JP2536438Y2 - 椅子のショックアブソーバー - Google Patents
椅子のショックアブソーバーInfo
- Publication number
- JP2536438Y2 JP2536438Y2 JP1989084231U JP8423189U JP2536438Y2 JP 2536438 Y2 JP2536438 Y2 JP 2536438Y2 JP 1989084231 U JP1989084231 U JP 1989084231U JP 8423189 U JP8423189 U JP 8423189U JP 2536438 Y2 JP2536438 Y2 JP 2536438Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- shock absorber
- chair
- fixed rod
- thick
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vibration Dampers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は椅子のショックアブソーバーに関し、更に詳
細にはコイルスプリングを用いた椅子のショックアブソ
ーバーに関する。
細にはコイルスプリングを用いた椅子のショックアブソ
ーバーに関する。
(従来の技術) 従来から椅子には、椅子に腰掛けた際のショックを緩
和するため、ショックアブソーブ機構が設けられてい
る。
和するため、ショックアブソーブ機構が設けられてい
る。
かかるショックアブソーブ機構としては、気体によっ
て衝撃を吸収するもの、或いはコイルスプリングによっ
て衝撃を吸収するものとが使用されている。
て衝撃を吸収するもの、或いはコイルスプリングによっ
て衝撃を吸収するものとが使用されている。
気体を使用するショックアブソーブ機構としてはガス
・スプリングを挙げることができる。
・スプリングを挙げることができる。
このガス・スプリングは、椅子の座部に連結されてい
るロッドに形成されたピストン部がシリンダー内に挿入
され、ピストン部によって上下に分割されたシリンダー
内の二室の各々に気体が密封されているものである。か
かるガス・スプリングにおいては、座部に腰掛けたとき
に椅子に掛かる瞬間的な負荷は、ピストン部の下方への
移動によってシリンダー内の下部室に密封された気体が
圧縮されて吸収される。
るロッドに形成されたピストン部がシリンダー内に挿入
され、ピストン部によって上下に分割されたシリンダー
内の二室の各々に気体が密封されているものである。か
かるガス・スプリングにおいては、座部に腰掛けたとき
に椅子に掛かる瞬間的な負荷は、ピストン部の下方への
移動によってシリンダー内の下部室に密封された気体が
圧縮されて吸収される。
尚、かかるガス・スプリングは、シリンダー上下の室
内の初期圧力を調整することによって、座部の初期高さ
を調整することもできる。
内の初期圧力を調整することによって、座部の初期高さ
を調整することもできる。
しかし、ガス・スプリングには、通常、その機構喪失
を防止すべく、気体漏れ防止対策を種々必要とし且つ高
価なものであるため、会議用椅子の様ん、高さ調整が不
要の椅子にはコイルスプリングが使用されたショックア
ブソーブ機構が採用されている。
を防止すべく、気体漏れ防止対策を種々必要とし且つ高
価なものであるため、会議用椅子の様ん、高さ調整が不
要の椅子にはコイルスプリングが使用されたショックア
ブソーブ機構が採用されている。
かかるショックアブソーブ機構は、第5図に示す様
に、椅子の座部に上端部が連結された支柱100が、脚部2
00に固着されている筒体300内に挿入されたコイルスプ
リング400によって上方に付勢されているものである。
に、椅子の座部に上端部が連結された支柱100が、脚部2
00に固着されている筒体300内に挿入されたコイルスプ
リング400によって上方に付勢されているものである。
(考案が解決しようとする課題) この様に、コイルスプリングを用いたショックアブソ
ーブ機構において、座部に加えられる瞬間的な荷重はコ
イルスプリング400が収縮して吸収されるため、気体の
圧力で吸収するガス・スプリングに比較して構造が簡単
で且つ気体の漏洩に因る機能損失といった懸念も解消で
きる。
ーブ機構において、座部に加えられる瞬間的な荷重はコ
イルスプリング400が収縮して吸収されるため、気体の
圧力で吸収するガス・スプリングに比較して構造が簡単
で且つ気体の漏洩に因る機能損失といった懸念も解消で
きる。
しかしながら、座部に瞬間的に大きな荷重が加えられ
ると、支柱100の下端面が第5図の点線100′の位置まで
脚部200の下方に突出するため、脚部200の下方には常に
支柱100の下端面が突出するための空間を確保しなけれ
ばならず、椅子の脚部の形状等が制限される。
ると、支柱100の下端面が第5図の点線100′の位置まで
脚部200の下方に突出するため、脚部200の下方には常に
支柱100の下端面が突出するための空間を確保しなけれ
ばならず、椅子の脚部の形状等が制限される。
しかも、脚部200の下方の空間は、椅子に掛かる最大
荷重に対して支柱100の下端面が充分に突出し得る空間
を確保しなければならず、椅子を高くせざるを得ない。
荷重に対して支柱100の下端面が充分に突出し得る空間
を確保しなければならず、椅子を高くせざるを得ない。
このため、コイルスプリングを用いたショックアブソ
ーブ機構を具備する椅子とガス・スプリングを用いたシ
ョックアブソーブ機構を具備する椅子とは互換性がな
く、それぞれに適用する椅子を別途製造することが必要
であった。
ーブ機構を具備する椅子とガス・スプリングを用いたシ
ョックアブソーブ機構を具備する椅子とは互換性がな
く、それぞれに適用する椅子を別途製造することが必要
であった。
そこで、本考案の目的は、椅子の腰を掛けたとき、椅
子の支柱下端面が脚部下方に突出することがなく、ガス
・スプリングを用いたショックアブソーブ機構との互換
性を持たせ得る、コイルスプリングを用いた椅子のショ
ックアブソーバーを提供することにある。
子の支柱下端面が脚部下方に突出することがなく、ガス
・スプリングを用いたショックアブソーブ機構との互換
性を持たせ得る、コイルスプリングを用いた椅子のショ
ックアブソーバーを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案者等は、前記目的を達成するには、座部に瞬間
的に掛かる負荷を、支柱の下端面が脚部下方に突出する
懸念のない位置で支柱を上方に付勢するコイルスプリン
グを収縮させて吸収させることが有効であると考えて種
々検討した結果、本考案に到達した。
的に掛かる負荷を、支柱の下端面が脚部下方に突出する
懸念のない位置で支柱を上方に付勢するコイルスプリン
グを収縮させて吸収させることが有効であると考えて種
々検討した結果、本考案に到達した。
すなわち、本考案は、椅子脚部に垂直に装着されて椅
子を支える支柱を形成するショックアブソーバーにおい
て、該支柱には、前記椅子脚部に下端部が着脱可能に装
着されて垂直に固定され、上端部又は途中に他部よりも
太い太部が形成されて成る固定ロッドと、内挿された前
記固定ロッドの太部の外周面に沿って上下動可能に設け
られたシリンダーと、非密閉状態にある前記固定ロッド
の太部よりも上方のシリンダー内に挿入され、一端がシ
リンダー上部に当接し且つ他端が固定ロッドの太部に当
接してシリンダーを上方に付勢するコイルスプリング
と、シリンダー下部に内挿され、固定ロッドの太部とシ
リンダー下部との衝突による衝撃を緩和する衝撃緩和部
材とを具備することを特徴とする椅子のショックアブソ
ーバーにある。
子を支える支柱を形成するショックアブソーバーにおい
て、該支柱には、前記椅子脚部に下端部が着脱可能に装
着されて垂直に固定され、上端部又は途中に他部よりも
太い太部が形成されて成る固定ロッドと、内挿された前
記固定ロッドの太部の外周面に沿って上下動可能に設け
られたシリンダーと、非密閉状態にある前記固定ロッド
の太部よりも上方のシリンダー内に挿入され、一端がシ
リンダー上部に当接し且つ他端が固定ロッドの太部に当
接してシリンダーを上方に付勢するコイルスプリング
と、シリンダー下部に内挿され、固定ロッドの太部とシ
リンダー下部との衝突による衝撃を緩和する衝撃緩和部
材とを具備することを特徴とする椅子のショックアブソ
ーバーにある。
かかる本考案において、シリンダーを貫通する固定ロ
ッドの途中に太部が形成することによって、シリンダー
の上下動を安定化させることができる。
ッドの途中に太部が形成することによって、シリンダー
の上下動を安定化させることができる。
(作用) 本考案によれば、椅子に座る際に、瞬間的に椅子に掛
かる負荷を、シリンダーに内包されているコイルスプリ
ング(以下、単にスプリングと称することがある)が収
縮して吸収することができる。
かる負荷を、シリンダーに内包されているコイルスプリ
ング(以下、単にスプリングと称することがある)が収
縮して吸収することができる。
その際に、シリンダーは固定ロッドに沿って下方に移
動するが、シリンダーの下方への移動は固定ロッドの脚
部への固定点を越えて下方に移動することがない。この
ため、脚部下方の空間を任意の大きさにすることがで
き、椅子も適度な高さとすることができる。
動するが、シリンダーの下方への移動は固定ロッドの脚
部への固定点を越えて下方に移動することがない。この
ため、脚部下方の空間を任意の大きさにすることがで
き、椅子も適度な高さとすることができる。
更に、本考案に係る椅子のショックアブソーバーを構
成する固定ロッドは、椅子脚部から取り外すことができ
るため、かかるショックアブソーバーを単独交換するこ
とができる。このため、脚部下方の空間を任意の大きさ
にできることと相俟って、ガス・スプリングを用いたシ
ョックアブソーバー機構との互換性を持たせることもで
きる。
成する固定ロッドは、椅子脚部から取り外すことができ
るため、かかるショックアブソーバーを単独交換するこ
とができる。このため、脚部下方の空間を任意の大きさ
にできることと相俟って、ガス・スプリングを用いたシ
ョックアブソーバー機構との互換性を持たせることもで
きる。
(実施例) 本考案を図面を用いて更に詳細に説明する。
第1図は、本考案のショックアブソーバーが取り付け
られている椅子脚部の部分断面側面図であり、椅子(座
部)を支える支柱としてのショックアブソーバーAは軸
受3によって垂直に取り付けられており、ショックアブ
ソーバーA及び軸受3はベローズ4によって覆われてい
る。
られている椅子脚部の部分断面側面図であり、椅子(座
部)を支える支柱としてのショックアブソーバーAは軸
受3によって垂直に取り付けられており、ショックアブ
ソーバーA及び軸受3はベローズ4によって覆われてい
る。
かかるショックアブソーバーAの断面図を第2図に示
す様に、ショックアブソーバーAはシリンダー1と固定
ロッド2とによって構成されている。
す様に、ショックアブソーバーAはシリンダー1と固定
ロッド2とによって構成されている。
ショックアブソバーAを構成する固定ロッド2は、そ
の上端部に固定ロッド2の他の部分よりも太い太部5が
形成されており、太部5はシリンダー1に内挿されてい
るため、太部5の外周面に沿ってシリンダー1が上下動
する。
の上端部に固定ロッド2の他の部分よりも太い太部5が
形成されており、太部5はシリンダー1に内挿されてい
るため、太部5の外周面に沿ってシリンダー1が上下動
する。
他方、固定ロッド2の下端部には、周溝10が形成され
ている細部11が設けられており、下端部は第4図に示す
様に脚部に垂直に固定されている。
ている細部11が設けられており、下端部は第4図に示す
様に脚部に垂直に固定されている。
第4図において、脚部を構成する固定プレート16の上
面に位置する固定ロッド2の細部11には、ラバー12、合
成樹脂板13、及びスラストワッシャ14が積層され、固定
プレート16の下面に位置する周溝10にEリング15が挿入
されて固定ロッド2が垂直に固定されている。
面に位置する固定ロッド2の細部11には、ラバー12、合
成樹脂板13、及びスラストワッシャ14が積層され、固定
プレート16の下面に位置する周溝10にEリング15が挿入
されて固定ロッド2が垂直に固定されている。
かかるラバー等は固定ロッド2に加えられる衝撃を緩
和し、且つシリンダー1の下端面が固定プレート16に接
する様な大きな力が椅子に加えられた場合にも、シリン
ダー1の下端面が直接固定プレートに接触することがな
く、シリンダー1に加えられる衝撃を緩和することがで
きる。
和し、且つシリンダー1の下端面が固定プレート16に接
する様な大きな力が椅子に加えられた場合にも、シリン
ダー1の下端面が直接固定プレートに接触することがな
く、シリンダー1に加えられる衝撃を緩和することがで
きる。
尚、固定ロッド2に加わる力は固定プレート16によっ
て支承される。
て支承される。
また、シリンダー1内には、第2図に示す様にシリン
ダー1の上部内周面に設けられている上部ブッシュ7と
固定ロッド2の太部5の上端面との間に、スプリング6
が挿入され、シリンダー1を上方に付勢している。
ダー1の上部内周面に設けられている上部ブッシュ7と
固定ロッド2の太部5の上端面との間に、スプリング6
が挿入され、シリンダー1を上方に付勢している。
この上部ブッシュ7には、貫通孔が穿設されており、
シリンダー1内の上部ブッシュ7と固定ロッド2の太部
5との間を非密閉状態に維持している。
シリンダー1内の上部ブッシュ7と固定ロッド2の太部
5との間を非密閉状態に維持している。
更に、シリンダー1の下部には、固定ロッド2を案内
するガイドブッシュ8が内挿され、ガイドブッシュ8と
太部5の下端面との間には、ラバー9が挿入されてい
る。
するガイドブッシュ8が内挿され、ガイドブッシュ8と
太部5の下端面との間には、ラバー9が挿入されてい
る。
ラバー9は、固定ロッド2の太部5とガイドブッシュ
8との衝撃を緩和させようとするものである。
8との衝撃を緩和させようとするものである。
この様な第2図に示すショックアブソバーAを具備す
る第1図に示す脚部が取り付けられている椅子において
は、椅子の腰掛けた際の瞬間的な衝撃はシリンダー1の
上部ブッシュ7からスプリング6に伝達され、スプリン
グAが収縮しつつシリンダー1が第2図に示す矢印Bの
方向に移動して吸収される。
る第1図に示す脚部が取り付けられている椅子において
は、椅子の腰掛けた際の瞬間的な衝撃はシリンダー1の
上部ブッシュ7からスプリング6に伝達され、スプリン
グAが収縮しつつシリンダー1が第2図に示す矢印Bの
方向に移動して吸収される。
このため、椅子に腰を掛けたときの底つき感を解消す
ることができ、しかもシリンダー1は第4図に示す固定
プレート16よりも下方に突出することがないため、脚部
下方の空間をショックアブソーバーの衝撃吸収のために
確保することを要せず、椅子脚部の設計の際の制限を解
消することができる。
ることができ、しかもシリンダー1は第4図に示す固定
プレート16よりも下方に突出することがないため、脚部
下方の空間をショックアブソーバーの衝撃吸収のために
確保することを要せず、椅子脚部の設計の際の制限を解
消することができる。
椅子に腰掛けた際の衝撃を吸収した後、シリンダー1
の位置は椅子に掛かる荷重とスプリング6の付勢力とが
釣り合う位置となり、椅子から立ち上がるときには、ス
プリング6の付勢力によってシリンダー1が上方に移動
して固定ロッド2の太部5の下端面とラバー9とが接触
する位置に戻る。
の位置は椅子に掛かる荷重とスプリング6の付勢力とが
釣り合う位置となり、椅子から立ち上がるときには、ス
プリング6の付勢力によってシリンダー1が上方に移動
して固定ロッド2の太部5の下端面とラバー9とが接触
する位置に戻る。
これまでは、第2図に示すショックアブソーバーAに
ついて述べてきたが、第3図に示すショックアブソーバ
ーAも好適に使用することができる。
ついて述べてきたが、第3図に示すショックアブソーバ
ーAも好適に使用することができる。
第3図に示すショックアブソーバーAは、固定ロッド
2の太部9の上端面に立設されシリンダー1の上部ブッ
シュ7に至る延長ロッド17が設けられており、延長ロッ
ド17は太部5よりも細く形成され且つ延長ロッド17にス
プリング6が挿入されている。
2の太部9の上端面に立設されシリンダー1の上部ブッ
シュ7に至る延長ロッド17が設けられており、延長ロッ
ド17は太部5よりも細く形成され且つ延長ロッド17にス
プリング6が挿入されている。
第3図に示す場合も、延長ロッド17が挿通された上部
ブッシュ7の貫通孔の径等を調整し、シリンダー1内の
上部ブッシュ7と固定ロッド2の太部5との間を非密閉
状態に維持する。
ブッシュ7の貫通孔の径等を調整し、シリンダー1内の
上部ブッシュ7と固定ロッド2の太部5との間を非密閉
状態に維持する。
本実施例においては、延長ロッド17の先端がシリンダ
ー1の上部ブッシュ7よりも上方に突出しており、上端
近傍に上部ブッシュ7から延長ロッド17の先端が抜け出
ることのない様に抜け止めリング18が装着されている。
ー1の上部ブッシュ7よりも上方に突出しており、上端
近傍に上部ブッシュ7から延長ロッド17の先端が抜け出
ることのない様に抜け止めリング18が装着されている。
この様な第3図にに示すショックアブソーバーAは、
シリンダー1が固定ロッド2の太部5と延長ロッド17と
に沿って移動するため、シリンダー1の移動がスムーズ
で且つ安定して行うことができる。
シリンダー1が固定ロッド2の太部5と延長ロッド17と
に沿って移動するため、シリンダー1の移動がスムーズ
で且つ安定して行うことができる。
以上、述べてきた本実施例において、シリンダー1の
下部のラバー9をスプリングに代えてもよい。
下部のラバー9をスプリングに代えてもよい。
(考案の効果) 本考案のショックアブソーバーによれば、脚部下方に
ショックアブソーバーの衝撃吸収に要する空間を設ける
必要がないため、従来、ショックアブソーバーを設ける
ことができなかった脚部下方に全く空間部のない椅子に
もショックアブソーバーを用いることができる。
ショックアブソーバーの衝撃吸収に要する空間を設ける
必要がないため、従来、ショックアブソーバーを設ける
ことができなかった脚部下方に全く空間部のない椅子に
もショックアブソーバーを用いることができる。
また、本考案のショックアブソーバーのシリンダーと
ガス・スプリングのシリンダーとのサイズを一致させて
おくと、本考案のショックアブソーバーとガス・スプリ
ングを用いたショックアブソーバー機構との交換が可能
となり、共通の脚部を採用し顧客の要望に応じて機能を
異にする椅子を容易に提供することができる。
ガス・スプリングのシリンダーとのサイズを一致させて
おくと、本考案のショックアブソーバーとガス・スプリ
ングを用いたショックアブソーバー機構との交換が可能
となり、共通の脚部を採用し顧客の要望に応じて機能を
異にする椅子を容易に提供することができる。
第1図は本考案のショックアブソーバーを具備する脚部
の部分断面側面図、第2図は本考案のショックアブソー
バーの一例を示す断面図、第3図は本考案のショックア
ブソーバーの他の実施例を示す断面図、第4図は本考案
のショックアブソーバーを構成する固定ロッド2の固定
部分を示す断面図、及び第5図は従来のショックアブソ
ーバーを示す部分断面側面図を各々示す。 図において A……ショックアブソーバー、1……シリンダー、2…
…固定ロッド、5……固定ロッド2の太部、6……スプ
リング、7……上部ブッシュ、17……延長ロッド。
の部分断面側面図、第2図は本考案のショックアブソー
バーの一例を示す断面図、第3図は本考案のショックア
ブソーバーの他の実施例を示す断面図、第4図は本考案
のショックアブソーバーを構成する固定ロッド2の固定
部分を示す断面図、及び第5図は従来のショックアブソ
ーバーを示す部分断面側面図を各々示す。 図において A……ショックアブソーバー、1……シリンダー、2…
…固定ロッド、5……固定ロッド2の太部、6……スプ
リング、7……上部ブッシュ、17……延長ロッド。
Claims (2)
- 【請求項1】椅子脚部に垂直に装着されて椅子を支える
支柱を形成するショックアブソーバーにおいて、 該支柱には、前記椅子脚部に下端部が着脱可能に装着さ
れて垂直に固定され、上端部又は途中に他部よりも太い
太部が形成されて成る固定ロッドと、 内挿された前記固定ロッドの太部の外周面に沿って上下
動可能に設けられたシリンダーと、 非密閉状態にある前記固定ロッドの太部よりも上方のシ
リンダー内に挿入され、一端がシリンダー上部に当接し
且つ他端が固定ロッドの太部に当接してシリンダーを上
方に付勢するコイルスプリングと、 シリンダー下部に内挿され、固定ロッドの太部とシリン
ダー下部との衝突による衝撃を緩和する衝撃緩和部材と
を具備することを特徴とする椅子のショックアブソーバ
ー。 - 【請求項2】シリンダーを貫通する固定ロッドの途中に
太部が形成されている請求項第1項記載の椅子のショッ
クアブソーバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989084231U JP2536438Y2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 椅子のショックアブソーバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989084231U JP2536438Y2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 椅子のショックアブソーバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0323235U JPH0323235U (ja) | 1991-03-11 |
JP2536438Y2 true JP2536438Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=31632544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989084231U Expired - Lifetime JP2536438Y2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 椅子のショックアブソーバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536438Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5236611U (ja) * | 1975-09-05 | 1977-03-15 | ||
JPS59524Y2 (ja) * | 1979-03-30 | 1984-01-09 | トキコ株式会社 | 密閉型シリンダ装置 |
US4580749A (en) * | 1983-10-24 | 1986-04-08 | Gas Spring Company Div. Of Fichtel & Sachs Industries, Inc. | Support column unit |
-
1989
- 1989-07-18 JP JP1989084231U patent/JP2536438Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0323235U (ja) | 1991-03-11 |
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