JP2002157846A - 磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク駆動装置

Info

Publication number
JP2002157846A
JP2002157846A JP2000354409A JP2000354409A JP2002157846A JP 2002157846 A JP2002157846 A JP 2002157846A JP 2000354409 A JP2000354409 A JP 2000354409A JP 2000354409 A JP2000354409 A JP 2000354409A JP 2002157846 A JP2002157846 A JP 2002157846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
magnetic disk
chassis
shaft
disk drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000354409A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinkichi Sasaki
愼吉 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2000354409A priority Critical patent/JP2002157846A/ja
Publication of JP2002157846A publication Critical patent/JP2002157846A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、キャリッジを支持したガイドシャ
フトを固定するシャフトキーパで、FPCがキャリッジ
に接触しないようにすることにより、部品点数が少な
く、且つ組立作業性の良くてコストダウン可能な磁気デ
ィスク駆動装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の磁気ディスク装置は、ガイドシ
ャフト10をシャーシ2に軸止するための第1シャフト
キーパ12を有し、キャリッジ7の往復移動時に結線部
材である第1FPC14がキャリッジ7に接触するのを
防ぐための防護壁12fを第1シャフトキーパ12に一
体形成したので、部品点数を削減することができるとと
に、組立性を向上させてコストダウンが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク駆動装
置に係わり、特に、磁気ディスクに対して情報の記録/
再生を行う情報記録媒体としての磁気ディスクを収納し
てなるディスクカートリッジを装着して使用される磁気
ディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の磁気ディスク駆動装置21
を図6に従って説明すると、金属板からなるシャーシ2
2が配設され、このシャーシ22は、底板22aと、こ
の底板22aの後端部(図示上部側)を上方に折り曲げ
て支持板22bが形成されている。そして、底板22a
の裏面にはプリント基板23が取付ネジ等により密着し
て取り付けられている。また、底板22aには、略小判
形状の貫通孔22cが設けられ、この貫通孔22cには
プリント基板23のFPC取付部(図示せず)が位置し
て上方から見えるようになっている。
【0003】また、底板22aには、磁気ディスク(図
示せず)を装着して回転させるためのスピンドルモータ
(図示せず)を有するターンテーブル24が回転自在に
取り付けられている。また、ターンテーブル24上に
は、磁気ディスクを収納したディスクカートリッジをタ
ーンテーブル24に挿脱するためのスライド板25がシ
ャーシ22に取り付けられている。前記スライド板25
の上部には、左右両端部がコ字状に折り曲げされて、ス
ライド板25によりスライドされる記録ディスクを保持
可能なディスクホルダ26が配設されている。
【0004】また、ターンテーブル24の図示上部側で
シャーシ22のほぼ中央には、ターンテーブル24側に
往復移動可能なキャリッジ27が配設されている。この
キャリッジ27は、上部磁気ヘッド28を取り付けたホ
ールドケース27aと、上部磁気ヘッド28と対向する
下部側に所定の隙間を有して下部磁気ヘッド29を取り
付けた基部27bとからなっている。そして、ディスク
ホルダ26の上下動によりホールドケース27aが上下
動して、上部磁気ヘッド28が下部磁気ヘッド29側に
昇降可能になっている。また、キャリッジ27の図示左
側の基部17bには、キャリッジ27をターンテーブル
24側に往復移動可能に支持するガイドシャフト(図示
せず)が、シャーシ22の底板22aにシャフトキーパ
ー(図示せず)で取り付けられている。
【0005】また、キャリッジ27をターンテーブル2
4側に往復移動させるためのステッピングモータ31
が、シャ−シ22の支持板22bの外側に取り付けられ
ている。 前記ステッピングモータ31は、その回転軸
31aが、シャーシ22の内方に突出しており、この回
転軸31aに形成された螺旋状の溝にキャリッジ27の
腕部27cが係合して、ステッピングモータ31の回転
により、キャリッジ27が往復移動可能になっている。
前記シャーシ22の貫通孔22cに位置するプリント基
板23のFPC取付部には、キャリッジ27から延出す
るFPC(フレキシブルプリント基板)32が取り付け
られて、プリント基板23の裏面側の回路パターンに半
田付けするようになっている。前記FPC32は、それ
ぞれの磁気ヘッド28、29に接続されている。
【0006】また、プリント基板23は、シャーシ22
の支持板22bから図示上方の外側にはみ出して取り付
けられており、このはみ出し部分にパソコン等の外部機
器に接続されるコネクタ23a、23bが取り付けられ
ている。また、プリント基板23には、ステッピングモ
ータ31に接続されたFPC(図示せず)が半田付けに
より取り付けされていた。また、キャリッジ27の後方
側(図示上方)のシャーシ22の支持板22bには、キ
ャリッジ27が最上部のホームポジションに復帰したこ
とを検出するためのゼロトラックセンサ(図示せず)が
取り付けられている。そして、ゼロトラックセンサに接
続されたFPC(図示せず)は、キャリッジ27の後端
部と支持板22bとの間に配置されてプリント基板23
に半田付けされていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の磁気デ
ィスク駆動装置21は、ゼロトラックセンサ(図示せ
ず)に接続されたFPC(図示せず)は、キャリッジ2
7が往復移動すると、キャリッジ27の後端部が接触す
ることがあり、この接触が繰り返されると、FPCの絶
縁被覆部が摩耗して内部の回路パターンが露出するおそ
れがあった。その対策として従来の磁気ディスク駆動装
置21は、往復移動するキャリッジ27がFPCに接触
しないように、シャーシ22側に規制部材(図示せず)
を取り付けていたので、部品点数が多くなると共に、組
立費がアップする問題があった。
【0008】また、従来の磁気ディスク駆動装置21
は、ステッピングモータに接続されるFPCと、ゼロト
ラックセンサに接続するFPCとをそれぞれ別々にプリ
ント基板33に取り付けて、半田付けで接続していたの
で組立作業性が悪かった。本発明は、前述のような課題
を解決するために、キャリッジを支持したガイドシャフ
トを固定するシャフトキーパで、FPCがキャリッジに
接触しないようにすることにより、部品点数が少なく、
且つ組立作業性の良くてコストダウン可能な磁気ディス
ク駆動装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明の磁気ディスク装置は、
磁気記録媒体を載置した状態で回転可能なターンテーブ
ルと、磁気ヘッドを搭載したキャリッジと、このキャリ
ッジをガイドシャフトに係合させて前記ターンテーブル
側に往復移動させるステッピングモータと、このステッ
ピングモータを取り付けたシャーシと、前記ステッピン
グモータに接続された結線部材とを備え、前記ガイドシ
ャフトを前記シャーシに軸止するためのシャフトキーパ
を有し、前記キャリッジの前記往復移動時に前記結線部
材が前記キャリッジに接触するのを防ぐための防護壁を
前記シャフトキーパに一体形成した構成とした。
【0010】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記シャフトキーパは、前記底板に取り
付けるための基部を有し、この基部を折り曲げて前記防
護壁を形成した構成とした。
【0011】また、前記課題を解決するための第3の解
決手段として、前記シャフトキーパは、前記防護壁の上
部を折り曲げて前記結線部材の上方への動きを規制する
規制部を形成した構成とした。
【0012】また、前記課題を解決するための第4の解
決手段として、前記結線部材は、一端部が前記ステッピ
ングモータ、及び前記キャリッジがホームポジションに
復帰したことを検出するゼロトラックセンサにそれぞれ
接続され、他端部を前記シャーシ内部のプリント基板に
取り付けたコネクタに接続した構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の磁気ディスク駆動装置を
図面を基に説明する。まず、図1は本発明の磁気ディス
ク駆動装置の上面図であり、図2は本発明の磁気ディス
ク駆動装置の要部拡大平面図であり、図3は本発明に係
わるシャフトキーパーの斜視図であり、図4はシャフト
キーパーとFPCとの関係を説明する概略図であり、図
5シャーシに取り付けたプリント基板の取付構造を説明
する要部側面図である。
【0014】本発明の磁気ディスク駆動装置1は、金属
板からなるシャーシ2が配設され、このシャーシ2は、
絞り加工により平坦状の底板2aの周囲に側板が形成さ
れ、この側板は、図示左側に左側板2b、図示右側に右
側板2cとが形成されている。また、側板は、図1に示
すように、底板2aの図示上部側に後側板2d、図示下
部側に前側板2eとが形成され、底板2aの周囲が左側
板2bと右側板2cと後側板2dと前側板2eとで囲ま
れている。また、シャーシ2は、図4に示すように、左
側板2bの一部が底板2aから切り曲げされて第1基板
取付部2fが形成され、後側板2dの一部が折り曲げら
れて第2基板取付部2gが形成されている。前記第1、
第2基板取付部2f、2gは、舌片状に形成され、後述
するプリント基板3を取付可能になっている。
【0015】また、シャーシ2は、図1に示すように、
左右の側板2b、2cには本発明の磁気ディスク駆動装
置を図示しないパソコン等の機器側に取り付けるため
の、取付ネジ部2hが複数箇所に設けられている。ま
た、図1に示す後側板2dの右側板2c寄りには、所定
の深さの凹部2jが形成され、この凹部2jの後側板2
dに後述するステッピングモータ11を取り付け可能に
なっている。また、凹部2jから所定寸法図示下方側の
底板2aが、紙面と直交する上方に切り起こしされて軸
受部2kが形成され、この軸受部2kに、後述するステ
ッピングモータ11の回転軸11bを回転自在に軸支可
能になっている。また、図2に示すシャーシ2には、後
述する縦長のガイドシャフト10と平行方向にスリット
状の溝部2mが形成され、この溝部2mの図示上下両端
部が軸受部2kと同方向に切り起こしされて一対のシャ
フト係止部2nが形成されている。
【0016】前記第1、第2基板取付部2f、2gに
は、フェノール樹脂等からなる硬質のプリント基板3が
小ネジ3aによって取り付けられている。即ち、プリン
ト基板3は、図4に示すように、底板2aから所定寸法
浮かせた状態で、シャーシ2に取り付けられている。ま
た、シャーシ2に取り付けたプリント基板3には、図1
に示す後側板2d寄りに、図示左右方向の幅寸法が長く
形成された第1コネクタ3bと、この第1コネクタ3b
の図示右下部に第1コネクタ3bより幅寸法が小さい第
2コネクタ3cと、左側板2b寄りに一対の第3コネク
タ3dとが取り付けられている。そして、第1コネクタ
3bには、外部のパソコン等の機器等から延出されるF
PC(図示せず)等が接続可能になっており、第2コネ
クタ3cには、後述するステッピングモータ11及びゼ
ロトラックセンサ13から延出される第1FPC14が
接続可能になっており、第3コネクタ3dには、後述す
るキャリッジ7から延出する第2FPC15が接続可能
になっている。
【0017】前記シャーシ2の底板2aには、磁気記録
媒体である記録ディスク(図示せず)を装着して回転さ
せるためのスピンドルモータ(図示せず)を有するター
ンテーブル4が回転自在に取り付けられている。また、
ターンテーブル4上には、左右両端部がコ字状に折り曲
げされて、後述するスライド板6によりスライドされる
記録ディスク(図示せず)を上下動可能に保持するディ
スクホルダ5と、このディスクホルダ5に保持した記録
ディスクをスライドさせてターンテーブル4に挿脱する
ためのスライド板6が配設されている。また、スライド
板6の図示下方には、スライド板6を操作者がスライド
操作するためのイジェクト釦6aが取り付けられてい
る。
【0018】また、ターンテーブル4の図示上方側のシ
ャーシ2のほぼ中央部には、ターンテーブル4側に往復
移動可能なキャリッジ7が配設されている。このキャリ
ッジ7は、上部側のホールドケース7aと下部側の基部
7bとからなり、上部のホールドケース7aに上部磁気
ヘッド8が取り付けられ、下部の基部7bには上部磁気
ヘッド8と対向する部分に所定の隙間を有して下部磁気
ヘッド9が取り付けられている。そして、ホールドケー
ス7aの上下動によって上部磁気ヘッド8が下部磁気ヘ
ッド9側に昇降可能になっている。
【0019】また、キャリッジ7は、図2に示す基部7
bの左側がガイドシャフト10にスライド自在に係合す
ると共に、基部7bから図示右方向に延びる腕部7c
が、後述するステッピングモータ11の回転軸11bに
係合可能になっている。前記ガイドシャフト10は、図
2に示すように、円柱状の金属棒からなり、両端部が後
述する第1、第2シャフトキーパ12、16によって、
シャーシ2のシャフト係止部2nに弾接されて取り付け
されている。前記キャリッジ7は、基部7bがガイドシ
ャフト10に軸支され、腕部7cがステッピングモータ
11の回転軸11bに軸支されている。
【0020】また、図1に示すシャーシ2の凹部2jが
形成された部分の後側板2dには、キャリッジ7をター
ンテーブル4側に往復移動させるためのステッピングモ
ータ11が取り付けられている。前記凹部2jが形成さ
れた部分の後側板2dに取り付けたステッピングモータ
11は、後端部11aが図示左側の後側板2dとほぼ同
じ面上になるようになっている。また、ステッピングモ
ータ11は、螺旋状のスクリュー溝を有する回転軸11
bが形成され、この回転軸11bは、先端部が軸受部2
kに回転自在に軸支されている。
【0021】前記シャーシ2には、シャフト係止部2n
と対向する側に、図2に示すように、第1、第2シャフ
トキーパ12、16が配設され、この第1、第2シャフ
トキーパ12、16によって、ガイドシャフト10がシ
ャフト係止部2nに弾圧されて、シャーシ2に軸止され
ている。前記第1、第2シャフトキーパ12、16は、
ステンレス板等の弾性のある板材からなり、ガイドシャ
フト10に弾接してガイドシャフト10をシャフト係止
部2nに押圧可能なシャフト押圧部12a、16aがそ
れぞれ形成されている。
【0022】そして、第1シャフトキーパ12は、図3
に示すように、シャフト押圧部12aが基部12bから
延びる支持部12cの先端部に略45゜の角度で上方に
折り曲げ加工されている。また、基部12bには楕円形
状の取付孔12dと位置決め孔12eとが形成されて、
底板2aに取り付け可能になっている。また、基部12
bの後方側が垂直状に折り曲げされて、防護壁12fが
形成され、この防御壁12fにより後述する結線部材で
あるFPC14が、キャリッジ7に接触するのを防ぐよ
うになっている。前記防護壁12fは、図示左側の端部
がアール状に湾曲形成されて、後述する結線部材である
FPC14が当接してもFPC14を傷つけないように
なっている。また、防護壁12fの図示右側の上端部を
外側に折り曲げて、後述するFPC14の上方への動き
を規制する規制部12gが形成されている。
【0023】即ち、第1シャフトキーパ12は、ガイド
シャフト10をシャーシ2に軸止すると共に、後述する
結線部材であるFPC14がキャリッジ7に接触するの
を防ぐための防御壁12fを一体形成したものである。
また、図1に示すステッピングモータ11の左側の後側
板1dの上端部には、キャリッジ7が図示最上部のホー
ムポジションに復帰したことを検出するためのゼロトラ
ックセンサ13が取り付けられている。前記ステッピン
グモータ11、及びゼロトラックセンサ13とには、結
線部材である第1FPC14の一端部がそれぞれ接続さ
れ、他端部がプリント基板3に取り付けた第2コネクタ
3cに差し込まれて接続されている。そのために、第1
FPC14をプリント基板3に半田付けしなくてもプリ
ント基板3に接続できるようになっている。
【0024】また、キャリッジ7からは、上部磁気ヘッ
ド8、及び下部磁気ヘッド9に接続される第2FPC1
5が延出され、この第2FPC15がプリント基板3の
第3コネクタ3dに差し込まれて接続されている。本発
明の磁気ディスク駆動装置1は、プリント基板3が底板
2aから所定の高さ浮かせた状態でシャーシ2に取り付
けられているので、プリント基板3の両面に回路パター
ンを形成し、両面にIC等の電気部品を取付可能な両面
基板にすることができる。
【0025】また、第1FPC14は、ステッピングモ
ータ11、及びゼロトラックセンサ13に、それぞれ信
号を伝送するために配線パターンの数が多くなって幅広
になっている。そのために、図5に示すように、第2コ
ネクタ3cに差込して接続される端子部14aは、2点
鎖線で示すような直立状になり、その高さ寸法が左側板
2b、及び後側板2dの高さより高くなり、カバー17
でシャーシ2の上部を蓋閉できなくなる。
【0026】この対策として、本発明の磁気ディスク駆
動装置1は、第2コネクタ3cに接続して直立状の第1
FPC14の端子部14aを、矢印A方向のプリント基
板3側の図示下方に折り曲げて、端子部14aを第1コ
ネクタ3bとの間に挟み込んでいる。そして、第1FP
C14は、折り曲げ後の端子部14aの高さが、左右の
側板2b、2cの高さと同等かそれ以下になるように折
り曲げされている。そのために、上方からカバー16を
被せても、カバー16を正常にシャーシ2に取り付けて
蓋閉することができる。
【0027】本発明の磁気ディスク駆動装置1は、結線
部材であるFPC14を、シャフトキーパ12の防護壁
12fと後側板12dとの間に挟み込んでFPC14の
動きを規制するようにしたものでも良い。
【0028】
【発明の効果】本発明の磁気ディスク駆動装置は、キャ
リッジの往復移動時に結線部材がキャリッジに接触する
のを防ぐための防護壁をシャフトキーパに一体形成した
ので、結線部材の動きを規制する特別な部材が不要にな
る。そのために、部品点数を少なくすることができると
共に、組立効率の良い磁気ディスク駆動装置を提供でき
る。
【0029】また、前記シャフトキーパは、前記底板に
取り付けるための基部を有し、この基部を折り曲げて前
記防護壁を形成したので、プレス加工で基部と防護壁と
を同時に形成でき、シャフトキーパの加工性が良くコス
トダウンが可能になる。
【0030】また、前記シャフトキーパは、前記防護壁
の上部を折り曲げて前記結線部材の上方への動きを規制
する規制部を形成したので、外部から振動等が加わって
も、結線部材が防護壁から外れることがない。
【0031】また、前記結線部材は、一端部が前記ステ
ッピングモータ、及び前記キャリッジがホームポジショ
ンに復帰したことを検出するゼロトラックセンサにそれ
ぞれ接続され、他端部を前記シャーシ内部のプリント基
板に取り付けたコネクタに接続したので、結線部材の他
端部をコネクタに差し込むだけでプリント基板に接続で
き、組立作業性の良い磁気ディスク駆動装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク駆動装置の上面図であ
る。
【図2】本発明の磁気ディスク駆動装置の要部拡大平面
図である。
【図3】本発明に係わるシャフトキーパーの斜視図であ
る。
【図4】シャフトキーパーとFPCとの関係を説明する
概略図である。
【図5】プリント基板をシャーシに取り付ける取付構造
を説明する要部側面図である。
【図6】従来の磁気ディスク駆動装置の上面図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク駆動装置 2 シャーシ 2a 底板 2b 左側板 2c 右側板 2d 後側板 2e 前側板 2f 第1基板取付部 2g 第2基板取付部 2h 取付ネジ部 2j 凹部 3 プリント基板 3a 小ネジ 3b 第1コネクタ 3c 第2コネクタ 3d 第3コネクタ 4 ターンテーブル 5 ディスクホルダ 6 スライド板 6a イジェクト釦 7 キャリッジ 7a ホールドケース 7b 基部 7c 腕部 8 上部磁気ヘッド 9 下部磁気ヘッド 10 ガイドシャフト 11 ステッピングモータ 12 第1シャフトキーパ 12a シャフト押圧部 12f 防護壁 13 ゼロトラックセンサ 14 第1FPC 15 第2FPC 16 第2シャフトキーパ 17 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体を載置した状態で回転可能
    なターンテーブルと、磁気ヘッドを搭載したキャリッジ
    と、このキャリッジをガイドシャフトに係合させて前記
    ターンテーブル側に往復移動させるステッピングモータ
    と、このステッピングモータを取り付けたシャーシと、
    前記ステッピングモータに接続された結線部材とを備
    え、前記ガイドシャフトを前記シャーシに軸止するため
    のシャフトキーパを有し、前記キャリッジの前記往復移
    動時に前記結線部材が前記キャリッジに接触するのを防
    ぐための防護壁を前記シャフトキーパに一体形成したこ
    とを特徴とする磁気ディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記シャフトキーパは、前記底板に取り
    付けるための基部を有し、この基部を折り曲げて前記防
    護壁を形成したことを特徴とする請求項1記載の磁気デ
    ィスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記シャフトキーパは、前記防護壁の上
    部を折り曲げて前記結線部材の上方への動きを規制する
    規制部を形成したことを特徴とする請求項2記載の磁気
    ディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記結線部材は、一端部が前記ステッピ
    ングモータ、及び前記キャリッジがホームポジションに
    復帰したことを検出するゼロトラックセンサにそれぞれ
    接続され、他端部を前記シャーシ内部のプリント基板に
    取り付けたコネクタに接続したことを特徴とする請求項
    1、2、または3記載の磁気ディスク駆動装置。
JP2000354409A 2000-11-16 2000-11-16 磁気ディスク駆動装置 Withdrawn JP2002157846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000354409A JP2002157846A (ja) 2000-11-16 2000-11-16 磁気ディスク駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000354409A JP2002157846A (ja) 2000-11-16 2000-11-16 磁気ディスク駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002157846A true JP2002157846A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18826996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000354409A Withdrawn JP2002157846A (ja) 2000-11-16 2000-11-16 磁気ディスク駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002157846A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6129579A (en) Low inductance flex-to-PCB spring connector for a disc drive
KR100840442B1 (ko) 디스크 드라이브 회로판 엣지 커넥터
US5245486A (en) Disk unit with a side mounted board
JP2006294170A (ja) ディスク装置
US6452754B1 (en) Flexible printed circuit board attachment structure and recording and reproducing device using the same
US11240919B2 (en) Connecting device and disk device
US20090244782A1 (en) Disk drive
JP2004234731A (ja) ディスクドライブ
US6356449B1 (en) Flexible printed circuit board mounting structure and recording/reproducing device using the same
JP3603914B2 (ja) 磁気ディスクドライバ
JP2002157846A (ja) 磁気ディスク駆動装置
JP2001266981A (ja) 接続保持手段
US7290271B2 (en) Optical disk apparatus
EP0536891B1 (en) Disk drive apparatus
JP2002150747A (ja) 磁気ディスク駆動装置
KR100376805B1 (ko) 하드디스크 드라이브의 가요성 인쇄회로 홀딩 장치
JP2001256769A (ja) 挿抜装置及び挿抜モジュールを有する電子機器
KR100498428B1 (ko) 하드디스크드라이브의자기헤드신호선커넥팅구조
JP2004039450A (ja) カード用コネクタ装置
JP3551456B2 (ja) フロッピーディスク装置
JP2582336Y2 (ja) 磁気ヘッド
JP2002163871A (ja) 磁気ディスク駆動装置
JP5448772B2 (ja) 磁気ディスク装置およびガイド部材
JP2592679Y2 (ja) フロッピーディスクドライブ装置
JP3037301B1 (ja) 磁気ヘッド組立体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20050706