JP2536549Y2 - 旋動式破砕機の原料回転供給装置 - Google Patents

旋動式破砕機の原料回転供給装置

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JP2536549Y2
JP2536549Y2 JP1992091054U JP9105492U JP2536549Y2 JP 2536549 Y2 JP2536549 Y2 JP 2536549Y2 JP 1992091054 U JP1992091054 U JP 1992091054U JP 9105492 U JP9105492 U JP 9105492U JP 2536549 Y2 JP2536549 Y2 JP 2536549Y2
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JP
Japan
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crusher
outlet chute
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JP1992091054U
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JPH0648831U (ja
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滋人 福村
司 片山
依三 工藤
徹 中西
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Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コーンクラッシャ等の
旋動式破砕機の原料回転供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の旋動式破砕機の原料回転
供給装置は、例えば図2、図3に示すように、円筒状の
本体31の下部に出口シュート32を有し、原料を破砕
室に均等に供給するため、図示しない破砕機本体の入口
ホッパーの上部に垂直な軸線を中心として回転可能に設
けられ、かつベルトコンベヤ33から放物線を描くよう
に投入される原料Mを入口ホッパーに供給するように構
成されている(実公昭56−48337号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
旋動式破砕機の原料回転供給装置では、原料Mがコンベ
ヤ33から放物線を描くように投入されるため、図3に
示すように、コンベヤ33から投入される原料Mの流れ
方向と出口シュート32上の原料Mの流れ方向とが同方
向の場合、出口シュート32上の流下速度がコンベヤ3
3からの投入速度とほぼ同じになるのに対し、図4に示
すように、コンベヤ33から投入される原料Mの流れ方
向と出口シュート32上の原料Mの流れ方向とが逆方向
の場合、投入速度が出口シュート32によって減殺され
るので、出口シュート32上の流下速度が低下する。こ
のため、出口シュート32が1回転する毎に、出口シュ
ート32上を流下して排出される原料Mの排出量が図5
に示すように変動し、これによって破砕室の歯板が偏摩
耗を起こすという不具合があった。そこで、本考案は、
出口シュート上の原料の流下速度を常に一定となるよう
にすることにより、出口シュートからの原料の排出量の
変動を小さくし、破砕室の歯板の偏摩耗を防止し得る旋
動式破砕機の原料回転供給装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本考案の旋動式破砕機の原料回転供給装置は、円筒
状の本体の下部に出口シュートを有し、破砕機本体の入
口ホッパーの上部に垂直な軸線を中心として回転可能に
設けられた、かつベルトコンベヤから放物線を描くよう
に投入される原料を入口ホッパーに供給する旋動式破砕
機の原料回転供給装置において、前記本体内の上部に
けるベルトコンベヤからの原料の落ち口に出口シュート
と交差するようにこれと逆向きに傾斜した傾斜板が、そ
の上部の傾斜板軸を介して傾斜角度を調整可能に設けら
れ、かつ下端部と出口シュートとの間隔を原料の貯留を
生じない間隔に保持して配設されているものである。
【0005】
【作用】上記手段においては、出口シュート上の原料の
流下速度は、コンベヤから投入される原料の流れ方向と
出口シュート上の原料の流れ方向とが同方向の場合、傾
斜板によって投入速度が滅殺され、コンベヤから投入さ
れる原料の流れ方向と出口シュート上の原料の流れ方向
とが逆方向の場合とほぼ同一となる。又、原料が貯留さ
れずに流れる。 更に、傾斜板の傾斜角度を可変とするこ
とによりコンベヤの搬送速度が変化した場合に対応する
ことが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本考案の一実施例の原料回転供給装
置を備えたコーンクラッシャの一部を省略した縦断面図
である。図中1は破砕機本体で、図示しない架台に載置
される下部フレーム2と、その上に連設された上部フレ
ーム3とを有している。上部フレーム3内には、截頭円
錐筒状のコーンケーブ5が取り付けられている。一方、
図示は省略するが、下部フレーム2のボスには、主軸6
の下端部が偏心軸受を介して支承され、かつ駆動装置に
より偏心旋回可能に設けられている。主軸6の上端部
は、上部フレーム3に一体的に設けたスパイダ7の中心
の上部軸受8を介して支承されている。そして、主軸6
には、前記コーンケーブ5と協働して破砕室9を形成す
る截頭円錐体状のマントル10が取り付けられている。
【0007】上部フレーム3上には、円筒状の入口ホッ
パー11が連設されており、この入口ホッパー11の上
部には、ベルトコンベヤから投入される原料を貯留する
ことなく入口ホッパー11に供給する原料回転供給装置
12が取り付けられている。原料回転供給装置12は、
図示しないベルトコンベヤから放物線を描くように投入
される原料を破砕室9の周方向に亘って均等に供給する
ためのもので、入口ホッパー11上に載置したリング状
のフレーム13を有している。フレーム13には、水平
な軸により回転自在に支承された複数(実施例において
は3個)の支持タイヤ14が周方向へ等感覚に離隔して
取り付けられており、これらの支持タイヤ14の任意の
1つは、減速機付きモータ15と連結されている。各支
持タイヤ14には、下部に出口シュート16を有する円
筒状の本体17が、その上部に取り付けたフランジ18
を介して回転可能に支持されている一方、本体17の外
周には、その回転中心を位置決めするため、各支持タイ
ヤ14の中間に位置させてフレーム13に取り付けら
れ、垂直な軸により回転自在に支承された複数の位置決
めタイヤ19が転動自在に当接されている。そして、本
体17内の上部におけるベルトコンベヤからの原料の落
ち口には、出口シュート16と交差するようにこれと逆
向きに傾斜した半円形状の傾斜板20が、その下端部と
出口シュート16との間隔を原料の貯留を生じない間隔
に保持し、かつ上部の傾斜板軸21を介して傾斜角度を
調整可能に配設されている。
【0008】上記構成の原料回転供給装置12を備えた
コーンクラッシャでは、コンベヤから投入される原料の
流れ方向と出口シュート16上の原料の流れ方向が一致
しても、本体17内の上部の傾斜板20と衝接して投入
速度が減殺されるため、出口シュート16上の原料の流
下速度は、出口シュート16上の原料の流れ方向がコン
ベヤから投入される原料の流れ方向と逆向きの場合とほ
ぼ同一となる。又、コンベヤの搬送速度が変化した場合
には、傾斜板20の傾斜角度を調整して、原料の落ち口
の変化に対処するようにする。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の旋動式破
砕機の原料回転供給装置によれば、出口シュート上の原
料の流下速度は、コンベヤから投入される原料の流れ方
向と出口シュート上の原料の流れ方向とが同方向の場
合、傾斜板によって投入速度が滅殺され、コンベヤから
投入される原料の流れ方向と出口シュート上の原料の流
れ方向とが逆方向の場合とほぼ同一となるので、原料回
転供給装置が1回転する間に出口シュート上を流下する
原料の排出量の変動を小さくすることができ、従来のよ
うに破砕室の歯板が偏摩耗することがなくなり、ひいて
は歯板の歩留まりが著しく向上する 又、原料が貯留さ
れずに流れるので、破砕室の処理量の変動に対応したベ
ルトコンベヤからの原料の投入が可能となる、という効
果が得られる。更に、傾斜板が、その上部の傾斜板軸を
介して傾斜角度を調整可能に設けられていることによ
り、コンベヤの搬送速度の変化による原料の落ち口の変
化に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の原料回転供給装置を備えた
コーンクラッシャの一部を省略した縦断面図である。
【図2】従来の原料回転供給装置の概略を示す平面図で
ある。
【図3】従来の原料回転供給装置における原料の投入方
向と出口シュート上の流れ方向とが同方向の場合の概略
を示す断面図である。
【図4】従来の原料回転供給装置における原料の投入方
向と出口シュート上の流れ方向とが逆方向の場合の概略
を示す断面図である。
【図5】従来の原料回転供給装置における出口シュート
の向きと排出量との関係を示した説明図である。
【符号の説明】
1 破砕機本体 11 入口ホッパー 14 支持タイヤ 16 出口シュート 17 本体 18 フランジ 19 位置決めタイヤ 20 傾斜板 21 傾斜板軸
フロントページの続き (72)考案者 中西 徹 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重 工業株式会社八千代工場内 (56)参考文献 特開 昭53−134271(JP,A) 特開 昭49−81954(JP,A) 実開 昭53−147470(JP,U) 特許18275(JP,C1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の本体の下部に出口シュートを有
    し、破砕機本体の入口ホッパーの上部に垂直な軸線を中
    心として回転可能に設けられ、かつベルトコンベヤから
    放物線を描くように投入される原料を入口ホッパーに供
    給する旋動式破砕機の原料回転供給装置において、前記
    本体内の上部におけるベルトコンベヤからの原料の落ち
    口に出口シュートと交差するようにこれと逆向きに傾斜
    した傾斜板が、その上部の傾斜板軸を介して傾斜角度を
    調整可能に設けられ、かつ下端部と出口シュートとの間
    隔を原料の貯留を生じない間隔に保持して配設されてい
    ることを特徴とする旋動式破砕機の原料回転供給装置。
JP1992091054U 1992-12-14 1992-12-14 旋動式破砕機の原料回転供給装置 Expired - Lifetime JP2536549Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992091054U JP2536549Y2 (ja) 1992-12-14 1992-12-14 旋動式破砕機の原料回転供給装置

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JP1992091054U JP2536549Y2 (ja) 1992-12-14 1992-12-14 旋動式破砕機の原料回転供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0648831U JPH0648831U (ja) 1994-07-05
JP2536549Y2 true JP2536549Y2 (ja) 1997-05-21

Family

ID=14015797

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JP1992091054U Expired - Lifetime JP2536549Y2 (ja) 1992-12-14 1992-12-14 旋動式破砕機の原料回転供給装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102353439B1 (ko) * 2021-09-30 2022-01-19 민원 골재 공급분배기를 갖는 콘 크러셔와 이를 이용한 골재 생산방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3785578A (en) * 1972-11-16 1974-01-15 Allis Chalmers Feed distributor for crusher
JPS5813219B2 (ja) * 1977-04-26 1983-03-12 川崎重工業株式会社 旋動式破砕機の偏摩耗防止装置
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KR102353439B1 (ko) * 2021-09-30 2022-01-19 민원 골재 공급분배기를 갖는 콘 크러셔와 이를 이용한 골재 생산방법

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JPH0648831U (ja) 1994-07-05

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