JP2536362Y2 - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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JP2536362Y2
JP2536362Y2 JP5434991U JP5434991U JP2536362Y2 JP 2536362 Y2 JP2536362 Y2 JP 2536362Y2 JP 5434991 U JP5434991 U JP 5434991U JP 5434991 U JP5434991 U JP 5434991U JP 2536362 Y2 JP2536362 Y2 JP 2536362Y2
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JP
Japan
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weight
poles
pole
lifting object
lifting
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正則 豊田
孝志 山川
綱雄 奥村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、照明器具等の昇降物を
ポールを介して上下動自在に昇降させる昇降装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は従来例を示し、基礎部1
より2本のポール2が立設してある。2本のポール2の
上部にかけて天井部3が形成されている。一方のポール
2内にはウエイト4′がチェーン5にて吊設してある。
すなわち、ポール2の下部にはモータ6が配設されてい
て、モータ6の回転軸と天井部3の固定滑車7との間に
チェーン5が張設され、チェーン5の途中に天井部3か
らワイヤー8にて上下動自在に吊設する昇降物9の重量
と略同じ重さのウエイト4′が設けてある。
【0003】昇降物9は例えば照明器具であり、昇降物
9は、ウエイト4′に設けた遊滑車10と天井部3に設
けた固定滑車11を介してワイヤー8にて張設されてい
る。そして、モータ6を回転させることにより、チェー
ン5が回転してウエイト4′を上下動させる。ウエイト
4′の上下動に伴ってワイヤー8が上下動することで、
昇降物9が上下動するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】かかる従来例の場合、
複数本のポール2があっても、昇降物9に見合うウエイ
ト4′を1本のポール2内のみに設置しているため、機
構部、電気部分が便利で、機能的であるものの、ウエイ
ト4′が昇降物9と同等の重量としているため、また、
昇降物9を昇降させる際にポール2内でウエイト4′を
昇降させるために、ポール2径が太くなるという問題が
あった。
【0005】また、ポール2の設置の基礎部1において
も、各ポール2の重量差ができるため、つまり、ウエイ
ト4′を配設している方のポール2の方が重量的に重く
なり、基礎部1の形状が複雑化、大型化するという問題
があった。本考案は上述の点に鑑みて提供したものであ
って、ポールの形状をスリムに、また、ポール設置のた
めの基礎部に対する荷重の均等化を図ることを目的とし
た昇降装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、昇降物の重量
をポールの本数を割った重さのウエイトを各ポール内に
分散して張設したものである。
【0007】
【作用】而して、ウエイトを分散して各ポール内に設け
ることで、1つのウエイトの形状を小さく、また重さを
軽くして、ポールの形状をスリムにし、また、各ポール
の基礎部に対する荷重を均等化している。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1及び図2は従来と同様にポール2が2本の場
合を示しており、各ポール2内にウエイト4を分散して
配設した以外は、従来と同様である。すなわち、ポール
2が2本の場合は、昇降物9の重量を2で割った重さの
ウエイト4を夫々ポール2内に分散してワイヤー8にて
張設したものである。ここで、一方のウエイト4はチェ
ーン5と共に上下動するが、他方のウエイト4は固定滑
車11を介して昇降物9とワイヤー8にて張設してあ
る。
【0009】1つのウエイト4をモータ6にて昇降させ
るものであり、このウエイト4は遊滑車10とセットさ
れることにより、昇降物9のストロークの半分しか動か
なくてもよい条件とする。また、電気配線系統は、動力
系と分離することも可能であり、メンテナンスがやり易
くなる。また、ウエイト4を分散しているため、図2の
矢印に示すように、基礎部1にはほぼ均等な荷重がかか
ることになる。
【0010】図3はポール2が3本の場合を示し、昇降
物9の重量を3で割った重さのウエイト4を夫々ポール
2内に分散してワイヤー8にて張設したものである。従
って、ポール2の数で昇降物9の重量を割って、その重
さのウエイト4を夫々のポール2内に配設するようにす
れば良い。ポール2の数が多い程、1つのウエイト4の
重さを軽くでき、また、ポール2を細くすることができ
る。
【0011】
【考案の効果】本考案は上述のように、昇降物の重量を
ポールの本数を割った重さのウエイトを各ポール内に分
散して張設したものであるから、ウエイトを分散して各
ポール内に設けることで、1つのウエイトの形状を小さ
く、また重さを軽くして、ポールの形状をスリムにし、
また、各ポールの基礎部に対する荷重を均等化すること
ができ、そのため、基礎部の均一化、等分布荷重となっ
て、安定した基礎部を作り易くなり、ポールにウエイト
を分散するため、昇降物の重量が大きくても、ウエイト
が偏らず、ウエイトを細くすることができるため、ポー
ルも同時に細くすることができ、従って、ポールの制作
に当たり、意匠優先の設計も可能となり、更には、電気
配線系統を動力系統と分離することがやり易くなり、ま
た、ポールの本数が増すほど安定した昇降物の支持がで
きるという種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の構成図である。
【図2】正面から見た構成図である。
【図3】他の実施例の構成図である。
【図4】従来例の構成図である。
【図5】従来例の正面から見た構成図である。
【符号の説明】
1 基礎部 2 ポール 3 天井部 4 ウエイト 8 ワイヤー 9 昇降物

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎部より複数本のポールを立設し、ポ
    ールの上部に形成した天井部から昇降物を吊設し、この
    昇降物をモータにて張設した吊り具により上下動自在に
    吊設し、昇降物と略同じ重量のウエイトをポール内にワ
    イヤーを介して昇降物と張設した昇降装置において、昇
    降物の重量をポールの本数を割った重さのウエイトを各
    ポール内に分散して張設したことを特徴とする昇降装
    置。
JP5434991U 1991-07-15 1991-07-15 昇降装置 Expired - Lifetime JP2536362Y2 (ja)

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JPH055776U JPH055776U (ja) 1993-01-26
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JPH0982129A (ja) * 1995-09-11 1997-03-28 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 3軸同期昇降制御システム

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JPH055776U (ja) 1993-01-26

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