JP2541465Y2 - クランプ装置 - Google Patents
クランプ装置Info
- Publication number
- JP2541465Y2 JP2541465Y2 JP1990126003U JP12600390U JP2541465Y2 JP 2541465 Y2 JP2541465 Y2 JP 2541465Y2 JP 1990126003 U JP1990126003 U JP 1990126003U JP 12600390 U JP12600390 U JP 12600390U JP 2541465 Y2 JP2541465 Y2 JP 2541465Y2
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- JP
- Japan
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- circuit
- signal
- input
- output
- clamp
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はMUSEデコーダ又はMUSE/NTSCコンバータの入
力段のクランプ装置に関する。
力段のクランプ装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来のMUSEデコーダの入力段の概略を第4図に示す。
第4図に於いて、(10)はBSチューナの検波出力(MU
SE信号)が入力されるBS専用入力端子、(12)はMUSE−
VTR、MUSE−VLP等からのMUSE信号が入力されるAUX入力
端子である。(14)は入力切換スイッチである。(16)
はアンプである。(18)は8.1MHzのローパスフィルタで
ある。(20)はクランプ回路であり、このクランプ回路
(20)は時定数が端子(20a)への入力により切り換え
制御される。(22)はA/D変換器である。(24)は入力
選択スイッチであり、使用者により操作される。(26)
は制御回路である。この制御回路(26)により、クラン
プ回路(20)に時定数と、入力切換スイッチ(14)によ
る選択は連動する。
SE信号)が入力されるBS専用入力端子、(12)はMUSE−
VTR、MUSE−VLP等からのMUSE信号が入力されるAUX入力
端子である。(14)は入力切換スイッチである。(16)
はアンプである。(18)は8.1MHzのローパスフィルタで
ある。(20)はクランプ回路であり、このクランプ回路
(20)は時定数が端子(20a)への入力により切り換え
制御される。(22)はA/D変換器である。(24)は入力
選択スイッチであり、使用者により操作される。(26)
は制御回路である。この制御回路(26)により、クラン
プ回路(20)に時定数と、入力切換スイッチ(14)によ
る選択は連動する。
衛星放送(BS)によるMUSEベースバンド信号には第5
図(a)の如き、周期30Hz、周波数偏移600kHzの三角波
のエネルギー拡散信号が重畳されている。この三角波を
除去せずにA/D変換を行うと画面にフリッカー妨害とな
って表われる。この三角波の除去は、直流レベルをそろ
える働きをする回路であるクランプ回路(20)にて行
う。
図(a)の如き、周期30Hz、周波数偏移600kHzの三角波
のエネルギー拡散信号が重畳されている。この三角波を
除去せずにA/D変換を行うと画面にフリッカー妨害とな
って表われる。この三角波の除去は、直流レベルをそろ
える働きをする回路であるクランプ回路(20)にて行
う。
しかし、BS放送以外のMUSEベースバンド信号には、第
5図(b)の如く、三角波が重畳されていないため、BS
放送受信時とは、クランプ回路(20)に時定数が異な
る。このため、BS放送入力選択時と、その他のAUX選択
時とで、クランプ回路(20)の時定数を対応して切換え
ている。
5図(b)の如く、三角波が重畳されていないため、BS
放送受信時とは、クランプ回路(20)に時定数が異な
る。このため、BS放送入力選択時と、その他のAUX選択
時とで、クランプ回路(20)の時定数を対応して切換え
ている。
このように、従来では、クランプ回路(20)の時定数
と入力切換スイッチ(14)は連動して切換わる。すなわ
ち、入力切換スイッチ(14)がBS入力側に接続されてい
る時はクランプ回路(20)の時定数もBS用に切り換えら
れている。入力切換スイッチ(14)がAUX入力側に接続
されている時はクランプ回路(20)の時定数はAUX用に
切り換えられる。
と入力切換スイッチ(14)は連動して切換わる。すなわ
ち、入力切換スイッチ(14)がBS入力側に接続されてい
る時はクランプ回路(20)の時定数もBS用に切り換えら
れている。入力切換スイッチ(14)がAUX入力側に接続
されている時はクランプ回路(20)の時定数はAUX用に
切り換えられる。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかし、この装置では、AUX入力端子(12)にBSチュ
ーナの出力を接続するクランプ回路(20)はAUX入力時
と同様に動作し三角波の除去が十分に行なえない。この
ため画面にフリッカが生じる。
ーナの出力を接続するクランプ回路(20)はAUX入力時
と同様に動作し三角波の除去が十分に行なえない。この
ため画面にフリッカが生じる。
このように、従来ではBSチューナの出力は専用のBS入
力端子(10)に接続し、MUSE−VTR等の出力はAUX入力端
子(12)に接続しなくてはならない。
力端子(10)に接続し、MUSE−VTR等の出力はAUX入力端
子(12)に接続しなくてはならない。
このため、特開平2−174375号(H04N5/18)の如く、
自動的に放送/非放送を検出して、時定数を切り換える
ことが考えられる。しかし、この例では、放送/非放送
の判別コードを送信側で予め挿入し、受信側でこのコー
ドを検出しなくてはならない。
自動的に放送/非放送を検出して、時定数を切り換える
ことが考えられる。しかし、この例では、放送/非放送
の判別コードを送信側で予め挿入し、受信側でこのコー
ドを検出しなくてはならない。
このため、特願平1−155089号では、自動的に三角波
の有無を検出して時定数を切り換えた。
の有無を検出して時定数を切り換えた。
本考案は、三角波の有無の検出をアナログ段で行うも
のである。
のである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、入力MUSE信号より低周波成分を抽出する抽
出手段(32、34、C、R)と、この抽出手段の出力を整
流する整流回路(38)と、この整流回路(38)出力を所
定値と比較して検出信号(クランプ切換信号)を出力す
る比較回路(40)と、前記検出信号により時定数が切り
換えられるクランプ回路(20)と、を備えることを特徴
とする。
出手段(32、34、C、R)と、この抽出手段の出力を整
流する整流回路(38)と、この整流回路(38)出力を所
定値と比較して検出信号(クランプ切換信号)を出力す
る比較回路(40)と、前記検出信号により時定数が切り
換えられるクランプ回路(20)と、を備えることを特徴
とする。
(ホ)作用 本考案では、抽出手段(32)により30Hzの三角波を抽
出し、この三角波を整流して、比較回路(40)に入力す
ることによって、三角波の有無を検出し、この検出出力
によりクランプ回路(20)の時定数を切り換える。
出し、この三角波を整流して、比較回路(40)に入力す
ることによって、三角波の有無を検出し、この検出出力
によりクランプ回路(20)の時定数を切り換える。
(ヘ)実施例 第1図を参照しつつ、本考案の一実施例を説明する。
尚、第4図と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。
尚、第4図と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。
(11)(12)は入力端子である。
(28)は三角波検出回路である。(30)はバッファア
ンプである。(32)はローパスフィルタ、(34)はスイ
ッチ回路、(36)は入力MMUSE信号の水平同期パルス(H
D)が入力される入力端子である。このスイッチ回路(3
4)の出力のb点電位(Vb)を第2図に示す。(38)は
全波整流回路であり、第3図の信号(VD)を出力する。
(40)はコンパレータである。
ンプである。(32)はローパスフィルタ、(34)はスイ
ッチ回路、(36)は入力MMUSE信号の水平同期パルス(H
D)が入力される入力端子である。このスイッチ回路(3
4)の出力のb点電位(Vb)を第2図に示す。(38)は
全波整流回路であり、第3図の信号(VD)を出力する。
(40)はコンパレータである。
入力端子(11)(12)より入力されたBS放送のMUSEベ
ースバンド信号は、リレー等による入力切換スイッチ
(14)を通りアンプ(16)で増幅された後、エミッタフ
ォロワ等によるバッファアンプ(30)により分岐されロ
ーパスフィルタ(32)に入力される。ローパスフィルタ
(32)により、30Hzより大きい周波数成分は抑圧された
後、スイッチ回路(34)に信号は入力される。スイッチ
回路(34)は、MUSE信号の水平同期信号(HD)に同期し
たパルスによってa−b間がONされ、抵抗、コンデンサ
(R、C)の充放電によってMUSEベースバンド信号のHD
部分の直流成分がb点に現われる。このb点電位(Vb)
は第2図のようになり、これは三角波(ディスパーサ
ル)成分を抜き出したものと同様になる。
ースバンド信号は、リレー等による入力切換スイッチ
(14)を通りアンプ(16)で増幅された後、エミッタフ
ォロワ等によるバッファアンプ(30)により分岐されロ
ーパスフィルタ(32)に入力される。ローパスフィルタ
(32)により、30Hzより大きい周波数成分は抑圧された
後、スイッチ回路(34)に信号は入力される。スイッチ
回路(34)は、MUSE信号の水平同期信号(HD)に同期し
たパルスによってa−b間がONされ、抵抗、コンデンサ
(R、C)の充放電によってMUSEベースバンド信号のHD
部分の直流成分がb点に現われる。このb点電位(Vb)
は第2図のようになり、これは三角波(ディスパーサ
ル)成分を抜き出したものと同様になる。
この波形は全波整流回路(38)により整流され第3図
の(VD)のDC電圧となる。
の(VD)のDC電圧となる。
この電圧(VD)は、BS信号の時は、常にある一定値を
もち、BS以外(AUX)の信号時は三角波がないためVD
0と考えられる。このためこの電圧(VD)をコンパレー
タ(40)である一定の電圧(Vref)と比較すれば、BS/A
UX信号の判定が行なえる事となる。
もち、BS以外(AUX)の信号時は三角波がないためVD
0と考えられる。このためこの電圧(VD)をコンパレー
タ(40)である一定の電圧(Vref)と比較すれば、BS/A
UX信号の判定が行なえる事となる。
コンパレータ(40)では、VD>Vrefの時BSと判定され
Hレベル、VD<Vrefの時はAUXと判定されLレベルの信
号が出力される。このコンパレータ(40)の出力をクラ
ンプ回路(20)のクランプ切換信号とする事により、ク
ランプ回路(20)が入力信号に応じて自動的に切換わる
事となる。
Hレベル、VD<Vrefの時はAUXと判定されLレベルの信
号が出力される。このコンパレータ(40)の出力をクラ
ンプ回路(20)のクランプ切換信号とする事により、ク
ランプ回路(20)が入力信号に応じて自動的に切換わる
事となる。
このように従来例のように、BS専用の入力端子(10)
を設けなくとも常に最適のクランプ時定数が信号の内容
(BS/BS以外)に応じて選択される事になる。
を設けなくとも常に最適のクランプ時定数が信号の内容
(BS/BS以外)に応じて選択される事になる。
(ト)考案の効果 本考案ではアナログの三角波検出回路(28)を備えて
いるので、MUSEデコーダのBS信号専用の入力端子の設置
が不要となり、BSチューナとMUSEデコーダの接続が簡単
となる。又、従来のMUSEデコーダでは、2系統の入力端
子を持っていても一方はBS入力専用となっており、BS以
外の信号源(レーザーディスク等のディスパーサル無の
信号)は接続不可であったが、本考案を用いれば、2系
統共にレーザディスク又は、BSチューナ等の接続が可能
となる。
いるので、MUSEデコーダのBS信号専用の入力端子の設置
が不要となり、BSチューナとMUSEデコーダの接続が簡単
となる。又、従来のMUSEデコーダでは、2系統の入力端
子を持っていても一方はBS入力専用となっており、BS以
外の信号源(レーザーディスク等のディスパーサル無の
信号)は接続不可であったが、本考案を用いれば、2系
統共にレーザディスク又は、BSチューナ等の接続が可能
となる。
第1図は本考案の一実施例を示す図である。第2図及び
第3図はその各部の波形を示す図である。 第4図は従来例を示す図である。第5図は三角波を説明
するための図である。 (11)(12)……入力端子、(14)……入力切換スイッ
チ、(16)……アンプ、(20)……クランプ回路、(3
0)……バッファアンプ、(32)……ローパスフィル
タ、(C)……コンデンサ、(R)……抵抗、(34)…
…スイッチ、(38)……全波整流回路(整流回路)、
(40)……コンパレータ(比較回路)、(32、34、C、
R)……抽出手段。
第3図はその各部の波形を示す図である。 第4図は従来例を示す図である。第5図は三角波を説明
するための図である。 (11)(12)……入力端子、(14)……入力切換スイッ
チ、(16)……アンプ、(20)……クランプ回路、(3
0)……バッファアンプ、(32)……ローパスフィル
タ、(C)……コンデンサ、(R)……抵抗、(34)…
…スイッチ、(38)……全波整流回路(整流回路)、
(40)……コンパレータ(比較回路)、(32、34、C、
R)……抽出手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−174375(JP,A) 特開 平2−280574(JP,A) 特開 昭58−205380(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】入力MUSE信号にエネルギー拡散信号が重畳
されているか否かを検出し、この検出信号によりクラン
プ動作の時定数を切換えるクランプ装置に於いて、 前記入力MUSE信号より低周波成分を抽出するローパスフ
ィルタ(32)と、 前記ローパスフィルタ(32)の出力を入力し、MUSE信号
の水平同期信号に同期したパルスによりONされるスイッ
チ回路(34)と、 前記スイッチ回路(34)の出力を充放電する充放電回路
(C、R)と、 充放電回路(C、R)の出力を整流する整流回路(38)
と、 この整流回路(38)出力を所定値と比較して前記検出信
号を出力する比較回路(40)と、 前記検出信号により時定数が切り換えられるクランプ回
路(20)と、 を備えることを特徴とするクランプ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990126003U JP2541465Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990126003U JP2541465Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | クランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485876U JPH0485876U (ja) | 1992-07-27 |
JP2541465Y2 true JP2541465Y2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=31873579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990126003U Expired - Lifetime JP2541465Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | クランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2541465Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58205380A (ja) * | 1982-05-26 | 1983-11-30 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | エネルギ−拡散信号除去回路 |
JPH0831969B2 (ja) * | 1988-12-26 | 1996-03-27 | 三洋電機株式会社 | クランプ方法及びその回路 |
JPH02280574A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-16 | Nec Corp | 映像信号回路 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP1990126003U patent/JP2541465Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0485876U (ja) | 1992-07-27 |
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