JP2542249B2 - 磁気ディスクカ―トリッジの組立方法 - Google Patents

磁気ディスクカ―トリッジの組立方法

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JP2542249B2 JP31775888A JP31775888A JP2542249B2 JP 2542249 B2 JP2542249 B2 JP 2542249B2 JP 31775888 A JP31775888 A JP 31775888A JP 31775888 A JP31775888 A JP 31775888A JP 2542249 B2 JP2542249 B2 JP 2542249B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ライナ材からライナを切り出してこのライ
ナを磁気ディスクカートリッジのシェル内の所定位置に
取り付ける磁気ディスクカートリッジの組立方法に関す
るものである。
(従来の技術) 磁気ディスクカートリッジにおいては、そのシェル内
面にメディアの保護およびクリーニングのためのライナ
が取り付けられるようになっているが、このライナは、
例えば実開昭62−152696号公報に開示されているよう
に、一般に、送り方向に所定長間隔で複数の円形開口が
形成された帯状のライナ材を間欠送りし、この間欠送り
と同期してライナ材をその先端側から順次所定長ずつ切
断することにより作製されるようになっている。このよ
うにして作製されたライナにその機能を十分発揮せしめ
るためには、これをシェル内の所定位置に確実に取り付
けることが肝要であり、このため従来、実公昭63−2555
2号公報に開示されているように、ライナの外形形状を
シェルの側壁あるいはリブの輪郭と略同じ形状とするこ
とによりライナの取付位置の位置ずれを防止する工夫が
なされている。
(発明が解決しようとする課題) このように、ライナの外形形状をシェルの側壁あるい
はリブの輪郭と略同じ形状とする場合、必ずしも全周に
わたって略同じ形状とする必要はないが、位置ずれ防止
のためには少なくとも3箇所以上において略同じ形状と
する必要がある。このため、磁気ディスクカートリッジ
の組立工程においてシェル内にライナをセットする際の
作業性が悪く、ライナがシェルの側壁あるいはリブに乗
り上げてしまうといった不都合を生じていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、ライナをシェル内にセットする際の作業性を損う
ことなく、ライナをシェル内の所定位置に確実に取り付
けることのできる磁気ディスクカートリッジの組立方法
を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明による磁気ディスクカートリッジの組立方法
は、帯状のライナ材からライナを切り出す際、ライナ材
の最先端に位置する円形開口を利用して該ライナの最先
端部分を位置決めしておくことにより、切り出されたラ
イナの位置をその後の取扱いにおいて特定できるように
し、これにより、シェルの側壁あるいはリブの輪郭に頼
らなくてもライナをシェル内の所定位置に取り付けるこ
とができるようにし、もって上記目的達成を図るように
したものである。すなわち、送り方向に所定長間隔で複
数の円形開口が形成された帯状のライナ材を間欠送り
し、この間欠送りと同期して前記ライナ材を該ライナ材
の先端側から順次所定長ずつ切断して前記円形開口を有
するライナを作製し、その後、該ライナを磁気ディスク
カートリッジのシェル内の所定位置に取り付ける磁気デ
ィスクカートリッジの組立方法において、前記送り方向
前方側の壁面が前記円形開口と略同じ曲率の円弧状に形
成された、前記円形開口より小径の位置決めピンを、前
記ライナ材の送り停止時刻ライナ材の最先端に位置する
前記円形開口に挿入し、その後、前記ライナ材の最先端
部分を該ライナ材の送り方向とは逆の方向に引いて前記
位置決めピンの前記壁面と前記ライナ材の前記円形開口
の端面とを接触せしめ、この状態で前記最先端部分を固
定保持して前記切断を行うことを特徴とするものであ
る。
上記「位置決めピン」は、ライナ材の送り方向前方側
の壁面が前記円形開口と略同じ曲率の円弧状に形成され
ているものであって、ライナ材の円形開口より小径に形
成されたもの(すなわち該円形開口に挿入可能な径のも
の)であれば、必ずしも円形断面に形成されている必要
はなく、例えば、半円形断面、かまぼこ形断面等に形成
されているものであってもよい。
また、上記「円形開口と略同じ曲率の円弧状」とは、
前記円形開口と全く同じ曲率の円弧状を含むことはもち
ろんであるが(この場合が最も位置決め精度が高い)、
位置決め精度上許容できる範囲内である限りにおいて前
記円形開口と異なる曲率の円弧状であってもよい。そし
て、このように円弧状に形成される「壁面」の範囲につ
いても、同様に、最低限所要の位置決め精度を確保でき
る範囲にわたって壁面が形成されていれば足りる。
(作用) 上記構成に示すように、帯状のライナ材の送り方向前
方側の壁面が該ライナ材の円形開口と略同じ曲率の円弧
状に形成された位置決めピンであって、前記円形開口よ
り小径の位置決めピンを、前記ライナ材の送り停止時該
ライナ材の最先端に位置する前記円形開口に挿入し、そ
の後、前記ライナ材の最先端部分を該ライナ材の送り方
向とは逆の方向に引いて前記位置決めピンの前記壁面と
前記ライナ材の前記円形開口の端面とを接触せしめるよ
うになっているので、前記ライナ材の最先端部分は、該
ライナ材の送り方向については、前記壁面および前記端
面が点接触あるいは面接触する位置を基準に位置決めが
なされ、また該ライナ材の幅方向については、前記壁面
および前記端面がそれぞれ円弧状に形成されこれらが内
接するため前記位置決めピンの中心を基準に位置決めが
なされることとなる。そして、このように位置決めがな
された状態で前記ライナ材の最先端部分を固定保持して
該ライナ材の切断がなされるようになっているので、こ
うして切り出されたライナの位置は特定されることとな
る。したがって、このライナを固定保持したまま、該ラ
イナに窓部形成等必要な処理を施した後シェル内の所定
位置まで移送し、該シェルの内面に溶着等により取り付
けるようにすれば、シェル内面へのライナ取付け精度を
十分に確保することができ、また、このライナ取付けに
際しシェルの側壁あるいはリブの輪郭に頼る必要がない
ので、ライナの外形形状をシェルの側壁あるいはリブの
輪郭より十分小さくすることができる。
(発明の効果) したがって、本発明によれば、ライナをシェル内にセ
ットする際の作業性を損うことなく、ライナをシェル内
の所定位置に確実に取り付けることができ、これによ
り、磁気ディスクカートリッジの組立工程における生産
向上および品質保証を図ることができる。
(実施例) 以下添付図面を参照しながら本発明の実施例について
詳述する。
第1A,1B,1Cおよび1D図は、本発明による磁気ディスク
カートリッジの組立方法の一実施例の要部を示す工程図
であって、第2図のI方向矢視図である。
第2図は、本実施例の工程概要斜視図であって、ステ
ーションAにおいて帯状のライナ材2から半完成品とし
てのライナ4′の切出しがなされ、ステーションBにお
いてこのライナ4′に窓部4aの形成してのライナ4を完
成させ、ステーションCにおいてこのライナ4をシェル
6内の所定位置にセットして該シェル6の内面に仮止め
溶着により取り付けるようになっている。
前記ライナ材2は、不織布により構成され、1対のグ
リッパ8によりステーションAまで所定長ずつ間欠送り
されるようになっている。このライナ材2には、前記ス
テーションAまで送られてくる間に、その送り方向に所
定長間隔で複数の円形開口2aが形成され、また各円形開
口2a相互間の左右両側部にはく字形の切込み2bが形成さ
れるようになっている。そして、前記ライナ材2は、こ
れら円形開口2aおよび切込み2bが形成された後、パスロ
ーラ10,12を経て前記ステーションAまで送られるが、
前記パスローラ10および12間に設けられたカウンタロー
ラ14により、該ライナ材2の先端部分には、その送り方
向とは逆の方向にテンションが付与されるようになって
いる。前記ライナ材2がグリッパ8により間欠送りされ
てその最先端部分2Aが前記ステーションAで停止する
と、該ステーションAにおいて上下動する位置決めピン
16およびその送り方向後方の所定長離れた位置において
上下動する位置決めピン18が上昇して、該ライナ材2の
最先端部分2Aに形成された円形開口2aAおよび次先端部
分2Bに形成された円形開口2aBに挿入されるようになっ
ている。その後、前記グリッパ8による前記最先端部分
2Aに対するグリップが解除された後、上方から吸着盤20
が下降して前記最先端部分2Aに圧接し、これを固定保持
して位置決めするようになっている。そして、この位置
決めがなされた後、前記ライナ材2は前記最先端部分2A
と次先端部分2Bとの間において、切断刃22および受刃24
により切断されるようになっている。この切断により、
前記最先端部分2Aから半完成品としてのライナ4′が作
製され、このライナ4′は、前記吸着盤20に吸着保持さ
れて該吸着盤20の上昇に伴って上昇し、該吸着盤20を支
持するロータリ式の組込装置26の旋回動作により次工程
に移送されるようになっている。一方、前記ライナ材2
の次先端部分2Bは、グリッパ8により前記ステーション
Aまで間欠送りされて再び上記切出し処理が施されるよ
うになっている。
前記組込装置26は、一方向に90°毎の間欠回転をする
十字形の旋回アーム28を備えており、この旋回アーム28
の各先端部に前記吸着盤20がそれぞれ支持されている。
前記ステーションAで吸着盤20により吸着保持されたラ
イナ4′は、旋回アーム28が90°旋回することにより前
記ステーションBに停止し、該ステーションBにおい
て、前記吸着盤20(図示省略)の下降により1対の下刃
30にセットされ、該吸着盤20に吸着保持されたままの状
態で1対の上刃32の回動により窓部4aが形成されるよう
になっている。この窓部4aの形成により完成品となった
ライナ4は、前記吸着盤20に吸着保持されたまま上昇
し、旋回アーム28の90°旋回により前記ステーションC
に停止し、該ステーションCにおいて、前記吸着盤20の
下降により、該ステーションCに供給され位置決めされ
たシェル6内の所定位置にセットされ、1対の溶着ヘッ
ド34,36により該シェル6の内面に溶着されるようにな
っている。この溶着は、ライナ4の窓部4aの両側2箇所
およびその反対側1箇所の計3箇所において仮止め固定
として行われ、これにより後に行われる本溶着に先立
ち、ライナ4をシェル6に対して所定位置に予め位置決
めをしておくようになっている。
この位置決めを正確に行うためには、吸着盤20による
ライナ4′(および4)の吸着保持を毎回一定の位置関
係で行う必要がある。このため、本実施例においては、
第1A,1B,1Cおよび1D図に示すように、前記ステーション
Aで行われる前記ライナ4′の切出しの際に、該ライナ
4′を前記吸着盤20に対して所定位置に正確に吸着保持
せしめるようになっている。
すなわち、第1A図に示すように、前記位置決めピン1
6,18は、前記ライナ材2の円形開口2aの径よりも僅かに
小さい(2〜4mm程度小さい)径の円形断面に形成され
ており、これら位置決めピン16および18間のピッチP
1は、前記円形開口2a相互間のピッチP2より僅かに大き
な値(1〜2mm程度大きい値)に設定されている。そし
て、前記グリッパ8により前記ライナ材2の最先端部分
2Aを前記ステーションAまで送ったとき、該最先端部分
2Aの円形開口2aAと略同心で前記位置決めピン16が該円
形開口2aA内に挿入されるようになっている。このと
き、もう一方の位置決めピン2aBは、前記ピッチP1とP2
との寸法差により、前記次先端部分2Bの円形開口2aBの
後端面寄りに該円形開口2aBに挿入されることとなる。
前記位置決めピン16および18の挿入後、前記グリッパ
8による前記ライナ材2に対するグリップを解除する
と、該ライナ材2に作用するバックテンションにより、
該ライナ材2は、第1B図に示すように、前記最先端部分
2Aの円形開口2aAの前端面が前記位置決めピン16の壁面
に当接する位置まで送り方向後方側へ移動する。これに
より、前記最先端部分2Aは、前記当接点を基準にその送
り方向の位置決めがなされ、また、その幅方向について
も、略同一径の前記円形開口2aAおよび位置決めピン16
の当接により、略同じ曲率の円弧が内接することとなる
ので、両者の当接状態は、前記円形開口2aAの中心およ
び前記位置決めピン16の中心が前記ライナ材2の幅方向
に関して一致する位置でバランスして安定となり、した
がって、前記位置決めピン16の中心を基準にして幅方向
の位置決めがなされることとなる。なお、このとき、も
う一方の位置決めピン18は、前記ピッチP1およびP2の寸
法差により、前記次先端部分2Bの円形開口2aBと略同心
で該円形開口2aBに挿入されていることとなるため、前
記最先端部分2Aの位置決めに対して悪影響を及ぼすおそ
れがない。
このように、前記位置決めピン16を基準にして位置決
めがなされた前記最先端部分2Aに対して、第1C図に示す
ように、前記吸着盤20による固定保持がなされる。した
がって、この吸着盤20と前記位置決めピン16との位置関
係を適当に設定することにより、前記最先端部分2Aの前
記吸着盤20に対する位置関係を一定に維持することがで
きる。前記固定保持は、下方にスプリング付勢された前
記吸着盤20を前記最先端部分2Aに押圧せしめるとともに
前記吸着盤20により該最先端部分2Aを吸着せしめること
によりなされるようになっている。そして、この固定保
持の後、前記ライナ材2は、その最先端部分2Aと次先端
部分2Bとの間において切断されるが、この切断がさなれ
ると、前記次先端部分2B以降の部分は、該ライナ材2に
作用するバックテンションにより、前記次先端部分2Bの
円形開口2aBの前端面が前記位置決めピン18の壁面に当
接する位置まで送り方向後方側へ移動する。一方、上記
切断により作製されたライナ4′は、前記吸着盤20に所
定の位置関係で吸着保持された状態で次工程に移送され
ることとなるが、このとき、前記ライナ4′に対する位
置決め状態を以降確実に維持していくことができるよう
にするため、前記吸着盤20には、前記ライナ4′との接
触面の全域にわたって複数の吸引孔20aが形成され、ま
た、該吸着盤20の底面には8角形状に切り出されたライ
ナ4′の4つの斜辺の外側近傍に、それぞれフランジ状
の凸部20b(高さ0.1〜0.5mm程度が好ましい)が形成さ
れ、これにより、前記ライナ4′の位置ずれ防止に万全
を期すようになっている。なお、前記吸着盤20には、前
記ステーションBにおける窓部形成の際の上刃32(第2
図参照)との干渉を回避するための逃げ溝20cが形成さ
れている。
前記最先端部分2Aがライナ材4′としてステーション
Aから排出されると、第1D図に示すように、次先端部分
2Bがグリッパ8によりグリップされ、その後、前記位置
決めピン16,18が下降し、そして、グリッパ8が図示2
点鎖線で示す位置まで移動して前記次先端部分2Bを前記
ステーションA(すなわち、該次先端部分2Bの円形開口
2aBが位置決めピン16と略同心となる位置)に位置せし
めるようになっており、これにより第1A図に示す状態が
再現される。なお、このときの前記グリッパ8の送りピ
ッチP3は、前記ピッチP1,P2より大きな値(1〜2mm程
度大きい値)となっている(すなわち、ピッチP2に対し
て第1Bおよび1C図において前記ライナ材2が後退した分
だけ大きな値となっている)。
第3および4図は、第2図の前記ステーションCにお
ける仮止め溶着の様子を示す平面図および側面図であ
る。
これらの図に示すように、前記ライナ4は、前記吸着
盤20により所定位置に吸着されたまま、該吸着盤20の下
降により前記シェル6内の所定位置にセットされ、前記
吸着盤20の圧縮バネ38により該シェル6の内面に圧接さ
れるようになっている。その後、前記シェル6の両側斜
め上方から前記1対の溶着ヘッド34および36が下降し、
前記ライナ4を前記シェル6の内面に熱溶着するように
なっている。すなわち、前記溶着ヘッド34により、前記
シェル6の窓部6aの両側において前記ライナ4の窓部4a
の両側2点を前記シェル6に熱溶着するとともに、前記
溶着ヘッド36により、前記ライナ4の前記両側2点とは
反対側に位置する1点を前記シェル6に熱溶着するよう
になっている。前記溶着ヘッド34,36による熱溶着温度
は、これらに内蔵されているヒータ34a,36aおよび感熱
センサ34b,36bにより所定温度(200℃前後が適当であ
る)に維持されるようになっている。上記仮止め溶着が
完了すると前記吸着盤20による吸着作用が解除され、該
吸着盤20が上昇するようになっている。なお、前記溶着
ヘッド34,36による熱溶着に代えて、超音波溶着等の他
の溶着方法を採用するようにしてもよい。
第5図は、このようにして仮止め溶着による前記シェ
ル6への取付けのなされた前記ライナ4を示す平面図で
ある。
前記ライナ4は、前記シェル6への仮止め溶着が完了
するまで吸着盤20の所定位置に吸着保持されていたの
で、前記シェル6に対しても所定位置に正確に位置決め
された状態で該シェル6の内面に取り付けられることと
なる。したがって、この取付けの際、該ライナ4の周囲
に位置する前記シェル6の側壁6bあるいはリブ6cを位置
決め手段として利用する必要がない。すなわち、図中2
点鎖線で示す従来例のライナ40のように、該ライナ40の
外形形状を前記シェル6の側壁6bの輪郭と略同一形状し
て該ライナ40の位置決めを図るといった配慮が不要とな
る。したがって、前記ライナ4を前記シェル6内にセッ
トする際、該ライナ4が前記シェル6の側壁6bあるいは
リブ6cに乗り上げてしまうといった不都合を生ずるおそ
れがない。しかも、前記シェル6内へのセット後、前記
ライナ4は直ちに該シェル6の内面に仮止め溶着される
ようになっているので、該ライナ4が前記シェル6に本
溶着されるまで、上記所定位置への位置決め状態を確実
に維持することができる。また、前記ライナ4は、前記
従来例のライナ40のように大きなサイズに形成する必要
がないので、前記ライナ材2の消費量を節減することが
できる。なお、前記ライナ4は、前記シェル6内に収容
されるメディア(磁気ディスク)の情報記録再生利用ト
ラック部分をカバーすることができる範囲内であれば、
図示のサイズよりさらに小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1A,1B,1Cおよび1D図は本発明による磁気ディスクカー
トリッジの組立方法の一実施例の要部を示す工程図であ
って第2図のI方向矢視図、 第2図は該組立方法の工程概要斜視図、 第3図は第2図のIII方向矢視図、 第4図は第3図のIV方向矢視一部断面図、 第5図は該組立方法によりシェル内面への取付けがなさ
れたライナを示す平面図である。 2…ライナ材、2a…円形開口 2A…最先端部分、4,4′…ライナ 6…シェル、16…位置決めピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送り方向に所定長間隔で複数の円形開口が
    形成された帯状のライナ材を間欠送りし、この間欠送り
    と同期して前記ライナ材を該ライナ材の先端側から順次
    所定長ずつ切断して前記円形開口を有するライナを作製
    し、その後、該ライナを磁気ディスクカートリッジのシ
    ェル内の所定位置に取り付ける磁気ディスクカートリッ
    ジの組立方法において、 前記送り方向前方側の壁面が前記円形開口と略同じ曲率
    の円弧状に形成された、前記円形開口より小径の位置決
    めピンを、前記ライナ材の送り停止時該ライナ材の最先
    端に位置する前記円形開口に挿入し、その後、前記ライ
    ナ材の最先端部分を該ライナ材の送り方向とは逆の方向
    に引いて前記位置決めピンの前記壁面と前記ライナ材の
    前記円形開口の端面とを接触せしめ、この状態で前記最
    先端部分を固定保持して前記切断を行うことを特徴とす
    る磁気ディスクカートリッジの組立方法。
JP31775888A 1988-12-16 1988-12-16 磁気ディスクカ―トリッジの組立方法 Expired - Fee Related JP2542249B2 (ja)

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