JP2536320Y2 - テーブルリフター - Google Patents

テーブルリフター

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JP2536320Y2
JP2536320Y2 JP6607293U JP6607293U JP2536320Y2 JP 2536320 Y2 JP2536320 Y2 JP 2536320Y2 JP 6607293 U JP6607293 U JP 6607293U JP 6607293 U JP6607293 U JP 6607293U JP 2536320 Y2 JP2536320 Y2 JP 2536320Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テーブルリフターに関
し、例えば自動車の整備等を行う際に該自動車を昇降す
るための架台として使用されるテーブルリフターに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の整備等に使用するテーブ
ルリフターは、地面に固定された基台と、該基台に対向
して設けられた自動車を載置するテーブル台と、該基台
とテーブル台とを連結すべく略X状に交差した一対の支
持アーム体と、該支持アーム体の交差した部分をそれぞ
れ連結した連結軸と、該連結軸にロッドの先端を固定
し、前記基台に回動自在に設けられたシリンダーと、該
シリンダーに流体を流入出すべく流体用ホースとから構
成されてなる。
【0003】即ち、上記テーブルリフターを使用して自
動車を持ち上げる場合は、先ずテーブル台を基台側に下
降移動させ、該テーブル台に自動車を載置せしめ、その
後流体用ホースに流体を流出してシリンダーを作動する
ことで該シリンダーのロッドに連結された連結軸を押圧
して該連結軸に連結された支持アームを上方へ移動する
ことでテーブル台を上昇させて該テーブル台に載置され
た自動車を持ち上げるべく使用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテーブルリフターにおいては下記のような問題点が
あった。即ち、従来のテーブルリフターは重量のある自
動車を持ち上げるのに使用されるために、昇降時におい
てテーブル台を常に水平状態に維持すべく径の大きな1
本のシリンダーが使用されてなる。しかしながら、前記
シリンダーは径が大きいためにテーブル台を基台側に下
降移動した際、テーブルリフターの上下方向の厚さを少
なくとも前記シリンダーの径と同寸法必要とするため
に、テーブルリフターの上下方向の厚さが厚くなり、使
用中に自動車のシャーシ部分を該テーブル台で傷つける
という問題点があった。
【0005】このため、テーブルリフターを埋め込んで
床面よりの上下方向の厚さを薄くすることも考えられる
が、工場の1階部分では埋め込みの深さが十分に取れる
ために容易に埋め込んで取付けできるものの、2階以上
では床の厚さがないためにテーブルリフターを埋め込む
ことができず、このため2階以上ではテーブルリフター
を使用することができないという欠点があった。
【0006】さらに、シリンダーは径が大きくなるにし
たがってコストが高くなるために、装置全体のコスト高
をまねくという欠点があった。
【0007】そこで、複数のシリンダーを用いることで
テーブルリフターの上下方向の厚さを薄くすることも考
えられるが、この場合は各シリンダーのロッドを同時に
同距離進退することができずテーブル台が昇降中に傾斜
するという欠点があった。
【0008】それ故に、本考案は上記従来の問題点を解
決するためになされたもので、テーブル台を基台側に下
降移動した際に、テーブル台と基台との上下方向の厚さ
を薄く構成することで自動車のシャーシ部分を傷つける
ことなく使用することができるテーブルリフターを提供
することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本考案は上記課題
を解決するために、床面に取り付けられた基台と、自動
車等の重量物を載置するためのテーブル台と、該基台と
テーブル台との間に設けられた支持アーム体と、前記テ
ーブル台を昇降すべく該基台とテーブル台との間に設け
られ、流体の流入出管体を介して流体を流入出すること
でテーブル台を昇降するシリンダーとからなるテーブル
リフターにおいて、前記シリンダー14が一端側を同一の
連結部15に軸支した複数本のシリンダー14…からなり、
しかも各シリンダー14…にはシリンダー14…のロッド14
a …を同時に同距離進退すべく流入出用管体19に連結さ
れた流体分配機16が設けられてなることにある。
【0010】
【作用】本考案のテーブルリフターを使用して自動車を
持ち上げる場合は、先ずテーブル台4を基台1側に下降
移動した後、自動車のシャーシ部分の中央に該テーブル
リフターを位置する。この際、前記テーブルリフターは
一端側を同一の連結部15に軸支した複数のシリンダー14
…が一体的に設けられてなるために、該テーブル台4を
基台1側に下降移動した際、該テーブル台4と基台1と
の上下方向の厚さを薄くすることができるのでテーブル
台4に自動車のシャーシ部分を傷つけることなく使用す
ることができることとなる。
【0011】その後、流体を流入出用管体を介して前記
シリンダー14…に流入して該シリンダー14…のロッドを
進出させてテーブル台4を上昇することで自動車を持ち
上げる。この際、前記シリンダー14…には該シリンダー
14…のロッド14a …を同時に同距離進退すべく流入出用
ホース19に連結された流体分配機16が設けられてなるた
めに、前記テーブル台4を基台1に対して常に水平の状
態で昇降することができる。
【0012】
【実施例】以下、本考案のテーブルリフターの一実施例
について、図面に従って説明する。
【0013】図1において、1は略長方形状の基台で、
該基台1の四隅で対向する短尺辺1a, 1aの外側にはそれ
ぞれ先端側に内方向がテーパー状に形成されたローラー
2を軸支した筒体3が固定されてなる。
【0014】4は前記基台1に対向して設けられ、該基
台1より長寸に形成された略長方形状のテーブル台で、
該テーブル台4の四隅で対向する長尺片4a, 4aの外側に
は先端部分がスライド自在で、上面にラバー体15a の貼
着された4個の補助アーム体5,5,5,5が回動自在
に軸支されてなる。
【0015】6,6は前記基台1とテーブル台4との間
に介装され、略X字状に交差すべく中央部が回動自在に
軸支された一対の支持アーム体で、該支持アーム体6,
6の該テーブル台4側の一方はテーブル台4に回動自在
に軸支され、他方側はテーブル台4の裏面に設けられた
ガイドレ−ル7,7に沿って移動すべくローラー8,8
が軸支され、該支持アーム体6,6の該基台1側で前記
テーブル台4に回動自在に軸支された部分に対向する側
は基台1に沿って移動すべくローラー9,9が軸支さ
れ、前記ローラー8,8が軸支された部分に対向する側
は基台1に回動自在に軸支されてなる。
【0016】10は前記支持アーム体6,6の略X字状に
交差した部分を連結した連結軸を示す。
【0017】図2に於いて、11,11は前記支持アーム体
6,6の連結部分の近傍に対向して軸支された一対の板
状の揺動片で、該揺動片11,11間には略直方体状の連結
体12が軸支され、該揺動片11,11の先端側にはローラー
13,13が軸支されてなる。
【0018】図3に於いて、14,14は前記基台1の前記
支持アーム体6,6が軸支された側に固定された連結部
15に回動自在に軸支され、径を前記支持アーム体6,6
の幅と略同一に形成された一対の油圧シリンダーで、該
油圧シリンダー14,14のロッド14a, 14aの先端は前記連
結体12に固定されてなる。16は前記油圧シリンダー14,
14間に設けられたオイル分配機で、該オイル分配機16の
両端側と該前記油圧シリンダー14,14とがホース17、17
を介して連結されてなる。18, 18はそれぞれの前記ホー
ス17、17の中途部に設けられたチェックバルブを示す。
【0019】図1に於いて、19は前記オイル分配機16に
オイルを移送するためのオイル流入出用ホースで、基台
1に設けられた前記連結部15に穿設された連結孔20及び
筒体3に固定された挿通台21に挿通してエアー駆動用ポ
ンプ(図示せず)に連結されてなる。22は前記エアー駆
動用ポンプよりエアーを移送するためのエアー流入出用
ホースを示す。
【0020】図3〜4に於いて、23は前記他方の板体6
b, 6bの基台1側に設けられ、複数の切欠部23a …の形
成された係止体を示す。24は前記係止体23の切欠部23a
…に係合すべくバネにより下方に付勢された一対の爪部
24a, 24aを有する板状の係合体で、前記エアー移送用ホ
ース22に管25a 介して連結されたエアーシリンダ−25に
より上下動すべく構成されてなる。なお、前記係止体23
と係合体24とによりストッパー機構26が構成されてな
る。
【0021】本考案のテーブルリフター28は以上の構成
よりなり、次に該テーブルリフター28を使用して自動車
29を持ち上げる場合について説明する。
【0022】先ず、図5に示すようにエアー駆動用ポン
プによりオイルをオイル流入出用ホース19を介して該エ
アー駆動用ポンプ側に移送させて油圧シリンダー14, 14
のロッド14a, 14aを後退するとともに、該テーブル台4
と基台1との間に介装された支持アーム体6,6を折り
畳んでテーブル台4を基台1側に下降移動する。この
際、前記テーブル台4を移動する油圧シリンダー14, 14
は支持アーム体6,6の幅と略同径に形成され、連結部
15に回動自在に軸支され、しかも該連結部15にオイル移
送用ホース19を挿通する連結孔20が一体的に設けられて
なり、しかも該シリンダー14, 14のロッド14a, 14aが揺
動片11, 11に連結体12を介して基台1に対して水平方向
に連結されてなるために、前記テーブル台4は基台1に
一体的に収納されテーブルリフター28の上下方向の厚さ
を薄く構成することができることとなる。
【0023】その後、図6に示すように、自動車29を前
記テーブルリフター28の上方に移動させた後、前記エア
ー駆動用ポンプによりオイルを流出しオイル流入出用ホ
ース19を介して前記油圧シリンダー14, 14側に移送させ
て該油圧シリンダー14, 14のロッド14a, 14aを進出させ
るとともに、前記支持アーム体6,6の前記基台1側及
びテーブル台4側に設けられたローラー8,8.9,9
がそれぞれ回転移動して該支持アーム体6,6を上方に
伸長させて前記テーブル台4を上昇に移動する。この
際、図7に示すように前記油圧シリンダー14, 14のロッ
ド14a, 14aは、水平方向に進出して該ロッド14a, 14aに
連結された連結体12を押圧して、該連結体12に軸支され
た揺動片11, 11のローラー13, 13を回転させながら上方
へ起立回動させ前記テーブル台4を上方に押し上げるこ
とで前記油圧シリンダー14, 14は基台1に対して傾斜す
ることとなるので、該テーブル台4をスムーズに上昇さ
せることができることとなる。
【0024】しかも、前記オイル分配機16によりオイル
がオイル流入出用ホース19を介して等量づつ前記油圧シ
リンダー14, 14に移送されることで、該油圧シリンダー
14,14のロッド14a, 14aは同時に同一距離進出して前記
テーブル台4を常に水平の状態で上昇移動することがで
きる。
【0025】さらに、図8に示すように前記支持アーム
体6,6の前記基台1側でローラー9,9移動する側に
はストッパー機構26が設けられてなるために、前記テー
ブル台4を上昇する際はエアーシリンダ−25に管25a 介
してエアーを移送して係合体24を上方に押し上げた状態
で移動させ、該テーブル台4を上昇させた位置で該エア
ーシリンダ−25よりエアーを抜き取ることでバネにより
下方に付勢された一対の爪部24a, 24aを係止体23の切欠
部23a …に係合させて前記支持アーム体6,6の移動を
係止することができることとなる。
【0026】また、前記テーブル台4に設けられた補助
アーム5…をそれぞれ該テーブル台4に対して外方向に
回動することにより、該テーブル台4上の自動車29を安
定した状態に載置することができる。
【0027】その後、前記オイル流入出用ホース19及び
エアー流入出用ホース22を前記連結部15の孔20より取り
外した後、前記テーブルリフター28を前記基台1に設け
られたローラー2…によりレール30に沿って所定の位置
まで遠隔操作により移動する。この際、前記ローラー2
…がテーパー状に形成されてなるために、基台1の底面
が床面に接することなく前記テーブルリフター28を移動
することができる。
【0028】そして、前記載置された自動車29のシャー
シ部分を修理等を行なった後、再度元の位置にレール30
に沿って遠隔移動させ、その後前記エアー駆動用ポンプ
に連結されたオイル流入出用ホース19及びエアー流入出
用ホース22を前記連結部15の孔20に挿入して該テーブル
台4を基台1側に下降移動する。この際、前記揺動片1
1, 11は起立した状態で前記テーブル台4を係止した後
に油圧シリンダー14, 14のロッド14a, 14aが後退して該
揺動片11, 11を水平方向に回動させて安定した状態でテ
ーブル台4に載置された自動車29を床面に位置させる。
【0029】尚、上記実施例では、一対のシリンダーを
使用することでテーブル台を昇降したが、本考案のシリ
ンダーの本数はこれに限定されるものでなく、例えば3
本であってもよい。要は、複数のシリンダーを使用する
ことにより、テーブル台を基台側に下降移動した際に、
該テーブル台と基台との上下方向の厚さを薄くすること
ができるならシリンダーの本数は問うものでない。
【0030】又、上記実施例では、一対のシリンダーを
同時に同じ量進退するために該シリンダー間にエアー分
配機を設けたが、本考案のシリンダーのロッドを同時に
同じ距離進退するための手段はこれに限定されるもので
なく、例えば各シリンダーにそれぞれエアーの同調計を
取り付けてエアーの移送量を調整することでシリンダー
のロッドを同時に同じ距離進退してもよい。要は、2以
上のシリンダーのロッドを同時に同じ距離進退すること
ができるならその手段は問うものでない。
【0031】更に、上記実施例では、シリンダーのロッ
ドに連結体を介して揺動片を軸支したが、本考案の揺動
片の連結はこれに限定されるものでなく、例えば油圧シ
リンダーのロッドに直接揺動片を軸支すべく構成しても
よい。要は、テーブル台が基台側にある進出初期時に該
テーブルを上方に押圧することができるならその構成は
問うものでない。
【0032】又、上記実施例では、補助アーム体を設け
ることでテーブル台上に形状の相違する自動車であって
も安定した状態で載置すべく構成したが、例えばテーブ
ル台を幅方向にスライド自在にすることにより、該テー
ブル台の形状を変化させて形状の相違する自動車であっ
ても安定した状態で載置すべく構成することも可能であ
る。要は、テーブル台上で形状の相違する自動車を安定
した状態で載置することができるならその手段は問うも
のでない。
【0033】更に、上記実施例では、テーブルリフター
を基台に設けられたローラーでレールに沿って移動すべ
く構成したが、該テーブルリフターに移動用のローラー
を設けることは必須の条件ではない。
【0034】又、上記実施例では、テーブルリフターを
使用して自動車を持ち上げたが、本考案のテーブルリフ
ターの使用はこれに限定されるものでなく、例えば建築
機械の持ち上げ用としても使用することも可能である。
【0035】
【考案の効果】叙上の様に、本考案のテーブルリフター
はシリンダーを同一の連結部に軸支した複数本のシリン
ダーから構成されてなるのでシリンダーの径を小さく形
成することができ、このため従来のように1本のシリン
ダーでテーブル台を昇降するのに比しテーブル台が基台
側に下降移動した際に、該テーブルと基台との上下方向
の厚さを最小にすることができるので、基台部分を地面
に埋め込んだりすることなく、自動車のシャーシ部分を
傷つけることなくテーブルリフターを使用することがで
きるという顕著な効果がある。
【0036】しかも、前記シリンダーには分配機が設け
られてなるために、シリンダーのロッドを同時に同距離
進退することができるのでテーブル台を昇降する際に、
該テーブル台を常に水平の状態に維持することができ安
定した状態で自動車等の載置物を昇降することができる
という利点がある。
【0037】しかも、複数のシリンダーを使用すること
により、径の大きなシリンダーを使用するのに比しコス
トを低減することができるという利点がある。
【0038】また、前記連結部には流入出用管体の連結
孔が一体的に設けられてなることにより少ない部品点数
で流入出用管体の連結部を形成することができるという
利点がある。
【0039】さらに、シリンダーのロッドには、テーブ
ル台の進出初期時に該テーブル台を上方に押し上げるべ
く揺動片が連結されてなるために、テーブル台が基台側
の下降側に移動した際、シリンダーの連接部分を折りた
たみ上下方向の厚さを最小にするとともに、進出初期時
にテーブル台を揺動片が押し上げてシリンダーを基台に
対して傾斜させることでスムーズにテーブル台を上昇
し、またテーブル台を下降する際は起立状態の揺動片で
該テーブル台を一端停止させた後、該揺動片の回動で安
定した状態で床面に自動車等の載置物を位置させること
ができるという利点がある。
【0040】また、支持アーム体の基台に慴動自在に設
けられた側には、シリンダーの進退に応じて該支持アー
ム体を所定位置で係止するための係止手段が設けられて
なるために、テーブル台を昇降した所定の位置で前記支
持アーム体を係止することができるので、常に安定した
状態でテーブル台を支持することができるという利点が
ある。
【0041】さらに、テーブル台には、該テーブル台上
の自動車等の重量物を安定した状態に載置するための補
助アーム体が設けられてなるために、該補助アーム体を
回動することで、テーブル台に載置する種々の大きさの
自動車に対応することができるという利点がある。
【0042】また、基台の対向した両側面にはレールに
沿って基台を移動するためのローラー体が設けられてな
るために、テーブル台に自動車等を載置した状態で移動
することができるので、従来のように作業者が作業ごと
に移動するような煩雑さを解消することができるという
利点がある。 〔考案の詳細な説明〕
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に於けるテーブルリフターの一実施例を
示す一部破断面斜視図。
【図2】シリンダーを示す一部断面正面図。
【図3】シリンダーを示す一部断面平面図。
【図4】ストッパー機構を示す斜視図。
【図5】テーブルリフターの使用例を示す一部断面側面
図。
【図6】テーブルリフターの使用例を示す平面図。
【図7】揺動片の移動を示す断面図。
【図8】係止体の移動を示す一部断面側面図。
【符号の説明】
1…基台 2…ローラー 4…テーブル台 5…補助アーム体 6…支持アーム体 11…揺動片 14…シリンダー 14a …ロッド 15…連結部 19…流入出用管体 20…連結孔 16…流体分配機 30…レール

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に取り付けられた基台と、自動車等
    の重量物を載置するためのテーブル台と、該基台とテー
    ブル台との間に設けられた支持アーム体と、前記テーブ
    ル台を昇降すべく該基台とテーブル台との間に設けら
    れ、流体流入出用管体を介して流体を流入出することで
    テーブル台を昇降するシリンダーとからなるテーブルリ
    フターにおいて、前記シリンダー(14)が一端側を同一の
    連結部(15)に軸支した複数本のシリンダー(14)…からな
    り、しかも各シリンダー(14)…にはシリンダー(14)…の
    ロッド(14a) …を同時に同距離進退すべく流入出用管体
    (19)に連結された流体分配機(16)が設けられてなること
    を特徴とするテーブルリフター。
  2. 【請求項2】 前記連結部(15)には流体の流入出用管体
    (19)の連結孔(20)が一体的に設けられてなる請求項1記
    載のテーブルリフター。
  3. 【請求項3】 前記シリンダー(14)…のロッド(14a) …
    には、テーブル台(4)が基台(1) 側の下降位置にある進
    出初期時に該テーブル台(4) を上方に押し上げるべく揺
    動片(11)が連結されてなる請求項1又は2記載のテーブ
    ルリフター。
  4. 【請求項4】 前記支持アーム体(6) が、略X状に交差
    した一対の支持アーム体(6), (6)からなり、しかも該支
    持アーム体(6), (6)の一端側は基台(1) 及びテーブル台
    (4) に慴動自在に設けられ、他端側は基台(1) 及びテー
    ブル台(4) に軸支され、しかも基台(1) に慴動自在に設
    けられた側にはシリンダーの進退に応じて該支持アーム
    (6) …を所定位置で係止するための係止手段が設けられ
    てなる請求項1乃至3いずれかに記載のテーブルリフタ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記テーブル台(4) には、該テーブル台
    (4) 上の自動車等の重量物を安定した状態に載置するた
    めの補助アーム体(5) が設けられてなる請求項1乃至4
    いずれかに記載のテーブルリフター。
  6. 【請求項6】 前記基台(1) の対向した両側面にはレー
    ル(30)に沿って該基台(1) を移動するためのローラー体
    (2) が設けられてなる請求項1乃至5いずれかに記載の
    テーブルリフター。
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