JP2543023B2 - カセツト案内装着装置 - Google Patents

カセツト案内装着装置

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JP2543023B2
JP2543023B2 JP60110805A JP11080585A JP2543023B2 JP 2543023 B2 JP2543023 B2 JP 2543023B2 JP 60110805 A JP60110805 A JP 60110805A JP 11080585 A JP11080585 A JP 11080585A JP 2543023 B2 JP2543023 B2 JP 2543023B2
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cassette
cassette guide
switch
guide
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誠 奥田
和則 梅江
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置における、テープカセット
の案内装着装置に関するものである。
従来の技術 従来のテープカセット案内装着装置としては、例えば
特開昭56−119965号公報に示されている。
第9図に基づき、従来例について説明する。カセット
ホルダー1の底板2に植設された支点軸3及び3′を中
心として、回動部材5及び5′はそれぞれ回動自在に軸
支されている。又、回動部材5及び5′の先端部には、
位置決めローラ6及び6′がそれぞれ回転可能に設けら
れている。前記回動部材5及び5′は連結杆7により互
いに連結されている。この時連結杆7の一端は一方の回
動部材5の先端側にピン8を介して連結され、且つ他端
は、他方の回動部材5′の支点軸3′から位置決めロー
ラ6′とは反対側に延出された他端側にピン8′を介し
て連結されている。引張りバネ9は回動部材5′上に架
張され、前記位置決めローラ6′を反時計方向に付勢し
ている。又、底板2にはテープカセット(図示せず)の
供給リール駆動軸が装着される開口部10及び、巻取りリ
ール駆動軸が装着される開口部11が設けられている。
以上の如く構成された従来のテープカセット案内装着
装置に於て、動作を説明する。今位置決めローラ6,6′
の間隔よりも大なるテープカセットが前方から挿入され
ると、回動部材5及び5′はテープカセットの前面両端
部により拡張されることになり、回動部材5,5′は相反
する方向に回動する。更にテープカセットが進入する
と、テープカセットの両側面は、位置決めローラ6及び
6′により、左右方向の位置規正を受けた状態で案内さ
れる。この時回動部材5と5′の移動量は異なり、第9
図に於ては回動部材5′の移動量の方が大きくなる様設
定されている。
かかる状態でテープカセットの挿入時に於ける、案内
と位置決めを行なう。
発明が解決しようとする問題点 前記したような従来の構成では、カセットを挿入する
力でカセットを案内する部材、又は位置決めローラを移
動させ、カセットの案内及び位置決めをするものであっ
た。この場合カセットの両側面は、前後方向に傾斜した
面、或はローラ等で部分的に案内されることになるの
で、挿入時のカセット姿勢が不安定になるばかりでな
く、円滑な挿入及び案内ができにくいと云う欠点があっ
た。
又、位置決めローラ6,6′の動き量が異なるために、
寸法の異なる複数のカセットを左右対称位置に案内し、
位置決めすることは困難であった。
更に、左右のカセット案内部材を、予めカセット寸法
に合せて、設定しておく構成のカセット案内装着装置は
従来見当らない。
本発明はかかる点を考えて、寸法の異なる複数種類の
カセットに対し、挿入時の案内と位置決めを円滑に、且
つ確実に行ない得る如くした、カセット案内装着装置を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、左右一対のカセット案内部材と、カセット
の種類に対応するカセット案内部材の位置検出手段と、
カセット案内部材を移動するための駆動手段と、カセッ
トの種類選択手段とを備えたカセット案内装着装置であ
る。
作用 本発明は、前記した構成により、予め使用するカセッ
トの種類に応じて、左右一対のカセット案内部材の間隔
を設定することができるので、寸法の異なる複数種類の
カセットに対して、挿入時の案内と位置決めを、円滑に
且つ確実に行なうことができる。
実 施 例 次に本発明の一実施例について、第1図〜第8図に基
づき説明する。第1図,第2図に於て、カセット案内部
材15及び15′が、それぞれ回転ロッド16上のネジ部16a
及び16bで係合している。なおカセット案内部材15及び1
5′は、少なく共部分的に互いに平行な面を有してい
る。回転ロッド16の略中央部には、ウォーム歯車17が設
けてあり、モータ18の軸上に取付けられたウォーム19と
係合している。又20は筐体であり、これには中間板21及
び底板22が取付けてある。なおモータ18は筐体20の上面
に固定されている。案内軸23は、カセット案内部材15及
び15′を貫通案内する如く設けられ、その両端は止め具
24,24′により抜け止めがなされている。又、回転ロッ
ド16の両端は、筐体20の両側面で回転可能に軸支され、
止め具25,25′により抜け止めがなされている。中間板2
1にはカセット上面を押圧するための、押圧部材26及び2
6′が設けてある。
又、カセットの種類選択用スイッチとして、大カセッ
ト選択スイッチ31,小カセット選択スイッチ32が、操作
パネル(図示せず)上に設置してある。同じく操作パネ
ル上に、カセット案内部材15,15′を初期位置に戻すた
めの復帰スイッチ39が設置してある。カセット案内部材
15,15′の位置検出スイッチとして、大カセット用位置
検出スイッチ33,小カセット用位置検出スイッチ34がそ
れぞれ筐体20の上面に固定された取付具35,36上に配置
されている。同様に、カセット案内部材15,15′の初期
位置検出スイッチ37が筐体20の上面に固定された取付具
38上に設置されている。又底板22には、供給及び巻取り
リール軸(図示せず)が挿通するための略楕円形状をし
た開口41及び42を設けてあり、更に底板22には切起し部
43及び44を設けて、カセット挿入時の前方向の位置規正
を行なうようにしている。
次に押圧部材26の構成を第6図に基づき説明する。カ
セットを下方に押圧するローラ28が、弾性部材27の一部
を略コ字状に折曲して、軸29により回転可能に軸支され
ている。この弾性部材27はカシメピン30により中間板21
上に固定されている。
次に第5図に基づき、本カセット案内装着装置に適用
するカセットについて説明する。一点鎖線は小カセット
45を示し、内部には供給リール46及び巻取りリール47が
包含されている。又実線は大カセット48を示し、内部に
は供給リール49及び巻取りリール50が包含されている。
小カセット45と大カセット48の幅寸法WsとWlとの間の寸
法を有する任意のカセットもまた適用できることは言う
までもない。又、カセットはその寸法が大きくなるにつ
れて、その供給及び巻取りリールの中心位置は略対称に
外方へ移動する様構成されたものである。
次に第7図及び第8図に基づき、モータ18の駆動回路
の構成について説明する。番号の31〜34及び37,39はそ
れぞれ第1図中のスイッチを示し、39′は復帰スイッチ
39と連動動作する、回路切換スイッチを示す。51は電源
入力端子であり、モータ駆動回路A52はモータ18を第2
図中矢印54方向へ回転させ、モータ駆動回路B53はモー
タ18を第2図中矢印55方向へ回転させる。
又、本文中では図示していないが、本カセット案内装
着装置は、従来公知な如く、カセット装着位置に於て、
上下に移動自在に支持されている。そして、カセット案
内装着装置は通常上昇位置に支持されていて、カセット
の挿入後に下方に移動することによって、カセットを所
定の位置に装着するものである。
以上のように構成された本実施例のカセット案内装着
装置について、以下その動作を説明する。カセット挿入
前の初期状態に於て、カセット案内部材15及び15′は第
1図に示す如く、その間隔が、大カセット48の幅寸法Wl
より大なる位置で停止している。この時の各スイッチ類
の接点関係は第7図に示す通りである。つまり、大カセ
ット選択スイッチ31,小カセット選択スイッチ32,復帰ス
イッチ39,初期位置検出スイッチ37の各接点は開状態で
あり、大カセット用位置検出スイッチ33,小カセット用
位置検出スイッチ34の各接点は閉状態となっている。又
回路切換スイッチ39′はモータ駆動回路A52側への通電
可能状態となっている。この状態から小カセット45を使
用する場合の動作について説明する。まず小カセット選
択スイッチ32をONにすると、モータ18駆動用電流は電源
入力端子51,小カセット選択スイッチ32,小カセット用位
置検出スイッチ34,モータ駆動回路A52,回路切換スイッ
チ39′を順次経て、モータ18へ通電される。この時のモ
ータ18の回転は矢印54(第2図中)の方向であり、その
回転はウォーム19,ウォーム歯車17により、回転ロッド1
6へと伝達される。この回転ロッド16の回転により、ネ
ジ部16a及び16bとかみ合っているカセット案内部材15及
び15′は互いに内側に向って、略左右対称位置関係を保
ちつつ移動する(ネジ部16a及び16bは、モータ18の回転
が矢印54方向の時、案内部材15,15′が互いに内側方向
に動くように、ネジ方向を考慮して、加工してある)。
そして、カセット案内部材15′が、小カセット用位置検
出スイッチ34の位置に達すると、案内部材15′の後端部
15′aが小カセット用位置検出スイッチ34を動作するこ
とになる。つまり小カセット用位置検出スイッチ34はOF
F状態となり、モータ18への通電が遮断され、カセット
案内部材15,15′の移動は停止する。この時の各スイッ
チ類の接点関係を第8図中の実線で示している。
この状態で、カセット案内部材15及び15′の間隔は、
小カセット45の幅寸法Wsと略等しく設定されたことにな
る。この状態で小カセット45が矢印C方向(第3図)か
ら挿入されると、小カセット45はカセット案内部材15,1
5′の直線部分15b及び15′bにより左右方向への案内を
受けて、挿入される。又、前方向への移動は、切起し部
43及び44にて規正されると共に、下方向には、カセット
押圧部材26及び26′により押圧力を受けて、その結果第
4図に示す如く小カセット45は筐体20内の所定位置に円
滑に案内され、確実に位置決めされる。そして、小カセ
ット45は使用後、取外される。
次に、この状態で復帰スイッチ39をON状態にすると、
回路切換スイッチ39′はモータ駆動回路B53側へ切換り
(第8図中の破線)、モータ18は矢印55(第2図中)方
向へ回転する。この回転によりカセット案内部材15及び
15′は、互いに外側に向って、略左右対称位置関係を保
ちつつ移動する。そして、カセット案内部材15が、初期
位置検出スイッチ37の位置に達すると、カセット案内部
材15の後端部15aが、初期位置検出スイッチ37を動作す
ることになる。つまり、初期位置検出スイッチ37はOFF
状態となり、モータ18への通電が遮断され、同時にカセ
ット案内部材15,15′の移動は停止する。そして復帰ス
イッチ39はOFF状態に操作され、各スイッチの接点関係
は第7図に示す如く元の状態に復帰する。従って大カセ
ット48を使用する場合でも、全く同様に、大カセット選
択スイッチ31を操作することにより、カセット案内部材
15,15′の間隔を大カセット48の幅寸法Wlに、略一致さ
せて設定することができる。
以上述べた如く、本実施例によれば、使用するカセッ
トの種類に応じて、適宜カセット案内部材の間隔を設定
することができるので、複数種類のカセットに対して、
挿入時の円滑な案内と、確実な位置決めを行なうことが
できるカセット案内装着装置となる。
なお本実施例では、カセットの種類を小カセット45と
大カセット48について説明したが、その中間の寸法を有
するカセットについても、容易に適用できることは言う
までもない。
発明の効果 本発明によれば、寸法の異なる複数種類のカセットに
対して、予め案内部材の間隔を設定しておくことができ
るので、カセット挿入時の円滑な案内と、確実な位置決
めを行なうことができ、その実用的効果は極めて大きい
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すカセット案内装着装置
の一部を破断した平面図、第2図は同実施例の正面図、
第3図は同実施例の動作状態を示す平面図、第4図は同
実施例に於けるカセット挿入時の状態を示す平面図、第
5図は本装置に適用するカセットの説明図、第6図は第
3図中の押圧部材を示すD−D′断面図、第7図は第1
図に対応した駆動回路、第8図は主として第3図に対応
した駆動回路図、第9図は従来例を示す装置の概略平面
図である。 15,15′……カセット案内部材、16……回転ロッド、17
……ウォーム歯車、18……モータ、19……ウォーム、31
……大カセット、32……小カセット選択スイッチ、33…
…大カセット用位置検出スイッチ、34……小カセット用
位置検出スイッチ、39……復帰スイッチ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対の互いに平行な面を有するカセッ
    ト案内部材と、カセットの種類に対応した前記カセット
    案内部材の位置を検出する手段と、前記カセット案内部
    材を移動するための駆動手段と、カセットの種類を選択
    する手段とを設けて成り、前記カセットの種類を選択す
    る手段により決定される位置に、前記カセット案内部材
    を移動せしめることを特徴としたカセット案内装着装
    置。
  2. 【請求項2】カセット案内部材を移動するための駆動手
    段を、左右のカセット案内部材が互いに対称位置に移動
    する如く設けたことを特徴とした特許請求の範囲第1項
    記載のカセット案内装着装置。
JP60110805A 1985-05-23 1985-05-23 カセツト案内装着装置 Expired - Lifetime JP2543023B2 (ja)

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