。また、前記
収納凹部9の囲壁10には、ボディ2中央部に位置して、
張力除去台15が形成され、コード張力止め具7の取付穴
16が設けられており、該穴16に前記タッピッねじ8が螺
入されている。なお、17は取付ボス部、18は取付ねじ
穴、19は電線貫通用ノックアウト部である。
そして、ボディ2の下面には、プロテクタ嵌着溝20が
設けられ、前記プロテクタ5が着脱自在に嵌着されてい
る。
前記プリント板3は、下面に抵抗21、確認灯22及びリ
ード線23が取付けられ、上面にはリード板24が配設さ
れ、リード板24にはプリント板3と共に端子挿通穴25が
設けられており、抵抗21、確認灯、リード線23はリード
板24に半田付けされている。
前記感知部4は、感熱板26と、サーモスタット27及び
2本1対の端子28とからなり、ボディ2の取付穴12に嵌
合させた後、前記プリント板3の端子貫通穴25に端子28
を挿入して接続し、必要に応じて端子28の先端28aを屈
曲して接続を十分なものとすることができる。
上記実施例において、感知器1を組立てる場合、ま
ず、感知部4をボディ2に挿入嵌合させ、プロテクタ5
をボディ2に嵌着し、リード線23等が取付けられたプリ
ント板3を、ボディ2の収納凹部9内に入れて端子挿通
穴25に前記端子28を挿入し、リード線23を張力止め具7
及びタッピングねじ8により、ボディ2に固定した後、
収納凹部9内に合成樹脂たとえばウレタン樹脂からなる
充填物6を注入し固化させることによって、組立作業が
完了する。
なお、充填物6としてウレタン樹脂を使用した場合、
収納凹部9内に注入してから硬化するまでの時間は、約
1時間であり、従来の接着剤の24分の1、充填剤(シリ
コン樹脂)の30分の1であって、総計53時間程度の時間
短縮を図ることができる。また、ボディ2に感知部4を
嵌合した後直ちにプロテクタ5をボディ2に嵌着するの
で、組立作業中に感熱板26の損傷、変形を防止でき、作
業性が向上するほか、輸送、保管時にも感熱板26の保護
を図ることができる。
この考案は、上記実施例に限定されるものではなく、
他の形式の感知器にも採用しうること当然である。
(考案の効果) この考案は、上述のように、天井材等の造営面に取付
けられるボディと、ボディの中央下部に取付けられる感
知部と、リード線が接続されかつボディ内に形成された
収納凹部に収納されるプリント板からなる感知器におい
て、前記収納凹部は上方が開口する略カップ状を呈しボ
ディの中央部から一側壁にわたって囲壁が設けられ、前
記リード線は一側壁側より中央部側へ延出して収納凹部
外へ引き出すよう配設し、前記感知部の端子をプリント
板上で直接接続すると共に、収納凹部にウレタン樹脂か
らなる充填物を注入し、前記収納凹部内のリード線を埋
設状態に個化したものであるから、部品点数を削減で
き、組立作業性が良好で、大幅な時間短縮を図りうると
共にプリント板及び感知部の収納凹所内における水密を
完璧なものとすることができ、品質の向上並びにコスト
低下を図ることができる。更に、充填物としてウレタン
樹脂を使用しているので、収納凹部内に注入してから硬
化するまでの時間を、約1時間程度とすることができ、
接着剤やシリコン充填物を使用した場合に比べて硬化時
間を大幅に短縮することができる。また、ウレタン樹脂
は、火災感知器が使用される40℃以上での高温や高湿の
条件でも、物性変化が少なくボディや電子部品との密着
度に優れ防水性能を向上できる。更に、ウレタン樹脂に
充填されているリード線は、ボディの中央部から一側壁
までと長くしているので、リード線を伝わる水分がプリ
ント板まで侵入するのを防ぎ一層防水性能を向上してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す分解斜視図、第2図は
同上の中央縦断面図、第3図は従来例の分解斜視図であ
る。 1……感知器、2……ボディ、3……プリント板、4…
…感知部、6……充填物、9……収納凹部、23……リー
ド線、24……リード板、25……端子挿通穴、28……端
子、a……造営面。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井材等の造営面に取付けられるボディ
    と、ボディの中央下部に取付けられる感知部と、リード
    線が接続されかつボディ内に形成された収納凹部に収納
    されるプリント板からなる感知器において、前記収納凹
    部は上方が開口する略カップ状を呈しボディの中央部か
    ら一側壁にわたって囲壁が設けられ、前記リード線は一
    側壁側より中央部側へ延出して収納凹部外へ引き出すよ
    う配設し、前記感知部の端子をプリント板上で直接接続
    すると共に、収納凹部にウレタン樹脂からなる充填物を
    注入し、前記収納凹部内のリード線を埋設状態に個化し
    たことを特徴とする感知器。
JP1990006464U 1990-01-26 1990-01-26 感知器 Expired - Lifetime JP2543713Y2 (ja)

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JPH03127981U JPH03127981U (ja) 1991-12-24
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