JP2542265B2 - 斜板式ポンプの容量制御装置 - Google Patents

斜板式ポンプの容量制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、斜板式ポンプの容量を制御する装置に関す
る。
〔従来の技術〕
斜板式ポンプは斜板の角度を変更することで容量、つ
まり1回転当り吐出流量を制御するものであり、例え
ば、第4図に示す容量制御装置が知られている。
つまり、斜板式ポンプ1の斜板2をサーボピストン3
に連結し、このサーボピストン3の大径受圧室3aを制御
弁4で吐出路1aに連通・遮断し、小径受圧室3bを吐出路
1aに連通し、前記制御弁4を吐出圧P1で連通位置Iに向
けて移動し、かつバネ5で遮断位置IIに向けて移動す
る。
そして、前記バネ5のバネ受け6とサーボピストン3
をリンク7で連結して、サーボピストン3が斜板角小方
向に移動するとバネ5のセット荷重が強くなり、サーボ
ピストン3が斜板角大方向に移動するとバネ5のセット
荷重が弱くなるようにしてある。
かかる容量制御装置であると、吐出圧P1が高くなると
制御弁4が連通位置Iに向けて移動して吐出路1aと大径
受圧室3aの連通面積が大となってサーボピストン3は斜
板角小方向、つまり容量小方向に移動し、リンク7を介
しバネ受6が移動してバネ5のセット荷重が大きくな
り、制御弁4が遮断位置IIに向けて移動してバランス
し、吐出圧P1が低くなると制御弁4が遮断位置IIに向け
て移動して吐出路1aと大径受圧室3aの連通面積が小とな
ってサーボピストン3は斜板角大方向、つまり容量大方
向に移動し、リンク7を介してバネ受6が移動してバネ
5のセット荷重が小さくなり、制御弁4が連通位置Iに
向けて移動してバランスするので、斜板式ポンプ1の消
費トルク、つまり1回転当り吐出流量×吐出圧を常に一
定となるように制御できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる容量制御装置は斜板2の動きをリンク7でバネ
受6に伝える構造であるから、第5図に示すように斜板
式ポンプ1のポンプ本体8に制御弁4を縦向きに取付
け、そのバネ受6と斜板2をリンク7で連結しなければ
ならず、制御弁4のポンプ本体8からの突出長さL1が大
きくなり、斜板式ポンプ1全体が大型となって取付け場
所が広くなってしまう。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした
斜板式ポンプの容量制御装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明は、ポンプ本体25内にシリンダーブロック10を
回転自在に設け、このシリンダーブロック10のシリンダ
ー孔11内にピストン12を嵌挿してシリンダー室13を形成
し、そのピストン12を斜板14に沿って摺動自在とし、斜
板14の角度を変えてピストン12のストロークを変更する
ことで容量を制御する斜板式ポンプにおいて、 前記ポンプ本体25に斜板14を揺動するサーボピストン
15を設け、このサーボピストン15を受圧室に供給される
圧油で容量小方向に作動するものとし、前記ポンプ本体
25にケース28を取付けると共に、このケース28に前記サ
ーボピストン15の受圧室にポンプ吐出圧油を供給する制
御弁17を、前記サーボピストン15とほぼ平行な方向に作
動するように設け、この制御弁17をポンプ吐出圧で連通
位置に作動し、バネ18で遮断位置に作動するものとし、
前記バネ18のバネ受19と前記サーボピストン15に設けた
カム22とを、前記ケース28に横軸30により揺動自在に支
承し略L型のレバーにより、サーボピストン15が容量小
方向に移動するとバネ受19がセット荷重大方向に移動
し、容量大方向に移動するとセット荷重小方向に移動す
るように連係し、前記横軸30のレバー支承部の中心とケ
ース28に回転自在に支承される支承部との中心を偏芯さ
せると共に、その横軸30をケース28の外部から回転可能
としたことを特徴とする斜板式ポンプの容量制御装置で
ある。
本発明の容量制御装置によれば、制御弁17をサーボピ
ストン15とほぼ平行な方向に作動するように設けたか
ら、制御弁17のポンプ本体25よりの突出長さLを短かく
して全体を小型にできる。
サーボピストン15に設けたカム22の形状を変更するこ
とでサーボピストン15の移動ストロークとバネ受19の移
動スロトークを任意に変更できるから、容量特性を簡単
に変更できる。
また、横軸30をケース28の外部より回転することで略
L型のレバーの回転中心が変更されるので、容量特性を
外部より簡単に変更できる。
〔実施例〕
斜板式ポンプは第3図に示すように、回転駆動するシ
リンダーブロック10のシリンダー孔11内にピストン12を
嵌挿してシリンダー室13を形成し、そのピストン12を斜
板14に沿って摺動自在とし、斜板14の角度を変えてピス
トン12のストロークを変更することで容量を制御するよ
うにしてある。
前記斜板14はサーボピストン15に連結し、その受圧室
15a内の圧油で容量小方向に揺動し、小径受圧室15b内の
圧油で容量大方向に揺動するようになり、その大径受圧
室15aには斜板ポンプ16の吐出路16aが制御弁17で連通・
遮断され、小径受圧室15bには吐出路16aが連通してあ
る。
前記制御弁17は従来と同様に吐出圧P1で連通位置に移
動され、バネ18で遮断位置に移動されるようになり、そ
のバネ受19はリンク機構20でサーボピストン15と連結し
てある。
該リンク機構20はL型レバー21とカム22を備え、L型
レバー21の一端部21aが杆体23を介してバネ受19と当接
し、他端部21bがローラ24を介してカム22のカム面22aに
当接し、そのカム22はサーボピストン15に設けられ、サ
ーボピストン15が容量小方向に移動するとバネ受19がセ
ット荷重大方向に移動し、容量大方向に移動するとセッ
ト荷重小方向に移動するようにしてある。
前記サーボピストン15は第1図に示すようにポンプ本
体25に設けられ、かつ軸26が設けてあり、ポンプ本体25
には軸26が移動する空隙部27が形成されて軸26の一端が
斜板14に連結し、他端はポンプ本体25に設けたケース28
の空洞部29内に突出し、かつカム22が設けてあり、前記
L型レバー21は第2図のように前記空洞部29内に配設さ
れて横軸30で揺動自在に支承され、かつ一端部21aと他
端部21bは横軸30の軸方向に変位して他端部21bがバネ1
8、バネ受19と干渉しないようになり、制御弁17はケー
ス28に設けてある。
このようであるから、制御弁17をサーボピストン15と
平行に横向きに取付けでき、制御弁17のポンプ本体25よ
りの突出長さL1を小さくできる。
31はソレノイドであり、外部よりの電流によって制御
弁17をバネ18に抗する方向に押して吐出路16aと大径受
圧室15aの連通面積を大きくするようにしてあり、これ
により斜板式ポンプ16の消費トルクを外部から任意に制
御できるようにしてある。
32はストッパである。
またリンク機構20を支える横軸30の中心30a(レバー
支承部)はケース28の支承孔33に支承した支承部34の中
心34aに対し偏芯させる様にしたため横軸30を回転させ
る事により、リンク機構20の回転中心が変更されて容量
特性を外部より簡単に変更出来る。
〔発明の効果〕
制御弁17をサーボピストン15とほぼ平行な方向に作動
するように設けたから、制御弁17のポンプ本体25よりの
突出長さLを短かくして全体を小型にできる。
サーボピストン15に設けたカム22の形状を変更するこ
とでサーボピストン15の移動ストロークとバネ受19の移
動スロトークを任意に変更できるから、容量特性を簡単
に変更できる。
また、横軸30をケース28の外部より回転することで略
L型のレバーの回転中心が変更されるので、容量特性を
外部より簡単に変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す制御弁取付部の縦断面
図、第2図は横断面図、第3図は容量制御装置の模式的
説明図、第4図は従来例の説明図、第5図はその制御取
付部の縦断面図である。 14は斜板、15はサーボピストン、17は制御弁、19はバネ
受、21はL型レバー、22はカム、25はポンプ本体、18は
ケース。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプ本体25内にシリンダーブロック10を
    回転自在に設け、このシリンダーブロック10のシリンダ
    ー孔11内にピストン12を嵌挿してシリンダー室13を形成
    し、そのピストン12を斜板14に沿って摺動自在とし、斜
    板14の角度を変えてピストン12のストロークを変更する
    ことで容量を制御する斜板式ポンプにおいて、 前記ポンプ本体25に斜板14を揺動するサーボピストン15
    を設け、このサーボピストン15を受圧室に供給される圧
    油で容量小方向に作動するものとし、前記ポンプ本体25
    にケース28を取付けると共に、このケース28に前記サー
    ボピストン15の受圧室にポンプ吐出圧油を供給する制御
    弁17を、前記サーボピストン15とほぼ平行な方向に作動
    するように設け、 この制御弁17をポンプ吐出圧で連通位置に作動し、バネ
    18で遮断位置に作動するものとし、 前記バネ18のバネ受19と前記サーボピストン15に設けた
    カム22とを、前記ケース28に横軸30により揺動自在に支
    承した略L型のレバーにより、サーボピストン15が容量
    小方向に移動するとバネ受19がセット荷重大方向に移動
    し、容量大方向に移動するとセット荷重小方向に移動す
    るように連係し、 前記横軸30のレバー支承部の中心とケース28に回転自在
    に支承される支承部との中心を偏芯させると共に、その
    横軸30をケース28の外部から回転可能としたことを特徴
    とする斜板式ポンプの容量制御装置。
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