JP2537514B2 - 仕分け装置の制御装置 - Google Patents

仕分け装置の制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は仕分け装置の制御装置に関し、特に、分岐
等の処理が同時に複数行われた場合でもコンピュータの
処理速度を低下させず、しかも制御全体を簡単かつ安価
に行うことを可能とした仕分け装置の制御装置に関する
ものである。
<従来の技術及びその問題点> 従来のこの種の仕分け装置においては、コンピュータ
により、仕分け先データを追跡すると共に搬送物が或る
地点に到達したときにその仕分け先データを判断して分
岐等の処理を行うようにしている。すなわち、コンピュ
ータのメモリに始端通過検知器(例えば光電管)から各
仕分け先までの搬送物移動量に相当する制御対象数値を
予め記憶させておき、コンベヤの移動量に対応したパル
ス数を発生するパルス発生器からのパルスにより該コン
ベヤの移動量を検出し、そして、制御対象数値とパルス
発生器からのパルス数値とが一致したときに、コンピュ
ータから分岐可の信号が出力され、仕分け駆動部材を動
作させることにより所定の位置に仕分けるようにしてい
る。このような制御方法では、分岐等の処理が同時に複
数行われた場合、コンピュータの処理速度が相対的に低
下してしまうという欠点があった。
このような欠点を解消するために、第1図に示される
ように、コンベヤ1の始端を通過したのを始端通過検知
器2が検知した時点で、仕分けデータに基づいて仕分け
位置を演算し、該仕分け位置をリング・レジスタRRに書
き込むようにしたものがある。この場合、リング・レジ
スタRRにおいては、仕分け位置と同数の読み出しポイン
タPr1〜Prnと1つの書き込みポインタPw1とが設けられ
ており、それら読み出しポインタ及び書き込みポインタ
は一定間隔を保ってコンベヤ速度と対応した速度でリン
グ・レジスタRRの回りを回転している。1つの書き込み
ポインタPw1と各読み出しポインタPrnとの距離は、検知
器を通過した搬送物が対応の仕分け位置に達するに要す
る時間または距離と、書き込みポインタPw1が現在存在
しているリング・レジスタRR上の位置に、対応の読み出
しポインタPrnが回転して達するまでの時間または距離
とが等しくなるように設定される。
従って、コンベヤ1の移動量に対応するパルス数を発
生するパルス発生器からのパルス信号が、対応の搬送物
の仕分け位置に達したことを示した時点で、対応の読み
出しポインタPrnがそこに書き込まれていた情報を読み
出すことにより、対応の仕分け駆動部材D1、D2、・・・
を動作させて仕分けが行われることとなる。
しかしながらこのような制御方法では、読み出しポイ
ンタを分岐の数だけ必要とし、制御全体も複雑となると
いう問題がある。
<問題点を解決するための手段> この発明は上記問題点を解決すべく為されたもので、
分岐等の処理が同時に複数行われた場合でもコンピュー
タ処理速度を低下させず、しかも制御全体を簡単かつ安
価に行うことができる仕分け装置の制御装置を提供する
ことを目的とするものである。
従ってこの発明によれば、コンベヤ上を所定距離以上
離して搬送物を搬送し、コンベヤの移動距離を検出する
パルス発生器からのパルス数により、仕分け部の始端位
置に設けられた始端通過検知器を通過してからの前記搬
送物の移動距離を追跡し、仕分け部の所望の仕分け位置
近傍に達したとき、対応の仕分け駆動部材を動作させる
ようにした仕分け装置を制御するために、 少なくとも前記仕分け部における前記コンベヤの通過
距離に相当する複数の記憶場所を有する記憶手段と、 該記憶手段の各記憶場所を前記コンベヤの速度に対応
する速度で順次指し示す現在値ポインタと、 前記始端通過検知器が前記搬送物の先端を検出した瞬
間に、前記現在値ポインタの値を記憶する第1のレジス
タと、 前記搬送物の後端が前記始端通過検知器を通過した瞬
間に、当該搬送物の仕分け先データを記憶させるための
第2のレジスタと、 前記始端通過検知器から仕分け先までのパルス数を記
憶しており、前記搬送物の後端が前記始端通過検知器を
通過した瞬間に、当該搬送物の前記仕分け先データに対
応するパルス数を取り出し可能なテーブルと、 前記搬送物の後端が前記始端通過検知器を通過した
後、所定時間が経過するまでに次の搬送物の先端が該始
端通過検知器に達しなかったとき、該所定時間の経過し
た時点で、前記第1のレジスタに記憶された前記記憶手
段の記憶場所、前記テーブルから取り出された前記パル
ス数、及び前記仕分け先データに基づいて、前記仕分け
駆動部材を動作状態にさせるためのデータ及び該データ
を記憶させる前記記憶手段の記憶場所を演算して書き込
みを行うと共に、その後、次の搬送物の先端が前記始端
通過検知器を通過した瞬間に、前記仕分け先データ、前
記テーブルから取り出された前記パルス数、及び該瞬間
に前記現在値ポインタが指し示した前記記憶手段の記憶
場所で記憶更新される前記第1のレジスタの新しい値に
基づいて、動作状態にされた前記仕分け駆動部材を元の
状態に戻させるためのデータ、及び該データを記憶させ
る前記記憶手段の記憶場所を演算して書き込みを行う演
算部と、 を備え、これにより、データが書き込まれた前記記憶場
所に前記現在値ポインタが達したときに該データを読み
取って、該当の仕分け駆動部材に指令を与えるようにし
たことを特徴とする仕分け装置の制御装置が提供され
る。
<実施例> 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第2図はこの発明の作用を説明するための図であり、
図の上部分には、コンベヤ1が仕分け部を通して設置さ
れているのが示されている。コンベヤ1上には搬送物
C1、C2、及びC3が搬送される様子が示されており、コン
ベヤ1の仕分け部の始端位置には始端通過検知器2が設
置され、また、終端位置には、誤って仕分けが行われず
に通過した搬送物を検出するための終端通過検知器3が
設置されて示されている。
仕分け部には、仕分けを行うための複数のシュート
S1、S2、・・、Sk、Sk+、・・、Snがコンベヤ1の両
側に沿って配置されており、各搬送物をそれらシュート
の対応のものに仕分けるための仕分け駆動部材すなわち
ダイバータD1、D3、・・、Dk、Dk+、・・・、Dnが各
シュートに対して一定距離上流側に配置されて示されて
いる。各ダイバータは、左側のシュート、すなわち奇数
番号のシュートS1〜Sk〜Snへの仕分けを行う場合には、
上昇しながら左に向きを換える動作を行い、右側のシュ
ート、すなわち偶数番号のシュートS2〜Sk-1、Sk+
Sn-1への仕分けを行う場合には、上昇しながら右に向き
を換える動作を行うよう制御される。
またコンベヤ1には該コンベヤ1の速度もしくは移動
距離を測定するためのパルス発生器4が設けられてい
る。
第2図の下部分にはこの発明の仕分け制御の作用を説
明するための制御ブロック5がブロック回路図の形態で
示されている。
総括的に述べれば該制御ブロック5は、始端通過検知
器2からの信号、終端通過検知器3からの信号、パルス
発生器4からの信号、及びコンソール等の操作部から入
力される仕分け先データを入力し、6で示される指令送
出部から、対応の各ダイバータに仕分け指令を送出す
る。
制御ブロック5内部において、記憶手段、すなわちリ
ング・レジスタRRには、第3図にその詳細が示されるよ
うに、該リング・レジスタRRの円周に沿った各記憶場所
に、動作されるべきダイバータの動作状態が記憶され、
そのリング・レジスタRRの回りを現在値ポインタPp及び
予測ポインタPfが一定距離を置いて右回りに回転してい
る。リング・レジスタRRの一周は、例えば検知器2から
3までの距離に相当しており、等間隔に仕切られた扇型
の記憶場所はコンベヤの所定距離に対応するように設定
されている。例えば検知器2から3までの距離を100等
分するならば、リング・レジスタRRの扇型の記憶場所は
100個設けられ、扇型の1記憶場所は該距離の1/100に相
当する。現在値ポインタPpがリング・レジスタRRを回転
する速度は、パルス発生器4からのパルス信号により、
例えば、1つの搬送物が検知器2を通過した時点から、
コンベヤ1上を流れて検知器3を通過する時点までに、
現在値ポインタPpが丁度リング・レジスタRRを一周する
ように設定されている。現在値ポインタPpが通過した記
憶場所に、各ダイバータの動作状態が記憶されていれ
ば、該現在値ポインタPpはそれを読み出して指令送出部
6より当該ダイバータに指令を送出し当該ダイバータを
動作させる。
搬送間隔検出部10は、始端通過検知器2からの信号に
より搬送物間の距離を測定し、搬送物間の距離が所定距
離以下、すなわち接近しすぎているか否かを判定する。
第1のレジスタR1は、搬送物が検知器2を遮光した瞬間
に搬送物の現在値を待避するためのものである。ここ
に、搬送物の現在値とは、リング・レジスタRR上の現在
地ポインタPpの存在する記憶場所を言う。第2のレジス
タR2は搬送物が検知器2を通過し終わった瞬間に、当該
通過した搬送物の仕分先けデータを操作部等から転送し
格納するためのものである。テーブルTには、検知器2
から各分岐先、すなわち仕分け先までの搬送物移動量に
相当する距離(実際はダイバータが動作する時間を見て
各分岐先までの距離よりわずかに短い距離L1、L3、・
・、Lk、・・、Ln)の制御対象数値(パルス数)が予め
記憶されている。レジスタR3には仕分け先データの内、
仕分けを行うためにダイバータを上昇するための情報が
格納され、またレジスタR4には仕分けが済んだ後のダイ
バータを下降するための情報が格納される。レジスタR5
には、第2のレジスタR2における仕分け先データに基づ
いてテーブルTから読み出された制御対象数値が格納さ
れる。演算部11では、レジスタR1、R3、R4、及びR5から
の情報を元に演算を行い、演算結果をリング・レジスタ
RRに書き込む作用を行う。
以上の構成により、第2図中の搬送物C3をシュートS1
に、搬送物C4をシュートS6に仕分ける場合を例にとって
この発明による仕分け装置の制御装置を説明する。ま
ず、搬送物C3が検知器2を遮光した瞬間の信号の前縁
で、検知器2からの搬送物C3の現在値、すなわちリング
・レジスタRR上の、現在値ポインタPpが現在位置する記
憶場所のアドレスApを第1のレジスタR1に待避させる。
次に、搬送物C3が検知器2を通過し終わる瞬間の信号の
後縁で、搬送物C3の仕分けデータを、図示しない操作部
等から第2のレジスタR2に転送すると共に、テーブルT
からシュートS1に対応するパルス数をレジスタR5に抽出
する。このテーブルTから抽出されるパルス数は、第2
図の上方にL1で示されている距離に対応する。
次に、搬送間隔検出部10は搬送物C3とC4間の距離が正
常であるか否か、すなわち予め設定された所定距離以上
を保っているか否かを判定する。この判定は、搬送物C3
が通過してしまった後、所定距離(パルス数)を通過す
るまでに次の搬送物C4が検知器2に達しなかったことに
より判定される。もし所定距離を保っていないならば演
算部11に間隔異常信号を出力し、搬送物C3の仕分け制御
に関する演算を行わせないよう指令する。この場合、搬
送物C3は仕分けが行われずに検知器3まで流れていき、
操作者は検知器3を通って流れてきた搬送物C3を再度、
検知器2を通してコンベヤの始端から流し直すこととな
る。
搬送物C3及びC4間の距離が正常であったならば、次に
第2のレジスタR2に転送された仕分けデータを、ONk
(1≦k≦n)データとOFFkデータとの2つに分け、そ
れぞれレジスタR3及びR4に格納する。ここにONkデータ
とは、搬送物をシュートSkに仕分けるために、k番目の
ダイバータDkを上昇させながら左(kが奇数)もしくは
右(kが偶数)に向きを換えさせるための情報を意味
し、一方OFFkデータとは、一度左もしくは右向きに上昇
させられたダイバータDkを、仕分けが完了した後、下降
させながら元の中立の位置に保持させるための情報を意
味する。ここでは搬送物C3をシュートS1に仕分ける場合
を想定しているので、kは1であり、ダイバータD1は左
向きの回転となる。
搬送物C3及びC4間の距離が正常であったならば、検出
部10からの間隔正常信号により、演算部11は、レジスタ
R5に格納されたシュートS1までの距離L1に対応するパル
ス数Ps1と、第1のレジスタR1に待避されたリング・レ
ジスタRR上のアドレスApとを用いて、レジスタR3に格納
されているON1データをリング・レジスタRR上に書き込
むべき記憶場所のアドレス位置Ac3を演算する。ここにO
N1データを書き込むべきアドレス位置Ac3は次式で表わ
される得る。
Ac3=Ap+Ps1/pa pa:現在値ポインタPpが1記憶場所進む間のパルス数 このように演算されたアドレスAc3に、第3図に示す
ようにON1データが書き込まれる。第3図において、各
アドレスにおける扇型の記憶場所は、ONデータを記憶す
るための外周部とOFFデータを記憶するための内周部と
の2つの部分に分けられている。外周部及び内周部のい
ずれも外側から内側に向かってシュート番号が付されて
いる。従って、今演算されたリング・レジスタRRのアド
レス位置Ac3へのON1データの書き込みは、アドレス位置
Ac3の一番外側の番号「1」の部分にビットを立てるこ
とにより行われる。
次に、搬送物C4が検知器2を遮光すると、前述と同
様、その遮光した瞬間の信号の前縁で、搬送物C4の現在
値、すなわちリング・レジスタRR上の現在値ポインタPp
の現在アドレス位置Ap′をレジスタR1に待避させる。こ
の時点でレジスタR1の内容はApからAp′に書き換えられ
るが、レジスタR2〜R5の内容は変更されない。
検知器2からの信号の前縁で、演算部11は、レジスタ
R5に格納されたシュートS1までの距離L1に対応するパル
ス数Ps1と、レジスタR1に今待避されたばかりのリング
・レジスタRR上のアドレスAp′とを用いて、今度はレジ
スタR4に格納されているOFF1データをリング・レジスタ
RR上に書き込むべきアドレス位置Ac3′を演算する。こ
こに、OFF1データを書き込むべきアドレス位置Ac3′は
次式で表わされる得る。
Ac3′=Ap′+Ps1/pa OFF1データのリング・レジスタRRへの書き込みは、OF
F1データがシュートS1を元に戻すデータなので、第3図
に示すように、アドレス位置Ac3′の内周部の一番外側
の番号「1」の部分にビットを立てることにより行われ
る。
次に、搬送物C4が検知器2を通過し終ると、検知器2
からの信号の後縁で、搬送物C4のための仕分け先データ
がレジスタR2に転送され、搬送物C4はシュートS6に分
岐、すなわち仕分けるよう意図されているので、今度は
テーブルTからS6のためのパルス数が読み出されて、そ
の後、後続の搬送物との間隔が正常と判定された段階
で、前述と同様の態様で演算が行われて、リング・レジ
スタRRへの書き込みが行われることとなる。
リング・レジスタRRにはこのように書き込みが行われ
るので、アドレス位置Axに例示的に示しているように、
一度に複数の仕分けを行わせる場合には、1つのアドレ
ス位置に複数のビットが立つこととなる。
前述したように現在値ポインタPpはリング・レジスタ
RRを図の右回りに回転し、各アドレス位置からビットの
立っている番号を読み出し、読み出した後に、その立て
られたビットを消しながら進んでいる。読み出したビッ
トの番号が外周部ONにあるか、内周部OFFにあるかが判
定され、次にその番号が奇数であるか偶数であるかが判
定される。その番号が外周部ONにありかつ奇数であるな
らば、搬送物を左側のシュートに分岐させるべく、当該
番号のシュートの前に位置するダイバータに、左に向き
を換える動作を行わせる信号を、指令送出部6より出力
する。また、その番号が偶数であるならば、搬送物を右
側のシュートに分岐させるべく、該当番号のシュートの
前に位置するダイバータに、右に向きを換える動作を行
わせる信号を、指令送出部6より出力する。
もし、その番号が内周部OFFにあれば、該当番号のシ
ュートに対応する、既に動作されているダイバータを元
の位置に戻すべく動作させる。
第3図の場合、現在値ポインタPpがアドレス位置Ac3
に達すると、ビットの立っているON1データを読み取
り、その後そのビットを消して、シュートS1の前にある
ダイバータD1に、左に向きを換える動作をさせる。その
後、現在値ポインタPpがアドレス位置Ac3′に達したと
きには、ビットの立っているOFF1データを読み取った後
そのビットを消し、そしてアドレス位置Ac3ね動作され
たダイバータD1を元に戻す動作をさせる。
このように、搬送物C3がシュートS1に分岐された後、
搬送物C4が通過する時点ではダイバータD1は元の位置に
復帰しているので、搬送物C4の通過には何等支障は来さ
ない。
例示的に示されているアドレス位置Axに現在値ポイン
タPpが達したときには、ビットの立っているON2、ONk、
OFF1、OFF30、及びOFFnが順次読み出されて、対応のダ
イバータがそれぞれ対応の動作を行わされる。
予測ポインタPfは、現在値ポインタPpより常に一定距
離前を進み、制御テーブルTの内容を各アドレスごとに
読み出している。ここで一定距離とは、該当するシュー
トを動作させる分岐モータ(図示せず)が定速になるま
での時間に相当する。すなわち、予測ポインタPfは、現
在値ポインタPpが搬送物のONまたはOFF状態を抽出して
ダイバータを動作させ始めるより距離M(第2図参照)
でけ前で、シュートS1の分岐モータを起動または停止さ
せるための信号を与え、これにより、搬送物が分岐する
タイミングになったときには該当シュートの分岐モータ
は既に定速になっており、円滑に分岐を行わせることが
可能となる。この場合、分岐に直接関係しないシュート
の分岐モータについては動作させないため、必要なモー
タのみが必要時間だけ動作されることとなり省エネルギ
運転を可能とする。
<発明の効果> 以上、この発明によれば、搬送物の分岐等の処理につ
いては単に制御情報を出力し、単純な演算を行うだけで
あり、データ判断を行わないため、複数箇所で同時に処
理分岐が生じる場合であっても、演算制御部の相対的速
度を低下させることはないという効果がある。
また現在値ポインタ及び予測ポインタはそれぞれ各1
つ設ければ良いので、制御全体が非常に簡単に行えると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の仕分け装置の制御方法を説明するための
図、第2図は、この発明の作用を説明するためのブロッ
ク図、第3図は、第2図に示されたリング・レジスタを
詳細に示す拡大図である。 図において、1はコンベヤ、2は始端通過検知器、3は
終端通過検知器、4はパルス発生器、5は制御ブロッ
ク、C1〜C4は搬送物、D1〜Dnはダイバータ(仕分け駆動
部材)、S1〜Snはシュート、RRはリング・レジスタ、Pp
は現在値ポインタ、Pfは予測ポインタ、10は搬送間隔検
出部、11は演算部、R1〜R5はレジスタ、Tは制御テーブ
ルである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベヤ上を所定距離以上離して搬送物を
    搬送し、コンベヤの移動距離を検出するパルス発生器か
    らのパルス数により、仕分け部の始端位置に設けられた
    始端通過検知器を通過してからの前記搬送物の移動距離
    を追跡し、仕分け部の所望の仕分け位置近傍に達したと
    き、対応の仕分け駆動部材を動作させるようにした仕分
    け装置を制御するために、 少なくとも前記仕分け部における前記コンベヤの通過距
    離に相当する複数の記憶場所を有する記憶手段と、 該記憶手段の各記憶場所を前記コンベヤの速度に対応す
    る速度で順次指し示す現在値ポインタと、 前記始端通過検知器が前記搬送物の先端を検出した瞬間
    に、前記現在値ポインタの値を記憶する第1のレジスタ
    と、 前記搬送物の後端が前記始端通過検知器を通過した瞬間
    に、当該搬送物の仕分け先データを記憶させるための第
    2のレジスタと、 前記始端通過検知器から各仕分け先までのパルス数を記
    憶しており、前記搬送物の後端が前記始端通過検知器を
    通過した瞬間に、当該搬送物の前記仕分け先データに対
    応するパルス数を取り出し可能なテーブルと、 前記搬送物の後端が前記始端通過検知器を通過した後、
    所定時間が経過するまでに次の搬送物の先端が該始端通
    過検知器に達しなかったとき、該所定時間の経過した時
    点で、前記第1のレジスタに記憶された前記記憶手段の
    記憶場所、前記テーブルから取り出された前記パルス
    数、及び前記仕分け先データに基づいて、前記仕分け駆
    動部材を動作状態にさせるためのデータ及び該データを
    記憶させる前記記憶手段の記憶場所を演算して書き込み
    を行うと共に、その後、次の搬送物の先端が前記始端通
    過検知器を通過した瞬間に、前記仕分け先データ、前記
    テーブルから取り出された前記パルス数、及び該瞬間に
    前記現在値ポインタが指し示した前記記憶手段の記憶場
    所で記憶更新される前記第1のレジスタの新しい値に基
    づいて、動作状態にされた前記仕分け駆動部材を元の状
    態に戻させるためのデータ、及び該データを記憶させる
    前記記憶手段の記憶場所を演算して書き込みを行う演算
    部と、 を備え、これにより、データが書き込まれた前記記憶場
    所に前記現在値ポインタが達したときに該データを読み
    取って、該当の仕分け駆動部材に指令を与えるようにし
    たことを特徴とする仕分け装置の制御装置。
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