JP2537744Y2 - 舗装用ブロック - Google Patents
舗装用ブロックInfo
- Publication number
- JP2537744Y2 JP2537744Y2 JP1990078229U JP7822990U JP2537744Y2 JP 2537744 Y2 JP2537744 Y2 JP 2537744Y2 JP 1990078229 U JP1990078229 U JP 1990078229U JP 7822990 U JP7822990 U JP 7822990U JP 2537744 Y2 JP2537744 Y2 JP 2537744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slits
- slit
- block
- pavement
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、道路、屋外駐車場や公園等に敷き並べて舗
装するのに好適な舗装用ブロックに関する。
装するのに好適な舗装用ブロックに関する。
《従来の技術》 従来の舗装用ブロックは、コンクリートで単なる平板
状に形成されていた。
状に形成されていた。
《考案が解決しようとする課題》 従来の舗装用ブロックは、コンクリート製の単なる平
板であったから、これを用いた場合は無味乾燥なコンク
リート面が形成されるにすぎず、人々の心を和ませる緑
生を施そうとすれば、別に花壇等を設置しなければらな
らかった。また、雨水はほとんど地中に浸透することな
く下水道に流れ込むので、都市部の地盤沈下や洪水の原
因ともなっていた。
板であったから、これを用いた場合は無味乾燥なコンク
リート面が形成されるにすぎず、人々の心を和ませる緑
生を施そうとすれば、別に花壇等を設置しなければらな
らかった。また、雨水はほとんど地中に浸透することな
く下水道に流れ込むので、都市部の地盤沈下や洪水の原
因ともなっていた。
本考案はこのような従来の舗装用ブロックの課題を解
決するためになされたものである。
決するためになされたものである。
《課題を解決するための手段》 本考案は、板状のブロック本体の表裏を貫通する複数
のスリットを設け、該スリットの方向を２方向以上組合
わせて配置したことを特徴とする舗装用ブロックであ
る。
のスリットを設け、該スリットの方向を２方向以上組合
わせて配置したことを特徴とする舗装用ブロックであ
る。
《作用》 本考案は、板状のブロック本体の表裏を貫通する複数
のスリットを設けたため、このスリットに土砂を充填し
て芝等の緑生を施すことができる。スリットのために降
雨時にも土砂の流出がきわめて少なく、雨水は地中に浸
透する。スリットの幅は自動車のタイヤの幅より狭くす
ることが好ましく、７センチ〜15センチ位が適当であ
る。また、スリットは車の滑り止めの効果もあり、スリ
ットの方向を２方向以上組合わせて配置しているので、
自動車がどの方向に走っても優れた滑り止め効果を発揮
する。
のスリットを設けたため、このスリットに土砂を充填し
て芝等の緑生を施すことができる。スリットのために降
雨時にも土砂の流出がきわめて少なく、雨水は地中に浸
透する。スリットの幅は自動車のタイヤの幅より狭くす
ることが好ましく、７センチ〜15センチ位が適当であ
る。また、スリットは車の滑り止めの効果もあり、スリ
ットの方向を２方向以上組合わせて配置しているので、
自動車がどの方向に走っても優れた滑り止め効果を発揮
する。
《実施例》 第１図は本考案の１実施例たる舗装用ブロック１の上
面図、第２図は施工状態の断面図である。ブロック１は
１辺が150センチの正方形をなし、厚さが15センチの板
状で、縦方向スリット2a、横方向スリット2bが表裏を貫
通して各６本ずつ合計12本設けられている。各スリット
の幅は表面が12.5センチ、裏面が8.5センチであり、長
さは約58センチである。このようにスリットの幅をブロ
ックの厚みよりも狭くすると強度的に有利である。スリ
ット内には第２図に示すように表面よりもやや低く土を
入れ、芝等の植物３を植えれば、上を車が通ってもタイ
ヤは植物の根に触れないので、植物に対するダメージが
少ない。また、スリットは縦横２方向のものが組合され
て配置されているので、自動車がどの方向に走っても優
れた滑り止め効果を発揮する。
面図、第２図は施工状態の断面図である。ブロック１は
１辺が150センチの正方形をなし、厚さが15センチの板
状で、縦方向スリット2a、横方向スリット2bが表裏を貫
通して各６本ずつ合計12本設けられている。各スリット
の幅は表面が12.5センチ、裏面が8.5センチであり、長
さは約58センチである。このようにスリットの幅をブロ
ックの厚みよりも狭くすると強度的に有利である。スリ
ット内には第２図に示すように表面よりもやや低く土を
入れ、芝等の植物３を植えれば、上を車が通ってもタイ
ヤは植物の根に触れないので、植物に対するダメージが
少ない。また、スリットは縦横２方向のものが組合され
て配置されているので、自動車がどの方向に走っても優
れた滑り止め効果を発揮する。
《考案の効果》 本考案舗装用ブロックは、舗装と緑生を同時に行うこ
とができ、人々に安らぎを与える美観を提供する。ま
た、車の滑り止めの効果もあり、植物をいためることも
少ない。降雨時には、土砂の流出がきわめて少ないばか
りか、雨水が地中に浸透するので、都市における地盤沈
下や洪水の問題が改善される。
とができ、人々に安らぎを与える美観を提供する。ま
た、車の滑り止めの効果もあり、植物をいためることも
少ない。降雨時には、土砂の流出がきわめて少ないばか
りか、雨水が地中に浸透するので、都市における地盤沈
下や洪水の問題が改善される。
第１図は本考案の１実施例たる舗装用ブロック１の上面
図、第２図は施工状態の断面図である。 １……舗装用ブロック、2a……縦方向スリット、2b……
横方向スリット、３……植物
図、第２図は施工状態の断面図である。 １……舗装用ブロック、2a……縦方向スリット、2b……
横方向スリット、３……植物
Claims (1)
- 【請求項１】板状のブロック本体の表裏を貫通する複数
のスリットを設け、該スリットの方向を２方向以上組合
わせて配置したことを特徴とする舗装用ブロック
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990078229U JP2537744Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 舗装用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990078229U JP2537744Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 舗装用ブロック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0437634U JPH0437634U (ja) | 1992-03-30 |
| JP2537744Y2 true JP2537744Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=31621319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990078229U Expired - Lifetime JP2537744Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 舗装用ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537744Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6135930U (ja) * | 1984-08-04 | 1986-03-05 | 溝田工業株式会社 | 温水取水装置 |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP1990078229U patent/JP2537744Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0437634U (ja) | 1992-03-30 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |