JP2538184Y2 - デジタル表示測長器 - Google Patents

デジタル表示測長器

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JP2538184Y2
JP2538184Y2 JP1991017826U JP1782691U JP2538184Y2 JP 2538184 Y2 JP2538184 Y2 JP 2538184Y2 JP 1991017826 U JP1991017826 U JP 1991017826U JP 1782691 U JP1782691 U JP 1782691U JP 2538184 Y2 JP2538184 Y2 JP 2538184Y2
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伸幸 山本
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京都度器株式会社
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、構築物の各種工事に
おける空間測定、内法測定或いは底面からの天井高さ測
定等の用途に用いるデジタル表示測長器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の用途には主に巻尺が用い
られていたが、測定作業が極めて煩雑であるとともに、
巻尺のたるみ等により計測値に誤差が多いといった欠点
があるため、例えば実公昭45−11064号公報に開
示されているような測定杆が案出されている。この測定
杆は、径寸法が順次小さくなった複数本の筒状継杆をそ
れぞれ出入自在に嵌挿して伸縮自在となった本体部に巻
尺を挿通し、各継杆の出入による伸縮に一致させて巻尺
を引き出し自在に移動させ、透明継杆の回線を透して巻
尺の目盛を読み取るものである。
【0003】しかしながら、この測定杆による方式は、
小さな読取り窓から巻尺の目盛を透視して読み取るた
め、迅速な計測を行なうことができない。例えば、1m
20cm5mmであるのか1m15cm5mmであるのかを即座
に読み取ることが困難である。
【0004】この欠点を解決するために、例えば実開昭
62−73209号公報には、筒状の外部ケース杆内
に、径寸法が順次小さくなった筒状の複数本の測長杆を
それぞれ一方向に出入自在に嵌挿するとともに、この各
測長杆に、それぞれの外側の測長杆又は外部ケース杆に
圧接する係止機構部を設け、一定間隔毎に測長点部が配
設され前記外部ケース杆の杆収納側内部に巻き戻し自在
に巻装された測長テープの先端を、前記複数本の測長杆
のうちの最も細い測長杆の筒内部を挿通してその杆引出
し側端部に固着し、前記測長テープの移動に伴って各測
長点部を検出し電気信号として出力する検出部と、この
検出部の検出信号をカウントするカウンタ部と、このカ
ウンタ部のカウント信号に基づいて所望の演算を行なう
制御部と、この制御部の出力信号により測長された値を
デジタル表示する表示部とを備えた構成のデジタル表示
測長器が開示されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
62−73209号公報に開示されたデジタル表示形の
測長器は、各係止機構部の構成に次のような問題点を有
している。すなわち、各係止機構の係止力を係止枠内に
貫設したコイルバネルによって生起させているだけであ
り、その係止力は小さく、従って、例えば測長器を鉛直
方向に使用し、しかも前段測長杆を下方側に向けると、
自重で落下する場合があって測長が不能となる。また、
コイルバネが係止枠内を貫設している関係で、測長テー
プとコイルバネとが交差し、テープの伸縮の支障とな
る。すなわち、測長テープがコイルバネに引っ掛かって
正常な測定が不可能になる場合がある。
【0006】この考案は、以上のような課題を解決する
測長器を提供しようとしてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案が提供するデジ
タル表示測長器は、各測長杆の係止機構に特徴を有して
いる。すなわち、一方の内方側の測長杆の末端部に末端
係止部材を外嵌させて固着するとともに、他方の外方側
の測長杆の先端部に先端係止部材を内挿して固着し、前
記末端係止部材の伸出方向前端部と前記先端係止部材の
伸出方向後端部との当接により前記各測長杆同士の抜脱
を防止する係止機構を構成する。また、前記末端係止部
材の外面に、前記他方の外方側の測長杆の内面に摺接す
る状態で、ナイロンコートされた板バネを取着し、各測
長杆の伸縮摺動の固さを維持するように構成する。さら
に、前記末端係止部材の外面に凸部を形成するととも
に、前記先端係止部材に前記凸部に嵌脱自在に嵌合する
凹部を形成し、前記測長杆が全域伸長されたとき前記凸
部と凹部とが弾発的に嵌合して、一方の内方側の測長杆
が他方の外方側の測長杆内へ没入するのを防止するよう
に構成した。
【0008】
【0009】上記構成のデジタル表示測長器では、一方
内方側の測長杆の末端係止部材と他方の外方側の測長
杆の先端係止部材とが互いに係合することにより、一方
の内方側の測長杆が他方の外方側の測長杆内から抜け出
てしまうことが防止される。また、両係止部材の係合側
の凹部と凸部との嵌合によって両測長杆が結合され、
方の内方側の測長杆が他方の外方側の測長杆内へ没入す
ることが防止される。さらに、板バネが末端係止部材の
外面と他方の測長杆の内面との間に介在されるので、測
長テープと交差することがなく、測長テープが引っ掛か
ったりすることはないので、正確に測長することができ
る。また、板バネがナイロンコートされているので、各
測長杆の摺動が円滑になされる。
【0010】
【実施例】以下、この考案の好適な実施例について図面
を参照しながらに説明する。
【0011】図1ないし図12は、この考案の1実施例を
示し、図1は、デジタル表示測長器の斜視図、図2はそ
の平面図、図3はその正面図、図4は、図2のA−A線
断面図、図5は、図3のB−B線断面図、図6及び図7
はそれぞれ、このデジタル表示測長器の一部を示す分解
斜視図、図8は、このデジタル表示測長器の一部を示す
斜視図である。
【0012】このデジタル表示測長器1の基体となる外
部ケース杆2は、断面形状が長方形をなす角筒状に形成
され、その一端部の長方形の幅の広い面側が、図4に示
すように開口されているとともに、この開口部を閉塞す
る状態で一対の収納ケース3a、3bが取り付けられて
いる。また、外部ケース杆2の一端面には、測長基準面
となる末端金具4が接合され固定されている。
【0013】外部ケース杆2には、径寸法が順次小さく
かつ長さも順次短くなつた5本の角筒状の測長杆5、
6、7、8、9がそれぞれ嵌挿されている。この外部ケ
ース杆2と最も細い測長杆9を除く各測長杆5〜8との
各他方側先端(図1ないし図4における左方端)には、
それぞれ断面コの字状となった一対の先端係止部材1
0、11、12、13、14が、図6に示すように長方
形に接合して嵌挿されている。これら各一対の先端係止
部材10〜14の寸法は、これらにそれぞれ挿通される
各測長杆5〜9が円滑に摺動できる寸法に形成されてお
り、各先端係止部材10〜14の外面にそれぞれ突出さ
れた係止突部10a〜14aが、それぞれ対応する係止
孔2a、5a、6a、7a、8aに嵌合して、各先端係
止部材10〜14の筒軸方向への移動を阻止している。
一方、各測長杆5〜9のそれぞれの杆収納側の端部、す
なわち右方末端には、図6〜図8に示すように、これら
の外方側の外部ケース杆2及び各測長杆5〜8のそれぞ
れの内方に収まる一対の末端係止部材15、16、1
7、18、19が設置されている。これら各係止部材1
0〜14、15〜19によってそれぞれの係止機構が構
成されている。これらはすべて同一構成になっているの
で、右方側の測長杆5と左方側の測長杆6との係止機構
を例として、それらの構成を図6〜図8に従って説明す
る。
【0014】図6は、一方の測長杆6の末端側と他方の
測長杆5の先端側とにそれぞれ設置された末端係止部材
16と先端係止部材11との関係を示している。この図6で
は、測長杆5と測長杆6とは仮想的に示されているが、
測長杆6が測長杆5に挿入された状態である。従って、
両係止部材11、16は同一軸芯上にある。先端係止部材11
を構成する一対の部材は、その軸芯方向においてそれぞ
れ他方の係止部材16の係合側に延出した係合片を有し、
これら両係合片によって凹部11Bが形成されている。他
方、末端係止部材16には、凹部11Bが嵌合する凸部16B
が形成されている。
【0015】図7は、測長杆5、6のそれぞれを抜き出
して、それぞれの先端、後端の係止部材11、16を別
々に示す分解斜視図である。先端係止部材11は、その
殆んどが測長杆5の先端から圧入されており、破線で示
されている。また、図8は、図6に示した状態から測長
杆6が左方へ伸出して凹部11Bに凸部16Bが嵌合し
た状態を示している。先端係止部材11の凹部11Bは
係合片によって形成されており、従って、凹部11B
への凸部16Bの嵌合による両者の結合関係は、軸線に
沿った杆収納方向の一定の力に対してはその関係を保持
するが、それ以上の力が作用すると、この結合関係が断
たれて、一方の測長杆6が他方の測長杆5内へ没入する
ようになっている。また、先端係止部材11の端縁は、
測長杆5の外形より若干大き目に形成されている。さら
に、末端係止部材16の対の方向は、先端係止部材11
の対の方向(横方向)と異なって縦方向になっており、
図に示した状態では、上下の外方に板バネ20が対設さ
れている。この板バネ20は、末端係止部材16の外方
位置において後段測長杆5の内方面に摺接するよう介在
され、両測長杆5、6の摺動固さを生起する。従って、
測長杆5、6の内方には、従来のような貫通部材は無く
なる。各板バネは、測長杆5〜9の径寸法が小さくなる
に従って圧接力が順次大きくなるように設定されてい
る。また、これら各板バネ20はナイロンコーティング
されていて、各測長杆5〜9の摺動を円滑にするように
されている。
【0016】上記構成を有する測長器では、各測長杆5
〜9の出入時、それぞれの外方側及び内方側の測長杆5
〜8又は外部ケース杆2の対向全面に摺接せず、先端係
止部材部材10〜14と末端係止部材15〜19とをスペース部
材としてこの2箇所でのみ摺接し、摩擦力の軽減を図っ
てスムーズに摺動するようになっていて、各測長杆5〜
9を容易に出入させることができるようになっている。
しかも、末端係止部材15〜19における各板バネ圧接力に
より各測長杆5〜9が任意の位置で静止するとともに、
最大長引き出した時点で各末端係止部材15〜19が先端係
止部材10〜14に当接することで抜け止めされる。
【0017】前述の収納ケース3a、3b内には、巻戻
し用の渦巻スプリング22を有する巻枠に巻装された測長
テープ23が取り付けられ、この測長テープ23は、圧接ロ
ーラ24と鍔付きローラ25とのローラ手段によって横揺れ
及び縦揺れが所定の許容値に規制される。そして、測長
テープ23の先端は、最も細い測長杆9内を挿通して、そ
の測長杆9の先端に一体に取り付けた先端金具26の取付
部27に固定されている。この測長テープ23は、図9
(a)に示すように、一定間隔毎に透孔からなる測長点
部23aが配列されている。従って、この測長点部23aの
検出部28は、光透過形ホトインタラプタ28aにより構成
されている。この検出部28の上方には、検出部28及び後
述の電子回路機構の駆動電源となる電池29を装着するた
めの電池ケース30が設けられている。
【0018】一方、外部ケース杆2の杆引出し側端部表
面には、デジタル表示部31及び操作キー部32が装設され
ている。デジタル表示部31としては、駆動電源が電池29
であることから消費電力の小さい液晶が用いられてお
り、暗い場所でも表示を視認できるようにランプ(図示
せず)が添設されている。また、操作キー部32には、図
10に示すように、電源断接用、モード切換用、ランプ点
灯用、零設定用及びホールド用の各外部設定キー32a、
32b、32c、32d、32eが配置されている。表示部31の
下方には、マイクロコンピュータからなる制御部33が取
り付けられ、さらに、杆引出し側先端部には、各測長杆
5〜9が全て収納された状態において最も細い測長杆9
の先端金具26の当接によりオンされて電源を投入する初
期状態検出スイッチ34が設けられている。この検出スイ
ッチ34の上方部に、各測長杆5〜9が完全収納されて先
端金具26が外部ケース杆2に当接した状態から最も細い
測長杆9を引き出し易くするための凹部35が形成されて
いる。また、外部ケース杆2及び各測長杆5〜9のそれ
ぞれの同一方向面の短手方向の中心部に、長手方向に沿
った1本の連続したセンターライン36が描かれている。
【0019】次に、上記した構成の測長器における動作
について説明する。各測長杆5〜9を測定すべき長さに
応じて引き出すと、先端が先端金具26の取付部27に取り
付けられた測長テープ23が測長杆5〜9の引出し量に応
じて移動させられ、この測長テープ23の移動量に応じた
数の測長点部23aが検出部28で検出され、図14に示すよ
うに、検出部28の検出信号がカウントICからなるカウ
ント部37でカウントされる。この時、方向判別回路(図
示せず)により測長テープ23の移動方向が検出され、杆
引出し方向ならばアップカウント(加算)、杆収納方向
ならばダウンカウントされる。このカウント信号が制御
部33に入力されて演算されるのであるが、制御部33で
は、カウント信号をプリセット値設定部38、初期状態検
出スイッチ34及び操作キー部32からの各信号に基づいて
演算される。すなわち、初期状態検出スイッチ34のオン
によりカウント値が零となり、この時点を基点としてカ
ウント信号を演算することにより誤測定の防止が図られ
ており、また、カウント信号により測定した長さに、完
全収納状態時における先端金具26から末端金具4までの
長さを加算する必要があるので、プリセット値設定部38
により完全収納状態時の長さが予め設定されている。
【0020】次に、操作キー部32の操作による表示につ
いて説明すると、ホールド用外部設定キー32eを押圧す
ると、いずれの状態においても表示部31の表示がホール
ドされる。この時、表示部31の右下部に“H”のサイン
表示がなされ、ホールド用外部設定キー32eを再度押圧
することにより、ホールドが解除されて現時点の測定長
さが表示される。そして、零設定用外部設定キー32dを
押圧すると、いずれの状態においてもカウンタ部37がリ
セットされて“0”が表示される。但し、そのときのモ
ードはそのまま保持されて自動的に測長状態に移ること
ができる。また、通常は、図11(a)に示すようにメー
トル単位で表示されMサイン表示31aがなされるが、モ
ード切換用外部設定用スイッチ32bを押圧すると、制御
部33において換算され、図11(b)〜(d)に示すよう
に「尺」、「インチ」、「フィート、インチ、分」の単
位表示に順送りされ、表示部31の右下部にそれぞれS、
IN、FT−INの各サイン表示31b、31c、31dがな
される。
【0021】また、高さ測定においては、測長器1を鉛
直状態として各測長杆5〜9を上方に引き出すので、下
方の寸法の大きな測長杆5〜9程大きな荷重を支えなけ
ればならないが、それに応じて寸法の大きな測長杆5〜
9になるに従って各係止部材15〜19に対設した板バネに
よる圧接力を大きく設定してあるので、各測長杆5〜9
が任意の位置で静止する。
【0022】さらに、センターライン36は、例えば畳加
工において畳の変形加工を行なうための寸法取りに用い
られる。すなわち、図12に示すように、両端部壁面から
1寸の距離aにセンターライン36を合わせた後、片端部
より半間b毎の壁面までの距離c、dを測定する。そし
てその測定値に基づいて畳の変形加工を行なうのであ
る。
【0023】尚、この考案は上記実施例の内容に限定さ
れるものではなく、請求の範囲を逸脱しない範囲で種々
の変形例が考えられるのは勿論である。例えば、板バネ
は、図示例では台形状に曲折した形のものを示したが、
円弧状のものでもよい。また、板バネは、図示例では両
側それぞれ1枚であるが、これを2枚ずつにすることも
できる。また、図13(a)に示すように、測長テープ39
として暗マークの測長点部39aを配列したものを用い、
これに応じて検出部40を同図(b)に示すように反射型
ホトインタラプタ40aを用いて構成してもよい。
【0024】
【考案の効果】この考案は以上説明したように構成され
かつ作用するので、この考案に係るデジタル表示測長器
によると、複数本の測長杆を出し入れし全体として伸縮
させるだけの簡単な操作によって測長を行なえる測長器
において、各測長杆の端部に設置した先端係止部材と末
端係止部材との係止により、測長杆同士の固定が確実に
行なわれる。しかも、板バネを係止部材の外方に設置す
る形としたので、各測長杆の内方を貫通する測長テープ
には支障物は無く、測定が円滑で正確に行なわれる。ま
た、上下方向の測長においても、測長杆間の相対的変位
はなく、測定を能率良くかつ正確に行ない得る。しか
も、エンコーダ等を用いることなくデジタル表示するの
で、構成が簡単で安価に製作できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の1実施例を示すデジタル表示測長器
の斜視図である。
【図2】上記デジタル表示測長器の平面図である。
【図3】上記デジタル表示測長器の正面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】上記デジタル表示測長器の一部を示す分解斜視
図である。
【図7】上記デジタル表示測長器の一部を示す分解斜視
図である。
【図8】上記デジタル表示測長器の一部を示す斜視図で
ある。
【図9】(a)は測長テープの平面図であり、(b)は
検出部の概略図である。
【図10】操作キー部のキーの配置図である。
【図11】(a)〜(d)は、いずれもモード切換えによ
る表示部の平面図である。
【図12】この測長器の使用状態の1例を示す説明図であ
る。
【図13】(a)は、この考案の別の構成例を示す測長テ
ープの平面図であり、(b)は検出部の概略図である。
【図14】この測長器のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 デジタル測長器 2 外部ケース杆 5〜9 測長杆 10〜14 先端係止部材 15〜19 末端係止部材 11B 凹部 16B 凸部 20 板バネ 23、39 測長テープ 23a、39a 測長点部 26 先端金具 28、40 検出部 31 表示部 32 操作キー部 33 制御部 34 初期状態検出スイッチ 35 凹部 36 センターライン 37 カウンタ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の外部ケース杆内に、径寸法が順次
    小さくされた複数本の筒状の測長杆をそれぞれ一方向に
    出入自在に嵌挿するとともに、この各測長杆にはそれぞ
    れの外側の測長杆又は外部ケース杆に係止させる係止機
    構を設け、一定間隔毎に測長点部が配設され前記外部ケ
    ース杆の杆収納側内部に巻戻し自在に巻装された測長テ
    ープの先端を、前記複数本の測長杆のうちの最も細い測
    長杆の筒内部を挿通してその杆引出し側端部に固着し、
    前記測長テープの移動に伴って各測長点部を検出し電気
    信号として出力する検出部と、この検出部の検出信号を
    カウントするカウンタ部と、このカウンタ部のカウント
    信号に基づいて所望の演算を行なう制御部と、この制御
    部の出力信号により測長された値をデジタル表示する表
    示部とを備えたデジタル表示測長器において、 前記各測長杆間の係止機構を、一方の内方側の測長杆の
    末端部に外嵌されて固着された末端係止部材と、他方の
    外方側の測長杆の先端部に内挿されて固着された先端係
    止部材と、前記末端係止部材の外面に、前記他方の外方
    側の測長杆の内面に摺接する状態で取着され、ナイロン
    コートされた板バネとによって構成し、前記末端係止部
    材の伸出方向前端部と前記先端係止部材の伸出方向後端
    部との当接によって前記各測長杆同士を抜け止めし、前
    記末端係止部材の外面に凸部を形成するとともに前記先
    端係止部材に前記凸部に嵌脱自在に嵌合する凹部を形成
    し、前記測長杆が全域伸長されたとき前記凸部と凹部と
    が弾発的に嵌合して、一方の内方側の測長杆が他方の外
    方側の測長杆内へ没入するのを防止するようにしたこと
    を特徴とするデジタル表示測長器。
JP1991017826U 1991-02-28 1991-02-28 デジタル表示測長器 Expired - Lifetime JP2538184Y2 (ja)

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JPS60164278A (ja) * 1984-02-06 1985-08-27 Koden Electronics Co Ltd レ−ダ像及び航跡表示装置

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