JP2539923B2 - 連続用紙分離装置 - Google Patents

連続用紙分離装置

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JP2539923B2
JP2539923B2 JP1232407A JP23240789A JP2539923B2 JP 2539923 B2 JP2539923 B2 JP 2539923B2 JP 1232407 A JP1232407 A JP 1232407A JP 23240789 A JP23240789 A JP 23240789A JP 2539923 B2 JP2539923 B2 JP 2539923B2
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栄 椎田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、チケット等の連続用紙を分離する連続用紙
分離装置に関する。
従来の技術 従来、連続用紙のミシン目の部分をブレードで分離す
るようにした連続用紙分離装置と称するものが存する。
このような装置を用紙分離方式の観点から分類すると、
カッター方式とバースト方式とに大別される。
カッター方式は、ブレードとして刃先が鋭利なカッタ
ーを用い、連続用紙をミシン目の部分で切断することに
より分離する方式である。このカッター方式のうちで
も、カット動作の違いから、刃先を回転させて連続用紙
を切断するロータリーカッター方式や、一対のカッター
を用いてはさみの領域で連続用紙を切断するギロチン方
式等の方式がある。
一方のバースト方式は、ブレードとして刃先が鈍器状
となったバースタを用い、このバースタで連続用紙を押
圧し、この連続用紙をミシン目の部分で引き裂くように
して分離する方式である。すなわち、バースタを連続用
紙に押圧することで、連続用紙にミシン目の左右方向に
引っ張る力を加え、連続用紙をミシン目の部分で引き裂
くという原理である。
発明が解決しようとする課題 カッター方式では、連続用紙のミシン目がカッターの
カット位置からずれてしまった場合、連続用紙はミシン
目以外の部分で切断されてしまうという欠点を有する。
バースト方式では、引き裂くようにして連続用紙を分
離するという構造上、分離時に大きな力を必要とすると
いう欠点を有する。しかも、連続用紙に対するバースタ
の当接部分がミシン目からずれる等の事態が生ずると、
連続用紙がバースタの進入方向に引き込まれてしまい、
バースト不良が生じてしまうという欠点も有する。
課題を解決するための手段 連続用紙のミシン目の部分とブレードとを対向させ、
このブレードをミシン目に当接させて前記連続用紙を分
離するようにした連続用紙分離装置において、前記連続
用紙に接触するブレードの刃部に丸みを付けるととも
に、中央部よりも先に両側方から前記連続用紙に接触す
る形状に前記ブレードの刃部を形成した。
作用 ブレードをミシン目に当接させ、ミシン目の部分から
引き裂くようにして連続用紙を分離する。この時、ブレ
ードの刃部の丸みにより、ブレードと連続用紙との接触
抵抗が少なくなり、連続用紙は小さな力で分離される。
また、ブレードの刃部は鋭利な刃ではないので、もしも
連続用紙のミシン目以外の部分にブレードが当接して
も、ミシン目以外の部分からブレードが切断されてしま
うことがない。特に、連続用紙の分離時、連続用紙に対
するブレードの当接位置は、最も分離し易いミシン目の
両側端部であり、順次、中央部へと移行してゆく。この
ため、連続用紙は、より小さな力で分離される。
実施例 本発明の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて説
明する。本実施例は、分離装置1を、航空機の搭乗券2
を発行する搭乗券発行機3に用いた一例である。すなわ
ち、本体ケース4には、底部に二つの用紙ケース5が設
けられ、これらの用紙ケース5には連続用紙6がミシン
目6aの部分で折りたたまれて収納されている。また、前
記本体ケース4内には、前記連続用紙6を所定の経路に
案内する複数個のガイド板7と、これらのガイド板7の
間に配置された複数個の搬送ローラ8とが設けられてい
る。これらの搬送ローラ8は、前記連続用紙6を挟持す
る一対のローラであり、互いに逆方向に回転することで
その連続用紙6を搬送する構造である。ついで、このよ
うな連続用紙6の搬送途中には、順に、前記分離装置
1、エンコーダ9及びプリンタ10が設けられている。こ
のプリンタ10は、プラテン10aと、このプラテン10aにリ
ボンカセット11に収納されたインクリボン11aと前記連
続用紙6とを介して当接するサーマルヘッド10bとによ
り構成されている。そして、このプリンタ10を通った前
記連続用紙6が案内される最終点として、発券口12及び
ストッカ13が設けられ、そのいずれかに前記連続用紙6
の搬送方向を切り換える切替板14が設けられている。さ
らに、前記エンコーダ9に前記搭乗券2を逆走するため
の給紙口15も設けられている。
ついで、前記分離装置1は、ブレード16とこのブレー
ド16を駆動する駆動部17とにより構成されている。前記
ブレード16は、平板状の部材がその中間部で直角に屈曲
されて形成され、一端には当接部18が取り付けられ、他
端には刃部16aが形成されている。この刃部16aは、側方
から見ると丸みが付けられた形状で、正面から見ると中
央部分が凹んで両端部に向けて傾斜が付けられた形状を
している。側方から見た刃部16aの形状を第3図に、正
面から見た刃部16aの形状を第4図にそれぞれ示す。そ
して、前記ブレード16は、その刃部16aを前記連続用紙
6に対向させ、この連続用紙6に直交する方向に進退自
在に保持されている。さらに、前記ブレード16には、ス
プリング19が連結されて前記連続用紙6の方向への付勢
力が与えられている。一方、前記駆動部17として、前記
ブレード16の当接部18が当接する位置にカム20が設けら
れ、このカム20のカム軸20aには伝動ギヤ21が取り付け
られ、この伝動ギヤ21には駆動モータ22の駆動軸22aに
取り付けられた駆動ギヤ23との間にタイミングベルト24
が掛け渡されている。さらに、前記カム軸20aにはクラ
ッチ25とトリガードラム26とが取り付けられ、このトリ
ガードラム26にはトリガー27が係合している。ここで、
このトリガー27が前記トリガードラム26に係合すると前
記クラッチ25が断たれ、その係合が解かれるとこのクラ
ッチ25がつながれる。そして、前記駆動モータ22の駆動
力は、前記クラッチ25が断たれると前記カム20に伝達さ
れず、そのクラッチ25がつながれると前記カム20に伝達
されるように構成されている。
また、前記搬送ローラ8を駆動する駆動モータ28は、
その動作を制御する制御部29に電気的に接続されている
が、それらの駆動モータ28のうちでも前記ブレード16の
両側にあるものは、前記制御部29中の用紙固定手段30に
電気的に接続されている。この用紙固定手段は30は、前
記駆動モータ28に信号を送ることにより、これらの駆動
モータ28の図示しない回転子を固定し、前記ブレード16
の両側にある前記搬送ローラ8の自由回転を制止する。
さらに、前記連続用紙6は、第5図に示すように、前
記ミシン目6aの部分で分離されることにより前記搭乗券
2となる。そして、この搭乗券2には、さらに細かな細
ミシン目2aが入れられており、真中の部分が搭乗券本体
31、一端がボーディングパス32、他端がスタブ33とされ
ている。なお、前記ミシン目6aは、両端部分が大きく切
れ込んでいる。
このような構成において、用紙ケース5に保持された
連続用紙6は、搬送ローラ8によりガイド板7に沿って
所定の経路を案内される。その過程で、分離装置1によ
りミシン目6aの部分から分離され、エンコーダ9により
磁気的な記録がなされ、プリンタ10により印字がなされ
ることで搭乗券2が形成される。そして、この搭乗券2
は、切替板14の切り換えにより、発券口12から発券され
るか、または、ストッカ13にストックされる。
ついで、分離装置1では、連続用紙6のミシン目6aと
ブレード16の刃部16aとを対向させ、駆動部17によりブ
レード16を駆動し、その刃部16aをミシン目6aに押圧す
ることでこのミシン目6aの部分から連続用紙6を分離す
る。より具体的には、刃部16aとミシン目6aとが対向す
る位置で、制御部29から駆動モータ28へ停止信号が送ら
れ、搬送ローラ8が停止されて連続用紙6の搬送動作が
止められる。そして、用紙固定手段30から駆動モータ28
へ信号が送られ、ブレード16の両側にある駆動モータ28
の回転子が固定される。これにより、ブレード16の両側
にある搬送ローラ8の自由回転が制止され、これらの搬
送ローラ8の間に保持された連続用紙6が固定される。
この状態で、トリガードラム26に対するトリガー27の係
合を外す。すると、クラッチ25がつながり、駆動モータ
22の駆動力がカム20に伝達され、カム20が回転する。こ
れにより、ブレード16の当接部18が下方へ変位し、した
がって、刃部16aも下方へ移行することで連続用紙6の
ミシン目6aを押圧し、このミシン目6aの部分から連続用
紙6を分離する。
このような連続用紙6の切断の際、先ず、切れ込んだ
ミシン目6aの両端にブレード16の刃部16aの両端が入り
込む。そして、ブレード16が下方へ移行するにしたがっ
て、ミシン目6aは、最も弱い両端部分から中央部に向け
て分離されてゆく。したがって、連続用紙6は小さな力
で分離される。しかも、連続用紙6を小さな力で分離で
きるということには、ブレード16の刃部16aに丸みが付
けられていることも貢献している。これは、刃部16aの
丸みにより、刃部16aと連続用紙6との接触抵抗が小さ
くなるからである。
また、ブレード16の刃部16aに対してミシン目6aがず
れてしまった場合、刃部16aはミシン目6a以外の部分に
当接することになる。このような場合、刃部16aは鋭利
なカッターではないため、ミシン目6a以外の部分から連
続用紙6を切断してしまうようなことがない。しかも、
刃部16aには丸みが付けられているために連続用紙6と
の接触抵抗が小さいこと、及び、ブレード16の両側の搬
送ローラ8により連続用紙6が固定的に保持されること
により、刃部16aに対してミシン目6aが多少ずれても、
連続用紙6は最も弱いミシン目6aの部分から確実に分離
される。
発明の効果 本発明は上述のように、連続用紙のミシン目の部分と
ブレードとを対向させ、このブレードをミシン目に当接
させて前記連続用紙を分離するようにした連続用紙分離
装置において、前記連続用紙に接触するブレードの刃部
に丸みを付けるとともに、中央部よりも先に両側方から
前記連続用紙に接触する形状に前記ブレードの刃部を形
成したので、小さな力で連続用紙を分離することがで
き、したがって、小さな駆動力で、かつ、バースト不良
を生じさせることなく連続用紙を分離することができ、
しかも、ミシン目以外の部分で連続用紙が切断されず、
連続用紙を確実にミシン目の部分から分離することがで
き、特に、中央部よりも先に両側方から連続用紙に接触
する形状にブレードの刃部を形成したので、連続用紙は
ミシン目の最も分離し易い端部から分離され始め、した
がって、より小さな力で連続用紙をミシン目の部分から
確実に分離することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す側面図、第2図は
搭乗券発行機の内部の構造を示す全体の側面図、第3図
はブレードの刃部の側面図、第4図はブレードの刃部の
正面図、第5図は連続用紙の平面図である。 6……連続用紙、6a……ミシン目、16……ブレード、16
a……刃部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続用紙のミシン目の部分とブレードとを
    対向させ、このブレードをミシン目に当接させて前記連
    続用紙を分離するようにした連続用紙分離装置におい
    て、前記連続用紙に接触するブレードの刃部に丸みを付
    けるとともに、中央部よりも先に両側方から前記連続用
    紙に接触する形状に前記ブレードの刃部を形成したこと
    を特徴とする連続用紙分離装置。
JP1232407A 1989-09-07 1989-09-07 連続用紙分離装置 Expired - Lifetime JP2539923B2 (ja)

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JP1232407A JP2539923B2 (ja) 1989-09-07 1989-09-07 連続用紙分離装置
US07/571,150 US5133615A (en) 1989-09-07 1990-08-23 Ticket issuing machine
DE1990620666 DE69020666T2 (de) 1989-09-07 1990-08-28 Kartenausgabegerät.
EP19900309373 EP0416795B1 (en) 1989-09-07 1990-08-28 Ticket issuing machine

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JPH0398799A JPH0398799A (ja) 1991-04-24
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JPS5311385A (en) * 1976-07-19 1978-02-01 Brother Ind Ltd Process for cutting paper
JPS6047766U (ja) * 1983-09-09 1985-04-04 トッパン・ム−ア株式会社 連続用紙の切断装置

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