JP2537129Y2 - ディスクドライブ装置 - Google Patents
ディスクドライブ装置Info
- Publication number
- JP2537129Y2 JP2537129Y2 JP1991048268U JP4826891U JP2537129Y2 JP 2537129 Y2 JP2537129 Y2 JP 2537129Y2 JP 1991048268 U JP1991048268 U JP 1991048268U JP 4826891 U JP4826891 U JP 4826891U JP 2537129 Y2 JP2537129 Y2 JP 2537129Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible wiring
- head
- support plate
- wiring board
- mounting base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Moving Of Heads (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はディスクドライブ装置に
関し、特にディスクに対して記録再生を行うヘッドに対
する信号の授受をフレキシブル配線基板を通して行うデ
ィスクドライブ装置の改良に関する。
関し、特にディスクに対して記録再生を行うヘッドに対
する信号の授受をフレキシブル配線基板を通して行うデ
ィスクドライブ装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４はフロッピーディスク装置の内部構
造について主要部分のみを示している。金属製のシャー
シ４０は、両側に側壁４１，４２を有し、一端は一点鎖
線で示すフロッピーディスク４３の出し入れのために開
放状態にされ、他端にはキャリッジアセンブリ４４を駆
動するモータ４５を設置するための支持壁４６を有す
る。４７はフロッピーディスク４３を回転駆動するため
のロータである。このシャーシ４０の下面側には、装置
に必要な所定の回路を実装したプリント配線基板（図示
せず）が組み付けられ、このプリント配線基板にはロー
タ４７を駆動するためのダイレクトドライブモータ等も
設置されている。
造について主要部分のみを示している。金属製のシャー
シ４０は、両側に側壁４１，４２を有し、一端は一点鎖
線で示すフロッピーディスク４３の出し入れのために開
放状態にされ、他端にはキャリッジアセンブリ４４を駆
動するモータ４５を設置するための支持壁４６を有す
る。４７はフロッピーディスク４３を回転駆動するため
のロータである。このシャーシ４０の下面側には、装置
に必要な所定の回路を実装したプリント配線基板（図示
せず）が組み付けられ、このプリント配線基板にはロー
タ４７を駆動するためのダイレクトドライブモータ等も
設置されている。
【０００３】キャリッジアセンブリ４４は、フロッピー
ディスク４３の上面側に対する記録再生用の上側ヘッド
（図示せず）を有する上側支持板４４−１と、フロッピ
ーディスク４３の下面側に対する記録再生用の下側ヘッ
ドを有する下側支持板４４−２とを有する。上側支持板
４４−１は後述する取付基台を介して下側支持板４４−
２に組み付けられる。上側ヘッド及び下側ヘッドはそれ
ぞれ、フレキシブル配線基板４８，４９を介してプリン
ト配線基板の回路と接続される。
ディスク４３の上面側に対する記録再生用の上側ヘッド
（図示せず）を有する上側支持板４４−１と、フロッピ
ーディスク４３の下面側に対する記録再生用の下側ヘッ
ドを有する下側支持板４４−２とを有する。上側支持板
４４−１は後述する取付基台を介して下側支持板４４−
２に組み付けられる。上側ヘッド及び下側ヘッドはそれ
ぞれ、フレキシブル配線基板４８，４９を介してプリン
ト配線基板の回路と接続される。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】図５はフレキシブル配
線基板４８，４９の設置状態を示し、上側支持板４４−
１を取り除いた状態で示している。下側支持板４４−２
は、前述したモータ４５の出力軸に連結され、シャーシ
４０に設置されたガイド軸５０に沿って駆動される。５
１は前述した上側支持板４４−１を取付けるための取付
基台である。フレキシブル配線基板４８，４９は同じ形
状であり、フレキシブル配線基板４９について言えば、
図６に示すような略コ字形状をしており、必要本数分の
配線パターン４９−１が並列に形成されている。フレキ
シブル配線基板４９はまた、一端に下側ヘッド５２との
接続部が、他端にはプリント配線基板に設置されたコネ
クタ５４との接続部がそれぞれ形成されている。
線基板４８，４９の設置状態を示し、上側支持板４４−
１を取り除いた状態で示している。下側支持板４４−２
は、前述したモータ４５の出力軸に連結され、シャーシ
４０に設置されたガイド軸５０に沿って駆動される。５
１は前述した上側支持板４４−１を取付けるための取付
基台である。フレキシブル配線基板４８，４９は同じ形
状であり、フレキシブル配線基板４９について言えば、
図６に示すような略コ字形状をしており、必要本数分の
配線パターン４９−１が並列に形成されている。フレキ
シブル配線基板４９はまた、一端に下側ヘッド５２との
接続部が、他端にはプリント配線基板に設置されたコネ
クタ５４との接続部がそれぞれ形成されている。
【０００５】上記のような形状とすることにより、下側
ヘッド５２に接続されたフレキシブル配線基板４９は、
取付基台５１の近傍で立上がり、大きな弧を描いた状態
でコネクタ５４に接続される。弧を描くようにするの
は、キャリッジアセンブリ４４の移動に伴う変形を吸収
するためである。また、キャリッジアセンブリ４４が移
動してもフレキシブル配線基板４９が常に取付基台５１
の近傍からキャリッジアセンブリ４４の移動方向に関し
てほぼ直角方向に導出した状態にするために、下側支持
基板４４−２にはガイドリブ５６を設けてフレキシブル
配線基板４９の位置ずれを規制している。以上の説明は
フレキシブル配線基板４８についても同様であり、プリ
ント配線基板にはコネクタ５３が、下側支持板４４−２
にはガイドリブ５５がそれぞれ設けられている。
ヘッド５２に接続されたフレキシブル配線基板４９は、
取付基台５１の近傍で立上がり、大きな弧を描いた状態
でコネクタ５４に接続される。弧を描くようにするの
は、キャリッジアセンブリ４４の移動に伴う変形を吸収
するためである。また、キャリッジアセンブリ４４が移
動してもフレキシブル配線基板４９が常に取付基台５１
の近傍からキャリッジアセンブリ４４の移動方向に関し
てほぼ直角方向に導出した状態にするために、下側支持
基板４４−２にはガイドリブ５６を設けてフレキシブル
配線基板４９の位置ずれを規制している。以上の説明は
フレキシブル配線基板４８についても同様であり、プリ
ント配線基板にはコネクタ５３が、下側支持板４４−２
にはガイドリブ５５がそれぞれ設けられている。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】ところで、図５に示す
ようなフレキシブル配線基板の導出構造では、ガイドリ
ブ５５，５６からコネクタ５３，５４に至るまでのフレ
キシブル配線基板４８，４９の間の離間距離が十分でな
いことから、キャリッジアセンブリ４４の移動時に図示
のようにフレキシブル配線基板４８，４９が相互に接触
し合うことがある。このような接触は、装置動作時に擦
過による騒音発生の原因となるだけでなく、配線パター
ンにノイズに発生させる原因となる。本考案はこのよう
な問題点に鑑みてなされたもので、上側ヘッド及び下側
ヘッド用の各フレキシブル配線基板間に常に一定距離以
上の離間距離を確保することのできるフレキシブル配線
基板の導出構造を備えたディスクドライブ装置を提供し
ようとするものである。
ようなフレキシブル配線基板の導出構造では、ガイドリ
ブ５５，５６からコネクタ５３，５４に至るまでのフレ
キシブル配線基板４８，４９の間の離間距離が十分でな
いことから、キャリッジアセンブリ４４の移動時に図示
のようにフレキシブル配線基板４８，４９が相互に接触
し合うことがある。このような接触は、装置動作時に擦
過による騒音発生の原因となるだけでなく、配線パター
ンにノイズに発生させる原因となる。本考案はこのよう
な問題点に鑑みてなされたもので、上側ヘッド及び下側
ヘッド用の各フレキシブル配線基板間に常に一定距離以
上の離間距離を確保することのできるフレキシブル配線
基板の導出構造を備えたディスクドライブ装置を提供し
ようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案は、ディスクの下
面側に対して記録再生を行う下側ヘッドを搭載した下側
支持板と、ディスクの上面側に対して記録再生を行う上
側ヘッドを搭載し取付基台を介して前記下側支持板に組
み付けられた上側支持板とを含むキャリッジアセンブリ
を備え、前記下側ヘッド及び上側ヘッドに対する信号の
授受をそれぞれ下側ヘッド用フレキシブル配線基板及び
上側ヘッド用フレキシブル配線基板を介して行うように
したディスクドライブ装置において、前記下側支持板と
前記上側支持板との間のスペースを利用して前記下側支
持板における前記取付基台近傍に、そこから前記下側ヘ
ッド用フレキシブル配線基板と前記上側ヘッド用配線基
板とを互いに離間させるための２枚のガイドリブを設
け、一方のガイドリブと前記取付基台との間に前記下側
ヘッド用フレキシブル配線基板及び前記上側ヘッド用フ
レキシブル配線基板の一方を、前記の一方のガイドリブ
と他方のガイドリブとの間に前記下側ヘッド用フレキシ
ブル配線基板及び前記上側ヘッド用フレキシブル配線基
板の他方をそれぞれ、前記下側支持板の板面に対して基
板面を垂直にして配置することにより、前記各フレキシ
ブル配線基板を前記キャリッジアセンブリの移動方向に
関してほぼ直角方向に導出させ、しかも前記２枚のガイ
ドリブを前記取付基台より前記直角方向に関して突出す
るようにしたことを特徴とする。
面側に対して記録再生を行う下側ヘッドを搭載した下側
支持板と、ディスクの上面側に対して記録再生を行う上
側ヘッドを搭載し取付基台を介して前記下側支持板に組
み付けられた上側支持板とを含むキャリッジアセンブリ
を備え、前記下側ヘッド及び上側ヘッドに対する信号の
授受をそれぞれ下側ヘッド用フレキシブル配線基板及び
上側ヘッド用フレキシブル配線基板を介して行うように
したディスクドライブ装置において、前記下側支持板と
前記上側支持板との間のスペースを利用して前記下側支
持板における前記取付基台近傍に、そこから前記下側ヘ
ッド用フレキシブル配線基板と前記上側ヘッド用配線基
板とを互いに離間させるための２枚のガイドリブを設
け、一方のガイドリブと前記取付基台との間に前記下側
ヘッド用フレキシブル配線基板及び前記上側ヘッド用フ
レキシブル配線基板の一方を、前記の一方のガイドリブ
と他方のガイドリブとの間に前記下側ヘッド用フレキシ
ブル配線基板及び前記上側ヘッド用フレキシブル配線基
板の他方をそれぞれ、前記下側支持板の板面に対して基
板面を垂直にして配置することにより、前記各フレキシ
ブル配線基板を前記キャリッジアセンブリの移動方向に
関してほぼ直角方向に導出させ、しかも前記２枚のガイ
ドリブを前記取付基台より前記直角方向に関して突出す
るようにしたことを特徴とする。
【０００８】
【実施例】以下に図１〜図３を参照して本考案の一実施
例について説明する。なお、図５に示されたものと同じ
部分については同一参照番号を付し、説明は省略する。
本考案は、フレキシブル配線基板４８，４９の位置ずれ
規制用のガイドリブ１１，１２の延在長を大きくし、キ
ャリッジアセンブリ４４の移動方向に垂直な方向に関し
て取付基台５１よりも突出させた点に特徴を有する。す
なわち、ガイドリブ１１，１２はそれぞれ、フレキシブ
ル配線基板４８，４９の導出方向に関して従来のガイド
リブ５５，５６よりも長くしている。
例について説明する。なお、図５に示されたものと同じ
部分については同一参照番号を付し、説明は省略する。
本考案は、フレキシブル配線基板４８，４９の位置ずれ
規制用のガイドリブ１１，１２の延在長を大きくし、キ
ャリッジアセンブリ４４の移動方向に垂直な方向に関し
て取付基台５１よりも突出させた点に特徴を有する。す
なわち、ガイドリブ１１，１２はそれぞれ、フレキシブ
ル配線基板４８，４９の導出方向に関して従来のガイド
リブ５５，５６よりも長くしている。
【０００９】このようにすることで、キャリッジアセン
ブリ４４からのフレキシブル配線基板４８，４９の導出
部における規制範囲が広くなり、キャリッジアセンブリ
４４の移動に際してもフレキシブル配線基板４８，４９
相互間の離間距離をほぼ一定に維持することができる。
なお、ガイドリブ１１，１２を長くし過ぎると、今度は
キャリッジアセンブリ４４の移動に伴なうフレキシブル
配線基板４８，４９における弧を描いている部分の変形
が阻害されるので、これを考慮して延在長を決めること
が必要である。
ブリ４４からのフレキシブル配線基板４８，４９の導出
部における規制範囲が広くなり、キャリッジアセンブリ
４４の移動に際してもフレキシブル配線基板４８，４９
相互間の離間距離をほぼ一定に維持することができる。
なお、ガイドリブ１１，１２を長くし過ぎると、今度は
キャリッジアセンブリ４４の移動に伴なうフレキシブル
配線基板４８，４９における弧を描いている部分の変形
が阻害されるので、これを考慮して延在長を決めること
が必要である。
【００１０】
【考案の効果】以上説明してきたように、本考案によれ
ばキャリッジアセンブリからのフレキシブル配線基板の
導出構造を改良したことにより、キャリッジアセンブリ
の移動に際して２枚のフレキシブル配線基板が相互にこ
すれ合うことを防止でき、その結果、騒音発生、ノイズ
発生を防止することができる。
ばキャリッジアセンブリからのフレキシブル配線基板の
導出構造を改良したことにより、キャリッジアセンブリ
の移動に際して２枚のフレキシブル配線基板が相互にこ
すれ合うことを防止でき、その結果、騒音発生、ノイズ
発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案によるフレキシブル配線基板の導出構造
を示した斜視図。
を示した斜視図。
【図２】図１の導出構造を真上から見た図。
【図３】図１の導出構造を図１の矢印方向Ａから見た
図。
図。
【図４】本考案が適用されるフロッピーディスク装置の
内部構造を概略的に示した斜視図。
内部構造を概略的に示した斜視図。
【図５】従来のフレキシブル配線基板の導出構造を真上
から見た図。
から見た図。
【図６】フレキシブル配線基板の一例を示した図。
１１，１２，５５，５６ ガイドリブ ４４ キャリッジアセンブリ ４４−１ 上側支持板 ４４−２ 下側支持板 ４８，４９ フレキシブル配線基板 ５０ ガイド軸 ５１ 取付基台 ５２ 下側ヘッド ５３，５４ コネクタ
Claims (1)
- 【請求項１】 ディスクの下面側に対して記録再生を行
う下側ヘッドを搭載した下側支持板と、ディスクの上面
側に対して記録再生を行う上側ヘッドを搭載し取付基台
を介して前記下側支持板に組み付けられた上側支持板と
を含むキャリッジアセンブリを備え、前記下側ヘッド及
び上側ヘッドに対する信号の授受をそれぞれ下側ヘッド
用フレキシブル配線基板及び上側ヘッド用フレキシブル
配線基板を介して行うようにしたディスクドライブ装置
において、前記下側支持板と前記上側支持板との間のス
ペースを利用して前記下側支持板における前記取付基台
近傍に、そこから前記下側ヘッド用フレキシブル配線基
板と前記上側ヘッド用配線基板とを互いに離間させるた
めの２枚のガイドリブを設け、一方のガイドリブと前記
取付基台との間に前記下側ヘッド用フレキシブル配線基
板及び前記上側ヘッド用フレキシブル配線基板の一方
を、前記の一方のガイドリブと他方のガイドリブとの間
に前記下側ヘッド用フレキシブル配線基板及び前記上側
ヘッド用フレキシブル配線基板の他方をそれぞれ、前記
下側支持板の板面に対して基板面を垂直にして配置する
ことにより、前記各フレキシブル配線基板を前記キャリ
ッジアセンブリの移動方向に関してほぼ直角方向に導出
させ、しかも前記２枚のガイドリブを前記取付基台より
前記直角方向に関して突出するようにしたことを特徴と
するディスクドライブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991048268U JP2537129Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | ディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991048268U JP2537129Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | ディスクドライブ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04132696U JPH04132696U (ja) | 1992-12-09 |
| JP2537129Y2 true JP2537129Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=31926833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991048268U Expired - Fee Related JP2537129Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | ディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537129Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6298095U (ja) * | 1985-12-06 | 1987-06-22 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP1991048268U patent/JP2537129Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04132696U (ja) | 1992-12-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970121 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |