JP2538686Y2 - トルクコンバータの取付構造 - Google Patents
トルクコンバータの取付構造Info
- Publication number
- JP2538686Y2 JP2538686Y2 JP1990091923U JP9192390U JP2538686Y2 JP 2538686 Y2 JP2538686 Y2 JP 2538686Y2 JP 1990091923 U JP1990091923 U JP 1990091923U JP 9192390 U JP9192390 U JP 9192390U JP 2538686 Y2 JP2538686 Y2 JP 2538686Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive plate
- torque converter
- tapered surface
- surface portion
- concave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トルクコンバータの取付け構造、さらに詳
しくは、ドライブプレート取付ボルトの緩み止め構造に
関する。
しくは、ドライブプレート取付ボルトの緩み止め構造に
関する。
(従来の技術) 第6図において、トランスミッションケース内に設け
られているトルクコンバータ1は、クランクシャフト2
に中心部が固定されている略十字形のドライブプレート
3の腕の先端部にドライブプレートボルト4で固定され
ており、クランクシャフトと一体的に回転しながら出力
軸の負荷に応じて速度比を自動的に変化させて出力軸に
伝えている。
られているトルクコンバータ1は、クランクシャフト2
に中心部が固定されている略十字形のドライブプレート
3の腕の先端部にドライブプレートボルト4で固定され
ており、クランクシャフトと一体的に回転しながら出力
軸の負荷に応じて速度比を自動的に変化させて出力軸に
伝えている。
(考案が解決しようとする課題) トルクコンバータの回転による捩れや曲げの入力負荷
により、ドライブプレートが左右上下にずれてしまい、
このドライブプレートのずれによりドライブプレートボ
ルトが緩み易いという問題点があった。
により、ドライブプレートが左右上下にずれてしまい、
このドライブプレートのずれによりドライブプレートボ
ルトが緩み易いという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は、クランク軸にドライブプレートを介して取
り付けられるトルクコンバータにおいて、上記ドライブ
プレートの外周に形成したテーパ面部と、上記ドライブ
プレートの外周と対向する上記トルクコンバータの端面
に形成された凹部と、上記凹部に上記テーパ面部と対応
する凹部テーパ面部とを備え、上記テーパ面部を上記凹
部テーパ面部に係合させて上記ドライブプレートと上記
トルクコンバータとを連結したものである。
り付けられるトルクコンバータにおいて、上記ドライブ
プレートの外周に形成したテーパ面部と、上記ドライブ
プレートの外周と対向する上記トルクコンバータの端面
に形成された凹部と、上記凹部に上記テーパ面部と対応
する凹部テーパ面部とを備え、上記テーパ面部を上記凹
部テーパ面部に係合させて上記ドライブプレートと上記
トルクコンバータとを連結したものである。
(作用) トルクコンバータの端面に配置された凹部テーパ面部
を有する凹部に、テーパ面部を設けたドライブプレート
の外周を係合させて両者を連結すると、ドライブプレー
トの外周のテーパ面部がトルクコンバータの凹部にくさ
び状に食い込みドライブプレートの動きが拘束され、ド
ライブプレートとトルクコンバータとが強固に結合され
る。
を有する凹部に、テーパ面部を設けたドライブプレート
の外周を係合させて両者を連結すると、ドライブプレー
トの外周のテーパ面部がトルクコンバータの凹部にくさ
び状に食い込みドライブプレートの動きが拘束され、ド
ライブプレートとトルクコンバータとが強固に結合され
る。
(実施例) 本考案の一実施例を以下、図面により説明する。第1
図において、符号11はトランスミッションケースを示し
ており、このトランスミッションケース11内には、クラ
ンク軸12の入力側にドライブプレート13を介してトルク
コンバータ14が構成されている。
図において、符号11はトランスミッションケースを示し
ており、このトランスミッションケース11内には、クラ
ンク軸12の入力側にドライブプレート13を介してトルク
コンバータ14が構成されている。
ドライブプレート13は、第2図、第3図に示すよう
に、断面形状が逆くの字形で平面形状が十字形をしてお
り、クランク軸12の端部12aにボルトで固定されてい
る。ドライブプレート13の外周となる十字形の各腕の先
端部13aには、複数の孔13bを穿設されたボルト座面が形
成されている。各先端部13aの縁には、内側に向うテー
パ面部13cが設けられている。トルクコンバータ14に
は、ドライブプレート13と対面するその端面14aに、各
先端部13aと係合する複数の凹部15が形成されている。
この凹部15の縁には、ドライブプレート13の先端部13a
のテーパ面部13aと対応する凹部テーパ面部15bが設けら
れている。
に、断面形状が逆くの字形で平面形状が十字形をしてお
り、クランク軸12の端部12aにボルトで固定されてい
る。ドライブプレート13の外周となる十字形の各腕の先
端部13aには、複数の孔13bを穿設されたボルト座面が形
成されている。各先端部13aの縁には、内側に向うテー
パ面部13cが設けられている。トルクコンバータ14に
は、ドライブプレート13と対面するその端面14aに、各
先端部13aと係合する複数の凹部15が形成されている。
この凹部15の縁には、ドライブプレート13の先端部13a
のテーパ面部13aと対応する凹部テーパ面部15bが設けら
れている。
このような構成によると、第4図、第5図に示すよう
に、ドライブプレート13の各先端部13aをトルクコンバ
ータ14の凹部15にそれぞれ係合させてドライブプレート
ボルト16で締め込むと、トルクコンバータ14に設けた凹
部15に、ドライブプレート13の先端部13aがくさび状に
締着され、ドライブプレート13の回転方向への動作が拘
束される。
に、ドライブプレート13の各先端部13aをトルクコンバ
ータ14の凹部15にそれぞれ係合させてドライブプレート
ボルト16で締め込むと、トルクコンバータ14に設けた凹
部15に、ドライブプレート13の先端部13aがくさび状に
締着され、ドライブプレート13の回転方向への動作が拘
束される。
(考案の効果) 本考案によれば、ドライブプレートの外周に設けたテ
ーパ面部と、該ドライブプレートと対面するトルクコン
バータの端面に形成されたプレートの外周と係合する凹
部にテーパ面部と対応させて設けた凹部テーパ面部とを
係合させて連結すると、ドライブプレートの外周がトル
クコンバータの凹部にくさび状に食い込んでドライブプ
レートの動きを拘束するので、ドライブプレートのずれ
が極めて少なくなり、このずれによるボルトの緩みが解
消される。
ーパ面部と、該ドライブプレートと対面するトルクコン
バータの端面に形成されたプレートの外周と係合する凹
部にテーパ面部と対応させて設けた凹部テーパ面部とを
係合させて連結すると、ドライブプレートの外周がトル
クコンバータの凹部にくさび状に食い込んでドライブプ
レートの動きを拘束するので、ドライブプレートのずれ
が極めて少なくなり、このずれによるボルトの緩みが解
消される。
第1図は本考案の一実施例におけるトルクコンバータの
取付け場所を示す模型図、第2図はトルクコンバータと
ドライブプレートとの断面図、第3図はドライブプレー
ト外周とトルクコンバータの凹部の拡大図、第4図はド
ライブプレートとトルクコンバータとの取付け状態を示
す断面図、第5図はドライブプレートとトルクコンバー
タとの取付け状態を示す正面図、第6図は従来の取付構
造を示す断面図である。 12……クランク軸、13……ドライブプレート、13a……
外周、13c……テーパ面部、14……トルクコンバータ、1
4a……端面、15……凹部、15b……凹部テーパ面部、16
……ドライブプレートボルト
取付け場所を示す模型図、第2図はトルクコンバータと
ドライブプレートとの断面図、第3図はドライブプレー
ト外周とトルクコンバータの凹部の拡大図、第4図はド
ライブプレートとトルクコンバータとの取付け状態を示
す断面図、第5図はドライブプレートとトルクコンバー
タとの取付け状態を示す正面図、第6図は従来の取付構
造を示す断面図である。 12……クランク軸、13……ドライブプレート、13a……
外周、13c……テーパ面部、14……トルクコンバータ、1
4a……端面、15……凹部、15b……凹部テーパ面部、16
……ドライブプレートボルト
Claims (1)
- 【請求項1】クランク軸にドライブプレートを介して取
り付けられるトルクコンバータにおいて、 上記ドライブプレートの外周に形成したテーパ面部と、
上記ドライブプレートの外周と対向する上記トルクコン
バータの端面に形成された凹部と、上記凹部に上記テー
パ面部と対応する凹部テーパ面部とを備え、 上記テーパ面部を上記凹部テーパ面部に係合させて上記
ドライブプレートと上記トルクコンバータとを連結した
ことを特徴とするトルクコンバータの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990091923U JP2538686Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | トルクコンバータの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990091923U JP2538686Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | トルクコンバータの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0449252U JPH0449252U (ja) | 1992-04-27 |
JP2538686Y2 true JP2538686Y2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=31827971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990091923U Expired - Lifetime JP2538686Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | トルクコンバータの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538686Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH023001Y2 (ja) * | 1985-07-12 | 1990-01-24 | ||
JPS6351958U (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-07 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP1990091923U patent/JP2538686Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0449252U (ja) | 1992-04-27 |
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