JP2543184B2 - 自動炊飯器 - Google Patents
自動炊飯器Info
- Publication number
- JP2543184B2 JP2543184B2 JP1123204A JP12320489A JP2543184B2 JP 2543184 B2 JP2543184 B2 JP 2543184B2 JP 1123204 A JP1123204 A JP 1123204A JP 12320489 A JP12320489 A JP 12320489A JP 2543184 B2 JP2543184 B2 JP 2543184B2
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- rice cooker
- cooker
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動的に米の計量、洗米、炊飯を一貫して行
う自動炊飯器に関するものである。
う自動炊飯器に関するものである。
従来の技術 従来の自動炊飯器は、米の保存を行う米びつ部を上部
に、その下に米の計量部、洗米部、炊飯部と配置し、米
の計量、洗米、水の計量、炊飯の各行程をシーケンサー
等の制御手段を用いて自動的に行うものであった。
に、その下に米の計量部、洗米部、炊飯部と配置し、米
の計量、洗米、水の計量、炊飯の各行程をシーケンサー
等の制御手段を用いて自動的に行うものであった。
発明が解決しようとする課題 前記従来の自動炊飯器にあっては、上部の米びつ部、
下部に炊飯部といった構成となり、家庭用に供与するた
めには、炊飯部の上に大きな米びつ部があり、炊飯部か
ら炊きあがった飯を取り出す場合、あるいはそのまま設
置しておくのに非常に邪魔なものとなっていた。そこで
米びつ部を炊飯部の下部に配置する事を提案している
が、逆に米を上部の炊飯部に移送する必要がある。一般
に米等の粒状体を上方へ移送するにあたっては、バケッ
トコンベアーが手段として考えられるが、この手段では
計量した米を持ち上げるために設置空間を多く必要と
し、かつ移送速度が遅いという難点がある。
下部に炊飯部といった構成となり、家庭用に供与するた
めには、炊飯部の上に大きな米びつ部があり、炊飯部か
ら炊きあがった飯を取り出す場合、あるいはそのまま設
置しておくのに非常に邪魔なものとなっていた。そこで
米びつ部を炊飯部の下部に配置する事を提案している
が、逆に米を上部の炊飯部に移送する必要がある。一般
に米等の粒状体を上方へ移送するにあたっては、バケッ
トコンベアーが手段として考えられるが、この手段では
計量した米を持ち上げるために設置空間を多く必要と
し、かつ移送速度が遅いという難点がある。
本発明は上記課題を解決するものであり、米を高速で
移送することができる小型の移送装置を備えた自動炊飯
器を実現することを目的とするものである。
移送することができる小型の移送装置を備えた自動炊飯
器を実現することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明においては以上述べた課題を解決するため、炊
飯鍋とその加熱手段を有する炊飯部と、米の保存、計量
機構を有する米保管部と、米を下部の米保管部より上部
の炊飯部に移送する移送装置とを有し、前記移送装置
は、ゴム等の可撓体よりなり外周に一定のピッチの米を
弾きとばす突起を有するベルトと、このベルトを内部に
配置し炊飯部と米保管部の間を連絡したパイプと、前記
ベルトを回転駆動する駆動手段とを有するものである。
飯鍋とその加熱手段を有する炊飯部と、米の保存、計量
機構を有する米保管部と、米を下部の米保管部より上部
の炊飯部に移送する移送装置とを有し、前記移送装置
は、ゴム等の可撓体よりなり外周に一定のピッチの米を
弾きとばす突起を有するベルトと、このベルトを内部に
配置し炊飯部と米保管部の間を連絡したパイプと、前記
ベルトを回転駆動する駆動手段とを有するものである。
作用 上記説明したように、本発明においては炊飯部と米保
管部を結ぶパイプの中でベルトを高速回転駆動すること
により、パイプの中で米はベルトの突起によって上方へ
弾き飛ばされながら移送されるものである。
管部を結ぶパイプの中でベルトを高速回転駆動すること
により、パイプの中で米はベルトの突起によって上方へ
弾き飛ばされながら移送されるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて
説明する。図において、10は炊飯器本体11の下段に出し
入れ自在に設けられ米の保存を行う米びつである。12は
米びつ10の下段に設けられている計量機構で、この計量
機構12は電磁石13を有し、一回作動する毎に定体積の米
を計量するもので、米びつ10とともに米保管部を構成し
ている。14は計量機構12の下部で炊飯器本体11の底部に
設けられている洗米装置で、移送装置15に接続されてい
る。16は炊飯器本体11に出し入れ自在に設けた上段の引
出しである。引出し16には炊飯部17および水タンク18が
設けられ、炊飯部17は炊飯鍋19、蓋20、誘導加熱コイル
よりなる加熱手段21、炊飯センサ22等より構成されてい
る。
説明する。図において、10は炊飯器本体11の下段に出し
入れ自在に設けられ米の保存を行う米びつである。12は
米びつ10の下段に設けられている計量機構で、この計量
機構12は電磁石13を有し、一回作動する毎に定体積の米
を計量するもので、米びつ10とともに米保管部を構成し
ている。14は計量機構12の下部で炊飯器本体11の底部に
設けられている洗米装置で、移送装置15に接続されてい
る。16は炊飯器本体11に出し入れ自在に設けた上段の引
出しである。引出し16には炊飯部17および水タンク18が
設けられ、炊飯部17は炊飯鍋19、蓋20、誘導加熱コイル
よりなる加熱手段21、炊飯センサ22等より構成されてい
る。
23は蓋20の中央部に設けられた給米筒であり、給米筒
23は下端に弁24を備えている。水タンク18は水計量装置
を備えており、また上部には電磁バルブ25を備えた水道
管が設置され、底面に設けたポンプ26により、送水ホー
ス27と給米筒23を通って炊飯鍋19へ水を送る。28は給米
筒23の弁24を開閉する駆動装置である。29は炊飯時に発
生する蒸気を炊飯器本体11の前面から排出する蒸気排出
装置である。
23は下端に弁24を備えている。水タンク18は水計量装置
を備えており、また上部には電磁バルブ25を備えた水道
管が設置され、底面に設けたポンプ26により、送水ホー
ス27と給米筒23を通って炊飯鍋19へ水を送る。28は給米
筒23の弁24を開閉する駆動装置である。29は炊飯時に発
生する蒸気を炊飯器本体11の前面から排出する蒸気排出
装置である。
30は引出し16の前面に設けられた表示板で、自動炊飯
器の機能や行程等を表示する。31はスイッチ部で、引出
し16の前面に格納可能な構成になっており、その上端部
を押すとスイッチ部31は引出し16の前面内に格納され内
部に設けたロック装置により固定される。再度その上端
部を押すと前記ロック装置が解除されて、その操作面が
若干、手前に傾斜した状態に出てくる。
器の機能や行程等を表示する。31はスイッチ部で、引出
し16の前面に格納可能な構成になっており、その上端部
を押すとスイッチ部31は引出し16の前面内に格納され内
部に設けたロック装置により固定される。再度その上端
部を押すと前記ロック装置が解除されて、その操作面が
若干、手前に傾斜した状態に出てくる。
さて、第3図は前記移送装置15の構造を示している。
移送装置15は、ゴム等の可撓体より成るベルト32と、前
記ベルト32の外周に一定のピッチで配設した突起33、及
びその回転駆動する駆動手段であるモーター34、上下に
配置してベルト32を緊張したプーリー35、36、引出し16
と米びつ10の間を通し、前記ベルト32、プーリー35、36
を内装した角筒型のパイプ37とより構成され、上下にホ
ッパー38、39を有し、上ホッパー38は移送装置15より給
米筒23まで、下ホッパー39は洗米装置14より移送装置15
までをそれぞれ接続している。そしてパイプ37と突起33
の高さ関係は、突起33が接触しない高さでパイプ37の幅
wに近接するように配置している。
移送装置15は、ゴム等の可撓体より成るベルト32と、前
記ベルト32の外周に一定のピッチで配設した突起33、及
びその回転駆動する駆動手段であるモーター34、上下に
配置してベルト32を緊張したプーリー35、36、引出し16
と米びつ10の間を通し、前記ベルト32、プーリー35、36
を内装した角筒型のパイプ37とより構成され、上下にホ
ッパー38、39を有し、上ホッパー38は移送装置15より給
米筒23まで、下ホッパー39は洗米装置14より移送装置15
までをそれぞれ接続している。そしてパイプ37と突起33
の高さ関係は、突起33が接触しない高さでパイプ37の幅
wに近接するように配置している。
第4図において40はテレコントロール用のプッシュ式
の電話器で、スイッチ部31からの入力と同様な入力がで
きるようになっている。
の電話器で、スイッチ部31からの入力と同様な入力がで
きるようになっている。
次に、以上説明した構成においてその動作を説明す
る。先ずスイッチ部31の上端部を押してその操作面を手
前に出し、ここで炊飯量、炊飯時刻、水加減等を指示す
る。この操作は電話器40によっても同様にできる。設定
した時刻になると、駆動装置28に通電して給米筒23の弁
24を押し下げて開く。続いて移送装置15のモーター34に
よって、突起33を設けたベルト32が回転し、計量機構12
によりある単位に計量された米は洗米装置14に入り、洗
米された後、下ホッパー39より移送装置15に投入され
る。移送装置15に投入された米はパイプ37内で回転駆動
されている突起33を持つベルト32の突起33により上方に
弾き飛ばされ、パイプ37の中を上方へ昇り、上ホッパー
38まで達し、パイプ37外へ排出される。そして上ホッパ
ー38を通り、前記給米筒23に入り炊飯鍋19へ移送され
る。こうして、前記スイッチ部31によって設定された米
がすべて炊飯鍋19に投入された後、予め水タンク18に入
っていた所定量の水はポンプ26により送水ホース27と給
米筒23を通って炊飯鍋19へ送られる。続いて、駆動装置
28により弁24が閉じた後、加熱手段21に通電されて炊飯
行程に入る。炊飯終了の検知等は従来から行われている
方法によって行なわれる。
る。先ずスイッチ部31の上端部を押してその操作面を手
前に出し、ここで炊飯量、炊飯時刻、水加減等を指示す
る。この操作は電話器40によっても同様にできる。設定
した時刻になると、駆動装置28に通電して給米筒23の弁
24を押し下げて開く。続いて移送装置15のモーター34に
よって、突起33を設けたベルト32が回転し、計量機構12
によりある単位に計量された米は洗米装置14に入り、洗
米された後、下ホッパー39より移送装置15に投入され
る。移送装置15に投入された米はパイプ37内で回転駆動
されている突起33を持つベルト32の突起33により上方に
弾き飛ばされ、パイプ37の中を上方へ昇り、上ホッパー
38まで達し、パイプ37外へ排出される。そして上ホッパ
ー38を通り、前記給米筒23に入り炊飯鍋19へ移送され
る。こうして、前記スイッチ部31によって設定された米
がすべて炊飯鍋19に投入された後、予め水タンク18に入
っていた所定量の水はポンプ26により送水ホース27と給
米筒23を通って炊飯鍋19へ送られる。続いて、駆動装置
28により弁24が閉じた後、加熱手段21に通電されて炊飯
行程に入る。炊飯終了の検知等は従来から行われている
方法によって行なわれる。
上記した構成によれば、引出し16の炊飯部17と米びつ
10を結ぶパイプ37の中に、モーター34等の駆動手段によ
って回転駆動されるゴム等の可撓体よりなるベルト32を
内蔵し、そのベルト32の外周に一定ピッチでパイプ37に
接触しない高さの突起33を配設し、そのベルト32をパイ
プ37の中にパイプ37の幅wに近接するように配置して米
の移送装置15を構成し、ベルト32を高速回転駆動するこ
とにより、米をベルト外周の突起33によって弾き飛ばし
て移送を行うもので、連続的で高速の米の移送が可能で
あり、また、従来あるバケットコンベアーのように載せ
て運ぶのではなく、弾き飛ばして移送するため、より狭
いスペース(幅)で移送が行えるものである。
10を結ぶパイプ37の中に、モーター34等の駆動手段によ
って回転駆動されるゴム等の可撓体よりなるベルト32を
内蔵し、そのベルト32の外周に一定ピッチでパイプ37に
接触しない高さの突起33を配設し、そのベルト32をパイ
プ37の中にパイプ37の幅wに近接するように配置して米
の移送装置15を構成し、ベルト32を高速回転駆動するこ
とにより、米をベルト外周の突起33によって弾き飛ばし
て移送を行うもので、連続的で高速の米の移送が可能で
あり、また、従来あるバケットコンベアーのように載せ
て運ぶのではなく、弾き飛ばして移送するため、より狭
いスペース(幅)で移送が行えるものである。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば自動的に計量、洗
米、炊飯までを行う自動炊飯器において、連続的で高速
の米の移送が可能であり、また従来あるバケットコンベ
アーのように載せて運ぶのではなく、弾き飛ばして移送
するため、より狭いスペース(幅)で移送が行えるとい
うすぐれた効果を奏しているものである。
米、炊飯までを行う自動炊飯器において、連続的で高速
の米の移送が可能であり、また従来あるバケットコンベ
アーのように載せて運ぶのではなく、弾き飛ばして移送
するため、より狭いスペース(幅)で移送が行えるとい
うすぐれた効果を奏しているものである。
第1図は本発明の一実施例である自動炊飯器の縦断面
図、第2図は同自動炊飯器の外観斜視図、第3図は移送
装置の詳細を示す破断面図である。 10……米びつ、11……炊飯器本体、15……移送装置、17
……炊飯部、32……ベルト、33……突起、34……モータ
ー、37……パイプ。
図、第2図は同自動炊飯器の外観斜視図、第3図は移送
装置の詳細を示す破断面図である。 10……米びつ、11……炊飯器本体、15……移送装置、17
……炊飯部、32……ベルト、33……突起、34……モータ
ー、37……パイプ。
Claims (1)
- 【請求項1】炊飯鍋とその加熱手段を有する炊飯部と、
計量機構を有する米保管部と、米を下部の米保管部より
上記の炊飯部に移送する移送装置とを有し、前記移送装
置は、ゴム等の可撓体よりなり外周に一定のピッチの米
を弾きとばす突起を有するベルトと、このベルトを内部
に配置し炊飯部と米保管部との間を連絡したパイプと、
前記ベルトを回転駆動する駆動手段とを有する自動炊飯
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1123204A JP2543184B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 自動炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1123204A JP2543184B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 自動炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02302214A JPH02302214A (ja) | 1990-12-14 |
JP2543184B2 true JP2543184B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=14854776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1123204A Expired - Fee Related JP2543184B2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 自動炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543184B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5029793A (ja) * | 1973-07-21 | 1975-03-25 | ||
JPS50130966U (ja) * | 1974-04-10 | 1975-10-28 | ||
JPH026890Y2 (ja) * | 1981-02-24 | 1990-02-20 | ||
JPS58120115U (ja) * | 1982-02-09 | 1983-08-16 | 井関農機株式会社 | 莢豆等の整列装置 |
-
1989
- 1989-05-17 JP JP1123204A patent/JP2543184B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02302214A (ja) | 1990-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070725 Year of fee payment: 11 |
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