JP2543174Y2 - 多心光コネクタ - Google Patents
多心光コネクタInfo
- Publication number
- JP2543174Y2 JP2543174Y2 JP7873691U JP7873691U JP2543174Y2 JP 2543174 Y2 JP2543174 Y2 JP 2543174Y2 JP 7873691 U JP7873691 U JP 7873691U JP 7873691 U JP7873691 U JP 7873691U JP 2543174 Y2 JP2543174 Y2 JP 2543174Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical connector
- pin holes
- optical
- optical fiber
- core optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テープ状多心光ファイ
バ心線などの接続に使用される多心光コネクタに関する
ものである。
バ心線などの接続に使用される多心光コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多心光コネクタを図4に示す。符
号11A、11Bは多心光コネクタ、12は両光コネクタ11
A、11Bを位置決めする2本のガイドピン、13はガイド
ピン12が挿入される2本のピン孔、14は2本のピン孔13
の間に配列された複数本の光ファイバ挿入孔(図示して
ないが光コネクタ11Bにも同じピン孔13および光ファイ
バ挿入孔14が形成されている) 、15は両光コネクタ11
A、11Bを接続状態に保持する弾性クリップ、16A、16
Bは接続すべきテープ状多心光ファイバ心線である。テ
ープ状多心光ファイバ心線16A、16Bの複数本の光ファ
イバはそれぞれ多心光コネクタ11A、11Bの光ファイバ
挿入孔14に挿入され、端面を露出させて位置決めされて
いる。
号11A、11Bは多心光コネクタ、12は両光コネクタ11
A、11Bを位置決めする2本のガイドピン、13はガイド
ピン12が挿入される2本のピン孔、14は2本のピン孔13
の間に配列された複数本の光ファイバ挿入孔(図示して
ないが光コネクタ11Bにも同じピン孔13および光ファイ
バ挿入孔14が形成されている) 、15は両光コネクタ11
A、11Bを接続状態に保持する弾性クリップ、16A、16
Bは接続すべきテープ状多心光ファイバ心線である。テ
ープ状多心光ファイバ心線16A、16Bの複数本の光ファ
イバはそれぞれ多心光コネクタ11A、11Bの光ファイバ
挿入孔14に挿入され、端面を露出させて位置決めされて
いる。
【0003】従来の多心光コネクタは上記のように2本
のピン孔の間に、複数本の光ファイバ挿入孔の列を1列
設けた構造であり、一括して接続できる光ファイバの本
数は通常、数本である。しかし近年、情報の大容量化に
伴う光通信網の拡大が進む中で、従来の多心光コネクタ
より一括接続できる光ファイバの本数が大幅に多い光コ
ネクタが要求されるようになってきている。
のピン孔の間に、複数本の光ファイバ挿入孔の列を1列
設けた構造であり、一括して接続できる光ファイバの本
数は通常、数本である。しかし近年、情報の大容量化に
伴う光通信網の拡大が進む中で、従来の多心光コネクタ
より一括接続できる光ファイバの本数が大幅に多い光コ
ネクタが要求されるようになってきている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】一括接続できる光ファ
イバの本数を多くするには、2本のピン孔の間隔を大き
くし、その間にできるだけ小ピッチで多数の光ファイバ
挿入孔を形成することが考えられる。しかしピン孔の間
隔を大きくすると光コネクタの幅が大きくなるため、こ
れをプラスチックの成形加工により製作した場合、成形
後、時間の経過と共に成形品に反りが発生しやすく(特
に中央部付近で変位が大きくなる)、その影響で、二つ
の光コネクタをピンで位置決めして突き合わせても、対
応する光ファイバ挿入孔の中心軸線が一致しなくなるこ
とがあり、接続に支障をきたすという問題がある。
イバの本数を多くするには、2本のピン孔の間隔を大き
くし、その間にできるだけ小ピッチで多数の光ファイバ
挿入孔を形成することが考えられる。しかしピン孔の間
隔を大きくすると光コネクタの幅が大きくなるため、こ
れをプラスチックの成形加工により製作した場合、成形
後、時間の経過と共に成形品に反りが発生しやすく(特
に中央部付近で変位が大きくなる)、その影響で、二つ
の光コネクタをピンで位置決めして突き合わせても、対
応する光ファイバ挿入孔の中心軸線が一致しなくなるこ
とがあり、接続に支障をきたすという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記のような
課題を解決した多心光コネクタを提供するもので、その
構成は、位置決め用のガイドピンが挿入される平行なピ
ン孔を3本以上形成し、隣合うピン孔の間にそれぞれ、
所定のピッチで配列された複数本の光ファイバ挿入孔の
列を形成したことを特徴とするものである。
課題を解決した多心光コネクタを提供するもので、その
構成は、位置決め用のガイドピンが挿入される平行なピ
ン孔を3本以上形成し、隣合うピン孔の間にそれぞれ、
所定のピッチで配列された複数本の光ファイバ挿入孔の
列を形成したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】このようにすると、光コネクタの幅が大きくな
っても、ピン孔の間隔を大きくする必要がなく、光コネ
クタに多少の反りが発生しても、ピンによる位置決めで
反りが矯正され、対応する光ファイバ挿入孔の中心軸線
を確実に一致させることが可能となる。
っても、ピン孔の間隔を大きくする必要がなく、光コネ
クタに多少の反りが発生しても、ピンによる位置決めで
反りが矯正され、対応する光ファイバ挿入孔の中心軸線
を確実に一致させることが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本考案の一実施例を示す。この多心
光コネクタ21は、位置決め用のガイドピンが挿入される
平行なピン孔22を所定の間隔で4本形成し、隣合うピン
孔22の間にそれぞれ、微小ピッチで配列された8本(本
数はこれに限定されない)の光ファイバ挿入孔23の列24
を形成したものである。なお25はこの多心光コネクタ21
に接続された3本のテープ状多心光ファイバ心線であ
る。
に説明する。図1は本考案の一実施例を示す。この多心
光コネクタ21は、位置決め用のガイドピンが挿入される
平行なピン孔22を所定の間隔で4本形成し、隣合うピン
孔22の間にそれぞれ、微小ピッチで配列された8本(本
数はこれに限定されない)の光ファイバ挿入孔23の列24
を形成したものである。なお25はこの多心光コネクタ21
に接続された3本のテープ状多心光ファイバ心線であ
る。
【0008】図2は本考案の他の実施例を示す。この多
心光コネクタ21は、ピン孔22を3本形成し、それらの間
にそれぞれ、光ファイバ挿入孔23の列24を1列ずつ形成
したものである。
心光コネクタ21は、ピン孔22を3本形成し、それらの間
にそれぞれ、光ファイバ挿入孔23の列24を1列ずつ形成
したものである。
【0009】図3は本考案のさらに他の実施例を示す。
この多心光コネクタ21は、ピン孔22を4本形成し、隣合
うピン孔22の間にそれぞれ、光ファイバ挿入孔23の列24
を上下2段に形成したものである。このようにすると一
括接続できる光ファイバの本数を大幅に増やすことがで
きる。
この多心光コネクタ21は、ピン孔22を4本形成し、隣合
うピン孔22の間にそれぞれ、光ファイバ挿入孔23の列24
を上下2段に形成したものである。このようにすると一
括接続できる光ファイバの本数を大幅に増やすことがで
きる。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、位
置決め用のピン孔を3本以上とし、それらのピン孔の間
にそれぞれ、複数本の光ファイバ挿入孔の列を形成した
ので、一括接続すべき光ファイバの本数の増大で光コネ
クタの幅が大きくなり、光コネクタに多少の反りが発生
しても、接続の際に各ピン孔にガイドピンを挿入して相
手方光コネクタと突き合わせることにより、光コネクタ
の反りを矯正することができるから、対応する光ファイ
バ挿入孔の中心軸線を確実に一致させることができ、従
来よりはるかに多い本数の光ファイバを一括接続できる
という顕著な効果がある。
置決め用のピン孔を3本以上とし、それらのピン孔の間
にそれぞれ、複数本の光ファイバ挿入孔の列を形成した
ので、一括接続すべき光ファイバの本数の増大で光コネ
クタの幅が大きくなり、光コネクタに多少の反りが発生
しても、接続の際に各ピン孔にガイドピンを挿入して相
手方光コネクタと突き合わせることにより、光コネクタ
の反りを矯正することができるから、対応する光ファイ
バ挿入孔の中心軸線を確実に一致させることができ、従
来よりはるかに多い本数の光ファイバを一括接続できる
という顕著な効果がある。
【図1】 本考案に係る多心光コネクタの一実施例を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】 本考案に係る多心光コネクタの他の実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図3】 本考案に係る多心光コネクタのさらに他の実
施例を示す斜視図。
施例を示す斜視図。
【図4】 従来の多心光コネクタを示す斜視図。
21:多心光コネクタ 22:ピン孔 23:光ファイバ
挿入孔 24:光ファイバ挿入孔23の列
挿入孔 24:光ファイバ挿入孔23の列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 斉藤 正美 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (72)考案者 山田 浩之 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (72)考案者 松本 三千人 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 灰原 正 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 位置決め用のガイドピンが挿入される平
行なピン孔を3本以上形成し、隣合うピン孔の間にそれ
ぞれ、所定のピッチで配列された複数本の光ファイバ挿
入孔の列を形成したことを特徴とする多心光コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の多心光コネクタで、隣合
うピン孔の間にそれぞれ、所定のピッチで配列された複
数本の光ファイバ挿入孔の列が2段に形成されているも
の。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7873691U JP2543174Y2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 多心光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7873691U JP2543174Y2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 多心光コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525407U JPH0525407U (ja) | 1993-04-02 |
JP2543174Y2 true JP2543174Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=13670175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7873691U Expired - Fee Related JP2543174Y2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 多心光コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543174Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP7873691U patent/JP2543174Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0525407U (ja) | 1993-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |