JP2542963B2 - スクリ―ン洗浄水系の運転制御方法及び装置 - Google Patents

スクリ―ン洗浄水系の運転制御方法及び装置

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JP2542963B2
JP2542963B2 JP2277147A JP27714790A JP2542963B2 JP 2542963 B2 JP2542963 B2 JP 2542963B2 JP 2277147 A JP2277147 A JP 2277147A JP 27714790 A JP27714790 A JP 27714790A JP 2542963 B2 JP2542963 B2 JP 2542963B2
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flushing
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screens
cleaning water
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隆 石川
康廣 内藤
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MARUSEI JUKOGYO
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、発電所や各種製造プラント、農業用等の海
水又は河川水を取水する取水口に設置される除塵機、特
に水中部で捕捉した塵芥を水上部で洗浄水により排出す
るタイプのスクリーン式除塵機におけるスクリーン洗浄
水系の運転制御方法及び装置に関する。
[従来の技術] スクリーン式除塵機において、水中部で捕捉した塵芥
を水上部の適当な位置で噴射水によって排出せしめるよ
うになしたスクリーン洗浄装置は、例えば特公昭44−15
719号公報等によって一般に知られている。
[発明が解決しようとする課題] このような、従来のスクリーン洗浄装置では、洗浄水
はスクリーンを横断するようにヘッダー管に適当な間隔
を保って設けられたノズルより噴射される。而して、殆
んどの設備では洗浄水を当該スクリーンで濾過された後
から得られるようにして、そのスクリーンの目開より大
なるようにノズル径を定め、又多くの場合ストレーナー
を介してノズルに閉塞を生じないように設計上の配慮が
されている。しかしながら、現実にはスクリーンを通過
した糸状の細い繊維質や、ストレーナとノズルヘッダー
間の管内壁に附着生成した貝類等の生物がノズルを閉塞
させることが多い。ノズルが一旦閉塞すると、ノズルを
清掃しなければならないが、従来のノズル清掃法は専
ら、針金等でノズルの先を突く方法があり、現実には殆
んどこの方法によっている。また、もう一つの方法は、
フラッシング作業による方法である。
従来、ノズルヘッダー管の出口側、即ち端部には弁を
設けないでフランジ止めにするか、又は設けてあっても
手動弁で常時閉止されており、パトロール員が手動で弁
を時々開けてフラッシング作業を行うことになってい
る。しかしながら、この作業は、仲々繁雑で、実際のプ
ラント運転には実施されず、ノズルの閉塞が相当量にな
って限界に近づくと初めて実施されるというのが実状で
ある。その理由は、この作業が繁雑で非常に面倒である
ということの他に、次の事実があるからである。
即ち、スクリーンとポンプは同時に運転されており、
例えば3台のスクリーンが運転されているとき、第1の
スクリーンのフラッシング弁を開くと、第1のスクリー
ンの駆動モータは回転しているので第1のスクリーンで
はそのヘッダー管のノズルより充分な洗浄水が噴射され
ないばかりか、第2.第3のスクリーンのヘッダー管ノズ
ルから噴射される洗浄水量にも影響を与える結果、第2.
第3のスクリーンでもキャリヤオーバーのおそれがでて
くる。そこでブラッシング弁の開度を小さくする等して
調整する方法もあるがフラッシングの性質上、一度に多
量の水を使用しないと効果が少ない。
スクリーン駆動モータを止めてポンプだけ運転すれば
上記の欠点はなくなるが、連動運転を手動運転に切替
え、又これらの作業が終った後、さらに連動運転に切替
えなおしをしておかなければならない、といった問題が
ある。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とるすところは、運
転の途中又は停止時に自動的にフラッシングを行うこと
がてできるようにするとともに、フラッシング弁を自動
制御することによって集中的に任意のスクリーンヘッダ
ー管の流速を上昇させ、この動作を逐次全てのスクリー
ンのヘッダー管ににおよぼすようにしてフラッシング効
果を高めることのできるスクリーン洗浄水系の運転制御
方法及び装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明におけるスクリー
ン洗浄水系の運転制御方法は、駆動モータにより個々に
運転駆動される複数台のスクリーンに対しポンプで汲上
げた洗浄水を洗浄母管から分岐した各ノズルヘッダー管
を通して夫々に対応するスクリーン面に噴射させるよう
になしたスクリーン洗浄水系の運転方法であって、各ノ
ズルヘッダー管のフラッシング弁を、全m台のスクリー
ンのうちフラッシングに必要な管内流速が得られるn台
に対するもののみを開放しm−n台の弁は閉として逐次
全てのヘッダー管をフラッシングするように、開閉制御
してなるものである。
そして上記の方法を実施する装置としては、駆動モー
タにより個々に運転駆動される複数台のスクリーンに対
しポンプで汲上げた洗浄水を洗浄母管から分岐した各ノ
ズルヘッダー管を通して夫々に対応するスクリーン面に
噴射させるようになしたスクリーン洗浄水系の運転制御
装置であって、スクリーン全台に対応する各ノズルヘッ
ダー管端部に自動制御可能な電動フラッシング弁を設け
るとともに、洗浄母管からノズルヘッダー管への入口側
の弁を電動弁とすることが好ましい。
[作用] 第1図は、ポンプPでスクリーンA.B.Cに給水する状
態を示しており、今ポンプPを駆動すると、該ポンプP
で汲み上げられた洗浄水は洗浄母管1からノズルヘッダ
ー管2.3.4を経て夫々に対応するスクリーンA.B.Cに噴射
される。
スクリーンA.B.Cはスクリーン駆動モータMa.Mb,Mcに
より駆動される。スクリーンの駆動により水中で塵芥を
捕捉して水上部へ運び上げ、上水部の適当な位置で夫々
のノズルヘッダー管から噴出する洗浄水で洗い落され
る。
自動運転終了の指令でスクリーン駆動モータMa.Mb.Mc
を止め、ポンプPは運転したまま、第1のスクリーンA
のフラッシング弁Vaを一定時間だけ開いてフラッシング
を行い、その後フラッシング弁Vaを閉止させる。次に第
2のスクリーンBのフラッシング弁Vbを一定時間だけ開
にしてフラッシング作用を行わせた後同様に閉止させ
る。このようにして順次全てのスクリーンに対してフラ
ッシングを実施する。
このフラッシング量では不充分な場合は、ヘッダー管
の入口側の電動弁V1.V2.V3のうちフラッシングしようと
するスクリーンに対応するものだけ開にして他は閉にし
ておくと更にフラッシング効果が高められる。
[実施例] 第1図は1台のポンプPで3台のスクリーンA.B.Cに
給水する例であり、このフローパターンを第2図に示
す。
ポンプPは、1台でなく、複数台nのポンプで少なく
ともそれ以上多数のスクリーンをm台運転する場合も同
様の手順で操作される。
間欠に運転する場合は、第2図の方法でよいが、連続
で運転をする場合は第3図に例示するフラッシングタイ
ミングによる方法で行う。しかし、この方法に限定され
るものでないことは当然である。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載されるような効果を奏する。
フラッシング弁を自動制御することにより集中的に
任意のノズルヘッダー管の流速を上昇させ、フラッシン
グ効果を高めながら全てのヘッダー管にフラッシング作
用を実施することができる。
スクリーンの運転中、或いは運転終了時に一定のタ
イミングをはかって自動的にノズルヘッダー管のフラッ
シングを行うことができる。
各スクリーンへの洗浄効果をも高めることができ
る。
装置としても、洗浄母管から分岐した各ノズルヘッ
ダー管に入口側と出口側に電動弁を設けることにより簡
単に実施できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、その第1図はス
クリーン及び洗浄配管の模式図、第2図はスクリーン3
台を1台のポンプで給水する場合の説明図、第3図は連
続運転実施中における説明図である。 1……洗浄母管 2.3.4……ノズルヘッダー管 A.B.C……スクリーン Va.Vb.Vc……電動フラッシング弁 V1.V2.V3……電動弁 Ma.MB.Mc……スクリーン駆動モータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動モータにより個々に運転駆動される複
    数台のスクリーンに対しポンプで汲上げた洗浄水を洗浄
    母管から分岐した各ノズルヘッダー管を通して夫々に対
    応するスクリーン面に噴射させるようになしたスクリー
    ン洗浄水系の運転方法であって、各ノズルヘッダー管の
    フラッシング弁を全m台のスクリーンのうちフラッシン
    グに必要な管内流速が得られるn台に対するもののみを
    開放しm−n台の弁は閉として逐次全てのヘッダー管を
    フラッシングするように、開閉制御してなることを特徴
    とするスクリーン洗浄水系の運転制御方法。
  2. 【請求項2】駆動モータにより個々に運転駆動される複
    数台のスクリーンに対しポンプで汲上げた洗浄水を洗浄
    母管から分岐した各ノズルヘッダー管を通して夫々に対
    応するスクリーン面に噴射させるようになしたスクリー
    ン洗浄水系の運転制御装置であって、スクリーン全台に
    対応する各ノズルヘッダー管端部に自動制御可能な電動
    フラッシング弁を設けるとともに、洗浄母管からノズル
    ヘッダー管への入口側の弁を電動弁等遠隔制御可能な弁
    としてなることを特徴とするスクリーン洗浄水系の運転
    制御装置。
JP2277147A 1990-10-15 1990-10-15 スクリ―ン洗浄水系の運転制御方法及び装置 Expired - Lifetime JP2542963B2 (ja)

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