JP2540450Y2 - デジタイザ - Google Patents
デジタイザInfo
- Publication number
- JP2540450Y2 JP2540450Y2 JP1990115976U JP11597690U JP2540450Y2 JP 2540450 Y2 JP2540450 Y2 JP 2540450Y2 JP 1990115976 U JP1990115976 U JP 1990115976U JP 11597690 U JP11597690 U JP 11597690U JP 2540450 Y2 JP2540450 Y2 JP 2540450Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grid
- board
- main board
- digitizer
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、カーソル等の位置指示器により指示され
て平面上の位置情報を入力するためのデジタイザ、特に
その構造的な改良に関する。
て平面上の位置情報を入力するためのデジタイザ、特に
その構造的な改良に関する。
第５図に従来のデジタイザにおけるタブレット部の断
面を示す。
面を示す。
同図において、111は表面カバー、112はグリッドボー
ド、113はグリッドスペーサ、114はシールド板である。
ド、113はグリッドスペーサ、114はシールド板である。
すなわち、デジタイザのタブレット部11はシールド板
114の上に、グリッドスペーサ113を介してグリッドボー
ド112を載置し、その表面を表面カバー111により覆って
構成される。つまり、表面カバー111は各部の保護と防
塵等のために周囲を覆うように形成され、従来は真空成
形されるのが普通である。
114の上に、グリッドスペーサ113を介してグリッドボー
ド112を載置し、その表面を表面カバー111により覆って
構成される。つまり、表面カバー111は各部の保護と防
塵等のために周囲を覆うように形成され、従来は真空成
形されるのが普通である。
グリッドボード112は例えば導体が格子状に配列さ
れ、ペンまたはカーソル等の位置指示器からの電磁誘導
により生じた信号を、シールド板114の下側に配置され
る図示されないコントロール部で読み取って、その位置
を検出する場合の位置座標読取部を形成している。シー
ルド板114は電磁シールドのために設けられる。
れ、ペンまたはカーソル等の位置指示器からの電磁誘導
により生じた信号を、シールド板114の下側に配置され
る図示されないコントロール部で読み取って、その位置
を検出する場合の位置座標読取部を形成している。シー
ルド板114は電磁シールドのために設けられる。
第６図にデジタイザの内部構成を示す。
すなわち、グリッドボード112には、図示されないカ
ーソルを含む位置指示器によるタブレット上の指示位置
が適当かどうかを含むデジタイザの動作状態を表示する
ためのLEDランプ14が設けられ、このLEDランプ14はグリ
ッドケーブル124およびコネクタ123を介してメイン基板
122と電気的に接続される。
ーソルを含む位置指示器によるタブレット上の指示位置
が適当かどうかを含むデジタイザの動作状態を表示する
ためのLEDランプ14が設けられ、このLEDランプ14はグリ
ッドケーブル124およびコネクタ123を介してメイン基板
122と電気的に接続される。
このように、従来はグリッドボード側にLEDランプを
設けるようにしているため、グリッドボード上にLEDラ
ンプ用のパターンが必要になるだけでなく、グリッドケ
ーブルの本数やコネクタピン数が多くなる、などの問題
がある。
設けるようにしているため、グリッドボード上にLEDラ
ンプ用のパターンが必要になるだけでなく、グリッドケ
ーブルの本数やコネクタピン数が多くなる、などの問題
がある。
また、表面カバーを真空成形するようにしているため
コスト高になり、さらには一機種一台毎の成形型が必要
になるという問題がある。
コスト高になり、さらには一機種一台毎の成形型が必要
になるという問題がある。
したがって、この考案の課題はグリッドボードの小型
化，グリッドケーブルの本数やコネクタピン数の低減化
を図るとともに、表面カバーで周囲を覆わなくても済む
ようにして真空成形の必要をなくし、製造コストの低減
化を図ることにある。
化，グリッドケーブルの本数やコネクタピン数の低減化
を図るとともに、表面カバーで周囲を覆わなくても済む
ようにして真空成形の必要をなくし、製造コストの低減
化を図ることにある。
座標位置読取部が形成されたグリッドボードと、この
グリッドボードと電気的に接続されこれとの間で座標位
置読み取りのための各種信号を授受するコントロールユ
ニットを形成するメイン基板とをシールド板の上下にそ
れぞれ配置し、前記グリッドボードは表面カバーによ
り、前記メイン基板はコントロールユニットカバーにて
それぞれ覆ったデジタイザにおいて、 上面から見た場合、前記表面カバーは前記グリッドボ
ードを覆うことができるように該グリッドボートより大
きな表面積に形成され、前記コントロールユニットのメ
イン基板は前記グリッドボートより小さい表面積に形成
されるとともにその一部が前記グリッドボードを覆う部
分からはみ出すように配置され、 前記メイン基板の前記グリッドボードに対するはみ出
し部に、デジタイザの動作状態を示す表示手段を、前記
グリッドボードを越える高さに設置し、さらに、前記表
面カバーの前記表示手段対応部分を切り欠いた。
グリッドボードと電気的に接続されこれとの間で座標位
置読み取りのための各種信号を授受するコントロールユ
ニットを形成するメイン基板とをシールド板の上下にそ
れぞれ配置し、前記グリッドボードは表面カバーによ
り、前記メイン基板はコントロールユニットカバーにて
それぞれ覆ったデジタイザにおいて、 上面から見た場合、前記表面カバーは前記グリッドボ
ードを覆うことができるように該グリッドボートより大
きな表面積に形成され、前記コントロールユニットのメ
イン基板は前記グリッドボートより小さい表面積に形成
されるとともにその一部が前記グリッドボードを覆う部
分からはみ出すように配置され、 前記メイン基板の前記グリッドボードに対するはみ出
し部に、デジタイザの動作状態を示す表示手段を、前記
グリッドボードを越える高さに設置し、さらに、前記表
面カバーの前記表示手段対応部分を切り欠いた。
コントロールユニットのメイン基板側に動作状態表示
のための表示器を設けてグリッドボードの小型化，グリ
ッドパターンの本数やコネクタピン数の低減化を図る。
のための表示器を設けてグリッドボードの小型化，グリ
ッドパターンの本数やコネクタピン数の低減化を図る。
第１図はこの考案の実施例を示す斜視図、第２図は第
１図のＡ−Ａ断面図、第３図はこの考案によるLED表示
部の取り付け態様を説明するための説明図、第４図はこ
の考案によるサイドラバーの取り付け態様を説明するた
めの説明図である。
１図のＡ−Ａ断面図、第３図はこの考案によるLED表示
部の取り付け態様を説明するための説明図、第４図はこ
の考案によるサイドラバーの取り付け態様を説明するた
めの説明図である。
第１図において、１はデジタイザ、２はカーソル（位
置指示器）で、デジタイザ１は表面カバー，グリッドボ
ードを含むタブレット部11、コントロールユニットのメ
イン基板を含む電気回路部12、サイド部材としてのサイ
ドラバー13およびLED（発光ダイオード）表示部14等よ
り構成される。なお、Ｓはデジタイザ読取面でその有効
読み取り範囲を示し、LED表示部14はカーソル２のタブ
レット上の指示位置が適当かどうかを含むデジタイザの
動作状態を表示するために設けられている。また、電気
回路部12はホストコンピュータと接続される。
置指示器）で、デジタイザ１は表面カバー，グリッドボ
ードを含むタブレット部11、コントロールユニットのメ
イン基板を含む電気回路部12、サイド部材としてのサイ
ドラバー13およびLED（発光ダイオード）表示部14等よ
り構成される。なお、Ｓはデジタイザ読取面でその有効
読み取り範囲を示し、LED表示部14はカーソル２のタブ
レット上の指示位置が適当かどうかを含むデジタイザの
動作状態を表示するために設けられている。また、電気
回路部12はホストコンピュータと接続される。
第１図のＡ−Ａ断面を第２図に示す。
同図において、13はサイドラバー、14はLED、111は表
面カバー、112はグリッドボード、113はグリッドスペー
サ、114はシールド板、121はコントロールユニット、12
2はメイン基板、123はコネクタ、124はグリッドケーブ
ル、125はLEDスペーサ、126はコントロールユニットカ
バーである。
面カバー、112はグリッドボード、113はグリッドスペー
サ、114はシールド板、121はコントロールユニット、12
2はメイン基板、123はコネクタ、124はグリッドケーブ
ル、125はLEDスペーサ、126はコントロールユニットカ
バーである。
すなわち、シールド板114の上にグリッドスペーサ113
を介してグリッドボード112を載せ、その上を表面カバ
ー111にて覆う。一方、シールド板114の下側には所定の
電子回路が形成されたメイン基板122を持つコントロー
ルユニット121を配置する。なお、コネクタ123およびグ
リッドケーブル124は、このコントロールユニット121の
メイン基板122とグリッドボード112とを電気的に接続す
るものであり、コントロールユニットカバー126はメイ
ン基板122及びこのメイン基板122上に設置される後述の
LED14を含めたコントロールユニット121の全体の保護と
防塵とを行なうものである。グリッドスペーサとしては
一枚物を使用し、LEDスペーサとしては市販のものを使
用することができる。
を介してグリッドボード112を載せ、その上を表面カバ
ー111にて覆う。一方、シールド板114の下側には所定の
電子回路が形成されたメイン基板122を持つコントロー
ルユニット121を配置する。なお、コネクタ123およびグ
リッドケーブル124は、このコントロールユニット121の
メイン基板122とグリッドボード112とを電気的に接続す
るものであり、コントロールユニットカバー126はメイ
ン基板122及びこのメイン基板122上に設置される後述の
LED14を含めたコントロールユニット121の全体の保護と
防塵とを行なうものである。グリッドスペーサとしては
一枚物を使用し、LEDスペーサとしては市販のものを使
用することができる。
LED14はここでは第３図（イ）および（ハ）に示すよ
うにメイン基板122上に設けられ、そのリード端子は同
図（ロ）のように、メイン基板122上に例えばハンダ付
けして接続される。
うにメイン基板122上に設けられ、そのリード端子は同
図（ロ）のように、メイン基板122上に例えばハンダ付
けして接続される。
また、表面カバーとシールド板の両エッジを利用し
て、サイドラバー13が第４図に示すようにその周囲に巻
き付けられ、ここではこのサイドラバー13と表面カバー
とにより各部の保護と防塵を実現している。サイドラバ
ー13の端部はコントロールユニットカバー126にて挟み
込んで止められる。なお、サイドラバー13は例えば塩化
ビニール（塩ビ）性とし、押し出し成形にて形成する。
て、サイドラバー13が第４図に示すようにその周囲に巻
き付けられ、ここではこのサイドラバー13と表面カバー
とにより各部の保護と防塵を実現している。サイドラバ
ー13の端部はコントロールユニットカバー126にて挟み
込んで止められる。なお、サイドラバー13は例えば塩化
ビニール（塩ビ）性とし、押し出し成形にて形成する。
第３図（ハ）に示すように、表面カバー111はグリッ
ドボード112より一回り大きく形成し、メイン基板122は
その一部がグリッドボード112をはみ出して設置されて
いる。そして、このメイン基板122のはみ出し部分にLED
14を、第２図に示すように、グリッドボード112を越え
る高さに、立設している。なお、この場合の表面カバー
111は、このLED14を使用者が見ることができるように、
そのLED14部に対応する部分が切り欠かれる構成となっ
ている。
ドボード112より一回り大きく形成し、メイン基板122は
その一部がグリッドボード112をはみ出して設置されて
いる。そして、このメイン基板122のはみ出し部分にLED
14を、第２図に示すように、グリッドボード112を越え
る高さに、立設している。なお、この場合の表面カバー
111は、このLED14を使用者が見ることができるように、
そのLED14部に対応する部分が切り欠かれる構成となっ
ている。
以上のように、LED表示部を従来の如くグリッドボー
ド側ではなくメイン基板側に設けるようにしてグリッド
ボードを小型化し、グリッドケーブルの本数やコネクタ
ピン数を削減する一方、デジタイザの周囲を表面カバー
で覆わなくても済むようにして真空成形の必要をなく
し、製造コストの低減化を図るようにしている。
ド側ではなくメイン基板側に設けるようにしてグリッド
ボードを小型化し、グリッドケーブルの本数やコネクタ
ピン数を削減する一方、デジタイザの周囲を表面カバー
で覆わなくても済むようにして真空成形の必要をなく
し、製造コストの低減化を図るようにしている。
この考案によれば、LEDをメイン基板側に設けるよう
にしたので、グリッドボードの小型化，グリッドケーブ
ルの本数やコネクタピン数を削減することができるだけ
でなく、表面カバーとサイドラバーとによって保護およ
び防塵を兼ねるようにしたので、真空成形の必要がなく
なり、制作コストを低減することができる。
にしたので、グリッドボードの小型化，グリッドケーブ
ルの本数やコネクタピン数を削減することができるだけ
でなく、表面カバーとサイドラバーとによって保護およ
び防塵を兼ねるようにしたので、真空成形の必要がなく
なり、制作コストを低減することができる。
また、サイドラバーを押し出し成形にて制作するよう
にすれば、デジタイザの周囲長に合わせてその長さを決
めれば良いので量産が可能となり、この点からも製造コ
ストを下げることができる。
にすれば、デジタイザの周囲長に合わせてその長さを決
めれば良いので量産が可能となり、この点からも製造コ
ストを下げることができる。
第１図はこの考案の実施例を示す斜視図、第２図は第１
図のＡ−Ａ断面図、第３図はこの考案によるLEDの取り
付け態様を説明するための説明図、第４図はこの考案に
よるサイドラバーの取り付け態様を説明するための説明
図、第５図および第６図はいずれも従来例を説明するた
めの説明図である。 １……デジタイザ、２……カーソル、11……タブレット
部、12……電気回路部、13……サイドラバー、14……LE
D（表示部）、111……表面カバー、112……グリッドボ
ード、113……グリッドスペーサ、114……シールド板、
121……コントロールユニット、122……メイン基板、12
3……コネクタ、124……グリッドケーブル、125……LED
スペーサ、126……コントロールユニットカバー。
図のＡ−Ａ断面図、第３図はこの考案によるLEDの取り
付け態様を説明するための説明図、第４図はこの考案に
よるサイドラバーの取り付け態様を説明するための説明
図、第５図および第６図はいずれも従来例を説明するた
めの説明図である。 １……デジタイザ、２……カーソル、11……タブレット
部、12……電気回路部、13……サイドラバー、14……LE
D（表示部）、111……表面カバー、112……グリッドボ
ード、113……グリッドスペーサ、114……シールド板、
121……コントロールユニット、122……メイン基板、12
3……コネクタ、124……グリッドケーブル、125……LED
スペーサ、126……コントロールユニットカバー。
Claims (1)
- 【請求項１】座標位置読取部が形成されたグリッドボー
ドと、このグリッドボードと電気的に接続されこれとの
間で座標位置読み取りのための各種信号を授受するコン
トロールユニットを形成するメイン基板とをシールド板
の上下にそれぞれ配置し、前記グリッドボードは表面カ
バーにより、前記メイン基板はコントロールユニットカ
バーにてそれぞれ覆ったデジタイザにおいて、 上面から見た場合、前記表面カバーは前記グリッドボー
ドを覆うことができるように該グリッドボートより大き
な表面積に形成され、前記コントロールユニットのメイ
ン基板は前記グリッドボートより小さい表面積に形成さ
れるとともにその一部が前記グリッドボードを覆う部分
からはみ出すように配置され、 前記メイン基板の前記グリッドボードに対するはみ出し
部に、デジタイザの動作状態を示す表示手段を、前記グ
リッドボードを越える高さに設置し、さらに、前記表面
カバーの前記表示手段対応部分を切り欠いたことを特徴
とするデジタイザ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990115976U JP2540450Y2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | デジタイザ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990115976U JP2540450Y2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | デジタイザ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0474330U JPH0474330U (ja) | 1992-06-29 |
| JP2540450Y2 true JP2540450Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=31863786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990115976U Expired - Fee Related JP2540450Y2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | デジタイザ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540450Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6784819B2 (ja) * | 2019-11-12 | 2020-11-11 | 株式会社ワコム | 座標入力装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0755631Y2 (ja) * | 1987-03-02 | 1995-12-20 | セイコー電子工業株式会社 | 座標読取装置 |
| JPS6424449U (ja) * | 1987-07-31 | 1989-02-09 | ||
| JPH01136223A (ja) * | 1987-11-24 | 1989-05-29 | Hitachi Seiko Ltd | 座標入力装置 |
-
1990
- 1990-11-06 JP JP1990115976U patent/JP2540450Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0474330U (ja) | 1992-06-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |