JP2541609B2 - 分析検査板 - Google Patents
分析検査板Info
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- JP2541609B2 JP2541609B2 JP63034932A JP3493288A JP2541609B2 JP 2541609 B2 JP2541609 B2 JP 2541609B2 JP 63034932 A JP63034932 A JP 63034932A JP 3493288 A JP3493288 A JP 3493288A JP 2541609 B2 JP2541609 B2 JP 2541609B2
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/52—Use of compounds or compositions for colorimetric, spectrophotometric or fluorometric investigation, e.g. use of reagent paper and including single- and multilayer analytical elements
- G01N33/528—Atypical element structures, e.g. gloves, rods, tampons, toilet paper
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- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は分析用検査板、すなわち一般に細長い板状を
なし、その医学的あるいは他の状態が決定される必要の
ある所定量の物質を収納する領域または地域を有するよ
うな種類の分析装置に関する。
なし、その医学的あるいは他の状態が決定される必要の
ある所定量の物質を収納する領域または地域を有するよ
うな種類の分析装置に関する。
（従来の技術） ある状態の有無またはその量が、装置のある部分の色
または明暗の変化によって示される。通常、必ずしもそ
うではないけれども、検査される物質は液体である。
または明暗の変化によって示される。通常、必ずしもそ
うではないけれども、検査される物質は液体である。
検査物質に対して行なわれるいくつかの分析検査にお
いて、この検査のため、また検査物質との反応のため、
およびまたは他の試薬との反応のため、およびまたはキ
ャリヤ媒介として作用するため、所定の量の液体を脇に
おいて自由に使用することが必要である。
いて、この検査のため、また検査物質との反応のため、
およびまたは他の試薬との反応のため、およびまたはキ
ャリヤ媒介として作用するため、所定の量の液体を脇に
おいて自由に使用することが必要である。
（発明が解決しようとする課題） 今日まで、そのような液体の収納室をもつ分析検査板
であって、検査板の使用の有用性を傷付けることなく、
コンパクトで容易に移送でき、比較的安価な分析検査板
は知られていない。
であって、検査板の使用の有用性を傷付けることなく、
コンパクトで容易に移送でき、比較的安価な分析検査板
は知られていない。
しかしながら、本発明によれば、試薬およびまたはキ
ャリヤ液体の収納室を有する分析検査板であって、所望
の時に用いることができ、不具合を小さくすることがで
きる分析検査板を提供することができる。
ャリヤ液体の収納室を有する分析検査板であって、所望
の時に用いることができ、不具合を小さくすることがで
きる分析検査板を提供することができる。
（課題を解決するための手段） 本発明の第１の特徴は、検査物質を接触させる吸収材
の層を有し、この吸収材の層に沿って、検査物質および
１つまたはそれ以上の試薬およびまたはキャリヤ液体
が、共に観察窓または観察領域まで移動し、この観察窓
または観察領域において、検査物質の予め定められた状
態を可視的な色彩または明暗の変化として示し、少なく
とも１つの試薬およびまたはキャリヤ液体を保持するた
め、液体不透過性であるが変形自在のブリスタと、前記
試薬およびまたはキャリヤ液体を内部に入れてブリスタ
を密閉する液体不透過性であるが破裂自在の隔膜を有
し、ブリスタにブリスタから隔膜近傍の自由端まで延び
る少なくとも１つのスパイクを設け、変形するブリスタ
の各スパイクによって隔膜を破裂させ、この破裂によっ
て隔膜に形成された開口を通して試薬およびまたはキャ
リヤ液体がブリスタから排出されて移動し吸収層に接触
するような検査板である。
の層を有し、この吸収材の層に沿って、検査物質および
１つまたはそれ以上の試薬およびまたはキャリヤ液体
が、共に観察窓または観察領域まで移動し、この観察窓
または観察領域において、検査物質の予め定められた状
態を可視的な色彩または明暗の変化として示し、少なく
とも１つの試薬およびまたはキャリヤ液体を保持するた
め、液体不透過性であるが変形自在のブリスタと、前記
試薬およびまたはキャリヤ液体を内部に入れてブリスタ
を密閉する液体不透過性であるが破裂自在の隔膜を有
し、ブリスタにブリスタから隔膜近傍の自由端まで延び
る少なくとも１つのスパイクを設け、変形するブリスタ
の各スパイクによって隔膜を破裂させ、この破裂によっ
て隔膜に形成された開口を通して試薬およびまたはキャ
リヤ液体がブリスタから排出されて移動し吸収層に接触
するような検査板である。
ブリスタおよび各スパイクは、検査板のプラスチック
製の囲い部に形成されることが好ましい。また、プラス
チック製の囲い部は、互いに外周部で密封された２つの
プラスチック部材シートによって形成され、ブリスタと
各スパイクは加熱成形工程によってプラスチック部材シ
ートの一方に設けられていることが好ましい。
製の囲い部に形成されることが好ましい。また、プラス
チック製の囲い部は、互いに外周部で密封された２つの
プラスチック部材シートによって形成され、ブリスタと
各スパイクは加熱成形工程によってプラスチック部材シ
ートの一方に設けられていることが好ましい。
とりわけ、本発明の好適例において、ブリスタが互い
に間隔を置いて配置された２つのスパイクを有し、この
スパイクはブリスタの変形時に隔膜を破裂するよう設け
られている。またこのような配置において、ブリスタは
外方に向う凸状の上面を有し、この上面によってスパイ
クが支持され、この上面はスパイクが隔膜を破裂するよ
う引繰返り、その後永久的に引繰返り状態を維持するこ
とが好ましい。
に間隔を置いて配置された２つのスパイクを有し、この
スパイクはブリスタの変形時に隔膜を破裂するよう設け
られている。またこのような配置において、ブリスタは
外方に向う凸状の上面を有し、この上面によってスパイ
クが支持され、この上面はスパイクが隔膜を破裂するよ
う引繰返り、その後永久的に引繰返り状態を維持するこ
とが好ましい。
本発明のこれらの特徴および他の特徴は、添付図面を
参照して行なわれる実施例の説明により明らかにされ
る。
参照して行なわれる実施例の説明により明らかにされ
る。
（実施例） 第１図および第２図を参照すると、医療用または他の
分析用検査板10は細長い矩形状となっていおり、典型的
な形状として長さ80mm×幅10mmで深さは3mmとなってい
る。この検査板は、試薬およびまたはキャリヤ（例えば
溶媒）液体用の収納部を有しており、この収納部は検査
板の一端部、右手端部に近接する上面14から突出するブ
リスタ12からなっている。
分析用検査板10は細長い矩形状となっていおり、典型的
な形状として長さ80mm×幅10mmで深さは3mmとなってい
る。この検査板は、試薬およびまたはキャリヤ（例えば
溶媒）液体用の収納部を有しており、この収納部は検査
板の一端部、右手端部に近接する上面14から突出するブ
リスタ12からなっている。
ブリスタ12と検査板の他端との間であって、ブリスタ
12に近接して、深い溝部16が形成されている。この溝部
16には、試験を受ける液体のしずくがピペット等によっ
て配置される。
12に近接して、深い溝部16が形成されている。この溝部
16には、試験を受ける液体のしずくがピペット等によっ
て配置される。
取外自在の粘着または他の方法（例えば熱密着等）で
結合された保護パッチ18が溝部16を密閉し、使用箇所を
無菌状態に保っている。使用時に保護パッチ18は使用者
によって剥取られ、下方の溝部が現われる。
結合された保護パッチ18が溝部16を密閉し、使用箇所を
無菌状態に保っている。使用時に保護パッチ18は使用者
によって剥取られ、下方の溝部が現われる。
自由（結合されていない）なパッチの指把持部19は、
取外作業に役立つ。
取外作業に役立つ。
窓20が、ブリスタ12から離れた検査板の端部に設けら
れている。この窓を介して下方に配置された検査板の液
体吸収層を観察することができる。このことは、後で述
べる。
れている。この窓を介して下方に配置された検査板の液
体吸収層を観察することができる。このことは、後で述
べる。
検査板の構造を第２図に示す。この構造において、ブ
リスタ12は検査板の上面14をなすプラスチック部材22に
一体に形成されている。
リスタ12は検査板の上面14をなすプラスチック部材22に
一体に形成されている。
部材22は適当な透明または半透明のプラスチックシー
ト材、例えば無着色のポリビニルクロライド（P.V.C）
シート材から形成されている。さらにブリスタ12に加え
て、シート材にはシート材を切断してなる溝部16を形成
する開口が設けられている。
ト材、例えば無着色のポリビニルクロライド（P.V.C）
シート材から形成されている。さらにブリスタ12に加え
て、シート材にはシート材を切断してなる溝部16を形成
する開口が設けられている。
ブリスタ12と下方に折曲がる浅い外周壁24を除いて、
部材22は平面状をなしており、この外周壁24の端部は平
面熱密着フランジ26となっている。
部材22は平面状をなしており、この外周壁24の端部は平
面熱密着フランジ26となっている。
壁24と端部フランジ26とは、検査板の囲りに連続的に
形成されている。
形成されている。
ブリスタ12、外周壁24およびフランジ26を有する部材
22は、従来からプラスチックシート材から加熱成形によ
って形成されている。
22は、従来からプラスチックシート材から加熱成形によ
って形成されている。
ブリスタ12は、一般には円形状をなし、略部分球状体
となっている。ブリスタ12は中心線上に加熱成形によっ
て形成され、溝スパイク28を有している。この溝スパイ
クはブリスタの内部に凹部状に延び、その端部は比較的
尖っており、この尖端部は外周壁24内の部材22の平面下
方面30に近接している。
となっている。ブリスタ12は中心線上に加熱成形によっ
て形成され、溝スパイク28を有している。この溝スパイ
クはブリスタの内部に凹部状に延び、その端部は比較的
尖っており、この尖端部は外周壁24内の部材22の平面下
方面30に近接している。
従前述べたように、ブリスタ12は試薬およびまたはキ
ャリヤ液体用の収納部を形成している。これらの液体を
符号32によって第２図に示す。液体をブリスタ内に収納
するために、ブリスタの底部は、液体不透過性の隔膜34
によって密封されている。この隔膜34は、ブリスタ外周
の部材22の下面の平面環状部に熱密閉されている。スパ
イク28の尖端部から隔膜までの間隙は、装置の不注意な
作用を防止するのに十分なだけの長さとなっている。
ャリヤ液体用の収納部を形成している。これらの液体を
符号32によって第２図に示す。液体をブリスタ内に収納
するために、ブリスタの底部は、液体不透過性の隔膜34
によって密封されている。この隔膜34は、ブリスタ外周
の部材22の下面の平面環状部に熱密閉されている。スパ
イク28の尖端部から隔膜までの間隙は、装置の不注意な
作用を防止するのに十分なだけの長さとなっている。
隔膜は破裂自在の薄い金属ホイルから形成され（例え
ばアルミニウム）、部材２に熱密着させるとともに、ブ
リスタ内の液体による腐蝕の恐れを防止するためのプラ
スチックコーティング層を有している。
ばアルミニウム）、部材２に熱密着させるとともに、ブ
リスタ内の液体による腐蝕の恐れを防止するためのプラ
スチックコーティング層を有している。
この隔膜材料の不透明特性は、隔膜を拡げることによ
って利用される。このため、図示のように隔膜は、外周
壁24の境界内の検査板全域を占めている。そしてこの隔
膜に観察用窓が設けられている。検査溝部16を形成する
ため、さらに部材22の開口と重ねて隔膜に開口が形成さ
れている。
って利用される。このため、図示のように隔膜は、外周
壁24の境界内の検査板全域を占めている。そしてこの隔
膜に観察用窓が設けられている。検査溝部16を形成する
ため、さらに部材22の開口と重ねて隔膜に開口が形成さ
れている。
隔膜34の下方に、比較的厚い層40が外周壁24内の検査
板の略全域を占めている。この層40は適当な液体吸収性
材料、例えば繊維等から構成されている。層40は加熱成
形物22の端部フランジ26の平らな底面と同一高さにあ
り、そして追加層42によって所定位置に保持される。こ
の追加層42は検査板の平面底部を形成するとともに、フ
ランジ26の底面にその周囲が熱密着されている。
板の略全域を占めている。この層40は適当な液体吸収性
材料、例えば繊維等から構成されている。層40は加熱成
形物22の端部フランジ26の平らな底面と同一高さにあ
り、そして追加層42によって所定位置に保持される。こ
の追加層42は検査板の平面底部を形成するとともに、フ
ランジ26の底面にその周囲が熱密着されている。
底部層42は比較的厚くかつ堅固である。またこの底部
層はプラスチックシート材、プラスチックコートされた
金属ホイルまたはプラスチックコート板から形成されて
いる。部材22と底部層42は、一般にこれらが組合わさっ
て流体を透さない収納部、あるいは検査板のカバーを形
成し、乱用および破裂に対する抵抗を持つよう検査板に
十分な強度を与え、通常の取扱荷重に対して耐えること
ができ、使用部の安定性を図っている。
層はプラスチックシート材、プラスチックコートされた
金属ホイルまたはプラスチックコート板から形成されて
いる。部材22と底部層42は、一般にこれらが組合わさっ
て流体を透さない収納部、あるいは検査板のカバーを形
成し、乱用および破裂に対する抵抗を持つよう検査板に
十分な強度を与え、通常の取扱荷重に対して耐えること
ができ、使用部の安定性を図っている。
検査板の好適製造方法は次のとおりである。部材22は
加熱成形されて、プラスチックシート母材から切断され
る。そしてこの切断中に溝部16を形成する開口が設けら
れる。次に加熱成形物22が引繰返されて、計測された量
の試薬およびまたはキャリヤ液体32がブリスタ12内に充
填され、隔膜34を形成する材料が加熱成形物に熱密着
し、ブリスタ内に液体を密閉状に閉じ込める。
加熱成形されて、プラスチックシート母材から切断され
る。そしてこの切断中に溝部16を形成する開口が設けら
れる。次に加熱成形物22が引繰返されて、計測された量
の試薬およびまたはキャリヤ液体32がブリスタ12内に充
填され、隔膜34を形成する材料が加熱成形物に熱密着
し、ブリスタ内に液体を密閉状に閉じ込める。
このように形成された小組立品がユニットとして取扱
われ、殺菌およびまたは所望の他の作業を受け、またカ
バー板18がこの段階で取付けられる。
われ、殺菌およびまたは所望の他の作業を受け、またカ
バー板18がこの段階で取付けられる。
この後、予め切断された吸収材料が層40として外周壁
24内に配設され、そして層42がフランジ26に熱密着する
とともに、層42がその母材から切断される。これによっ
て検査板が完成し、輸送および貯蔵用の外部のパックま
たはコンテナ内に包装される。
24内に配設され、そして層42がフランジ26に熱密着する
とともに、層42がその母材から切断される。これによっ
て検査板が完成し、輸送および貯蔵用の外部のパックま
たはコンテナ内に包装される。
この検査板を用いる際、使用者は単に保護パッチ18を
取外して検査液を溝部16内に入れれば良い。この時、な
かんずく検査板内で化学反応させる場合、使用者は人さ
し指と親指との間で検査板のブリスタ12を把み、そして
ブリスタに圧力を加えてブリスタを変形させ、スパイク
28を下方の隔膜層34に係合および当接させる。
取外して検査液を溝部16内に入れれば良い。この時、な
かんずく検査板内で化学反応させる場合、使用者は人さ
し指と親指との間で検査板のブリスタ12を把み、そして
ブリスタに圧力を加えてブリスタを変形させ、スパイク
28を下方の隔膜層34に係合および当接させる。
このことによって、液体32はブリスタから吸収層40に
入り、吸収層40に沿って浸込み、数秒または数分後に観
察窓20に達する。溝部16内を通過する際、液体32は検査
液と結合し、これら２つの液体は一緒に吸収層40に沿っ
て観察窓に移動する。この２つの液体間の反応（または
反応生成物）は、この間に生ずる。
入り、吸収層40に沿って浸込み、数秒または数分後に観
察窓20に達する。溝部16内を通過する際、液体32は検査
液と結合し、これら２つの液体は一緒に吸収層40に沿っ
て観察窓に移動する。この２つの液体間の反応（または
反応生成物）は、この間に生ずる。
いくつかの適用上、検査液、液体32およびまたはこれ
ら液体の反応生成物（もしあれば）は、１またはそれ以
上の試薬と反応することが求められている。そのような
試薬は、層40内に吸収された分離状態の液体バンドとし
て含まれていると便利である。第１図および第２図の実
施例において、そのようなバンドが符号44によって示さ
れている。
ら液体の反応生成物（もしあれば）は、１またはそれ以
上の試薬と反応することが求められている。そのような
試薬は、層40内に吸収された分離状態の液体バンドとし
て含まれていると便利である。第１図および第２図の実
施例において、そのようなバンドが符号44によって示さ
れている。
単一のバンドあるいは複数のバンド44の変形例とし
て、ブリスタ12が１つまたはそれ以上の内部壁によっ
て、内部をさらに分割してもよい。ブリスタ内にそのよ
うに形成された１つまたはそれ以上の追加室は、それぞ
れスパイク28を有し、それぞれの中に溶媒およびまたは
キャリヤ液体を収納している。各スパイク28はブリスタ
が使用者によって挟まれた場合に、同時に作用する。さ
らに、２つまたはそれ以上の分離したブリスタ12を検査
板として用いても良い。
て、ブリスタ12が１つまたはそれ以上の内部壁によっ
て、内部をさらに分割してもよい。ブリスタ内にそのよ
うに形成された１つまたはそれ以上の追加室は、それぞ
れスパイク28を有し、それぞれの中に溶媒およびまたは
キャリヤ液体を収納している。各スパイク28はブリスタ
が使用者によって挟まれた場合に、同時に作用する。さ
らに、２つまたはそれ以上の分離したブリスタ12を検査
板として用いても良い。
公知の方法で、液体32の色、または明暗、または反応
生成物が、観察窓でみることによって使用者に所望の指
示を提供する。この指示は例えば試験液から診断される
医療または他の状態に関するものである。
生成物が、観察窓でみることによって使用者に所望の指
示を提供する。この指示は例えば試験液から診断される
医療または他の状態に関するものである。
他の方法として、層40の材料を、観察窓においてそれ
自体に状態に対して感度をもたせておいても良い。すな
わち、ある状態が存在するとき検査板内で生じる１また
はそれ以上の反応生成物に応じて色または明暗を変化さ
せるようにしても良い。通常は、色層分析技術が用いら
れるが、検査液が適用され、ブリスタが破裂された後の
所定時間に、観察窓の観察が行なわれる。
自体に状態に対して感度をもたせておいても良い。すな
わち、ある状態が存在するとき検査板内で生じる１また
はそれ以上の反応生成物に応じて色または明暗を変化さ
せるようにしても良い。通常は、色層分析技術が用いら
れるが、検査液が適用され、ブリスタが破裂された後の
所定時間に、観察窓の観察が行なわれる。
第３図は第１図および第２図の検査板として考えられ
ている検査板の変形例を示す。ここにおいて、検査板に
検査液を入れる代わりに検査板は検査液内に浸される。
第２の検査板において、ブリスタ12（空間的にみると、
環状というよりむしろ略矩形状をなしている）は、対向
する端部の観察窓20から十分な距離をおいて配置され、
液体に浸る一端部（線50によって図示された部分）を設
けている。
ている検査板の変形例を示す。ここにおいて、検査板に
検査液を入れる代わりに検査板は検査液内に浸される。
第２の検査板において、ブリスタ12（空間的にみると、
環状というよりむしろ略矩形状をなしている）は、対向
する端部の観察窓20から十分な距離をおいて配置され、
液体に浸る一端部（線50によって図示された部分）を設
けている。
端部50において、加熱成形部材22と、もし適切であれ
ば隔膜34は、下方の吸収層40に検査液を接近させるため
の開口を設けている。それゆえ、第１の実施例と同様、
溝部16は検査板の上面に形成され、この使用箇所の無菌
状態を保つために、この溝部は指を掛ける自由端19を有
する取外自在カバーパッチ18によって覆われている。説
明上、第３図の検査板は単一の試薬を、全体領域のうち
４角の領域44の層40内に含浸させている。
ば隔膜34は、下方の吸収層40に検査液を接近させるため
の開口を設けている。それゆえ、第１の実施例と同様、
溝部16は検査板の上面に形成され、この使用箇所の無菌
状態を保つために、この溝部は指を掛ける自由端19を有
する取外自在カバーパッチ18によって覆われている。説
明上、第３図の検査板は単一の試薬を、全体領域のうち
４角の領域44の層40内に含浸させている。
前述の浸す過程の代わりに、第３図の検査板を必要な
らば、第１図および第２図の検査板と同様に用いること
もできる。このため、検査液の一滴または数滴がピペッ
トにより溝部16内に入れられる。
らば、第１図および第２図の検査板と同様に用いること
もできる。このため、検査液の一滴または数滴がピペッ
トにより溝部16内に入れられる。
第４図および第５図は、第１図および第２図の検査板
とブリスタ12のみ異なる検査板を示す。ブリスタは第３
図のように矩形状をなすが、前述した両検査板のブリス
タと比べると、本実施例においては、ブリスタは２つの
間隔をおいて配設されたスパイク28を有している。スパ
イクはブリスタの主軸に沿って配設され、ブリスタ自身
も全体として検査板の中心軸線に沿っている。
とブリスタ12のみ異なる検査板を示す。ブリスタは第３
図のように矩形状をなすが、前述した両検査板のブリス
タと比べると、本実施例においては、ブリスタは２つの
間隔をおいて配設されたスパイク28を有している。スパ
イクはブリスタの主軸に沿って配設され、ブリスタ自身
も全体として検査板の中心軸線に沿っている。
第５図に示すように、本実施例におけるブリスタ12は
直立外周壁50とドーム状上面62を有している。このドー
ム状上面によってスパイク28が支持され、スパイクの尖
端部36は下方の隔膜34に接近している。
直立外周壁50とドーム状上面62を有している。このドー
ム状上面によってスパイク28が支持され、スパイクの尖
端部36は下方の隔膜34に接近している。
ドーム状上面62は、外周壁50に外周壁の４つの上部端
に沿って取付けられている。外周壁の上部端はそれ自体
上方へ折曲がるように示されており、外周壁の主要面の
１つの上部端は符号53で示されている。
に沿って取付けられている。外周壁の上部端はそれ自体
上方へ折曲がるように示されており、外周壁の主要面の
１つの上部端は符号53で示されている。
ドーム状上面62は、一端に浅い円錐状となっており、
外周壁50の４つの面と上方へ折曲がる上部端で交差して
いる。スパイク28はドーム状上面により支持されてお
り、ドーム状上面の中心部を形成する環状平板すなわち
プラトウ56の側部に設けられている。
外周壁50の４つの面と上方へ折曲がる上部端で交差して
いる。スパイク28はドーム状上面により支持されてお
り、ドーム状上面の中心部を形成する環状平板すなわち
プラトウ56の側部に設けられている。
以下に明白となる理由により、ドーム状上面の外周壁
50との接合点における水平方向に対する角度は、文字Ｘ
で第５図に示されている。外周壁はそれ自体、必要なら
ば垂直方向に対して傾斜しており、典型的には小さな角
度５゜だけ内側に傾斜している。このことにより、貯蔵
したり輸送するため、加熱成形部材22を空にしてぴった
り収納することができる。
50との接合点における水平方向に対する角度は、文字Ｘ
で第５図に示されている。外周壁はそれ自体、必要なら
ば垂直方向に対して傾斜しており、典型的には小さな角
度５゜だけ内側に傾斜している。このことにより、貯蔵
したり輸送するため、加熱成形部材22を空にしてぴった
り収納することができる。
各スパイク28は同一形状をなし、直円錐状をしている
ことが好ましい。これらはブリスタ12の中心横断面に関
して対象に形成されている。各スパイク28はそれぞれ、
前述の各実施例のスパイクと同様の機能を果たす。すな
わち、それらはブリスタが圧縮されたとき、下方の隔膜
34を破裂させる。しかしながら、一つの開口ではなく
て、間隔を置いた２つの開口が設けられるので、ブリス
タ12内の試薬およびまたはキャリヤ液体32は、ブリスタ
が作用されると直ちにブリスタから排出される。排出過
程中、一方の開口は前述の液体を下方の液体吸収材40に
送るよう機能し、他方の開口はブリスタ内に空気を反対
方向から入れるよう機能し、これによって流れを妨げる
ブリスタ内の圧力減少を防止できる。
ことが好ましい。これらはブリスタ12の中心横断面に関
して対象に形成されている。各スパイク28はそれぞれ、
前述の各実施例のスパイクと同様の機能を果たす。すな
わち、それらはブリスタが圧縮されたとき、下方の隔膜
34を破裂させる。しかしながら、一つの開口ではなく
て、間隔を置いた２つの開口が設けられるので、ブリス
タ12内の試薬およびまたはキャリヤ液体32は、ブリスタ
が作用されると直ちにブリスタから排出される。排出過
程中、一方の開口は前述の液体を下方の液体吸収材40に
送るよう機能し、他方の開口はブリスタ内に空気を反対
方向から入れるよう機能し、これによって流れを妨げる
ブリスタ内の圧力減少を防止できる。
本実施例において、吸収層40はブリスタ12に関してお
よび下方において、その幅が小さくなっている。このた
めブリスタの下方に空間室を設けることができ、この空
間室により置換室等を供給することができる。
よび下方において、その幅が小さくなっている。このた
めブリスタの下方に空間室を設けることができ、この空
間室により置換室等を供給することができる。
第４図および第５図のブリスタの作用は、前述した実
施例のものと本質的に同様である。しかし、本実施例に
おいては、ブリスタは使用済機能を発揮する。所望によ
り試薬およびまたはキャリヤ液体を排出するため、使用
者はブリスタを第５図の破線60に示す位置まで圧縮しな
ければならない。この破線はブリスタの上面を示してい
る。
施例のものと本質的に同様である。しかし、本実施例に
おいては、ブリスタは使用済機能を発揮する。所望によ
り試薬およびまたはキャリヤ液体を排出するため、使用
者はブリスタを第５図の破線60に示す位置まで圧縮しな
ければならない。この破線はブリスタの上面を示してい
る。
位置60に移動する場合、ドーム状上面62は引繰返って
水平位置を通過し、オーバトグル位置となる。それゆ
え、使用者がブリスタから圧力を略抜いた場合、上面62
はこの引繰返りの位置に留まり、検査板が使用された証
拠となる。さらにブリスタは更なる作用位置に行くこと
はないので、使用者はブリスタを繰返し作用することに
よる検査板に沿う液体の「ポンプ作用」を行なうことは
できない。（「ポンプ作用」がもし生じると、吸収層40
への液体の供給が不正常になるので、検査板による表示
が不正確となる。） 出願人は、ドーム状上面62のこの永久的引繰返り状態
を達成させるため、ドーム状上面と外周壁50との間に形
成された角度Ｘは所定の角度以上としなければならない
ことを見出した。この角度Ｘは第４図および第５図に示
す検査板の場合、約12゜である。
水平位置を通過し、オーバトグル位置となる。それゆ
え、使用者がブリスタから圧力を略抜いた場合、上面62
はこの引繰返りの位置に留まり、検査板が使用された証
拠となる。さらにブリスタは更なる作用位置に行くこと
はないので、使用者はブリスタを繰返し作用することに
よる検査板に沿う液体の「ポンプ作用」を行なうことは
できない。（「ポンプ作用」がもし生じると、吸収層40
への液体の供給が不正常になるので、検査板による表示
が不正確となる。） 出願人は、ドーム状上面62のこの永久的引繰返り状態
を達成させるため、ドーム状上面と外周壁50との間に形
成された角度Ｘは所定の角度以上としなければならない
ことを見出した。この角度Ｘは第４図および第５図に示
す検査板の場合、約12゜である。
この状態より角度Ｘの値が小さい場合、ブリスタへの
圧力が外されると、ドーム状上面は常時もとの状態に弾
力的に戻り、上方に向って凸状に突出する。この場合
は、明らかな使用済証拠は生じない。また使用者は前述
の段階で述べたように、検査板に沿って排出される液体
のポンプ作用を行なうことができる。
圧力が外されると、ドーム状上面は常時もとの状態に弾
力的に戻り、上方に向って凸状に突出する。この場合
は、明らかな使用済証拠は生じない。また使用者は前述
の段階で述べたように、検査板に沿って排出される液体
のポンプ作用を行なうことができる。
しかしながら、適用方法によっては、ブリスタはその
上面の非永久的な引繰返り状態となるように設計されて
もよい。この場合はブリスタは略平面的な上面となる。
上面の非永久的な引繰返り状態となるように設計されて
もよい。この場合はブリスタは略平面的な上面となる。
ブリスタ12上に中心をずらしてスパイクが配置され、
ブリスタの上面62が引繰返って変形するため、第４図お
よび第５図のスパイクは下方に向ってスイングしながら
隔膜34と係合し突破する。それゆえ、隔膜にスパイクに
よって形成された開口は引延ばされた形状となり、隔膜
と交差するスパイクの横断面の面積よりかなり大きくな
る。このため、ドーム状上面が引繰返った場合、スパイ
クを形成された開口内に永久的に挿入しておくけれど
も、これら開口はブリスタから所望の液体を排出しブリ
スタへ所望の空気を置換するのに十分な大きさとなる。
ブリスタの上面62が引繰返って変形するため、第４図お
よび第５図のスパイクは下方に向ってスイングしながら
隔膜34と係合し突破する。それゆえ、隔膜にスパイクに
よって形成された開口は引延ばされた形状となり、隔膜
と交差するスパイクの横断面の面積よりかなり大きくな
る。このため、ドーム状上面が引繰返った場合、スパイ
クを形成された開口内に永久的に挿入しておくけれど
も、これら開口はブリスタから所望の液体を排出しブリ
スタへ所望の空気を置換するのに十分な大きさとなる。
第１、２および４、５図に示す各検査板の変形例とし
て、隔膜34はブリスタを密閉するためにのみ機能するも
のであってもよい。それゆえこの場合は隔膜34はブリス
タの外周近傍までしかない。この場合、観察窓20は他の
方法で設置または（例えば）部材22の表示された領域と
して形成される。
て、隔膜34はブリスタを密閉するためにのみ機能するも
のであってもよい。それゆえこの場合は隔膜34はブリス
タの外周近傍までしかない。この場合、観察窓20は他の
方法で設置または（例えば）部材22の表示された領域と
して形成される。
特に前述した各検査板の変形例として、液体吸収層40
にスパイク28に対応する貫通開口を形成してもよい。そ
のような開口の一つを第２図において符号52で示す。開
口52は所望により隔膜34の破裂を容易にする。また開口
52は、試薬およびまたはキャリヤ液体32を膜40と接触す
る近傍端に、収納または保持する小さな収納室を形成す
ることによる。これによって、検査板に沿って試薬およ
びまたはキャリヤ液体の拡散が容易となる。
にスパイク28に対応する貫通開口を形成してもよい。そ
のような開口の一つを第２図において符号52で示す。開
口52は所望により隔膜34の破裂を容易にする。また開口
52は、試薬およびまたはキャリヤ液体32を膜40と接触す
る近傍端に、収納または保持する小さな収納室を形成す
ることによる。これによって、検査板に沿って試薬およ
びまたはキャリヤ液体の拡散が容易となる。
本発明による分析検査板は、前述した検査板より他の
多くの例が考えられる。例えば、第３図の検査板の変形
例の１つとして、溝部16を設けないで、代わりに検査板
の端部の外周壁24と端部フランジ26を取除いて、吸収層
42の端部を露出させてもよい。また所望により、吸収層
42を部材22から突出させ、その自由端を検査液内に浸す
こともできる。更なる変形例として、第３図の検査板が
第４図および第５図に示す２つのスパイクを有するブリ
スタを備えていてもよい。
多くの例が考えられる。例えば、第３図の検査板の変形
例の１つとして、溝部16を設けないで、代わりに検査板
の端部の外周壁24と端部フランジ26を取除いて、吸収層
42の端部を露出させてもよい。また所望により、吸収層
42を部材22から突出させ、その自由端を検査液内に浸す
こともできる。更なる変形例として、第３図の検査板が
第４図および第５図に示す２つのスパイクを有するブリ
スタを備えていてもよい。
液体状の物質の試験について述べたけれども、本発明
は固体、とりわけ粉体物の分析試験に適用することもで
きる。
は固体、とりわけ粉体物の分析試験に適用することもで
きる。
第１図は本発明による第１の分析検査板の概略平面図、
第２図は第１図の第１の分析検査板のII−II線側面図で
あって拡大した図、第３図は本発明による第２の分析検
査板の第１図に対応する図、第４図は本発明による第３
の分析検査板の第１図に対応する図、第５図は第４図の
検査板のブリスタの第２図に対応する図である。 10……検査板、12……ブリスタ、14……上面、16……溝
部、18……保護パッチ、20……観察窓、22……プラスチ
ック部材、28……スパイク、32……試薬およびまたはキ
ャリヤ液体、34……隔膜、40……吸収層。
第２図は第１図の第１の分析検査板のII−II線側面図で
あって拡大した図、第３図は本発明による第２の分析検
査板の第１図に対応する図、第４図は本発明による第３
の分析検査板の第１図に対応する図、第５図は第４図の
検査板のブリスタの第２図に対応する図である。 10……検査板、12……ブリスタ、14……上面、16……溝
部、18……保護パッチ、20……観察窓、22……プラスチ
ック部材、28……スパイク、32……試薬およびまたはキ
ャリヤ液体、34……隔膜、40……吸収層。
Claims (14)
- 【請求項１】検査物質を接触させる吸収材の層（40）を
有し、この吸収材の層（40）に沿って、検査物質および
１つまたはそれ以上の試薬およびまたはキャリヤ液体
が、共に観察窓または観察領域まで移動し、この観察窓
（20）または観察領域において検査物質の予め定められ
た状態を可視的な色彩または明暗の変化として示す分析
検査板において、少なくとも１つの試薬およびまたはキ
ャリヤ液体を保持するため、液体不透過性であるが変形
自在のブリスタ（12）と、前記試薬およびまたはキャリ
ヤ液体（32）を内部に入れてブリスタを密閉する液体不
透過性であるが破裂自在の隔膜（34）を有し、ブリスタ
にブリスタから隔膜近傍の自由端まで延びる少なくとも
１つのスパイク（28）を設け、変形するブリスタの各ス
パイクによって隔膜を破裂させ、この破裂によって隔膜
に形成された開口を通して試薬およびまたはキャリヤ液
体がブリスタから排出されて移動し吸収層（40）と接触
することを特徴とする分析検査板。 - 【請求項２】ブリスタ（12）およびスパイク（28）はプ
ラスチック製の囲い部（22,42）に形成されていること
を特徴とする請求項１記載の分析検査板。 - 【請求項３】囲い部は、互いに外周部で密封された第１
および第２プラスチック部材シート（22,42）によって
形成され、ブリスタおよびスパイクは加熱成形工程によ
って第１プラスチック部材シート（22）に設けられてい
ることを特徴とする請求項２記載の分析検査板。 - 【請求項４】観察窓または観察領域が囲い部の透明領域
により形成され、これらを通して吸収層を観察できるこ
とを特徴とする請求項２または３のいずれかに記載の分
析検査板。 - 【請求項５】隔膜（34）を形成する材料は不透明であ
り、かつ隔膜から観察窓または観察領域を越えて延び、
前記隔膜には観察窓または観察領域を形成する開口が設
けられていることを特徴とする請求項４記載の分析検査
板。 - 【請求項６】検査物質が囲い部の開口（16）を通して吸
収層に適用され、この開口（16）は長手方向に沿ってブ
リスタ（12）と観察窓または観察領域との間に配置され
ていること（第１図および第４図）を特徴とする請求項
２乃至５のいずれかに記載の分析検査板。 - 【請求項７】検査物質が囲い部の開口（16）を通して吸
収層に適用され、この開口（16）は長手方向に沿って観
察窓または観察領域に関してブリスタ（12）を越えて配
置されていること（第３図）を特徴とする請求項２乃至
５のいずれかに記載の分析検査板。 - 【請求項８】囲い部に観察窓または観察領域から離れた
開口（16）を有し、検査物質内に浸らして検査物質を前
記開口を通して吸収層に接触させることを特徴とする請
求項２乃至５のいずれかに記載の分析検査板。 - 【請求項９】前記開口（16）を有し、この開口が囲い部
に剥離自在に貼着される取外自在カバー（18）により密
閉されることを特徴とする請求項６乃至８のいずれかに
記載の分析検査板。 - 【請求項１０】吸収層（40）は、１つまたはそれ以上の
吸収された試薬物の目立たないバンドまたは領域（44）
を有し、このバンドまたは領域を通って試薬およびまた
はキャリヤ液体と検査物質が通過することを特徴とする
請求項１乃至９のいずれかに記載の分析検査板。 - 【請求項１１】ブリスタ（12）に所定の間隔を置いて２
つの前記スパイク（28）が設けられ、各スパイクはブリ
スタの変形によって隔膜（34）を破裂させることを特徴
とする請求項１乃至10のいずれかに記載の分析検査板。 - 【請求項１２】ブリスタ（12）はスパイクを支持する外
方へ向う凸状の上面（62）を有し、上面はスパイクが隔
膜を破裂するように引繰返り、その後その引繰返った状
態を永久的に維持することを特徴とする請求項11記載の
分析検査板。 - 【請求項１３】ブリスタ（12）は略矩形状をなすととも
に、直立する外周壁（50）を有し、前記上面（62）は前
記外周壁の上方へ曲がる上端部に支持されていることを
特徴とする請求項12記載の分析検査板。 - 【請求項１４】各スパイクはスイングしながら隔膜を破
裂させ、このためスパイクによって隔膜に形成された開
口は拡大することを特徴とする請求項11乃至13のいずれ
かに記載の分析検査板。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB878703578A GB8703578D0 (en) | 1987-02-17 | 1987-02-17 | Analytical test strip |
| GB8703578 | 1987-02-17 | ||
| GB8727369 | 1987-11-23 | ||
| GB8727369A GB2201241B (en) | 1987-02-17 | 1987-11-23 | Analytical test strip |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63223559A JPS63223559A (ja) | 1988-09-19 |
| JP2541609B2 true JP2541609B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=26291914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63034932A Expired - Lifetime JP2541609B2 (ja) | 1987-02-17 | 1988-02-17 | 分析検査板 |
Country Status (13)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4965047A (ja) |
| EP (1) | EP0279574B1 (ja) |
| JP (1) | JP2541609B2 (ja) |
| AU (1) | AU600085B2 (ja) |
| BR (1) | BR8800577A (ja) |
| CA (1) | CA1318580C (ja) |
| DE (1) | DE3873787T2 (ja) |
| DK (1) | DK169264B1 (ja) |
| ES (1) | ES2034186T3 (ja) |
| FI (1) | FI93398C (ja) |
| GR (1) | GR3006064T3 (ja) |
| IE (1) | IE60188B1 (ja) |
| NO (1) | NO172707C (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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