JP2538196Y2 - コネクタ装置 - Google Patents
コネクタ装置Info
- Publication number
- JP2538196Y2 JP2538196Y2 JP1991053488U JP5348891U JP2538196Y2 JP 2538196 Y2 JP2538196 Y2 JP 2538196Y2 JP 1991053488 U JP1991053488 U JP 1991053488U JP 5348891 U JP5348891 U JP 5348891U JP 2538196 Y2 JP2538196 Y2 JP 2538196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector housing
- male
- housing
- female connector
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、雌雄のコネクタハウジ
ングを嵌合して両ハウジングに内蔵する端子同士を接続
するコネクタ装置に関する。
ングを嵌合して両ハウジングに内蔵する端子同士を接続
するコネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタ装置として、雌
雄のコネクタハウジングをこれらハウジングとは別体の
ロック部材により嵌合状態にロックするようにしたもの
は知られており、例えば実公昭57−49913号公報
には、雌コネクタハウジングの上壁に雄コネクタハウジ
ングの上壁に形成したブリッジ状の受け部に潜り込んで
これに係合する係止舌片を形成すると共に、該舌片の下
面に潜り込んでその下方への移動を不能にする楔片を有
するロック部材を雄コネクタハウジングの上壁に係着し
て、雌雄のコネクタハウジングを嵌合状態にロックする
コネクタ装置が記載されている。又、コネクタハウジン
グにその尾端に形成した開口部から挿入される端子を、
該ハウジング内に挿入係止する端子ホルダにより所定の
挿入位置に押圧保持するようにしたものも実開昭55−
170772号公報で知られている。
雄のコネクタハウジングをこれらハウジングとは別体の
ロック部材により嵌合状態にロックするようにしたもの
は知られており、例えば実公昭57−49913号公報
には、雌コネクタハウジングの上壁に雄コネクタハウジ
ングの上壁に形成したブリッジ状の受け部に潜り込んで
これに係合する係止舌片を形成すると共に、該舌片の下
面に潜り込んでその下方への移動を不能にする楔片を有
するロック部材を雄コネクタハウジングの上壁に係着し
て、雌雄のコネクタハウジングを嵌合状態にロックする
コネクタ装置が記載されている。又、コネクタハウジン
グにその尾端に形成した開口部から挿入される端子を、
該ハウジング内に挿入係止する端子ホルダにより所定の
挿入位置に押圧保持するようにしたものも実開昭55−
170772号公報で知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した前者と後者の
従来技術を組合せて、ロック部材により雌雄のコネクタ
ハウジングを嵌合状態にロックすると共に、端子ホルダ
でコネクタハウジング内の端子を抜け止めすることが考
えられるが、端子ホルダはコネクタハウジング内に係着
されるため外部からは目視確認しずらく、端子ホルダを
装着し忘れた場合そのまま放置され勝ちであり、端子ホ
ルダを装着し忘れた場合でもコネクタハウジングの尾端
の開口部から端子が抜け出ないようにすることが望ま
れ、更には開口部からの水滴や塵埃等の異物の侵入を防
止することが望まれる。本考案は、以上の点に鑑み、雌
雄のコネクタハウジングを嵌合状態にロックするロック
部材により端子の抜け止め機能と異物の侵入防止機能と
を得られるようにしたコネクタ装置を提供することをそ
の目的としている。
従来技術を組合せて、ロック部材により雌雄のコネクタ
ハウジングを嵌合状態にロックすると共に、端子ホルダ
でコネクタハウジング内の端子を抜け止めすることが考
えられるが、端子ホルダはコネクタハウジング内に係着
されるため外部からは目視確認しずらく、端子ホルダを
装着し忘れた場合そのまま放置され勝ちであり、端子ホ
ルダを装着し忘れた場合でもコネクタハウジングの尾端
の開口部から端子が抜け出ないようにすることが望ま
れ、更には開口部からの水滴や塵埃等の異物の侵入を防
止することが望まれる。本考案は、以上の点に鑑み、雌
雄のコネクタハウジングを嵌合状態にロックするロック
部材により端子の抜け止め機能と異物の侵入防止機能と
を得られるようにしたコネクタ装置を提供することをそ
の目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本考案は、雌雄のコネクタハウジングを嵌合状態にロッ
クするこれらコネクハウジングとは別体のロック部材を
備えるコネクタ装置であって、雄コネクタハウジングが
該ハウジングの尾端に形成した開口部から挿入される端
子を内蔵するものにおいて、前記ロック部材に雄コネク
タハウジングの尾端の開口部を覆うキャップ部を一体に
形成し、雄コネクタハウジング又は雌コネクタハウジン
グの上壁に、相手方の雌コネクタハウジング又は雄コネ
クタハウジングの上壁に形成した受け部に潜り込んでこ
れに係合する係止舌片を形成し、前記ロック部材に、該
係止舌片の下面に潜り込んで該係止舌片の下方への移動
を不能にする楔片と、雌コネクタハウジングの上壁の下
面に潜り込むアームとを形成し、該アームの先端に雌コ
ネクタハウジングの上壁に形成した係合孔に係合する爪
部を形成したことを特徴とする。
本考案は、雌雄のコネクタハウジングを嵌合状態にロッ
クするこれらコネクハウジングとは別体のロック部材を
備えるコネクタ装置であって、雄コネクタハウジングが
該ハウジングの尾端に形成した開口部から挿入される端
子を内蔵するものにおいて、前記ロック部材に雄コネク
タハウジングの尾端の開口部を覆うキャップ部を一体に
形成し、雄コネクタハウジング又は雌コネクタハウジン
グの上壁に、相手方の雌コネクタハウジング又は雄コネ
クタハウジングの上壁に形成した受け部に潜り込んでこ
れに係合する係止舌片を形成し、前記ロック部材に、該
係止舌片の下面に潜り込んで該係止舌片の下方への移動
を不能にする楔片と、雌コネクタハウジングの上壁の下
面に潜り込むアームとを形成し、該アームの先端に雌コ
ネクタハウジングの上壁に形成した係合孔に係合する爪
部を形成したことを特徴とする。
【0005】
【作用】雌雄のコネクタハウジングをロック部材により
嵌合状態にロックすると、ロック部材に形成したキャッ
プ部により一方のコネクタハウジングの尾端の開口部が
覆われ、該キャップ部により該ハウジング内への異物の
侵入が抑制されると共に、該ハウジングに内蔵する端子
の開口部からの抜けが防止される。
嵌合状態にロックすると、ロック部材に形成したキャッ
プ部により一方のコネクタハウジングの尾端の開口部が
覆われ、該キャップ部により該ハウジング内への異物の
侵入が抑制されると共に、該ハウジングに内蔵する端子
の開口部からの抜けが防止される。
【0006】ところで、前記一方のコネクタハウジング
が雄コネクタハウジングである場合、上記実公昭57−
49913号公報に記載されているロック部材に雄コネ
クタハウジングの尾端の開口部を覆うキャップ部を一体
に形成して本案コネクタ装置を構成しても良いが、この
ロック部材は雄コネクタハウジングの上壁に係着されて
いるだけであるため、その係着箇所への異物の当接でこ
れが破損するとロック部材が脱落するおそれがあり、又
ロック部材が脱落しなくても、ロック部材の楔片で下方
への移動を阻止する前記係止舌片自体が破損すると雌雄
のコネクタハウジングの嵌合状態のロックが解かれてし
まう。この場合、本考案の如く、ロック部材に、係止舌
片を押える楔片を形成すると共に、雌コネクタハウジン
グの上壁の下面に潜り込むアームを形成し、該アームの
先端に雌コネクタハウジングの上壁に形成した係合孔に
係合する爪部を形成しておけば、係止舌片が破損して
も、ロック部材に一体の前記キャップ部により雄コネク
タハウジングが押えられ且つ該ロック部材のアームによ
り雌コネクタハウジングが係止されるため、雌雄のコネ
クタハウジングは嵌合状態に保持され、而も該アームは
雌コネクタハウジング内に潜り込むため異物の当接によ
る破損から保護され、かくて雌雄のコネクタハウジング
の嵌合ロックの信頼性が向上する。尚、下記実施例で
は、雄コネクタハウジング2に係止舌片20、雌コネク
タハウジング1に該舌片を係止する受け部11を形成し
たが、上記公報のように雌コネクタハウジングに係止舌
片、雄コネクタハウジングに受け部を形成する場合にも
同様に本考案を適用できる。
が雄コネクタハウジングである場合、上記実公昭57−
49913号公報に記載されているロック部材に雄コネ
クタハウジングの尾端の開口部を覆うキャップ部を一体
に形成して本案コネクタ装置を構成しても良いが、この
ロック部材は雄コネクタハウジングの上壁に係着されて
いるだけであるため、その係着箇所への異物の当接でこ
れが破損するとロック部材が脱落するおそれがあり、又
ロック部材が脱落しなくても、ロック部材の楔片で下方
への移動を阻止する前記係止舌片自体が破損すると雌雄
のコネクタハウジングの嵌合状態のロックが解かれてし
まう。この場合、本考案の如く、ロック部材に、係止舌
片を押える楔片を形成すると共に、雌コネクタハウジン
グの上壁の下面に潜り込むアームを形成し、該アームの
先端に雌コネクタハウジングの上壁に形成した係合孔に
係合する爪部を形成しておけば、係止舌片が破損して
も、ロック部材に一体の前記キャップ部により雄コネク
タハウジングが押えられ且つ該ロック部材のアームによ
り雌コネクタハウジングが係止されるため、雌雄のコネ
クタハウジングは嵌合状態に保持され、而も該アームは
雌コネクタハウジング内に潜り込むため異物の当接によ
る破損から保護され、かくて雌雄のコネクタハウジング
の嵌合ロックの信頼性が向上する。尚、下記実施例で
は、雄コネクタハウジング2に係止舌片20、雌コネク
タハウジング1に該舌片を係止する受け部11を形成し
たが、上記公報のように雌コネクタハウジングに係止舌
片、雄コネクタハウジングに受け部を形成する場合にも
同様に本考案を適用できる。
【0007】
【実施例】図1及び図2を参照して、1は雌コネクタハ
ウジング、2は雄コネクタハウジングを示し、雌コネク
タハウジング1に雄コネクタハウジング2を内嵌させ
て、雄コネクタハウジング2に内蔵する端子3を雌コネ
クタハウジング1内に植設した図示しないピン端子に嵌
合接続するようにした。
ウジング、2は雄コネクタハウジングを示し、雌コネク
タハウジング1に雄コネクタハウジング2を内嵌させ
て、雄コネクタハウジング2に内蔵する端子3を雌コネ
クタハウジング1内に植設した図示しないピン端子に嵌
合接続するようにした。
【0008】雄コネクタハウジング2の上壁には、図4
に明示する如く、該ハウジング2の先端部で立上って尾
端側に屈曲してのびる中央の係止舌片20とその左右両
側のガイド舌片21、21とが形成されており、両ガイ
ド舌片21、21の尾端間に跨る操作部22に係止舌片
20の後端を一体的に結合すると共に、係止舌片20の
上面中間部に突起20aを突設し、又図5に示す如く、
雌コネクタハウジング1の上壁に上方に窪ませて1対の
ガイド部10、10を形成し、雄コネクタハウジング2
を雌コネクタハウジング1に嵌合する際、該両ガイド部
10、10に前記両ガイド舌片21、21が挿入される
と共に、該両ガイド部10、10の先端部間に形成した
ブリッジ状の受け部11に前記係止舌片20が潜り込
み、両ハウジング1、2の所定の嵌合状態で前記突起2
0aが受け部11の背面に係合して雄コネクタハウジン
グ2が雌コネクタハウジング1に抜け止めされ、一方、
前記操作部22を押下げることで雄コネクタハウジング
2を引抜き可能とし、更に両ハウジング1、2とは別個
のロック部材4により該両ハウジング1、2を嵌合状態
にロックし得るようにした。
に明示する如く、該ハウジング2の先端部で立上って尾
端側に屈曲してのびる中央の係止舌片20とその左右両
側のガイド舌片21、21とが形成されており、両ガイ
ド舌片21、21の尾端間に跨る操作部22に係止舌片
20の後端を一体的に結合すると共に、係止舌片20の
上面中間部に突起20aを突設し、又図5に示す如く、
雌コネクタハウジング1の上壁に上方に窪ませて1対の
ガイド部10、10を形成し、雄コネクタハウジング2
を雌コネクタハウジング1に嵌合する際、該両ガイド部
10、10に前記両ガイド舌片21、21が挿入される
と共に、該両ガイド部10、10の先端部間に形成した
ブリッジ状の受け部11に前記係止舌片20が潜り込
み、両ハウジング1、2の所定の嵌合状態で前記突起2
0aが受け部11の背面に係合して雄コネクタハウジン
グ2が雌コネクタハウジング1に抜け止めされ、一方、
前記操作部22を押下げることで雄コネクタハウジング
2を引抜き可能とし、更に両ハウジング1、2とは別個
のロック部材4により該両ハウジング1、2を嵌合状態
にロックし得るようにした。
【0009】該ロック部材4は、雄コネクタハウジング
2の上壁の尾端寄りの部分に操作部22を挾むようにし
て突設した1対のストッパ部23、23に尾方から当接
するブロック部40と、該ブロック部40の両側部に両
ストッパ部23、23の外側を通って先方にのびるよう
に延出した1対のアーム41、41とを備え、雌コネク
タハウジング1の前記両ガイド部10、10の外側の上
壁両側部12、12と雄コネクタハウジング2の上壁と
の間に隙間を形成して、この隙間に前記各アーム41を
挿入し、ブロック部40がストッパ部23、23に当接
したとき各アーム41の先端に形成した爪部41aが各
側部12に形成した係合孔13に係合して、雄コネクタ
ハウジング2がロック部材4を介して雌コネクタハウジ
ング1に嵌合ロックされるようにした。ブロック部40
には、図3に示すように、係止舌片20の操作部22の
下面に潜り込んでこれを下方に移動不能とする楔42が
形成されている。
2の上壁の尾端寄りの部分に操作部22を挾むようにし
て突設した1対のストッパ部23、23に尾方から当接
するブロック部40と、該ブロック部40の両側部に両
ストッパ部23、23の外側を通って先方にのびるよう
に延出した1対のアーム41、41とを備え、雌コネク
タハウジング1の前記両ガイド部10、10の外側の上
壁両側部12、12と雄コネクタハウジング2の上壁と
の間に隙間を形成して、この隙間に前記各アーム41を
挿入し、ブロック部40がストッパ部23、23に当接
したとき各アーム41の先端に形成した爪部41aが各
側部12に形成した係合孔13に係合して、雄コネクタ
ハウジング2がロック部材4を介して雌コネクタハウジ
ング1に嵌合ロックされるようにした。ブロック部40
には、図3に示すように、係止舌片20の操作部22の
下面に潜り込んでこれを下方に移動不能とする楔42が
形成されている。
【0010】雄コネクタハウジング2内は、隔壁24に
よって左右1対の室に区分されており、前記端子3の1
対を該ハウジング2の尾端に形成した左右の開口部25
を通して該両室に挿入し、該ハウジング2内に係着する
端子ホルダ5により両端子3を所定の挿入位置に押圧保
持する。該端子ホルダ5は、図2及び図4に示す如く、
雄コネクタハウジング2の内底面に突設した突起26に
係合する下面の爪部50を有するベース板51に、各端
子3の中間の段部に尾方から係合する押え片52を各1
対の左右2組に延出し、更に該ベース板51上に各端子
3から導出されるハーネス3aを挿通する凹欠部53a
を形成したフォーク状のハーネス受け53を左右1対に
立設して成るものとした。
よって左右1対の室に区分されており、前記端子3の1
対を該ハウジング2の尾端に形成した左右の開口部25
を通して該両室に挿入し、該ハウジング2内に係着する
端子ホルダ5により両端子3を所定の挿入位置に押圧保
持する。該端子ホルダ5は、図2及び図4に示す如く、
雄コネクタハウジング2の内底面に突設した突起26に
係合する下面の爪部50を有するベース板51に、各端
子3の中間の段部に尾方から係合する押え片52を各1
対の左右2組に延出し、更に該ベース板51上に各端子
3から導出されるハーネス3aを挿通する凹欠部53a
を形成したフォーク状のハーネス受け53を左右1対に
立設して成るものとした。
【0011】前記ロック部材4には、ブロック部40の
下面に夫々頸部43を存して垂設される左右1対のキャ
ップ部44、44が形成されており、雄コネクタハウジ
ング2の尾端の各開口部25の上縁に頸部43を受入れ
る切欠き25aを形成し、ロック部材4を上記の如く装
着したとき、各キャップ部44が各開口部25に嵌合し
て端子ホルダ5の各ハーネス受け53に尾方から重合さ
れるようにした。これによれば、端子ホルダ5が雄コネ
クタハウジング2に半嵌合状態であっても、ロック部材
4の装着により端子ホルダ5を爪部50が突起26に係
合する所定の係着位置までキャップ部44を介して押込
んでこの状態にロックでき、ロック部材4により雄コネ
クタハウジング2の雌コネクタハウジング1に対するロ
ックと、端子ホルダ5の雄コネクタハウジング2に対す
るロックとの2重のロック機能を得られる。又、キャッ
プ部44には、ハーネス3aを受入れる凹欠部44aが
形成されており、更にキャップ部44とハーネス受け5
3との重合面を段付形状に形成し、ハーネス3aをキャ
ップ部44とハーネス受け53とで上下から挾むように
してハーネス挿通箇所の隙間を狭め、キャップ部44に
より開口部25を覆うことと相俟って、雄コネクタハウ
ジング2内への水滴や塵埃等の異物の侵入を可及的に防
止し得るようにした。尚、端子ホルダ5を装着し忘れた
場合でも、キャップ部44により或る程度の防塵機能を
得られ、更に端子3の開口部25からの抜けを防止する
抜け止め機能が得られる。
下面に夫々頸部43を存して垂設される左右1対のキャ
ップ部44、44が形成されており、雄コネクタハウジ
ング2の尾端の各開口部25の上縁に頸部43を受入れ
る切欠き25aを形成し、ロック部材4を上記の如く装
着したとき、各キャップ部44が各開口部25に嵌合し
て端子ホルダ5の各ハーネス受け53に尾方から重合さ
れるようにした。これによれば、端子ホルダ5が雄コネ
クタハウジング2に半嵌合状態であっても、ロック部材
4の装着により端子ホルダ5を爪部50が突起26に係
合する所定の係着位置までキャップ部44を介して押込
んでこの状態にロックでき、ロック部材4により雄コネ
クタハウジング2の雌コネクタハウジング1に対するロ
ックと、端子ホルダ5の雄コネクタハウジング2に対す
るロックとの2重のロック機能を得られる。又、キャッ
プ部44には、ハーネス3aを受入れる凹欠部44aが
形成されており、更にキャップ部44とハーネス受け5
3との重合面を段付形状に形成し、ハーネス3aをキャ
ップ部44とハーネス受け53とで上下から挾むように
してハーネス挿通箇所の隙間を狭め、キャップ部44に
より開口部25を覆うことと相俟って、雄コネクタハウ
ジング2内への水滴や塵埃等の異物の侵入を可及的に防
止し得るようにした。尚、端子ホルダ5を装着し忘れた
場合でも、キャップ部44により或る程度の防塵機能を
得られ、更に端子3の開口部25からの抜けを防止する
抜け止め機能が得られる。
【0012】上記実施例では,ロック部材4を雌コネク
タハウジング1内に潜り込むアーム41を介して該ハウ
ジング1に係合させるようにしたが、これによればアー
ム41が異物の衝突による破損から保護され、ロックの
確実性が向上する。
タハウジング1内に潜り込むアーム41を介して該ハウ
ジング1に係合させるようにしたが、これによればアー
ム41が異物の衝突による破損から保護され、ロックの
確実性が向上する。
【0013】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、ロック部材に形成したキャップ部材によりコ
ネクタハウジングの尾端の開口部が覆われるため、該ハ
ウジングに内蔵する端子の開口部からの抜けを防止でき
ると共に、該ハウジング内への異物の侵入を防止でき、
更に、雌雄のコネクタハウジングの嵌合ロックの信頼性
も向上できる効果を有する。
によれば、ロック部材に形成したキャップ部材によりコ
ネクタハウジングの尾端の開口部が覆われるため、該ハ
ウジングに内蔵する端子の開口部からの抜けを防止でき
ると共に、該ハウジング内への異物の侵入を防止でき、
更に、雌雄のコネクタハウジングの嵌合ロックの信頼性
も向上できる効果を有する。
【図1】本案コネクタ装置の一例の平面図
【図2】図1のII−II線截断側面図
【図3】図1のIII −III 線截断側面図
【図4】雄コネクタハウジングと端子ホルダの斜視図
【図5】嵌合状態の雌雄のコネクタハウジングとロック
部材の斜視図
部材の斜視図
1 雌コネクタハウジング 2 雄コネクタハ
ウジング 3 端子 4 ロック部材 11 受け部 13 係合孔 20 係止舌片 25 開口部 41 アーム 41a 爪部 42 楔片 44 キャップ部
ウジング 3 端子 4 ロック部材 11 受け部 13 係合孔 20 係止舌片 25 開口部 41 アーム 41a 爪部 42 楔片 44 キャップ部
Claims (1)
- 【請求項1】 雌雄のコネクタハウジングを嵌合状態に
ロックするこれらコネクハウジングとは別体のロック部
材を備えるコネクタ装置であって、雄コネクタハウジン
グが該ハウジングの尾端に形成した開口部から挿入され
る端子を内蔵するものにおいて、前記ロック部材に雄コ
ネクタハウジングの尾端の開口部を覆うキャップ部を一
体に形成し、雄コネクタハウジング又は雌コネクタハウ
ジングの上壁に、相手方の雌コネクタハウジング又は雄
コネクタハウジングの上壁に形成した受け部に潜り込ん
でこれに係合する係止舌片を形成し、前記ロック部材
に、該係止舌片の下面に潜り込んで該係止舌片の下方へ
の移動を不能にする楔片と、雌コネクタハウジングの上
壁の下面に潜り込むアームとを形成し、該アームの先端
に雌コネクタハウジングの上壁に形成した係合孔に係合
する爪部を形成したことを特徴とするコネクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991053488U JP2538196Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | コネクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991053488U JP2538196Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | コネクタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056725U JPH056725U (ja) | 1993-01-29 |
JP2538196Y2 true JP2538196Y2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=12944231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991053488U Expired - Fee Related JP2538196Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | コネクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538196Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5631359A (en) * | 1979-08-22 | 1981-03-30 | Nippon Denso Co Ltd | Ac generator for vehicle |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6020819Y2 (ja) * | 1980-09-06 | 1985-06-21 | 株式会社青山製作所 | ボルト |
JPS5947979U (ja) * | 1982-09-22 | 1984-03-30 | 矢崎総業株式会社 | コネクタハウジング |
JPS63145272U (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-26 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP1991053488U patent/JP2538196Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH056725U (ja) | 1993-01-29 |
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