JP2536744B2 - 路面加熱車並びに路面加熱車のガス供給装置 - Google Patents
路面加熱車並びに路面加熱車のガス供給装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は路面加熱車並びに路面加熱車のガス供給装置
に係る。
に係る。
従来、アスファルト舗装道路を補修する場合には路面
加熱車で舗装表層を加熱してアスファルト質合材を軟化
させて、その後に路上表層再生機で舗装表層を掻き起こ
し、アスファルト軟化剤を散布し、撹拌し、均し、必要
に応じて新規舗装用合材を供給し、後続のローラ車で転
圧して補修を完了する。
加熱車で舗装表層を加熱してアスファルト質合材を軟化
させて、その後に路上表層再生機で舗装表層を掻き起こ
し、アスファルト軟化剤を散布し、撹拌し、均し、必要
に応じて新規舗装用合材を供給し、後続のローラ車で転
圧して補修を完了する。
この補修に使用されている路面加熱車の構造は、自走
車の下部にヒータパネルを路面から所定高さに維持させ
ておき、自動車に搭載したプロパンガスチューブからヒ
ータパネルにガスを供給しているガス燃焼式が一般であ
り、前記ガスチューブは小型チューブを数多く搭載して
いる。
車の下部にヒータパネルを路面から所定高さに維持させ
ておき、自動車に搭載したプロパンガスチューブからヒ
ータパネルにガスを供給しているガス燃焼式が一般であ
り、前記ガスチューブは小型チューブを数多く搭載して
いる。
前記従来の路面加熱車においては、次のような問題点
があった。
があった。
(1) ガスチューブが小型のため、ガス充填において
は、空になったガスチューブを降し、新たにガスの充填
されたガスチューブを搭載しなければならず、チューブ
をクレーンで昇降するなど手間が多くかかった。
は、空になったガスチューブを降し、新たにガスの充填
されたガスチューブを搭載しなければならず、チューブ
をクレーンで昇降するなど手間が多くかかった。
(2) ガスチューブには液化ガスが充填されている
が、液化ガスが気化するときに周囲の熱を奪い、気化器
が冷えて気化しにくくなるため、ヒータパネルに所要の
カロリーが維持できないことがあり、作業能率を著しく
低下させることがあった。特に冬期あるいは標高の高い
地域ではそれが顕著であった。
が、液化ガスが気化するときに周囲の熱を奪い、気化器
が冷えて気化しにくくなるため、ヒータパネルに所要の
カロリーが維持できないことがあり、作業能率を著しく
低下させることがあった。特に冬期あるいは標高の高い
地域ではそれが顕著であった。
本発明は前記問題点を解消し、常に均等な圧力のガス
をヒータパネルに供給して作業効率を向上することので
きる路面加熱車並びに路面加熱車のガス供給装置を提供
することを目的として開発したもので、目的達成のため
の具体的な手段として、路面加熱車並びに路面加熱車の
ガス供給装置を次のように構成したものである。
をヒータパネルに供給して作業効率を向上することので
きる路面加熱車並びに路面加熱車のガス供給装置を提供
することを目的として開発したもので、目的達成のため
の具体的な手段として、路面加熱車並びに路面加熱車の
ガス供給装置を次のように構成したものである。
まず、路面加熱車においては、自走式車体の下部にヒ
ータパネルを、車体の上部にガスタンクと複数の気化装
置を配設し、ガスタンクから延出したガス路と液路でそ
れぞれ気化装置を並列状に連結するとともに、前記ガス
路は分岐させて各ヒータパネルのバーナに連結し、また
前記ガス路と液路には電磁弁,圧力調節弁を、前記ガス
タンクには温度計,圧力調節弁を設け、さらにこのガス
タンクの側部にはファンを配設して路面加熱車を構成し
た。
ータパネルを、車体の上部にガスタンクと複数の気化装
置を配設し、ガスタンクから延出したガス路と液路でそ
れぞれ気化装置を並列状に連結するとともに、前記ガス
路は分岐させて各ヒータパネルのバーナに連結し、また
前記ガス路と液路には電磁弁,圧力調節弁を、前記ガス
タンクには温度計,圧力調節弁を設け、さらにこのガス
タンクの側部にはファンを配設して路面加熱車を構成し
た。
そして、前記車体に設けた操作盤に、前記気化装置の
制御機構,電磁弁,圧力調節弁,温度計,ファンモータ
の各電気回路と接続したマイクロコンピュータを内蔵
し、このマイクロコンピュータのプログラム制御によ
り、タンク内のガス圧力が所定圧力を超えた時は、液路
の電磁弁を閉止させ、かつファンを停止させ、またガス
圧が所定圧力より降下した時は、ファンを回転させると
ともに、液路の電磁弁を開き、気化装置を作動させる構
成とした。
制御機構,電磁弁,圧力調節弁,温度計,ファンモータ
の各電気回路と接続したマイクロコンピュータを内蔵
し、このマイクロコンピュータのプログラム制御によ
り、タンク内のガス圧力が所定圧力を超えた時は、液路
の電磁弁を閉止させ、かつファンを停止させ、またガス
圧が所定圧力より降下した時は、ファンを回転させると
ともに、液路の電磁弁を開き、気化装置を作動させる構
成とした。
また路面加熱車のガス供給装置においては、路面加熱
車に搭載したガスタンクと、車体に装備したヒータとの
間にガス路を設け、このガス路には複数の気化装置を並
列状に連結し、この各気化装置にはガスタンクから液路
を連結し、前記ガス路と液路には各々電磁弁を設け、ま
た前記ガスタンクには温度計,ガス圧力計を設けるとと
もに、このガスタンクの外側部にはファンを設けて路面
加熱車のガス供給装置を構成した。
車に搭載したガスタンクと、車体に装備したヒータとの
間にガス路を設け、このガス路には複数の気化装置を並
列状に連結し、この各気化装置にはガスタンクから液路
を連結し、前記ガス路と液路には各々電磁弁を設け、ま
た前記ガスタンクには温度計,ガス圧力計を設けるとと
もに、このガスタンクの外側部にはファンを設けて路面
加熱車のガス供給装置を構成した。
そして、前記車体に設けた操作盤に、前記気化装置,
各電磁弁,温度計,ガス圧力計,ファンモータの各電気
回路と接続したマイクロコンピュータを内蔵し、このマ
イクロコンピュータのプログラム制御により、作動時に
おける供給ガス圧が10kgf/cm2以上の時、およびガスタ
ンクの温度が40℃を超えた時には、液路の電磁弁を閉止
し、かつファンモータを停止させ、またガス圧が5kgf/c
m2以下になった時には、ファンモータを起動させるとと
もに、液路の電磁弁を開き、気化装置を作動させる構成
とした。
各電磁弁,温度計,ガス圧力計,ファンモータの各電気
回路と接続したマイクロコンピュータを内蔵し、このマ
イクロコンピュータのプログラム制御により、作動時に
おける供給ガス圧が10kgf/cm2以上の時、およびガスタ
ンクの温度が40℃を超えた時には、液路の電磁弁を閉止
し、かつファンモータを停止させ、またガス圧が5kgf/c
m2以下になった時には、ファンモータを起動させるとと
もに、液路の電磁弁を開き、気化装置を作動させる構成
とした。
主スイッチを入力することによって、各電磁弁を開
き、気化装置を作動させると、各ヒータパネルにガスが
供給され自動点火される。これによって路面加熱車は舗
装路面を所定の温度で加熱させることができる。
き、気化装置を作動させると、各ヒータパネルにガスが
供給され自動点火される。これによって路面加熱車は舗
装路面を所定の温度で加熱させることができる。
ここにおいて、夏季であって、ガスタンク内で液化ガ
スが自然気化され、そのガス圧が10kgf/cm2以上になっ
た場合、或いはガスタンクの温度が40℃を超えたときに
は自動制御装置が作動して、ガスタンクから気化装置に
液化ガスを送る液路の電磁弁を閉作動すると共に、ガス
タンクの気化を促進させるためのファンを停止させる。
また、ガス圧が5kgf/cm2以下に下った場合には、ファン
が自動的に回転してガスタンク内の液化ガスの気化を促
進させると共に、液路の電磁弁が開作動して気化装置に
おいて液化ガスを気化させる。また冬季においては複数
基の気化装置をフルに作動させたり或いは1基だけにし
たりガス圧の差によって自動制御して均等な圧力のガス
をヒータパネルに供給することができる。作業中に気温
の変化が生じてガスタンク中における気化が進行しガス
圧に変化が生じても自動的にコントロールされる。
スが自然気化され、そのガス圧が10kgf/cm2以上になっ
た場合、或いはガスタンクの温度が40℃を超えたときに
は自動制御装置が作動して、ガスタンクから気化装置に
液化ガスを送る液路の電磁弁を閉作動すると共に、ガス
タンクの気化を促進させるためのファンを停止させる。
また、ガス圧が5kgf/cm2以下に下った場合には、ファン
が自動的に回転してガスタンク内の液化ガスの気化を促
進させると共に、液路の電磁弁が開作動して気化装置に
おいて液化ガスを気化させる。また冬季においては複数
基の気化装置をフルに作動させたり或いは1基だけにし
たりガス圧の差によって自動制御して均等な圧力のガス
をヒータパネルに供給することができる。作業中に気温
の変化が生じてガスタンク中における気化が進行しガス
圧に変化が生じても自動的にコントロールされる。
〔実施例〕 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図は
路面加熱車の側面図であり、第2図はその平面図であ
る。
路面加熱車の側面図であり、第2図はその平面図であ
る。
路面加熱車1の車体2下部には前輪3,3並びに後輪4
が通常自動車と同様な構成で配設され、後輪4は駆動輪
として構成し、前輪3,3は操向輪として構成されてい
る。車体2の上部は平坦に形成され、前部にはエンジン
ユニット5と運転席6が左右に振り分け配設されてい
て、エンジンユニット5は図示省略した伝動機構を介し
て前記後輪4を駆動する。またエンジンユニット5の後
方には発電機7並びに油圧ポンプ8が配設してあり、各
々エンジンユニット5から動力を得るように構成されて
いる。
が通常自動車と同様な構成で配設され、後輪4は駆動輪
として構成し、前輪3,3は操向輪として構成されてい
る。車体2の上部は平坦に形成され、前部にはエンジン
ユニット5と運転席6が左右に振り分け配設されてい
て、エンジンユニット5は図示省略した伝動機構を介し
て前記後輪4を駆動する。またエンジンユニット5の後
方には発電機7並びに油圧ポンプ8が配設してあり、各
々エンジンユニット5から動力を得るように構成されて
いる。
前記運転席6には前部に各種計器6A並びにマイクロコ
ンピュータを内蔵する操作盤6Bが配設され、またハンド
ル6Cは前輪3,3を操向するよう構成してある。該運転席
の後部には燃料並びにオイルのタンク9が配設してあ
る。
ンピュータを内蔵する操作盤6Bが配設され、またハンド
ル6Cは前輪3,3を操向するよう構成してある。該運転席
の後部には燃料並びにオイルのタンク9が配設してあ
る。
前記車体2の上後部には大型のガスタンク10が搭載し
てある。該ガスタンク10の前方にはガスタンク10にガス
路で連結されたバルブスタンド11と、気化装置12,12,1
2,12が配設されている。車体2の下部であって、前輪3
と後輪4の間に中央ヒーターパネル13が昇降自在に配設
されている。すなわち、第1図において車体2にシーブ
14,14がその軸を車体2の長手方向に直交するように配
設されていて、該シーブ14,14に各々吊ワイヤ15,15が掛
巻されている。また車体2にはシリンダ16が水平状に架
設されていて、ピストンロッド16Aの前端部に前記吊ワ
イヤ15,15の上端部が連結され、吊ワイヤ15,15の下端部
に前記ヒータパネル13が吊設され、シリンダ16の作動に
よって中央ヒータパネル13は昇降自在に高さを調節され
る。該中央ヒータパネル13には前記気化装置12…から続
くガス路44Aが連結されている。また該中央ヒータパネ
ル13は第2図に平面を示すように、車体2の幅よりも外
方へ幅広く展げられているが、工事以外で車体2の走行
時には、車体2両側端面の直下位置に設けた図示しない
ヒンジを介して二つ折りにすることができる。
てある。該ガスタンク10の前方にはガスタンク10にガス
路で連結されたバルブスタンド11と、気化装置12,12,1
2,12が配設されている。車体2の下部であって、前輪3
と後輪4の間に中央ヒーターパネル13が昇降自在に配設
されている。すなわち、第1図において車体2にシーブ
14,14がその軸を車体2の長手方向に直交するように配
設されていて、該シーブ14,14に各々吊ワイヤ15,15が掛
巻されている。また車体2にはシリンダ16が水平状に架
設されていて、ピストンロッド16Aの前端部に前記吊ワ
イヤ15,15の上端部が連結され、吊ワイヤ15,15の下端部
に前記ヒータパネル13が吊設され、シリンダ16の作動に
よって中央ヒータパネル13は昇降自在に高さを調節され
る。該中央ヒータパネル13には前記気化装置12…から続
くガス路44Aが連結されている。また該中央ヒータパネ
ル13は第2図に平面を示すように、車体2の幅よりも外
方へ幅広く展げられているが、工事以外で車体2の走行
時には、車体2両側端面の直下位置に設けた図示しない
ヒンジを介して二つ折りにすることができる。
前記車体2の前部には垂直に立設した支軸17を介して
前部ヒータパネル18が配設されている。前記支軸17には
正面で四方形の主枠19を車体2の長手方向に直交状に軸
着してあり、該主枠19の下端部に車体前方向に長く下枠
20を水平状に軸19Aを介して軸着してある。該下枠20
は、その長手中央部にヒンジ20Aを介設して二つ折りす
ることができ、図中符号20Bは二つ折り部を水平態に固
定する固定具である。また下枠20の先端部には、下枠20
の先端部を水平に維持するための支持輪21,21を配設し
てある。
前部ヒータパネル18が配設されている。前記支軸17には
正面で四方形の主枠19を車体2の長手方向に直交状に軸
着してあり、該主枠19の下端部に車体前方向に長く下枠
20を水平状に軸19Aを介して軸着してある。該下枠20
は、その長手中央部にヒンジ20Aを介設して二つ折りす
ることができ、図中符号20Bは二つ折り部を水平態に固
定する固定具である。また下枠20の先端部には、下枠20
の先端部を水平に維持するための支持輪21,21を配設し
てある。
前記主枠19の上方、両側端部にはウインチ22,22を配
設してあり、ウインチ22,22から延出する巻上ワイヤ22A
は前記下枠20に設けられたシーブ20Cに巻掛されてい
る。これによって、前記固定具20Bを開放してウインチ2
2,22を巻きあげ駆動させると下枠20は第1図に鎖線で示
すように先端部を下向きとして中央が高くなるように軸
19Aを中心として起立する。該下枠20にはヒータパネル1
8が固定されており、該ヒータパネル18は車体2の幅よ
り広く形成されているが、車幅側端線L,Lの少し内側部
分からヒンジ23,23…を介して下方に折畳むことができ
る構成としてある。しかして前記ヒータパネル18には、
前記気化装置12…からのガス路44Bを連結してある。
設してあり、ウインチ22,22から延出する巻上ワイヤ22A
は前記下枠20に設けられたシーブ20Cに巻掛されてい
る。これによって、前記固定具20Bを開放してウインチ2
2,22を巻きあげ駆動させると下枠20は第1図に鎖線で示
すように先端部を下向きとして中央が高くなるように軸
19Aを中心として起立する。該下枠20にはヒータパネル1
8が固定されており、該ヒータパネル18は車体2の幅よ
り広く形成されているが、車幅側端線L,Lの少し内側部
分からヒンジ23,23…を介して下方に折畳むことができ
る構成としてある。しかして前記ヒータパネル18には、
前記気化装置12…からのガス路44Bを連結してある。
前記車体2後部には支軸24を介して後部ヒータパネル
25を配設してある。後部ヒータパネル25を支持する主枠
19並びに下枠20その他関連構造,部材は前記前部ヒータ
パネル18の場合と同じなので、同じ部材には同じ符号を
付して説明を省略する。
25を配設してある。後部ヒータパネル25を支持する主枠
19並びに下枠20その他関連構造,部材は前記前部ヒータ
パネル18の場合と同じなので、同じ部材には同じ符号を
付して説明を省略する。
以上は全体的な大略構成の説明であり、次にガスタン
ク10から各ヒータパネル13,18,25までの系統的構成並び
に作用を第3図,第4図,第5図を交えて説明する。
ク10から各ヒータパネル13,18,25までの系統的構成並び
に作用を第3図,第4図,第5図を交えて説明する。
第3図において、ガスタンク10には安全弁10A,温度計
10B,圧力スイッチ10C,温度調節弁10Dが各々配設してあ
る。またガスタンク10の横側にはファンモータ26Aで回
転するファン26を配設してあり、これは液化ガスの気化
促進用のものである。
10B,圧力スイッチ10C,温度調節弁10Dが各々配設してあ
る。またガスタンク10の横側にはファンモータ26Aで回
転するファン26を配設してあり、これは液化ガスの気化
促進用のものである。
前記バルブスタンド11には次の部材が配設してある。
先ずガスタンク10から2本のガス路28,31と3本の液路2
7,29,30が延出し各々に手動弁32…が介設してある。1
本の液路27はガスタンク10内の液化ガスの排出用であ
る。次のガス路28はフレキシブルチューブ33を連結して
あり、その先端部にカップリング34を設けて他用途にガ
スを供給できる。次の液路29は液化ガス注入用で、先端
部にカップリング34とストレーナ35を設け、フレキシブ
ルチューブ33と逆流防止弁36を介設している。次の2本
は液化ガスをガスタンク10から気化装置12に送る液路30
と、ガスタンク10内で気化されたガスのガス路31であ
り、符号は非常閉止弁37,チェック弁38,電磁弁39A,39B
を示す。
先ずガスタンク10から2本のガス路28,31と3本の液路2
7,29,30が延出し各々に手動弁32…が介設してある。1
本の液路27はガスタンク10内の液化ガスの排出用であ
る。次のガス路28はフレキシブルチューブ33を連結して
あり、その先端部にカップリング34を設けて他用途にガ
スを供給できる。次の液路29は液化ガス注入用で、先端
部にカップリング34とストレーナ35を設け、フレキシブ
ルチューブ33と逆流防止弁36を介設している。次の2本
は液化ガスをガスタンク10から気化装置12に送る液路30
と、ガスタンク10内で気化されたガスのガス路31であ
り、符号は非常閉止弁37,チェック弁38,電磁弁39A,39B
を示す。
前記液路30は4基の気化装置12,12…に各々手動弁32,
32…を介設して連結してあり、途中に安全弁40,圧力計4
1を介設してある。
32…を介設して連結してあり、途中に安全弁40,圧力計4
1を介設してある。
またガス路31は前記4基の気化装置12,12…に各々手
動弁32,32…を介設して連結してあり、途中に圧力スイ
ッチ42,安全弁40,圧力計41を介設してある。
動弁32,32…を介設して連結してあり、途中に圧力スイ
ッチ42,安全弁40,圧力計41を介設してある。
前記ガス路31から各ヒータパネル13,18,25までに各々
分岐管44を配設し、途中に流量計43,ストレーナ35,35,3
5を配設している。また分岐管44から分流路45を分岐さ
せて先端部にカップリング46を設けてハンドバーナ47の
ガスホース47Aを接続できる。図中符号48は圧力調節弁
である。
分岐管44を配設し、途中に流量計43,ストレーナ35,35,3
5を配設している。また分岐管44から分流路45を分岐さ
せて先端部にカップリング46を設けてハンドバーナ47の
ガスホース47Aを接続できる。図中符号48は圧力調節弁
である。
前記各ヒータパネル13,18,25にはバーナ49及びライン
バーナ50を組付けてあり、前記分岐管44…からガス路44
A,44B,44Cが接続されていてガスが供給される。前記ラ
インバーナ50に近接して点火栓51が設けられており、符
号52は火炎杆である。前記ガス路44Aには図示するよう
に手動弁32,圧力調節弁48,電磁弁39C,39D,39E,圧力計41
が設けられ、ラインバーナ50は自動点火用のものであ
る。また各ヒータパネル13,18,25のバーナ49……直前に
は手動弁32…が設けてあり、バーナ49は区別的な系列毎
のガス供給がこの手動弁32…の操作により制限すること
ができる。
バーナ50を組付けてあり、前記分岐管44…からガス路44
A,44B,44Cが接続されていてガスが供給される。前記ラ
インバーナ50に近接して点火栓51が設けられており、符
号52は火炎杆である。前記ガス路44Aには図示するよう
に手動弁32,圧力調節弁48,電磁弁39C,39D,39E,圧力計41
が設けられ、ラインバーナ50は自動点火用のものであ
る。また各ヒータパネル13,18,25のバーナ49……直前に
は手動弁32…が設けてあり、バーナ49は区別的な系列毎
のガス供給がこの手動弁32…の操作により制限すること
ができる。
前記ガスタンク10は容量4.7m3で液化プロパンガスを
2トン収容することができる。
2トン収容することができる。
前記ヒータパネル13,18,25はプロパンガスを燃料とす
る赤外線輻射方式で、1台当り最大総発熱量は371.8万K
cal/Hで、ヒータの発熱量を各々のヒータパネル13,18,2
5ごとに圧力調節弁48,手動弁32…で調整できるほか、ヒ
ータパネル13,18,25の路面高さをも調整できる。
る赤外線輻射方式で、1台当り最大総発熱量は371.8万K
cal/Hで、ヒータの発熱量を各々のヒータパネル13,18,2
5ごとに圧力調節弁48,手動弁32…で調整できるほか、ヒ
ータパネル13,18,25の路面高さをも調整できる。
またヒータパネル13,18,25の加熱幅員は3.0〜4.5mの
範囲で手動バルブ32…の開閉によって15cm間隔に調整が
できる。これらのヒータパネル13,18,25は、路表面加熱
最高温度260℃以下,路表層かきほぐし底面温度60℃以
上,かきほぐし混合物平均温度100℃〜130℃を管理目標
としている。
範囲で手動バルブ32…の開閉によって15cm間隔に調整が
できる。これらのヒータパネル13,18,25は、路表面加熱
最高温度260℃以下,路表層かきほぐし底面温度60℃以
上,かきほぐし混合物平均温度100℃〜130℃を管理目標
としている。
前記各計器のうち温度計10B,圧力スイッチ10C,42,圧
力計41,ファンモータ26A,電磁弁39A,39B,39C,39D,39E,
気化装置12の制御機構等は前記操作盤6Bに内蔵されたマ
イクロコンピュータに電気的接続をしてあり、所定のプ
ログラムに従ってコントロールされる。
力計41,ファンモータ26A,電磁弁39A,39B,39C,39D,39E,
気化装置12の制御機構等は前記操作盤6Bに内蔵されたマ
イクロコンピュータに電気的接続をしてあり、所定のプ
ログラムに従ってコントロールされる。
次にガスタンク10から各ヒータパネル13,18,25までに
ガスを供給する操作手順を説明する。第4図はガスバー
ナ49の操作手順を示す系統図である。主スイッチ60を入
力して、気化装置12の自動制御作動と液路30並びにガス
路31の電磁弁39A,39Bを開作動する。
ガスを供給する操作手順を説明する。第4図はガスバー
ナ49の操作手順を示す系統図である。主スイッチ60を入
力して、気化装置12の自動制御作動と液路30並びにガス
路31の電磁弁39A,39Bを開作動する。
次に操作盤6Bにおいてヒータパネル13,18,25の選定を
行い、それに関するラインバーナ50の電磁弁39Dを開作
動し、点火栓51を点火する。5秒待って火炎杆52を確認
し、火炎杆52が赤熱すると図示省略した確認ランプが点
灯する。これを確認して、赤熱していなければラインバ
ーナ50の電磁弁39Dを閉弁し、点火栓51を閉止する。火
炎杆52が赤熱していたら、ヒータパネル13,18,25の電磁
弁39Eを開作動する。ヒータパネルの火を確認し、燃え
ていなかったら電磁弁39Eを閉止する。燃えていたな
ら、ラインバーナ50の電磁弁39Dを閉じて点火栓51を閉
じる。これによって路面表層を加熱することができる。
行い、それに関するラインバーナ50の電磁弁39Dを開作
動し、点火栓51を点火する。5秒待って火炎杆52を確認
し、火炎杆52が赤熱すると図示省略した確認ランプが点
灯する。これを確認して、赤熱していなければラインバ
ーナ50の電磁弁39Dを閉弁し、点火栓51を閉止する。火
炎杆52が赤熱していたら、ヒータパネル13,18,25の電磁
弁39Eを開作動する。ヒータパネルの火を確認し、燃え
ていなかったら電磁弁39Eを閉止する。燃えていたな
ら、ラインバーナ50の電磁弁39Dを閉じて点火栓51を閉
じる。これによって路面表層を加熱することができる。
次にガス圧力スイッチ42を高低何れかに切りかえる。
これで成功すればその状態を継続させる。失敗したとき
は圧力スイッチ42を切り電磁弁39Eを閉じ、最初からや
り直す。また作業終了の時は路面加熱を止め、主スイッ
チ60を切る。
これで成功すればその状態を継続させる。失敗したとき
は圧力スイッチ42を切り電磁弁39Eを閉じ、最初からや
り直す。また作業終了の時は路面加熱を止め、主スイッ
チ60を切る。
第5図はガス供給の自動制御システム系統図である。
前記気化装置12はケース内に収めた図示しない加熱管を
電気ヒータで加熱し、この加熱管内に液化ガスを循環さ
せて気化させる形式のもので、この電気ヒータのカロリ
ー及び加熱管内を通過させる液体ガスの量をコントロー
ルすることによってガス流量の自動制御を行なう。
前記気化装置12はケース内に収めた図示しない加熱管を
電気ヒータで加熱し、この加熱管内に液化ガスを循環さ
せて気化させる形式のもので、この電気ヒータのカロリ
ー及び加熱管内を通過させる液体ガスの量をコントロー
ルすることによってガス流量の自動制御を行なう。
先ず運転席6において操作盤6Bの主スイッチ60を入力
すると、気化装置12,12,12,12の自動制御機構が作動
し、また液路30とガス路31の電磁弁39B,39Aが開作動す
る。ガス供給が開始されて、ガス圧力計41においてガス
圧が10kgf/cm2を越えたときは液路30の電磁弁39Bが閉止
される。ガス圧が10kgf/cm2以下であっても、ガスタン
ク10における温度計10Bが摂氏40℃を超えたときは同様
に液路30の電磁弁39Bが閉止されて気化装置12…へ液化
ガスが供給されない。そしてファン26のファンモータ26
Aが停止する。これによって、ガスタンク10内に発生す
る気化ガスだけがヒータパネル13,13,25へ供給される。
この供給されるガスの圧力が5kgf/cm2以上のときには順
調にガスが供給されるが、ガス圧が5kgf/cm2以下に下る
と、ファン26のファンモータ26Aに自動的に入力され、
ファン26が回転してガスタンク10内のガス気化を助長す
る。それで供給ガス圧が3kgf/cm2を下らない限り、その
まま継続されるが、ガス圧が3kgf/cm2を下まわると、ガ
ス路31の電磁弁39Aが閉止されて警報(灯,音)が発せ
られて液路30の電磁弁39Bが開作動されると共に各気化
装置12…が気化作動を開始する。以下前記同様のコント
ロールが行なわれる。作業を停止するときは主スイッチ
60を切って電磁弁39A,39B,39C,39D,39Eを閉止する。
すると、気化装置12,12,12,12の自動制御機構が作動
し、また液路30とガス路31の電磁弁39B,39Aが開作動す
る。ガス供給が開始されて、ガス圧力計41においてガス
圧が10kgf/cm2を越えたときは液路30の電磁弁39Bが閉止
される。ガス圧が10kgf/cm2以下であっても、ガスタン
ク10における温度計10Bが摂氏40℃を超えたときは同様
に液路30の電磁弁39Bが閉止されて気化装置12…へ液化
ガスが供給されない。そしてファン26のファンモータ26
Aが停止する。これによって、ガスタンク10内に発生す
る気化ガスだけがヒータパネル13,13,25へ供給される。
この供給されるガスの圧力が5kgf/cm2以上のときには順
調にガスが供給されるが、ガス圧が5kgf/cm2以下に下る
と、ファン26のファンモータ26Aに自動的に入力され、
ファン26が回転してガスタンク10内のガス気化を助長す
る。それで供給ガス圧が3kgf/cm2を下らない限り、その
まま継続されるが、ガス圧が3kgf/cm2を下まわると、ガ
ス路31の電磁弁39Aが閉止されて警報(灯,音)が発せ
られて液路30の電磁弁39Bが開作動されると共に各気化
装置12…が気化作動を開始する。以下前記同様のコント
ロールが行なわれる。作業を停止するときは主スイッチ
60を切って電磁弁39A,39B,39C,39D,39Eを閉止する。
以上の如く、ガス供給装置においては、ヒータパネル
へ供給されるガス圧をチェックすることによって気化装
置をコントロールして均等な加熱を維持させると共に、
ガスタンク内の温度並びにガス圧力をチェックすること
によって気化促進用のファンの回転をコントロールし、
かつ安全を保持させている。これによってガス圧が高く
なりすぎるおそれがなく安全に工事を実施することがで
きる。また、シーズンに関係なく、かつ同日においても
朝昼,標高,気温に関係なく、ガス圧がコントロールさ
れて均等的に路面を加熱することができるため作業性が
向上する。
へ供給されるガス圧をチェックすることによって気化装
置をコントロールして均等な加熱を維持させると共に、
ガスタンク内の温度並びにガス圧力をチェックすること
によって気化促進用のファンの回転をコントロールし、
かつ安全を保持させている。これによってガス圧が高く
なりすぎるおそれがなく安全に工事を実施することがで
きる。また、シーズンに関係なく、かつ同日においても
朝昼,標高,気温に関係なく、ガス圧がコントロールさ
れて均等的に路面を加熱することができるため作業性が
向上する。
本発明は次のようなすぐれた効果を有している。
(1) 小さなガスチューブでなく大きなガスタンクを
搭載しているので、1度ガスタンクにガスを供給してお
けば相当な時間の稼動をすることができ、ガスチューブ
を積み降ろし作業等のわずらわしさがなく作業性が向上
する。
搭載しているので、1度ガスタンクにガスを供給してお
けば相当な時間の稼動をすることができ、ガスチューブ
を積み降ろし作業等のわずらわしさがなく作業性が向上
する。
(2) ガスタンクからヒータパネルまでの間のガス路
に気化装置を複数基並列状に配設したので、ガスタンク
内における液化ガスの自然気化だけで不充分な場合には
ガスタンクから液化ガスを気化装置に供給して積極的に
気化させることができる。ほか、気温並びにガス使用量
に応じて複数の気化装置をフルに使用したり1基のみ使
用したりコントロールすることができるため、寒冷地,
高山岳地等においてもガス圧不足にならずに作業をする
ことができる。
に気化装置を複数基並列状に配設したので、ガスタンク
内における液化ガスの自然気化だけで不充分な場合には
ガスタンクから液化ガスを気化装置に供給して積極的に
気化させることができる。ほか、気温並びにガス使用量
に応じて複数の気化装置をフルに使用したり1基のみ使
用したりコントロールすることができるため、寒冷地,
高山岳地等においてもガス圧不足にならずに作業をする
ことができる。
(3) ガスタンクの温度,ガス路のガス圧をチェック
して所定温度,所定圧力以上のときはファンが停止し液
路の電磁弁が閉止して気化装置の作動も停止する構成で
あり、更にガス圧が所定の圧力以下になるとファンが回
転し、気化装置も作動する構成なので、ガス圧が高くな
りすぎることがなく安全であり、またどのような条件の
場所でもガス圧を一定の範囲の圧力に保っておくことが
できるため、均一的な路面加熱をすることができる。
して所定温度,所定圧力以上のときはファンが停止し液
路の電磁弁が閉止して気化装置の作動も停止する構成で
あり、更にガス圧が所定の圧力以下になるとファンが回
転し、気化装置も作動する構成なので、ガス圧が高くな
りすぎることがなく安全であり、またどのような条件の
場所でもガス圧を一定の範囲の圧力に保っておくことが
できるため、均一的な路面加熱をすることができる。
図面は本発明の実施例に係り、第1図は路面加熱車の側
面図、第2図は路面加熱車の平面図、第3図はガス供給
装置のガス供給系統図、第4図はガス供給装置の作動系
統図、第5図はガス供給装置の制御系統図である。 1……路面加熱車、2……車体 3……前輪、4……後輪 5……エンジンユニット、6……運転席 6A……計器、6B……操作盤 6C……ハンドル、7……発電機 8……油圧ポンプ、9……燃料タンク 10……ガスタンク、10A……安全弁 10B……温度計、10C……圧力スイッチ 10D……温度調節弁、11……バルブスタンド 12……気化装置、13……中央ヒータパネル 14……シーブ、15……吊ワイヤ 16……シリンダ、16A……ピストンロッド 17……支軸、18……前部ヒータパネル 19……主枠、19A……軸 20……下枠、20A……ヒンジ 20B……固定具、20C……シーブ 21……支持輪、22……ウインチ 22A……巻上ワイヤ、23……ヒンジ 24……支軸、25……後部ヒータパネル 26……ファン、26A……ファンモータ 27,29,30……液路、28,31……ガス路 32……弁動弁 33……フレキシブルチューブ 34……カップリング、35……ストレーナ 36……逆流防止弁、37……非常閉止弁 38……チェック弁 39A,39B,39C,39D,39E……電磁弁 40……安全弁、41……ガス圧力計 42……ガス圧力スイッチ、43……流量計 44……分岐管、44A……ガス路、44B……ガス路、44C…
…ガス路、45…分流路、46……カップリング 47……ハンドバーナ、47A……ガスホース 48……圧力調節弁、49……ガスバーナ 50……ラインバーナ、51……点火栓 52……火炎杆、60……主スイッチ
面図、第2図は路面加熱車の平面図、第3図はガス供給
装置のガス供給系統図、第4図はガス供給装置の作動系
統図、第5図はガス供給装置の制御系統図である。 1……路面加熱車、2……車体 3……前輪、4……後輪 5……エンジンユニット、6……運転席 6A……計器、6B……操作盤 6C……ハンドル、7……発電機 8……油圧ポンプ、9……燃料タンク 10……ガスタンク、10A……安全弁 10B……温度計、10C……圧力スイッチ 10D……温度調節弁、11……バルブスタンド 12……気化装置、13……中央ヒータパネル 14……シーブ、15……吊ワイヤ 16……シリンダ、16A……ピストンロッド 17……支軸、18……前部ヒータパネル 19……主枠、19A……軸 20……下枠、20A……ヒンジ 20B……固定具、20C……シーブ 21……支持輪、22……ウインチ 22A……巻上ワイヤ、23……ヒンジ 24……支軸、25……後部ヒータパネル 26……ファン、26A……ファンモータ 27,29,30……液路、28,31……ガス路 32……弁動弁 33……フレキシブルチューブ 34……カップリング、35……ストレーナ 36……逆流防止弁、37……非常閉止弁 38……チェック弁 39A,39B,39C,39D,39E……電磁弁 40……安全弁、41……ガス圧力計 42……ガス圧力スイッチ、43……流量計 44……分岐管、44A……ガス路、44B……ガス路、44C…
…ガス路、45…分流路、46……カップリング 47……ハンドバーナ、47A……ガスホース 48……圧力調節弁、49……ガスバーナ 50……ラインバーナ、51……点火栓 52……火炎杆、60……主スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】自走式車体の下部にヒータパネルを、車体
の上部にガスタンクと複数の気化装置を配設し、ガスタ
ンクから延出したガス路と液路でそれぞれ気化装置を並
列状に連結するとともに、前記ガス路は分岐させて各ヒ
ータパネルのバーナに連結し、また前記ガス路と液路に
は電磁弁,圧力調節弁を、前記ガスタンクには温度計,
圧力調節弁を設け、さらにこのガスタンクの側部にはフ
ァンを配設してなる路面加熱車において、 前記車体に設けた操作盤に、前記気化装置の制御機構,
電磁弁,圧力調節弁,温度計,ファンモータの各電気回
路と接続したマイクロコンピュータを内蔵し、このマイ
クロコンピュータのプログラム制御により、ガスタンク
内のガス圧力が所定圧力を超えた時は、液路の電磁弁を
閉止させ、かつファンを停止させ、またガス圧力が所定
圧力より降下した時は、ファンを回転させるとともに、
液路の電磁弁を開き、気化装置を作動させる構成とした
ことを特徴とする路面加熱車。 - 【請求項2】路面加熱車に搭載したガスタンクと、車体
に装備したヒータとの間にガス路を設け、このガス路に
は複数の気化装置を並列状に連結し、この各気化装置に
はガスタンクから液路を連結し、前記ガス路と液路には
各々電磁弁を設け、また前記ガスタンクには温度計,ガ
ス圧力計を設けるとともに、このガスタンクの外側部に
はファンを設けてなる路面加熱車のガス供給装置におい
て、 前記車体に設けた操作盤には、前記気化装置,各電磁
弁,温度計,ガス圧力計,ファンモータの各電気回路と
接続したマイクロコンピュータを内蔵し、このマイクロ
コンピュータのプログラム制御により、作動時における
供給ガス圧が10kgf/cm2以上の時、およびガスタンクの
温度が40℃を超えた時には、液路の電磁弁を閉止し、か
つファンモータを停止させ、またガス圧が5kgf/cm2以下
になった時には、ファンモータを起動させるとともに、
液路の電磁弁を開き、気化装置を作動させる構成とした
ことを特徴とする路面加熱車のガス供給装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30062086A JP2536744B2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 路面加熱車並びに路面加熱車のガス供給装置 |
US07/070,720 US4781491A (en) | 1986-12-17 | 1987-07-07 | Road surface heating vehicle and a gas supply system therefor |
DE19873733769 DE3733769C2 (de) | 1986-12-17 | 1987-10-06 | Straßenoberflächenheizfahrzeug |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30062086A JP2536744B2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 路面加熱車並びに路面加熱車のガス供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63156102A JPS63156102A (ja) | 1988-06-29 |
JP2536744B2 true JP2536744B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=17887050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30062086A Expired - Fee Related JP2536744B2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 路面加熱車並びに路面加熱車のガス供給装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4781491A (ja) |
JP (1) | JP2536744B2 (ja) |
DE (1) | DE3733769C2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US5174751A (en) * | 1990-10-31 | 1992-12-29 | Chapman Jacky L | Mobile infrared heater |
DE10145007A1 (de) * | 2001-09-12 | 2003-05-08 | Ursula Rupprecht Gmbh | Asphaltkleinflächenheizer mit gasbetriebenen Infrarotstrahlern und Flammenüberwachung zur Reparatur des Aspahaltbelags |
US7641419B1 (en) * | 2001-09-24 | 2010-01-05 | Caterpillar Paving Products Inc | Heating control system for a screed |
JP3619964B2 (ja) * | 2002-02-01 | 2005-02-16 | 大陽日酸株式会社 | ガス供給方法 |
FR2837904B1 (fr) * | 2002-03-27 | 2005-12-09 | Gaz De Petrole | Dispositif d'alimentation en gaz de petrole liquefie a ventilateur notamment embarque sur un vehicule automobile |
FR2841963B1 (fr) * | 2002-07-05 | 2005-07-01 | Air Liquide | Procede de regulation en pression d'un reservoir de fluide cryogenique, et reservoir correspondant |
EP1566484A1 (en) * | 2004-02-23 | 2005-08-24 | BITELLI S.p.A. | Control for screed heaters |
EP1568933A1 (en) * | 2004-02-25 | 2005-08-31 | New Positive Energy Co., Ltd. | Evaporation apparatus comprising a blower |
RU2268334C1 (ru) * | 2004-12-21 | 2006-01-20 | Дмитрий Николаевич Устюгов | Способ сооружения снежноуплотненных дорожных покрытий и установка для его осуществления (варианты) |
JP6031421B2 (ja) * | 2013-08-26 | 2016-11-24 | 大成ロテック株式会社 | 加熱装置 |
EP3382099B1 (de) * | 2017-03-29 | 2019-03-27 | Joseph Vögele AG | Strassenfertiger mit heizelement für eine einbaubohle |
CN109518578A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-03-26 | 嘉鹏再升科技(深圳)股份有限公司 | 一种用于就地热再生机组的路面保温板 |
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US2485391A (en) * | 1947-03-17 | 1949-10-18 | Arthur S Lasseigne | Roadiside weed burner |
DE2218350C3 (de) * | 1972-04-15 | 1983-12-15 | Reinhard 5461 Windhagen Wirtgen | Maschine zum Abfräsen oder Abschälen von Straßenbelägen |
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JPS5834606B2 (ja) * | 1978-06-05 | 1983-07-28 | 康夫 江戸 | アスフアルトコンクリ−ト舗装表面修正工法および装置 |
DE2915748A1 (de) * | 1979-04-19 | 1980-10-30 | Marks Gmbh & Co Kg | Strassendecken-vorwaermanlage |
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-
1986
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