JP2540293Y2 - 粘着式除塵具のめくり取り兼切断用具 - Google Patents
粘着式除塵具のめくり取り兼切断用具Info
- Publication number
- JP2540293Y2 JP2540293Y2 JP1993015111U JP1511193U JP2540293Y2 JP 2540293 Y2 JP2540293 Y2 JP 2540293Y2 JP 1993015111 U JP1993015111 U JP 1993015111U JP 1511193 U JP1511193 U JP 1511193U JP 2540293 Y2 JP2540293 Y2 JP 2540293Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- adhesive tape
- dust remover
- adhesive
- turning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、粘着式除塵具の粘着テ
ープをめくり取るためと、切断する時の定規となる除塵
具のめくり取り兼切断用具に関するものである。
ープをめくり取るためと、切断する時の定規となる除塵
具のめくり取り兼切断用具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術として、実開昭６３−４２３
７６号考案が提案されているが、これは、全体が均一の
厚さで製作され、一端部を粘着テープを支持する内部型
筒に接着して使用するめくり取り兼切断用具である。
７６号考案が提案されているが、これは、全体が均一の
厚さで製作され、一端部を粘着テープを支持する内部型
筒に接着して使用するめくり取り兼切断用具である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】めくり取り兼切断用具
においては、切断のための定規として使用するために
は、ある程度の硬さが必要であり、帯状の本体全体を硬
くすると、粘着テープの粘着面と端面の角で本体を折り
曲げる時に、本体がその弾性で膨らんで、粘着面におい
ては粘着テープを剥してしまい、端面においては粘着テ
ープを回転させた時に軸に当たってしまうという問題が
ある。
においては、切断のための定規として使用するために
は、ある程度の硬さが必要であり、帯状の本体全体を硬
くすると、粘着テープの粘着面と端面の角で本体を折り
曲げる時に、本体がその弾性で膨らんで、粘着面におい
ては粘着テープを剥してしまい、端面においては粘着テ
ープを回転させた時に軸に当たってしまうという問題が
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の問題を解
決するために、粘着式除塵具の粘着テープに貼着する本
体を帯状に形成し、本体の一端部に、取付孔を設けた取
付部を合成樹脂で一体に成型し、取付部近傍に所定長さ
に亘って、本体の他の部分より弾性の小さい折曲部を設
けたことを特徴とする粘着式除塵具のめくり取り兼切断
用具である。
決するために、粘着式除塵具の粘着テープに貼着する本
体を帯状に形成し、本体の一端部に、取付孔を設けた取
付部を合成樹脂で一体に成型し、取付部近傍に所定長さ
に亘って、本体の他の部分より弾性の小さい折曲部を設
けたことを特徴とする粘着式除塵具のめくり取り兼切断
用具である。
【０００５】
【作用】取付孔に粘着式除塵具の軸を挿通して取り付
け、粘着テープの端面と粘着面の角で折り曲げて帯状の
本体を粘着テープの切れ目に沿って貼着し、その状態で
清掃する面上で転動して使用する。取付部近傍に弾性の
小さい折曲部を設けてあるので、粘着テープの端面と粘
着面の角で折り曲げ易いし、折り曲げた後も弾性による
膨らみが少なくなる。また、粘着テープを切り剥がして
直径が変化しても、所定長さに亘って折曲部を設けてあ
るので、対応することができる。
け、粘着テープの端面と粘着面の角で折り曲げて帯状の
本体を粘着テープの切れ目に沿って貼着し、その状態で
清掃する面上で転動して使用する。取付部近傍に弾性の
小さい折曲部を設けてあるので、粘着テープの端面と粘
着面の角で折り曲げ易いし、折り曲げた後も弾性による
膨らみが少なくなる。また、粘着テープを切り剥がして
直径が変化しても、所定長さに亘って折曲部を設けてあ
るので、対応することができる。
【０００６】
【実施例】本体１は細幅の帯状で、その一端部に、本体
１の幅より大きい直径の円形の取付部２を設けて、そこ
に円形の取付孔３を穿設してある。本体１と取付部２
は、全体を柔軟性のある合成樹脂で一体に成型してあ
る。取付孔３には、本体側に伸びる切欠４を設けてあ
る。また、本体１の取付部２近傍には、両側面に所定長
さに亘って鋸歯状の切断部７を設けてある。
１の幅より大きい直径の円形の取付部２を設けて、そこ
に円形の取付孔３を穿設してある。本体１と取付部２
は、全体を柔軟性のある合成樹脂で一体に成型してあ
る。取付孔３には、本体側に伸びる切欠４を設けてあ
る。また、本体１の取付部２近傍には、両側面に所定長
さに亘って鋸歯状の切断部７を設けてある。
【０００７】本体１の表面には、長手方向に沿って２条
の曲げ溝６・６を設け、裏面には、１条の曲げ溝６を設
けてある。本体１の裏面の取付部２近傍に、所定長さに
亘って長手方向と直角に多数条のＶ字状の溝を設けて折
曲部５を形成してある。
の曲げ溝６・６を設け、裏面には、１条の曲げ溝６を設
けてある。本体１の裏面の取付部２近傍に、所定長さに
亘って長手方向と直角に多数条のＶ字状の溝を設けて折
曲部５を形成してある。
【０００８】粘着式除塵具に取り付けるには、切欠４を
開いて把手を差し込んで軸９に取り付け、本体１を粘着
テープ８の表面に貼着すればよい。粘着テープ８に貼着
する面は、本体１の表面でも裏面でもかまわない。そし
てこの状態で、清掃するカーペット等の上で転動して使
用し、その後本体１を粘着テープ８と一緒に剥がし、本
体１を粘着テープ８から剥がして下の新しい粘着テープ
８面に貼着し、粘着テープ８をほぼ一周に亘って剥がし
て、取付部２の側、つまり切断部７を設けた側から本体
１に沿って切断すればよい。切断部７を取付部２近傍に
だけ設けたのは、こちら側から粘着テープ８を切断する
ことがわかるようにするためである。
開いて把手を差し込んで軸９に取り付け、本体１を粘着
テープ８の表面に貼着すればよい。粘着テープ８に貼着
する面は、本体１の表面でも裏面でもかまわない。そし
てこの状態で、清掃するカーペット等の上で転動して使
用し、その後本体１を粘着テープ８と一緒に剥がし、本
体１を粘着テープ８から剥がして下の新しい粘着テープ
８面に貼着し、粘着テープ８をほぼ一周に亘って剥がし
て、取付部２の側、つまり切断部７を設けた側から本体
１に沿って切断すればよい。切断部７を取付部２近傍に
だけ設けたのは、こちら側から粘着テープ８を切断する
ことがわかるようにするためである。
【０００９】図８〜図１１に示すものは、折曲部５の他
の実施例であって、図８に示すものは、所定長さに亘っ
て肉厚を薄く形成したもの、図９に示すものは、表裏面
に交互にＵ字状の溝を設けたもの、図１０に示すもの
は、長手方向と直角に細幅の切欠を等間隔に設けたも
の、図１１に示すものは、切欠４の両側に所定長さの凹
溝を設けたものである。またその他、折曲部５だけを所
定長さに亘って軟質の合成樹脂製にして、他の部分を硬
質の合成樹脂製にしてもよく、要するに、折曲部５は、
折り曲げ易く、折り曲げた後は元に戻りにくくなってい
ればよい。
の実施例であって、図８に示すものは、所定長さに亘っ
て肉厚を薄く形成したもの、図９に示すものは、表裏面
に交互にＵ字状の溝を設けたもの、図１０に示すもの
は、長手方向と直角に細幅の切欠を等間隔に設けたも
の、図１１に示すものは、切欠４の両側に所定長さの凹
溝を設けたものである。またその他、折曲部５だけを所
定長さに亘って軟質の合成樹脂製にして、他の部分を硬
質の合成樹脂製にしてもよく、要するに、折曲部５は、
折り曲げ易く、折り曲げた後は元に戻りにくくなってい
ればよい。
【００１０】図１２及び図１３に示すものは、切欠４の
他の実施例であって、図１２に示すものは、取付孔３と
外側を直線状に連通したもの、図１３に示すものは、同
じく取付孔と外側を連通したものであるが単なる直線状
ではなく、蟻溝状になったものである。これらの実施例
では、切欠４を開いて軸９に取り付けるものであり、特
に、図１３に示す実施例では、取付部２の反対端部を引
っ張っても切欠４が開きにくくなる。
他の実施例であって、図１２に示すものは、取付孔３と
外側を直線状に連通したもの、図１３に示すものは、同
じく取付孔と外側を連通したものであるが単なる直線状
ではなく、蟻溝状になったものである。これらの実施例
では、切欠４を開いて軸９に取り付けるものであり、特
に、図１３に示す実施例では、取付部２の反対端部を引
っ張っても切欠４が開きにくくなる。
【００１１】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、切断のた
めの定規として使用しやすくするために、帯状の本体全
体をある程度硬くしても、弾性の小さい折曲部を設けて
あるので、粘着テープの粘着面と端面の角で本体を折り
曲げる時に折り曲げ易いし、折り曲げた後も弾性による
膨らみが少なくなり、粘着面においては粘着テープを剥
してしまうことがなくなり、端面においては粘着テープ
を回転させた時に軸に当たってしまうということがなく
なるという効果がある。
めの定規として使用しやすくするために、帯状の本体全
体をある程度硬くしても、弾性の小さい折曲部を設けて
あるので、粘着テープの粘着面と端面の角で本体を折り
曲げる時に折り曲げ易いし、折り曲げた後も弾性による
膨らみが少なくなり、粘着面においては粘着テープを剥
してしまうことがなくなり、端面においては粘着テープ
を回転させた時に軸に当たってしまうということがなく
なるという効果がある。
【００１２】また、折曲部は所定長さに亘って設けてあ
るので、粘着テープを切り剥がして直径が変化しても、
それに対応して折り曲げることができる。
るので、粘着テープを切り剥がして直径が変化しても、
それに対応して折り曲げることができる。
【図１】使用状態を示す全体斜視図。
【図２】全体表面図。
【図３】全体裏面図。
【図４】要部の拡大平面図。
【図５】（ア）は図２のＡ−Ａ線拡大断面図、（イ）は
図２のＢ−Ｂ線拡大断面図。
図２のＢ−Ｂ線拡大断面図。
【図６】切断部の拡大表面図。
【図７】使用状態の要部の断面図。
【図８】他の実施例の要部の拡大平面図。
【図９】他の実施例の要部の拡大平面図。
【図１０】（ア）は他の実施例の要部の拡大表面図、
（イ）はそのＡ−Ａ線断面図。
（イ）はそのＡ−Ａ線断面図。
【図１１】（ア）は他の実施例の要部の拡大表面図、
（イ）はそのＡ−Ａ線断面図。
（イ）はそのＡ−Ａ線断面図。
【図１２】他の実施例の取付部近傍の拡大表面図。
【図１３】他の実施例の取付部近傍の拡大表面図。
１ 本体 ２ 取付部 ３ 取付孔 ５ 折曲部
Claims (1)
- 【請求項１】粘着式除塵具の粘着テープに貼着する本体
を帯状に形成し、本体の一端部に、取付孔を設けた取付
部を合成樹脂で一体に成型し、取付部近傍に所定長さに
亘って、本体の他の部分より弾性の小さい折曲部を設け
たことを特徴とする粘着式除塵具のめくり取り兼切断用
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993015111U JP2540293Y2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-03-05 | 粘着式除塵具のめくり取り兼切断用具 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1231393 | 1993-02-24 | ||
| JP5-12313 | 1993-02-24 | ||
| JP1993015111U JP2540293Y2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-03-05 | 粘着式除塵具のめくり取り兼切断用具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0679461U JPH0679461U (ja) | 1994-11-08 |
| JP2540293Y2 true JP2540293Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=26347894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993015111U Expired - Lifetime JP2540293Y2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-03-05 | 粘着式除塵具のめくり取り兼切断用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540293Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5830920B2 (ja) * | 1977-01-20 | 1983-07-02 | ハニ−化成株式会社 | 皮革状物質の製造方法 |
| JPS60119717A (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-27 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP1993015111U patent/JP2540293Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0679461U (ja) | 1994-11-08 |
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