JP2539746Y2 - 把持装置 - Google Patents

把持装置

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JP2539746Y2
JP2539746Y2 JP4822891U JP4822891U JP2539746Y2 JP 2539746 Y2 JP2539746 Y2 JP 2539746Y2 JP 4822891 U JP4822891 U JP 4822891U JP 4822891 U JP4822891 U JP 4822891U JP 2539746 Y2 JP2539746 Y2 JP 2539746Y2
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JP
Japan
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work
gripping
gripping device
present
axial direction
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斉 脇木
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、軟性中空構造のワーク
の軸方向への取出・取付を行なう把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】軟性中空構造のワークとしては、例えば
軟性チューブ(以下、ワークという)がある。このワー
クを把持する把持装置として、従来は図6に示すものが
知られていた。
【0003】図6に示すように、従来の把持装置は、ワ
ーク1を把持する爪2と、この爪2を開閉させる平行チ
ャック3と、ワーク1の中空部内に挿入される芯金
から構成されている。
【0004】このように構成された従来の把持装置にお
いては、芯金を挿入したワーク1を爪2にて挟持し、
その後平行チャック3にて爪2を閉動作させ、ワーク1
を把持する。その後ワーク1を把持したまま、把持装置
全体が駆動装置(図示せず)にて移動し、芯金からワ
ーク1を引抜く。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の把
持装置においては、取出し始めは、図6に示すように、
ワーク1の外径全体に把持圧が加わっており、引抜力F
=Fo×M(Fo:ワーク把持圧,M:摩擦係数)で引
抜き可能となり、かつワーク1の形状も変化しない。し
かし、図7に示すように、引抜き量がワーク1の全長の
半分を越えてくると、ワーク1の把持圧Foが芯金
ある部分にのみにかかり、ワーク面全体に加わる把持力
Foが減少し、引抜力が十分に生かしきれなくなる。そ
こで、引抜力Fを増加させるために、把持圧Foを上げ
ると、ワーク1の形状が変形するという問題が発生す
る。
【0006】また、ワーク1の取付においては、図8に
示すように例えば取付先が芯金である場合、上記の場合
と同様に挿入力F´=Fo×M(Fo:ワーク把持圧,
M:摩擦係数)で芯金への挿入可能となるが、ワーク1
の形状が変化しない程度の把持圧Foでは挿入力F´が
小さく、すべりが生じてワーク1を芯金への挿入取付が
不可能となる場合が多いという問題があった。そこで、
本考案は、上記問題点を鑑み、ワークの形状を変化させ
ることなく、ワークの取出・取付が可能な把持装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、軟性中空構造のワークの軸方向への取
出、取付を行なう把持装置において、前記ワークを掴む
把持手段と、前記ワークの内側寸法と同寸法の外径を有
するガイド手段と、このガイド手段を前記ワークの内径
の軸方向に対し、摺動自在に駆動させる駆動手段とを備
えた把持装置を提供する。
【0008】
【作用】このように構成された本考案の把持装置におい
ては、ワークを引抜くときは、ワークを把持した後にガ
イド手段をワーク内の中空部へ挿入させ、ワークの外周
把持圧を一定にさせ、引抜力、挿入力を保持することに
より、ワークの形状を変化させることなく、ワークの取
出・取付が実現できる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0010】図1乃至図3に示すように、本実施例の把
持装置は、中空の軟性チューブ(以下、ワークという)
1を把持する1対の爪2a,2bと、この爪2a,2b
を開閉させる平行チャック3と、ワーク1の中空部に挿
入するガイド棒と、このガイド棒を摺動するシリン
と、ガイド棒とシリンダとを連結保持するブラ
ケットとから構成されている。
【0011】このように構成された本実施例において
は、図4に示すように、芯金にセットされているワー
ク1上に把持装置をロボット(図示せず)にて移動さ
せ、その後ワーク1を爪2a,2bにて挟持する。次
に、ガイド棒をシリンダにより、ワーク1内の芯金
に当接するまで前進させ、当接した時点で停止させ
る。この状態で把持装置全体を後退させることにより、
芯金からワーク1を抜出し、それ同時にワーク1が
抜けた量だけガイド棒を前進させ、引抜力Fが一定と
なるよう保持する。
【0012】また、取付時においても上記同様、図5に
示すように、爪2a,2bがワーク1に接する部分に相
当する量だけガイド棒をワーク1内に挿入する。その
後、この状態のまま取付先、例えば芯金(図示せず)に
ガイド棒の挿入側の開口部を取付ける。
【0013】なお、本実施例では、平行チャックによる
把持方式を適用したが、これに限らず三方爪,コレット
チャック等による把持方式を用いてもよい。また、挿入
引抜き動作について、ワークの軸方向への直線動作では
なく軸に対して回転動作にしてもよい。
【0014】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、軟
性中空構造のワークの形状を変化させず、ワークの取
出,取付が無理なく確実に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すは正面図。
【図2】本考案の一実施例を示す左側面図。
【図3】本考案の一実施例を示す下面図。
【図4】本考案の一実施例によるワークの引抜動作を示
す図。
【図5】本考案の一実施例によるワークの挿入動作を示
す図。
【図6】従来の把持装置によるワークの引抜き開始直後
の状態を示す図。
【図7】従来の把持装置によるワークの引抜き途中の状
態を示す図。
【図8】従来の把持装置によるワークの引抜き終了直前
の状態を示す図。
【符号の説明】
1…ワーク,2a,2b…爪,3…平行チャック,
ガイド棒,…シリンダ,…ブラケット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟性中空構造のワークの軸方向への取
    出、取付を行なう把持装置において、前記ワークを掴む
    把持手段と、前記ワークの内側寸法と同寸法の外径を有
    するガイド手段と、このガイド手段を前記ワークの内径
    の軸方向に対し、摺動自在に駆動させる駆動手段とを具
    備したことを特徴とする把持装置。
JP4822891U 1991-06-26 1991-06-26 把持装置 Expired - Lifetime JP2539746Y2 (ja)

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JP4822891U JP2539746Y2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 把持装置

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JPH05385U JPH05385U (ja) 1993-01-08
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