JP2536060B2 - ピリジルピリミジン誘導体およびそれを有効成分とする植物病害防除剤 - Google Patents

ピリジルピリミジン誘導体およびそれを有効成分とする植物病害防除剤

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JP2536060B2
JP2536060B2 JP63122845A JP12284588A JP2536060B2 JP 2536060 B2 JP2536060 B2 JP 2536060B2 JP 63122845 A JP63122845 A JP 63122845A JP 12284588 A JP12284588 A JP 12284588A JP 2536060 B2 JP2536060 B2 JP 2536060B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新規なピリジルピリミジン誘導体およびそれ
を有効成分とする植物病害防除剤に関する。
〈従来の技術〉 これまで、ピリジルピリミジン誘導体が殺菌活性を有
することなどは何ら知られていない。またピリジルピリ
ミジン誘導体としては、例えば4−メチル−2−(2−
ピリジル)ピリミジンの合成例がJ.Org.Chem.,32,1591
(1967)に記載されており、N,N−ジメチル−2−(6
−メチル−2−ピリジル−ピリミジン−4−イルチオ)
エチルアミンがフレオマイシン(医薬)の増強剤として
用いられることがAust.J.Chem.,35,1203(1982)に記載
されているにすぎない。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、多くの植物病害に対して予防的あるいは治
療的に防除効力を有する化合物の開発を目的とするもの
である。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは、上記目的を達成するために、鋭意検討
を重ねた結果、一般式 〔式中、nは0〜5の整数を表わし、R1は同一または相
異なっていてもよく、低級アルキル基、低級アルコキシ
基、低級アルキルチオ基、低級ハロアルキル基、低級カ
ルボアルコキシ基、シアノ基、フェニル基またはハロゲ
ン原子を表わし、Aは酸素原子または硫黄原子を表わ
し、R2、R3、R4およびR5は同一または相異なっていても
よく、水素原子または低級アルキル基を表わし、R6は水
素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アル
ケニルオキシ基または低級アルキニルオキシ基を表わ
す。〕 で示されるピリジルピリミジン誘導体(以下、本発明化
合物と記す。)が優れた殺菌活性を有することを見出
し、本発明に至った。
本発明化合物によって防除できる植物病害としては、
イネのいもち病(Pyricularia oryzae)、ごま葉枯病
(Cochliobolus miyabeanus)、紋枯病(Rhizoctonia s
olani)、ムギ類のうどんこ病(Erysphe graminis f.s
p.hordei,E.g.f.sp.tritici)、斑葉病(Pyrenophora g
raminea)、網斑病(Pyrenophora teres)、紅色雪腐病
(Fusarium nivale)、さび病(Puccinia striiforms,
P.graminis,P.recondita,P.hordei)、眼紋病(Pseudoc
ercosporella herpotrichoides)、雲形病(Rhynchospo
rium secalis)、葉枯病(Septoria tritici)、ふ枯病
(Leptosphaeria nodorum)、カンキツの黒点病(Diapo
rthe citri)、そうか病(Elsinoe fawcetti)、リンゴ
のうどんこ病(Podosphaera leucotricha)、斑点落葉
病(Alternaria mali)、黒星病(Venturia inaequali
s)、ナシの黒星病(Venturia nashicola)、黒斑病(A
lternaria kikuchiana)、モモの灰星病(Sclerotinia
cinerea)、ブドウの黒とう病(Elsinoe ampelina)、
晩腐病(Glomorella cingulata)、うどんこ病(Uncinu
la necator)、ウリ類の炭そ病(Colletotrichum lagen
arium)、うどんこ病(Sphaerotheca fuliginea)、ト
マトの輪紋病(Alternaria solani)、疫病(Phytophth
ora infestans)、ナスの褐紋病(Phomopsis vexan
s)、アブラナ科野菜の黒斑病(Alternaria japonic
a)、白斑病(Cercosporella brassicae)、ネギのさび
病(Puccinia allii)、ダイズの紫斑病(Cercospora k
ikuchii)、黒とう病(Elsinoe glycines)、インゲン
の炭そ病(Colletotrichum lindemuthianum)、ラッカ
セイの黒渋病(Mycosphaerella personatum)、褐斑病
(Cercospora arachidicola)、エンドウのうどんこ病
(Erysiphe pisi)、ジャガイモの夏疫病(Alternaria
solani)、テンサイの褐斑病(Cercospora beticol
a)、バラの黒星病(Diplocarpon rosae)、うどんこ病
(Sphaerotheca pannosa)、種々の作物の灰色かび病
(Botrytis cinerea)、菌核病(Sclerotinia scleroti
orum)等があげられる。
次に本発明化合物の製造法について詳しく説明する。
本発明化合物のうち一般式 〔式中、n、A、R1、R2、R3およびR5は前記と同じ意味
を表わし、R4′は低級アルキル基を表わし、R6′は水素
原子を表わす。〕 で示されるピリジルピリミジン誘導体は、一般式 〔式中、n、A、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を表
わす。〕 で示されるピコリンアミジン誘導体またはその塩と一般
〔式中、R4′およびR5は前記と同じ意味を表わし、R7
低級アルキル基を表わす。〕 で示されるβ−オキソアセタール誘導体を塩基の存在下
に反応させることによって得られる。
ピコリンアミジン誘導体の塩としては、例えば塩酸
塩、臭化水素酸塩、酢酸塩、蟻酸塩等があげられる。
上記反応において、標準的には、反応温度は50〜150
℃、反応時間は30分間〜6時間である。また反応に供さ
れる試剤の量は、ピコリンアミジン誘導体〔III〕また
はその塩1当量に対して、β−オキソアセタール誘導体
〔IV〕は1〜1.5当量であり、塩基は触媒量〜2.5当量で
ある。
上記反応において、反応溶媒は必ずしも必要ではない
が、一般的には溶媒の存在下に行なわれる。使用しうる
溶媒としては、メタノール、エタノール等の低級アルコ
ール類、ジオキサン、エトラヒドロフラン等の環状エー
テル類、ピリジン、N,N−ジメチルホルムアミド等が挙
げられる。
塩基としては、ナトリウムメトキシド等のアルカリ金
属アルコキシド、トリエチルアミン、N,N−ジエチルア
ニリン等の有機塩基が挙げられる。なお、通常、メタノ
ールあるいはエタノール中ナトリウムメトキシドあるい
はナトリウムエトキシドにより反応することが好まし
い。
反応終了後の反応液は、減圧濃縮等の通常の後処理を
行い、必要に応じ、クロマトグラフィー等の操作によっ
て目的化合物が得られる。
また、本発明化合物のうち一般式 〔式中、n、A、R1、R2、R3、R4およびR5は前記と同じ
意味を表わし、R6″は低級アルコキシ基、低級アルケニ
ルオキシ基、または低級アルキニルオキシ基を表わ
す。〕 で示されるピリジルピリミジン誘導体は、一般式 〔式中、n、A、R1、R2、R3、R4およびR5は前記と同じ
意味を表わし、Xはハロゲン原子を表わす。〕 で示されるハロピリミジン誘導体と一般式 R6″Y 〔VII〕 〔式中、R6″は前記と同じ意味を表わし、Yはアルカリ
金属原子を表わす。〕 で示されるアルカリ金属誘導体とを反応させることによ
って得られる。
該アルカリ金属誘導体のアルカリ金属原子としては、
例えばナトリウム、カリウム等が挙げられる。
上記反応において標準的には、反応温度は10〜120
℃、反応時間は20分間〜48時間である。
また上記反応に供される試剤の量は、通常、上記一般
式〔VI〕で示されるハロピリミジン誘導体1当量に対し
て、一般式〔VII〕で示されるアルカリ金属誘導体が1
〜1.5当量である。
上記反応において、反応溶媒は必ずしも必要ではない
が、一般的には溶媒の存在下に行なわれる。使用しうる
溶媒としては、一般式〔VII〕にあげるR6″に対応する
アルコール、例えば、メタノール、エタノール、アリル
アルコール、プロパルギルアルコール等あるいは、ジエ
チルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエ
ーテル類、トルエン等の芳香族炭化水素類あるいはそれ
らの混合物等があげられる。
反応終了後の反応液は、減圧濃縮等の通常の後処理操
作を行ない、必要に応じクロマトグラフィー、再結晶等
の操作により目的化合物が得られる。
本発明化合物のうち一般式 〔式中、n、A、R1、R2、R3、R4およびR5は前記と同じ
意味を表わし、R6は低級アルキル基を表わす。〕 で示されるピリジルピリミジン誘導体は一般式〔VI〕で
示されるハロピリミジン誘導体と一般式 R8CH(COOR9)2 〔IX〕 〔式中、R8は水素原子または低級アルキル基を表わし、
R9は低級アルキル基を表わす。〕 で示されるマロン酸ジエステル誘導体とを塩基の存在下
反応させた後、加水分解し、さらに脱炭酸することによ
り得られる。
上記一般式〔VI〕で示されるハロピリミジン誘導体と
一般式〔IX〕で示されるマロン酸ジエステル誘導体との
反応において、該反応に用いられる塩基としては、例え
ば、水素化ナトリウム等の水素化アルカリ金属類、n−
ブチルリチウム等のアルキルリチウム類、リチウムジイ
ソプロピルアミド(LDA)等のリチウムジアルキルアミ
ド類、ナトリウムメトキシド等のアルカリ金属アルコキ
シド類、水酸化ナトリウム等の水酸化アルカリ金属類等
があげられる。
上記反応において標準的には、反応温度は0〜150
℃、反応時間は30分間〜24時間であり、該反応に供され
る試剤の量は、通常、上記一般式〔VI〕で示されるハロ
ピリミジン誘導体1当量に対して、一般式〔IX〕で示さ
れるマロン酸ジエステル誘導体および塩基は夫々1〜2
当量である。
上記反応において、反応溶媒は必ずしも必要ではない
が、一般的には溶媒の存在下に行なわれる。使用しうる
溶媒としては、アセトニトリル等のニトリル類、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、クロ
ロホルム等のハロ炭化水素類、ベンゼン、トルエン等の
芳香族炭化水素類、クロロベンゼン等のハロ芳香族炭化
水素類、アセトン、メチルイソブチルケトン等のケトン
類、酢酸エチル等のエステル類、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物またはそれらの混合物等
が挙げられる。
上記反応の終了後、これを加水分解および脱炭酸する
ことにより目的化合物に導びくことができる。代表的に
は上記、一般式〔VI〕で示されるハロピリミジン誘導体
1当量に対して2.1〜5当量の塩基、例えば水酸化ナト
リウム等の水酸化アルカリ金属類、または炭酸ナトリウ
ム等のアルカリ金属炭酸塩等の水溶液あるいはメタノー
ル、エタノール等の低級アルコールと該塩基の水溶液と
の混合溶液を加えて反応温度10〜100℃、反応時間10分
間〜24時間でアルカリ加水分解反応を行う。次いで、反
応液に上記一般式〔VI〕で示されるハロピリミジン誘導
体1当量に対して2.5〜6当量の酸、例えば硫酸等の無
機酸または酢酸等の有機酸を加えて、反応温度20〜150
℃、反応時間10分間〜24時間で脱炭酸反応を行う。
反応終了後は、水酸化ナトリウム等の水酸化アルカリ
金属類、水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ土類金属
類、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩、重曹等の
アルカリ金属炭酸水素塩、トリエチルアミン等の有機塩
基等で反応液を中性にした後、減圧濃縮、抽出等の通常
の後処理を行い、必要に応じて再結晶、カラムクロマト
グラフィー等の操作に付すことにより目的化合物を得る
ことができる。
本発明化合物のうち一般式 〔式中、n、A、R1、R2、R3およびR5は前記と同じ意味
を表わし、R4″およびR6′は水素原子を表わす。〕 で示されるピリジルピリミジン誘導体は、一般式〔II
I〕で示されるピコリンアミジン誘導体の塩と一般式 〔式中、R5は前記と同じ意味を表わし、R10は低級アル
キル基を表わす。〕 で示されるアセタール誘導体とを反応させることによっ
て得ることができる。
上記反応において、標準的には、反応温度は50〜150
℃、反応時間は30分間〜6時間である。反応に供される
試剤の量は、一般式〔III〕で示されるピコリンアミジ
ン誘導体の塩1当量に対し一般式〔XI〕で示されるアセ
タール誘導体は1.5〜10当量である。
上記反応において反応溶媒は使用しうるが、好ましく
は反応溶媒を用いずに行う。
反応終了後は、減圧濃縮、抽出等の通常の後処理を行
い、必要に応じて、再結晶、カラムクロマトグラフィー
等の操作に付すことにより目的化合物を得ることができ
る。
さらに本発明化合物のうち、一般式〔II〕で示される
ピリジルピリミジン誘導体は一般式 〔式中、R2、R3、R5は前記と同じ意味を表わし、Zはハ
ロゲン原子を表わし、R4′は低級アルキル基を表わし、
R6′は水素原子を表わす。〕 で示されるピリジルピリミジン誘導体と、一般式 〔式中、n、R1およびAは前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるベンゼン誘導体とを塩基の存在下に反応させ
ることによっても得ることができる。
該反応に用いられる塩基としては、例えば、金属ナト
リウム等のアルカリ金属類、水酸化ナトリウム等の水酸
化アルカリ金属類、水素化ナトリウム等の水素化アルカ
リ金属類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等があげられ
る。
上記反応において、標準的には、反応温度は0〜250
℃、反応時間は30分間〜100時間であり、該反応に供さ
れる試剤の量は、通常、上記一般式〔XII〕で示される
ピリジルピリミジン誘導体、1当量に対して、一般式
〔XIII〕で示されるベンゼン誘導体および塩基は夫々1
〜5当量である。
上記反応において、反応溶媒は必ずしも必要ではない
が、一般的には、溶媒の存在下に行なわれる。使用しう
る溶媒としては、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、スルホラン等があげられる。
該反応においては、反応を円滑に進行させるために、
触媒を存在させることも可能である。
触媒としては、銅および酸化銅、塩化第一銅、塩化第
二銅等の銅化合物があげられる。使用しうる量は、一般
式〔XII〕で示されるピリジルピリミジン誘導体1当量
に対して触媒は、0.01〜5当量である。
反応終了後は、減圧濃縮、抽出等の通常の後処理を行
い、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等
の操作に付すことにより目的化合物を得ることができ
る。
尚、前記一般式〔I〕で示される本発明化合物は、こ
れに、常法に従がい塩化水素、臭化水素、硫酸、硝酸等
の強酸を作用させることにより、夫々の塩に導びくこと
ができる。
これらの塩を製造する場合、通常、一般式〔I〕で示
される本発明化合物を触媒に溶解し、氷冷下ないし室温
にて酸を気体あるいは水溶液にて1当量加えて10分〜1
時間放置した後、減圧濃縮等の後処理を行い、必要に応
じて再結晶等によって処理する。
反応溶媒としてはメタノール、エタノール等の低級ア
ルコール、トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素、エ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ
ーテル類、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、ア
セトン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、ヘキ
サン等の炭化水素類、水あるいはそれらの混合物等があ
げられる。
次に本発明化合物を製造する場合の原料化合物である
一般式〔VI〕で示されるハロピリミジン誘導体および一
般式〔III〕で示されるピコリンアミジン誘導体は、た
とえば以下の合成ルートで合成することができる。
〔式中、n、A、R1、R2、R3、R4、R5は前記と同じ意味
を表わし、R11およびR12は低級アルキル基を表わし、M
はアルカリ金属原子を表わす。〕 すなわち、J.Org.Chem.,48,1375〜1377(1983)等に
記載されている方法で得られる一般式〔XIV〕で示され
るシアノピリジン誘導体と一般式〔XV〕で示されるアル
コキシドとを反応させることにより、一般式〔XVI〕で
示されるイミデート誘導体が得られ、該イミデート誘導
体とアンモニウム塩とを反応させることにより、一般式
〔III〕で示されるピコリンアミジン誘導体が得られ
る。
次いでこのようにして得られる該ピコリンアミジン誘
導体またはその塩と一般式〔XVII〕で示されるβ−オキ
ソカルボン酸エステルとを塩基の存在下に反応させるこ
とにより、一般式〔XVIII〕で示されるヒドロキシピリ
ミジン誘導体が得られ、該ヒドロキシピリミジン誘導体
とハロゲン化剤とを反応させることにより、一般式〔V
I〕で示されるハロピリミジン誘導体が得られる。
以下に、上記の製法につき詳細に説明する。
一般式〔XIV〕で示されるシアノピリジン誘導体と、
一般式〔XV〕で示されるアルコキシドとの反応に於い
て、用いられるアルコキシドのアルカリ金属原子として
は例えば、ナトリウム原子、カリウム原子等が挙げられ
る。
また該反応において、標準的には反応温度は10〜50
℃、反応時間は1〜48時間であり、反応に供される試剤
の量は一般式〔XIV〕で示されるシアノピリジン誘導体
1当量に対して一般式〔XV〕で示されるアルコキシドは
0.1〜1当量である。
上記反応において、反応溶媒は必ずしも必要ではない
が、一般的には溶媒の存在下に行なわれる。
使用しうる溶媒としては、一般式〔XV〕で示されるア
ルコキシドのR11に対応の低級アルコール、例えば、メ
タノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、n−ブチルアルコール等であり、
好ましくはメタノール、エタノールがあげられる。
反応終了後の反応液は、酸により中和し、減圧濃縮し
た後、有機溶媒に溶解し、不溶のアルカリ金属塩を去
し、液を減圧濃縮して、必要に応じ、蒸留等の操作に
付し、目的の一般式〔XVI〕で示されるイミデート誘導
体を得ることができる。
次に上記で得られた一般式〔XVI〕で示されるイミデ
ート誘導体とアンモニウム塩との反応において、用いら
れるアンモニウム塩としては、例えば塩酸、臭化水素
酸、酢酸、蟻酸等のアンモニウム塩が挙げられる。
また該反応において、標準的には反応温度は30〜100
℃、反応時間は30分間〜5時間であり、反応に供される
試剤の量は、一般式〔XVI〕で示されるイミデート誘導
体1当量に対してアンモニウム塩は通常1〜1.1当量で
ある。
上記反応において溶媒は必ずしも必要ではないが一般
的には溶媒の存在下に行なわれる。
使用しうる溶媒としては低級アルコール、好ましくは
エタノールと水との混合溶媒があげられる。
反応終了後の反応液は、減圧濃縮等の通常の後処理を
行い、必要に応じ、再結晶等の操作により一般式〔II
I〕で示されるピコリンアミジン誘導体の塩酸、臭化水
素類、酢酸、蟻酸等の塩を得ることができる。
このようにして得られた塩は、これを水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等の無機塩基あるいはナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アル
コキシドなどにて中和するなどの通常の方法にて分解す
ることにより、一般式〔III〕で示されるピコリンアミ
ジン誘導体に導びくことができる。
また、該塩をそのまま次工程の反応に供し、該反応系
内で塩分解を行なうこともできる。
次に、上記で得られた一般式〔III〕で示されるピコ
リンアミジン誘導体と一般式〔XVII〕で示されるβ−オ
キソカルボン酸エステルとの反応に於いて、標準的には
反応温度は50〜150℃、反応時間は1〜24時間であり、
反応に供される試剤の量は、一般式〔III〕で示される
ピコリンアミジン誘導体またはその塩1当量に対して、
一般式〔XVII〕で示されるβ−オキソカルボン酸エステ
ルは通常1〜1.5当量、塩基は触媒量〜1.5当量である。
上記反応において溶媒は必ずしも必要ではないが、一般
的には溶媒の存在下に行なわれる。
使用しうる溶媒としては、例えばメタノール、エタノ
ール等の低級アルコール類、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン等の環状エーテル類、ピリジン、N,N−ジメチル
ホルムアミド、水等あるいはそれらの混合物があげら
れ、塩基としては例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸カリウム等の無機塩基、ナトリウムメトキ
シド等のアルカリ金属アルコキシド、トリエチルアミ
ン、N,N−ジエチルアニリン等の有機塩基等があげられ
る。
反応終了後の反応液は必要に応じ、塩を過等で除去
し、減圧濃縮等の通常の後処理を行い、必要に応じ、ク
ロマトグラフィー、再結晶等の操作により目的の一般式
〔XVIII〕で示されるヒドロキシピリミジン誘導体を得
ることができる。
次に、上記で得られた一般式〔XVIII〕で示されるヒ
ドロキシピリミジン誘導体とハロゲン化剤との反応にお
いて、用いられるハロゲン化剤としては、例えば、塩化
チオニル、ホスゲン、オキシ塩化リン、五塩化リン、オ
キシ臭化リン、三臭化リン等が挙げられる。
上記反応において、標準的には反応温度は50〜150
℃、反応時間は1〜10時間であり、反応に供される試剤
の量は、一般式〔XVIII〕で示されるヒドロキシピリミ
ジン誘導体1当量に対してハロゲン化剤は通常1〜10当
量である。
上記反応において溶媒は必ずしも必要ではないが一般
的には溶媒の存在下に行なわれる。
使用しうる溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の芳
香族炭化水素類、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水
素類等が挙げられる。
反応終了後の反応液は、減圧濃縮後、水酸化ナトリウ
ム等の無機塩基等で中和後、有機溶媒抽出および濃縮等
の通常の後処理を行い、必要に応じ、クロマトグラフィ
ー、再結晶等の操作により目的の一般式〔VI〕で示され
るハロピリミジン誘導体を得ることができる。
さらに本発明化合物を製造する場合の原料化合物であ
る一般式〔XII〕で示されるピリジルピリミジン誘導体
は、たとえば以下の合成ルートで合成することができ
る。
〔式中、Z、R2、R3、R4′、R5およびR7は前記と同じ意
味を表わし、R13は低級アルキル基を表わし、Mはアル
カリ金属原子を表わす。〕 すなわち、Chem.Pharm,Bull.,33(2),565〜571(19
85)等に記載されている方法で得られる一般式〔XIX〕
で示されるシアノピリジン誘導体と一般式〔XX〕で示さ
れるアルコキシドとを反応させることにより、一般式
〔XXI〕で示されるイミデート誘導体が得られ、該イミ
デート誘導体とアンモニウム塩とを反応させることによ
り、一般式〔XXII〕で示されるピコリンアミジン誘導体
が得られる。
次いでこのようにして得られる該ピコリンアミジン誘
導体またはその塩と一般式〔IV〕で示されるβ−オキソ
アセタール誘導体とを塩基の存在下に反応させることに
より、一般式〔XII〕で示されるピリジルピリミジン誘
導体が得られる。
以下に、上記の製法につき詳細に説明する。
一般式〔XIX〕で示されるシアノピリジン誘導体と、
一般式〔XX〕で示されるアルコキシドとの反応に於い
て、用いられるアルコキシドのアルカリ金属原子として
は例えば、ナトリウム原子、カリウム原子等が挙げられ
る。
また該反応において、標準的には反応温度は10〜30
℃、反応時間は5分間〜2時間であり、反応に供される
試剤の量は一般式〔XIX〕で示されるシアノピリジン誘
導体1当量に対して一般式〔XX〕で示されるアルコキシ
ドは0.1〜1当量である。
上記反応において、反応溶媒は必ずしも必要ではない
が、一般的には溶媒の存在下に行なわれる。
使用しうる溶媒としては、一般式〔XX〕で示されるア
ルコキシドのR13に対応の低級アルコール、例えば、メ
タノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、n−ブチルアルコール等であり、
好ましくはメタノール、エタノールがあげられる。
反応終了後の反応液は、酸により中和し、減圧濃縮し
た後、有機溶媒に溶解し、不溶のアルカリ金属塩を去
し、液を減圧濃縮して、必要に応じ、蒸留等の操作に
付し、目的の一般式〔XXI〕で示されるイミデート誘導
体を得ることができる。
次に上記で得られた一般式〔XXI〕で示されるイミデ
ート誘導体とアンモニウム塩との反応において、用いら
れるアンモニウム塩としては、例えば塩酸、臭化水素
酸、酢酸、蟻酸等のアンモニウム塩が挙げられる。
また該反応において、標準的には反応温度は30〜100
℃、反応時間は30分間〜5時間であり、反応に供される
試剤の量は、一般式〔XXI〕で示されるイミデート誘導
体1当量に対してアンモニウム塩は通常1〜1.1当量で
ある。
上記反応において溶媒は必ずしも必要ではないが一般
的には溶媒の存在下に行なわれる。
使用しうる溶媒としては低級アルコール、好ましくは
エタノールと水との混合溶媒があげられる。
反応終了後の反応液は、減圧濃縮等の通常の後処理を
行い、必要に応じ、再結晶等の操作により一般式〔XXI
I〕で示されるピコリンアミジン誘導体の塩酸、臭化水
素類、酢酸、蟻酸等の塩を得ることができる。
このようにして得られた塩は、これを水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等の無機塩基あるいはナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アル
コキシドなどにて中和するなどの通常の方法にて分解す
ることにより、一般式〔XXII〕で示されるピコリンアミ
ジン誘導体に導びくことができる。
また、該塩をそのまま次工程の反応に供し、該反応系
内で塩分解を行なうこともできる。
次に、上記で得られた一般式〔XXII〕で示されるピコ
リンアミジン誘導体と一般式〔IV〕で示されるβ−オキ
ソアセタール誘導体との反応に於いて、標準的には反応
温度は50〜150℃、反応時間は30分間〜3時間であり、
反応に供される試剤の量は、一般式〔XXII〕で示される
ピコリンアミジン誘導体またはその塩1当量に対して、
一般式〔IV〕で示されるβ−オキソアセタール誘導体は
通常1〜1.5当量、塩基は触媒量〜1.5当量である。上記
反応において溶媒は必ずしも必要ではないが、一般的に
は溶媒の存在下に行なわれる。
使用しうる溶媒としては、例えばメタノール、エタノ
ール等の低級アルコール類、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン等の環状エーテル類、ピリジン、N,N−ジメチル
ホルムアミド、水等あるいはそれらの混合物があげら
れ、塩基としては例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸カリウム等の無機塩基、ナトリウムメトキ
シド等のアルカリ金属アルコキシド、トリエチルアミ
ン、N,N−ジエチルアニリン等の有機塩基等があげられ
る。
反応終了後の反応液は必要に応じ、塩を過等で除去
し、減圧濃縮等の通常の後処理を行い、必要に応じ、ク
ロマトグラフィー、再結晶等の操作により目的の一般式
〔XII〕で示される。
ピリジルピリミジン誘導体を得ることができる。
本発明化合物を植物病害防除剤の有効成分として用い
る場合は、他の何らの成分も加えずそのまま使用しても
よいが、通常は、固体担体、液体担体、界面活性剤その
他の製剤用補助剤と混合して、乳剤、水和剤、懸濁剤、
粒剤、粉剤、液剤等に製剤して使用する。
これらの製剤には有効成分として本発明化合物を、重
量比で0.1〜99%、好ましくは0.2〜95%含有する。
固体担体としては、カオリンクレー、アッタパルジャ
イトクレー、ベントナイト、酸性白土、パイロフィライ
ト、タルク、珪藻土、方解石、トウモロコシ穂軸粉、ク
ルミ殻粉、尿素、硫酸アンモニウム、合成含水酸化珪素
等の微粉末あるいは粒状物があり、液体担体には、キシ
レン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類、イソプ
ロパノール、エチレングリコール、セロソルブ等のアル
コール類、アセトン、シクロヘキサノン、イソホロン等
のケトン類、大豆油、綿実油等の植物油、ジメチルスル
ホキシド、アセトニトリル、水等が挙げられる。
乳化、分散、湿展等のために用いられる界面活性剤と
しては、アルキル硫酸エステル塩、アルキル(アリー
ル)スルホン酸塩、ジアルキルスルホこはく酸塩、ポリ
オキシエチレンアルキルアリールエーテルりん酸エステ
ル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物等の陰イ
オン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック
コポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性
剤等が挙げられる。製剤用補助剤としては、リグニンス
ルホン酸塩、アルギン酸塩、ポリビニルアルコール、ア
ラビアガム、CMC(カルボキシメチルセルロース)、PAP
(酸性りん酸イソプロピル)等が挙げられる。
これらの製剤は、そのままで使用するか、あるいは水
で希釈して、茎葉散布するか、土壌に散粉、散粒して混
和するかあるいは土壌施用等する。また、他の植物病害
防除剤と混合して用いることにより、防除効力の増強を
も期待できる。さらに、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、
除草剤、植物生長調節剤、肥料、土壌改良剤等と混合し
て用いることもできる。
本発明化合物を植物病害防除剤の有効成分として用い
る場合、その処理量は、気象条件、製剤形態、処理時
期、方法、場所、対象病害、対象作物等によっても異な
るが、通常1アールあたり0.5〜200g、好ましくは1〜1
00gであり、乳剤、水和剤、懸濁剤、液剤等を水で希釈
して施用する場合、その施用濃度は、0.005〜0.5%好ま
しくは0.01〜0.2%であり、粒剤、粉剤等は、なんら希
釈することなくそのまま施用する。
〈発明の効果〉 本発明化合物は、種々の植物病原菌による植物病害に
対して優れた効果を有することから植物病害防除剤の有
効成分として種々の用途に供しうる。
〈実施例〉 以下に、本発明を製造例、参考例、製剤例および試験
例によりさらに詳しく説明する。
まず製造例を示す。
製造例1 6−(p−メチルフェノキシ)−2−ピコリンアミジ
ン塩酸塩1gをメタノール50mlに溶解し、28%ナトリウム
メチラートメタノール溶液1.1g、1,1−ジメトキシ−3
−ブタノン0.65gを加え1時間加熱還流した。
反応液を冷却後減圧濃縮し、得られた残渣に水50ml、
ジクロロメタン100mlを加え抽出し、分液した。
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃
縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出液;酢酸メチル:ヘキサン=3:1)に付し、
4−メチル−2−(6−p−メチルフェノキシ−2−ピ
リジル)ピリミジン0.85gを得た。
▲n21.5 D▼ 1.6065 PMR CDCl3 δppm 2.35(s,3H,−CH3)、 2.61(s,3H,−CH3)、 6.74(d,1H,ピリジン−H5,J=7.2Hz)、 7.71(t,1H,ピリジン−H4,J=7.2Hz)、 8.15(d,1H,ピリジン−H3,J=7.2Hz)、 8.69(d,1H,ピリジン−H6,J=5.4Hz) 製造例2 4−クロロ−2−(6−p−エトキシフェノキシ−2
−ピリジル)−6−メチルピリミジン3gに金属ナトリウ
ム0.22gとメタノール10mlから調製したナトリウムメチ
ラートを加え、室温で30分間放置した。その後反応液に
水30ml、クロロホルム100mlを加え分液し、クロロホル
ム層を水洗した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧濃縮して、2−(p−エトキシフェノキシ−2−ピ
リジル)−4−メトキシ−6−メチルピリミジン2.7gを
得た。
m.p. 135.8℃ PMR (CDCl3) δppm: 1.40(t,3H,−CH2 CH3 ,J=6.6Hz)、 2.51(s,3H,−CH3 )、 4.00(q,2H,−CH2 CH3,J=6.6Hz)、 4.02(s,3H,−OCH3 )、 6.51(s,1H,ピリミジン−H5)、 7.70(t,1H,ピリジン−H4,J=7.8Hz)、 8.12(d,1H,ピリジン−H3,J=7.8Hz) 製造例3 ジエチルマロン酸1.35gと60%油性水素化ナトリウム
0.34gをテトラヒドロフラン30mlに加え、これに4−ク
ロロ−6−(o−クロロフェノキシ−2−ピリジニル)
−6−n−プロピルピリミジン2gを加えた。添加後30分
間加熱還流した後、水酸化ナトリウム0.72gを水10mlと
メタノール10mlに溶解した混液を加え、さらに20分間加
熱還流した。室温まで放冷した後、硫酸1.2gを加えさら
に30分間加熱還流した後、1Nの炭酸ナトリウム水溶液を
加え中性にし減圧濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=2:1)で処理し、2−(6−o−クロ
ロフェノキシ−2−ピリジル)−4−メチル−6−n−
プロピルピリミジン1.45gを得た。
m.p. 73.7℃ PHR (CDCl3) δppm: 0.98(t,3H,−CH2CH2 CH3 ,J=6.0Hz)、 2.54(s,3H,−CH3 )、 6.86(s,1H,ピリミジン−H5)、 7.65(t,1H,ピリジン−H4,J=7.2Hz)、 8.07(d,1H,ピリジン−H3,J=7.2Hz) 製造例4 6−(p−クロロ−o−メチルフェノキシ)−2−ピ
コリンアミジン塩酸塩2.0gにマロンアルデヒドビス(ジ
メチルアセタール)3.3gを加え120℃で1時間加熱し
た。反応混合物を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で
処理し、2−(6−(p−クロロ−o−メチルフェノキ
シ)−2−ピリジル)ピリミジン1.2gを得た。
m.p. 105.3℃ PMR (CDCl3) δppm: 2.22(s,3H,−CH3)、 7.78(t,1H,ピリジン−H4,J=7.8Hz)、 8.23(d,1H,ピリジン−H3,J=7.8Hz)、 8.89(d,2H,ピリミジンH4およびH6,J=4.8Hz) 製造例5 2,4−ジメチルフェノール1.46gと炭酸カリウム0.83g
にN,N−ジメチルホルムアミド50mlを加え、30分間室温
で撹拌した。この溶液に2−(6−ブロモ−2−ピリジ
ル)−4−メチルピリミジン2gと塩化第1銅0.1gを加
え、2時間加熱還流させた。反応液を室温まで放冷した
後、水50mlと酢酸エチル100mlを加え抽出した。有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=2:1)で処理して、2−(6−(2,4−
ジメチルフェノキシ)−2−ピリジル)−4−メチルピ
リミジン1.65gを得た。
▲n25 D▼ 1.6048 PMR CDCl3 δppm: 2.22(s,3H,−CH3 )、 2.34(s,3H,−CH3 )、 2.65(s,3H,−CH3 )、 7.75(t,1H,ピリジン−H4,J=7.2Hz)、 8.21(d,1H,ピリジン−H3,J=7.2Hz)、 8.76(d,1H,ピリミジン−H6,J=6.0Hz) 次に、このような製造法によって製造される本発明化
合物のいくつかを第1表に示す。
次に本発明化合物の原料化合物の製造例を参考例とし
て示す。
参考例1(ピコリンアミジン誘導体〔III〕(塩酸塩)
の製造) 6−o−クロロフェノキシ−2−シアノピリジン10g
をメタノール150mlと金属ナトリウム0.5gより調製した
ナトリウムメチラートに溶解した。一夜放置後、酢酸1.
3gを加え減圧濃縮し、得られた残渣にエーテル200mlを
加え不溶物を去した後減圧濃縮してメチル2−ピコリ
ンイミデート誘導体を得た。次いでこれにエタノール50
mlを加えさらに塩化アンモニウム2.2gを水10mlに溶解し
た溶液を加え30分間加熱還流した。反応液を充分に減圧
濃縮し、得られた結晶状残渣をアセトンで洗浄して6−
o−クロロフェノキシ−2−ピコリンアミジン塩酸塩1
0.8gを得た。
m.p. 158.0℃ 次にこの様な製造法によって製造される一般式〔II
I〕で示されるピコリンアミジン誘導体またはその塩の
いくつかを第2表に示す。
参考例2(ヒドロキシピリミジン誘導体〔XVIII〕の製
造) 6−o−クロロフェノキシ−2−ピコリンアミジン塩
酸塩5gをエタノール100mlと金属ナトリウム0.53gから調
製したナトリウムエチラートに溶解し、これにブチリル
酢酸エチル3.34gを加え1時間加熱還流した。放冷後反
応液に酢酸を加え中性にし減圧濃縮した。得られた残渣
を水で洗浄し次いでヘキサンで洗浄して、2−(6−o
−クロロフェノキシ−2−ピリジル)−4−ヒドロキシ
−6−n−プロピルピリミジン5gを得た。
m.p. 95.1℃ PMR (CDCl3) δppm: 0.97(t,3H,−CH2CH2 CH3 ,J=6.6Hz)、 6.16(s,1H,ピリミジン−H5) 参考例3(ハロピリミジン誘導体〔VI〕の製造) 2−(6−o−クロロフェノキシ−2−ピリジル)−
4−ヒドロキシ−6−n−プロピルピリミジン5.0gにト
ルエン100mlを加え、これにオキシ塩化リン5.0gを加え
て1時間加熱還流した。
放冷の後、炭酸ナトリウム水溶液を加え約pH8とし、
分液した。
トルエン層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後減圧濃縮して、4−クロロ−2−(6−o−クロロフ
ェノキシ−2−ピリジル)−6−n−プロピルピリミジ
ン4.6gを得た。
m.p. 96.5℃ PMR (CDCl3) δppm: 0.97(t,3H,−CH2CH2 CH3 ,J=6.6Hz)、 7.20(t,1H,ピリジン−H4,J=7.2Hz)、 8.11(d,1H,ピリジン−H3,J=7.2Hz) 参考例4(ピコリンアミジン誘導体〔XXII〕(塩酸塩)
の製造) 6−ブロモ−2−シアノピリジン20gをメタノール300
mlと金属ナトリウム1.26gより調製したナトリウムメチ
ラートに溶解した。15分間後、酢酸3.3gを加え減圧濃縮
し、得られた残渣にエーテル300mlを加え不溶物を去
した後減圧濃縮してメチル2−ピコリンイミデート誘導
体を得た。
次いでこれにエタノール120mlを加えさらに塩化アンモ
ニウム5.54gを水30mlに溶解した溶液を加え30分間加熱
還流した。反応液を充分に減圧濃縮し、得られた結晶状
残渣をアセトンで洗浄して6−ブロモ−2−ピコリンア
ミジン塩酸塩21gを得た。
次にこの様な製造法によって製造される一般式〔XXI
I〕で示されるピコリンアミジン誘導体のいくつかにつ
いて第3表に示す。
参考例5 ピリジルピリミジン誘導体〔XII〕の製造 6−ブロモ−2−ピコリンアミジン塩酸塩10gをメタ
ノール200mlに溶解し、28%ナトリウムメチラートメタ
ノール溶液10.6g、1,1−ジメトキシ−3−ブタノン6.1g
を加え1時間加熱還流した。
反応液を減圧濃縮した後、水100mlと酢酸エチル200ml
を残渣に加えて抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した後、減圧濃縮し、残渣をヘキサンで洗浄し
て2−(6−ブロモ−2−ピリジル)−4−メチルピリ
ミジン8.9gを得た。
m.p. 126.8℃ PMR (CDCl3) δppm: 2.66(s,3H,−CH3)、 7.22(d,1H,ピリミジン−H5,J=5.4Hz)、 8.82(d,1H,ピリミジン−H6,J=5.4Hz) 次にこの様な製造法によって製造される一般式〔XI
I〕で示されるピリジルピリミジン誘導体のいくつかに
ついて第4表に示す。
次に製剤例を示す。なお本発明化合物は第1表の化合
物番号で示し、部は重量部である。
製剤例1 本発明化合物(1)〜(45)各々50部、リグニンスル
ホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2部お
よび合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混合して本発明化
合物各々の水和剤を得る。
製剤例2 本発明化合物(1)〜(45)各々25部、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノオレエート3部CMC3部および水69
部を混合し、有効成分の粒度が5ミクロン以下になるま
で湿式粉砕して本発明化合物各々の懸濁剤を得る。
製剤例3 本発明化合物(1)〜(45)各々2部、カオリンクレ
ー88部およびタルク10部をよく粉砕混合して本発明化合
物各々の粉剤を得る。
製剤例4 本発明化合物(1)〜(45)各々20部、ポリオキシエ
チレンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸カルシウム6部、およびキシレン60部をよ
く混合して本発明化合物各々の乳剤を得る。
製剤例5 本発明化合物(1)〜(45)各々2部、合成含水酸化
珪素1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベント
ナイト30部およびカオリンクレー65部をよく粉砕混合
し、水を加えてよく練り合わせた後、造粒乾燥して本発
明化合物各々の粒剤を得る。
次に、本発明化合物が殺菌剤として有用であることを
試験例で示す。なお、本発明化合物は第1表の化合物番
号で示し、比較対照に用いた化合物は第1表の化合物記
号で示す。
また防除効力は、調査時の供試植物の発病状態すなわ
ち葉、茎等の菌叢、病斑の程度を肉眼観察し、菌叢、病
斑が全く認められなければ「5」、10%程度認められれ
ば「4」、30%程度認められれば「3」、50%程度認め
られれば「2」、70%程度認められれば「1」、それ以
上で化合物を供試していない場合の発病状態と差が認め
られなければ「0」として、6段階に評価し、それぞれ
5,4,3,2,1,0でしめす。
試験例1 イネいもち病防除試験(予防効果) プラスチックポットに砂壌土を詰め、イネ(近畿33
号)を播種し、温室内で20日間育成した。イネの幼苗
に、製剤例2に準じて懸濁剤にした供試薬剤を水で希釈
して所定濃度にし、それを葉面に充分付着するように茎
葉散布した。散布後、植物を風乾し、いもち病菌の胞子
懸濁液を噴霧、接種した。接種後、28℃、暗黒、多湿下
で4日間置いた後、防除効力を調査した。その結果を第
6表に示す。
試験例2 イネいもち病防除試験(治療効果) プラスチックポットに砂壌土を詰め、イネ(近畿33
号)を播種し、温室内で20日間育成した。イネの幼苗
に、いもち病菌の胞子懸濁剤を噴霧、接種した。接種
後、28℃、暗黒、多湿下で16時間置いた後、製剤例1に
準じて水和剤にした供試薬剤を水で希釈して所定濃度に
し、それを葉面に充分付着するように茎葉散布した。散
布後、28℃、暗黒、多湿下で3日間生育し、防除効力を
調査した。その結果を第7表に示す。
試験例3 コムギうどんこ病防除試験(治療効果) プラスチックポットに砂壌土を詰め、コムギ(農林73
号)を播種し、温室内で10日間育成した。コムギの幼苗
にうどんこ病菌を接種した。接種後、23℃で3日間生育
した後、製剤例1に準じて水和剤にした供試薬剤を水で
希釈して所定濃度にし、それを葉面に十分付着するよう
に茎葉散布した。散布後、23℃温室内で7日間生育し、
防除効力を調査した。その結果を第8表に示す。
試験例4 コムギふ枯病防除試験(予防効果) プラスチックポットに砂壌土を詰め、コムギ(農林73
号)を播種し、温室内で8日間育成した。コムギの幼苗
に、製剤例1に準じて水和剤にした供試薬剤を水で希釈
して所定濃度にし、それを葉面に充分付着するように茎
葉散布した。散布後、植物を風乾しふ枯病菌の胞子懸濁
液を噴霧接種した。接種後、15℃、暗黒、多湿下で1日
間置き、さらに15℃照明下で10日間生育し防除効力を調
査した。その結果を第9表にしめす。
試験例5 オオムギ網斑病防除試験(予防効果) プラスチックポットに砂壌土を詰め、オオムギ(赤神
力)を播種し、温室内で14日間育成した。オオムギの幼
苗に、製剤例4に準じて乳剤にした供試薬剤を水で希釈
して所定濃度にし、それを葉面に充分付着するように茎
葉散布した。散布後、植物を風乾し網斑病菌の胞子懸濁
液を噴霧、接種した。接種後、15℃、暗黒、多湿下で3
日間置いた後、さらに20℃、照明下で14日間生育し、防
除効力を調査した。その結果を第10表にしめす。
試験例6 オオムギ雲形病防除試験(予防効果) プラスチックポットに砂壌土を詰め、オオムギ(赤神
力)を播種し、温室内で14日間育成した。オオムギの幼
苗に、製剤例4に準じて乳剤にした供試薬剤を水で希釈
して所定濃度にし、それを葉面に充分付着するように茎
葉散布した。散布後、植物を風乾し雲形病菌の胞子懸濁
液を噴霧、接種した。接種後、15℃、暗黒、多湿下で1
日間置いた後、さらに20℃、照明下で14日間生育し、防
除効力を調査した。その結果を第11表にしめす。
試験例7 コムギ眼紋病防除試験(治療効果) プラスチックポットに砂壌土を詰め、コムギ(農林73
号)を播種し、温室内で10日間育成した。コムギの幼苗
に、MBC耐性眼紋病菌の胞子懸濁液を噴霧、接種した。
接種後、15℃、暗黒、多湿下で2日間置いた後、製剤例
1に準じて水和剤にした供試薬剤を水で希釈して所定濃
度にし、それを葉面に充分付着するように茎葉散布し
た。散布後、照明、多湿下で14日間生育し、防除効力を
調査した。その結果を第12表にしめす。
試験例8 リンゴ黒星病防除試験(予防効果) プラスチックポットに砂壌土を詰め、リンゴを播種
し、温室内で20日間育成した。リンゴの幼苗に、製剤例
4に準じて乳剤にした供試薬剤を水で希釈して所定濃度
にし、それを葉面に充分付着するように茎葉散布した。
散布後、リンゴ黒星病菌の胞子懸濁液を噴霧、接種し
た。接種後、15℃、多湿下で4日置いた後、さらに照明
下で15日間生育し、防除効力を調査した。その結果を第
13表にしめす。
試験例9 キュウリ灰色かび病防除試験(予防効果) プラスチックポットに砂壌土を詰め、キュウリ(相模
半白)を播種し、温室内で14日間育成した。キュウリの
幼苗に、製剤例1に準じて水和剤にした供試薬剤を水で
希釈して所定濃度にし、それを葉面に充分付着するよう
に茎葉散布した。散布後、植物を風乾しMBC耐性灰色か
び病菌の菌糸を接種した。接種後、15℃、暗黒、多湿下
で3日置いた後、防除効力を調査した。その結果を第14
表にしめす。
試験例10 イネ紋枯病防除試験(予防効果) プラスチックポットに砂壌土を詰め、イネ(近畿33
号)を播種し、温室内で28日間育成した。イネの幼苗
に、製剤例1に準じて水和剤にした供試薬剤を水で希釈
して所定濃度にし、それを葉面に充分付着するように茎
葉散布した。散布後、植物を風乾し紋枯病菌の含菌寒天
懸濁液を噴霧、接種した。接種後、28℃、暗黒、多湿下
で4日置いた後、防除効力を調査した。その結果を第15
表にしめす。
試験例11 キュウリ炭そ病防除試験(予防効果) プラスチックポットに砂壌土を詰め、キュウリ(相模
半白)を播種し、温室内で14日間育成した。子葉が展開
したキュウリの幼苗に、製剤例4に準じて乳剤にした供
試薬剤を水で希釈して所定濃度にし、それを葉面に充分
付着するように茎葉散布した。散布後、キュウリ炭そ病
菌の胞子懸濁液を噴霧、接種した。接種後、23℃、多湿
下で1日置いた後、さらに照明下で4日間生育し、防除
効力を調査した。その結果を第16表にしめす。
試験例12 コムギ葉枯病防除試験(予防効果) プラスチックポットに砂壌土を詰め、コムギ(農林73
号)を播種し、温室内で8日間育成した。コムギの幼苗
に、製剤例4に準じて乳剤にした供試薬剤を水で希釈し
て所定濃度にし、それを葉面に充分付着するように茎葉
散布した。風乾後、葉枯病菌の胞子懸濁液を噴霧接種し
た。接種後、15℃、暗黒、多湿下で3日間置き、さらに
23℃照明下で14日間生育し、防除効力を調査した。その
結果を第17表にしめす。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 典久 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友 化学工業株式会社内 (72)発明者 実光 穣 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友 化学工業株式会社内 (72)発明者 井上 悟 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友 化学工業株式会社内 (72)発明者 菅野 雅代 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友 化学工業株式会社内 (72)発明者 高野 仁孝 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友 化学工業株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 〔式中、nは0〜5の整数を表わし、R1は同一または相
    異なっていてもよく、低級アルキル基、低級アルコキシ
    基、低級アルキルチオ基、低級ハロアルキル基、低級カ
    ルボアルコキシ基、シアノ基、フェニル基またはハロゲ
    ン原子を表わし、Aは酸素原子または硫黄原子を表わ
    し、R2、R3、R4およびR5は同一または相異なっていても
    よく、水素原子または低級アルキル基を表わし、R6は水
    素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アル
    ケニルオキシ基または低級アルキニルオキシ基を表わ
    す。〕 で示されるピリジルピリミジン誘導体。
  2. 【請求項2】第1項記載のピリジルピリミジン誘導体ま
    たはその塩を有効成分として含有することを特徴とする
    植物病害防除剤。
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