JP2537798Y2 - バーベキュー用コンロ - Google Patents

バーベキュー用コンロ

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JP2537798Y2
JP2537798Y2 JP1993058252U JP5825293U JP2537798Y2 JP 2537798 Y2 JP2537798 Y2 JP 2537798Y2 JP 1993058252 U JP1993058252 U JP 1993058252U JP 5825293 U JP5825293 U JP 5825293U JP 2537798 Y2 JP2537798 Y2 JP 2537798Y2
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JP
Japan
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rod
iron plate
guide rod
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vertical
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JP1993058252U
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English (en)
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JPH0722302U (ja
Inventor
久雄 高波
Original Assignee
パール金属株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として屋外での調理
に使用するバーベキュー用コンロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】バーベキュー用コンロは種々のものが知
られているが、本考案の対象は、図6乃至図8に例示す
るように脚01を備え、火床となる容器状本体02と、
鉄板等03と、鉄板等03を支持する一対の支持腕杆0
4とからなり、特に支持腕杆04が凸形でその底辺部分
を除去した形状で、その中間折曲部分を本体02の側壁
に軸支して回動自在とし、鉄板等の上下位置の調整を可
能としたバーベキュー用コンロである。
【0003】従来の支持腕杆04の回動調整の構造は、
本体01に固着した受け部05と、支持腕杆の下端部分
を引っ掛ける翼杆061を備えた動作部06からなり、
受け部05は一本の縦溝051と前後方向に設けた掛止
溝052を備え、動作部06は前記翼杆061と摘みと
掛止部材を有する操作部062からなり、操作部062
の掛止部材の掛止溝052への掛止によって、動作部0
6の上下位置を調整し、これに伴って翼杆061に引っ
掛けられている支持腕杆04の傾斜程度が制限されて鉄
板等03の高さが調整されているものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記した従来例は単に
左右の支持腕杆04上に載置しているにすぎないので、
上下調整作動中に鉄板03等の位置がずれたりして支持
腕杆04上でのバランスが崩れてしまったり、動作部0
6と受け部05の掛止が外れたりした場合、鉄板03等
が傾斜して料理がひっくり返る虞がある。そこで本考案
は、鉄板等の上下ガイド機構を付設したコンロを提案し
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るバーベキュ
ー用コンロは、容器状本体と、本体側壁に軸支して回動
自在とした一対の支持腕杆と、支持腕杆の下端部分を上
下させて鉄板等上下調整部とを備えたコンロに於いて、
頂部横杆の左右に下部縦杆を垂設したガイド杆と、本体
側壁部分に設けたガイド杆挿通部とで構成して、ガイド
杆を鉄板等に形成した差し込み孔に装着して下部縦杆を
ガイド杆挿通部に遊挿してなる上下ガイド機構を付設し
たことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上下調整部の操作で支持腕杆を回動せしめる
と、その支持腕杆の頂部に載置した鉄板等の上下位置即
ち火元(加熱源)との距離の調整がされるものであり、
前記調整動作中、鉄板等からガイド杆が垂下しており、
垂下しているガイド杆の縦杆が常にガイド杆挿通部に遊
挿されて前後左右の横方向の移動が阻止されているの
で、鉄板等は左右にずれることなく上下移動をなす。
【0007】
【実施例】次に本考案の実施例について説明する。本考
案のバーベキュー用コンロは、脚1と、容器状本体2
と、鉄板3若しくは網板と、一対の支持腕杆4と、上下
調整機構5と、上下ガイド機構6とで構成される。
【0008】脚1は本体2に折畳み自在に装着してな
り、本体2は側壁に適宜な空気孔21を設けると共に、
内部底面に火皿22を内置してなる。支持腕杆3は本体
2の左右に相対向させた一対のもので、その形状が凸形
でその底辺部分を除去した形状であり、その中間折曲部
分を本体2の側壁の孔部に挿着軸支して回動自在とした
もので、その頂部に鉄板3を載置したものである。
【0009】鉄板3の上下調整機構は受け部51と動作
部52からなり、受け部51は本体2の前面に固着した
もので、二本の平行な縦溝53と各縦溝53から分岐し
た複数の掛止横溝54を備えており、動作部52は前記
両縦溝53に同時に挿着され且つ横溝54にも挿着可能
とした掛止片55と、支持腕杆4の下端部を引っ掛けて
おく翼杆56とを備えたものである。
【0010】上下ガイド機構6は、ガイド杆61とガイ
ド杆挿通部62とからなり、ガイド杆61は、頂部横杆
63の左右に下部縦杆64を垂設してコの字を横にした
形状に形成したものである。ガイド杆挿通部62は、本
体2の側壁部分に前記ガイド杆61が下部縦杆64が遊
挿され得る構造に形成したものである。そして特に鉄板
3のガイト杆挿通部対応位置にガイト杆61の差し込み
孔31を形成し、ガイド杆61を前記差し込み孔31に
装着して下部縦杆64をガイド杆挿通部62に遊挿して
なるものである。
【0011】而して動作部52の掛止片55を縦溝53
に添って上下させると共に、所望の横溝54に移行させ
ると動作部52の上下移動が阻止状態となる。これにと
もなって翼杆56を上下し、翼杆56に引っ掛けられて
いる支持腕杆4の最下端部の上下位置も変更して支持腕
杆4が回動して、所定の傾斜角度で停止する。
【0012】従って動作部52の受け部51への掛止位
置の調整で支持腕杆4が回動し、その支持腕杆4の頂部
に載置した鉄板等3の上下位置即ち火元(加熱源)との
距離の調整がされるものである。
【0013】而も特に前記の上下調整に際して、鉄板3
からガイド杆61が垂下しており、垂下しているガイド
杆61の縦杆64が常にガイド杆挿通部62に遊挿され
ていて、その横方向の移動が阻止されている状態で鉄板
3が上下するので、鉄板3は左右にずれることなく平行
な上下移動を行うものである。
【0014】勿論鉄板3の代わりに網板でも良く、網板
の場合は網目自体が差し込み孔の役割をなすものであ
る。
【0015】また本考案は前記実施例に示したように段
階的な上下調整機構に限定されるものではなく、図4、
図5に例示したような無段階調整機構を備えたものにも
適用できるものである。即ち上下調整機構7を、螺子軸
部71と、上下作動部72と、翼杆部73と、駆動部7
4とで構成し、螺子軸部71を本体2の前面中央に設け
たカバー部23内に回転自在に縦設し、上下作動部72
を前記螺子軸部71と螺合して、螺子軸部72の回転で
上下動をなすように設けてなり、翼杆部73は、前記上
下作動部72の左右に突設したもので、支持腕杆4の下
端を掛止する。駆動部74は、ハンドルで、前記螺子軸
部715の下端の連結部に連結可能な構造とし、駆動部
74の回転駆動で上下作動部72と共に翼杆部73を上
下動せしめて、支持腕杆4の回動を行い、鉄板3の上下
位置即ち火元(加熱源)との距離の調整を無段階で実現
するものである。この上下調整機構7を採用した器具で
も前記した実施例と同様の上下カイド機構6を組み込む
ことができるものである。
【0016】
【考案の効果】以上のように本考案は、回動する支持腕
杆に鉄板等を載置し、支持腕杆の最下端部分の上下調整
で鉄板等の上下調整をなすバーベキュー用コンロに於い
て、特に鉄板等の上下動に際して、鉄板等の横ずれを防
止するガイド機構を付設したもので、上下調整操作中に
おける鉄板のずれや傾きの発生を防止し、より安全に使
用できるようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の全体斜視図。
【図2】同正面図。
【図3】同ガイド機構の正面図。
【図4】同第二実施例の全体斜視図。
【図5】同正面図。
【図6】従来品の正面図。
【図7】従来品の使用状態の説明図。
【図8】従来品の掛止構造部分の断面図。
【符号の説明】
1 脚 2 本体 3 鉄板 4 支持腕杆 5、7 上下調整機構 6 上下ガイド機構 61 ガイド杆 62 ガイド杆挿通部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火床となる容器状本体と、本体側壁に軸
    支して回動自在としその頂部に鉄板等を載置する一対の
    支持腕杆と、支持腕杆の下端部分を上下させて支持腕杆
    を回動せしめる鉄板等上下調整部とを備えたバーベキュ
    ー用コンロに於いて、頂部横杆の左右に下部縦杆を垂設
    したガイド杆と、本体側壁部分に設けたガイド杆挿通部
    とで構成して、ガイド杆を鉄板等に形成した差し込み孔
    に装着して下部縦杆をガイド杆挿通部に遊挿してなる上
    下ガイド機構を付設したことを特徴とするバーベキュー
    用コンロ。
JP1993058252U 1993-09-30 1993-09-30 バーベキュー用コンロ Expired - Lifetime JP2537798Y2 (ja)

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JPH0722302U JPH0722302U (ja) 1995-04-21
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002177A (ja) * 2009-10-05 2010-01-07 Pearl Metal Co Ltd バーベキュー用コンロ

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JPH078036U (ja) * 1993-07-14 1995-02-03 日産ディーゼル工業株式会社 車両のエンジンルーム装置

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JPS4949186U (ja) * 1972-08-09 1974-04-30
JPH0748213Y2 (ja) * 1990-12-25 1995-11-08 浅香工業株式会社 バーベキュー用炉

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JPH0722302U (ja) 1995-04-21

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