JP2536057B2 - 脱銅ドロスからのスズの回収方法 - Google Patents
脱銅ドロスからのスズの回収方法Info
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- JP2536057B2 JP2536057B2 JP12062688A JP12062688A JP2536057B2 JP 2536057 B2 JP2536057 B2 JP 2536057B2 JP 12062688 A JP12062688 A JP 12062688A JP 12062688 A JP12062688 A JP 12062688A JP 2536057 B2 JP2536057 B2 JP 2536057B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスズ製練で生じる脱銅ドロスから不純物の少
ないスズを効率よく回収する方法に関する。
ないスズを効率よく回収する方法に関する。
スズ製練で生じる脱銅ドロスには、一例としてスズが
約65%、銅が約25%程度含有されており、これら回収す
るための処理方法が実施されている。
約65%、銅が約25%程度含有されており、これら回収す
るための処理方法が実施されている。
従来から実施されている該脱銅ドロスの処理方法の一
例は、該脱銅ドロスをボールミルで粉砕し、これを多段
焙焼炉に導入し、650〜670℃で酸化焙焼し、生じた酸化
物を3規定硫酸に100℃で浸漬することにより、銅を硫
酸銅として浸出させ、鉛−スズ滓と分離回収する方法で
ある。この処理方法は設備が大がかりになりコストが高
くなる上にメタル成分の酸化反応は多大な発熱を伴うの
で操業の制御がかなり難かしい。また−鉛−スズ滓から
スズを回収するにも手間がかかる。
例は、該脱銅ドロスをボールミルで粉砕し、これを多段
焙焼炉に導入し、650〜670℃で酸化焙焼し、生じた酸化
物を3規定硫酸に100℃で浸漬することにより、銅を硫
酸銅として浸出させ、鉛−スズ滓と分離回収する方法で
ある。この処理方法は設備が大がかりになりコストが高
くなる上にメタル成分の酸化反応は多大な発熱を伴うの
で操業の制御がかなり難かしい。また−鉛−スズ滓から
スズを回収するにも手間がかかる。
さらに、上記脱銅ドロスにはヒ素が含まれており、ヒ
素を効率よく分離除去する必要があるが、従来の塩化揮
発処理方法ではヒ素を十分に分離することができない。
従来、塩化Ca,塩化Mgなどの高温で塩素や塩酸ガスを生
じる塩化剤と還元剤を錫カラミ類に加え、錫カラミに含
有されている金属元素を塩素化して揮発分離する錫カラ
ミ類の処理方法が知られているが、塩化ヒ素の沸点は塩
化スズと近似しているために、この方法では十分にヒ素
を除去することができない。
素を効率よく分離除去する必要があるが、従来の塩化揮
発処理方法ではヒ素を十分に分離することができない。
従来、塩化Ca,塩化Mgなどの高温で塩素や塩酸ガスを生
じる塩化剤と還元剤を錫カラミ類に加え、錫カラミに含
有されている金属元素を塩素化して揮発分離する錫カラ
ミ類の処理方法が知られているが、塩化ヒ素の沸点は塩
化スズと近似しているために、この方法では十分にヒ素
を除去することができない。
以上のように、従来の処理方法では脱銅ドロスから不
純物の少ないスズを効率よく、経済的に回収することは
難しい。
純物の少ないスズを効率よく、経済的に回収することは
難しい。
本発明は、従来の処理方法における上記問題を解決
し、脱銅ドロスから効率よく、しかも経済的に不純物の
少ないスズを回収する方法を提供することを目的とす
る。
し、脱銅ドロスから効率よく、しかも経済的に不純物の
少ないスズを回収する方法を提供することを目的とす
る。
本発明によれば、以下の構成からなる処理方法が提供
される。
される。
(1)スズ含有脱銅ドロスに塩素を導入して、スズおよ
び他の含有元素を塩化物にし、この塩化物浴に硫化水素
を導入して砒素を沈澱させた後に蒸留し、揮発した塩化
スズを分離回収することを特徴とする脱銅ドロスからの
スズの回収方法。
び他の含有元素を塩化物にし、この塩化物浴に硫化水素
を導入して砒素を沈澱させた後に蒸留し、揮発した塩化
スズを分離回収することを特徴とする脱銅ドロスからの
スズの回収方法。
(2)スズ含有脱銅ドロスを塩化スズ浴に浸漬し、該塩
化スズ浴に塩素ガスを吹き込んで塩化物にした後に硫化
水素を導入する上記(1)に記載の方法。
化スズ浴に塩素ガスを吹き込んで塩化物にした後に硫化
水素を導入する上記(1)に記載の方法。
本発明は、先ずスズ含有脱銅ドロスに塩素を導入して
スズおよび他の含有元素を塩化物にし(第1工程)、こ
の塩化物浴に硫化水素を導入して砒素を沈澱させ(第2
工程)、次いで、この塩化物浴を蒸留し、揮発した塩化
スズを回収する(第3工程)。
スズおよび他の含有元素を塩化物にし(第1工程)、こ
の塩化物浴に硫化水素を導入して砒素を沈澱させ(第2
工程)、次いで、この塩化物浴を蒸留し、揮発した塩化
スズを回収する(第3工程)。
(I)塩素化反応 本発明の処理対象であるスズを含有する脱銅ドロスと
はスズの製練工程などで生ずるものであり、概ね約65%
前後のスズを含有している。その他に銅、ヒ素およびイ
オウ等が通常含まれる。脱銅ドロスは乾燥粉砕して本発
明の処理方法に用いる。
はスズの製練工程などで生ずるものであり、概ね約65%
前後のスズを含有している。その他に銅、ヒ素およびイ
オウ等が通常含まれる。脱銅ドロスは乾燥粉砕して本発
明の処理方法に用いる。
脱銅ドロス中の金属元素を塩化物にする際、塩化スズ
(IV)浴を用い、該塩化スズ(IV)浴に脱銅ドロスを浸
漬して塩素ガスを該浴中に吹込むとよい。塩化スズ(I
V)は本発明の方法により回収したものを用いることが
できる。
(IV)浴を用い、該塩化スズ(IV)浴に脱銅ドロスを浸
漬して塩素ガスを該浴中に吹込むとよい。塩化スズ(I
V)は本発明の方法により回収したものを用いることが
できる。
使用する塩素は市販のものでよい。上記脱銅ドロスと
塩化スズ(IV)の混合浴を攪拌しながら塩素ガスを吹き
込み、ドロスに含まれる金属元素を塩化物に変える。こ
の塩素化反応は発熱反応であるため反応開始と同時に液
温は上昇する。反応温度としては25〜115℃が良い。ま
た吹き込み塩素量は脱銅ドロスに対して化学量論量より
過剰に吹き込む。この塩素化反応により、脱銅ドロス中
に含有されるスズの97%程度は塩化スズ(IV)となって
溶出する。
塩化スズ(IV)の混合浴を攪拌しながら塩素ガスを吹き
込み、ドロスに含まれる金属元素を塩化物に変える。こ
の塩素化反応は発熱反応であるため反応開始と同時に液
温は上昇する。反応温度としては25〜115℃が良い。ま
た吹き込み塩素量は脱銅ドロスに対して化学量論量より
過剰に吹き込む。この塩素化反応により、脱銅ドロス中
に含有されるスズの97%程度は塩化スズ(IV)となって
溶出する。
脱銅ドロス中にはスズと共に銅やヒ素が含有されてい
るが、銅は大部分が硫化銅(CuS)であり、塩素化され
ずに固相として残る。一方、ヒ素は三塩化ヒ素(AsC
l3)となって溶出する。
るが、銅は大部分が硫化銅(CuS)であり、塩素化され
ずに固相として残る。一方、ヒ素は三塩化ヒ素(AsC
l3)となって溶出する。
(II)脱ヒ素工程 上記塩素化反応の後は塩化スズを主成分とする塩化物
浴中に硫化銅等が残留した状態になる。ヒ素以外の元素
の大部分、例えば、塩化鉛は沸点が高く塩化スズ(IV)
の沸点では揮発しないので、蒸留により塩化スズ(IV)
を容易に分離回収することができる。ところが、生成し
た三塩化ヒ素の沸点(130℃)は塩化スズ(IV)の沸点
(115℃)に近いため蒸留のみでは両者を十分に分離で
きない。
浴中に硫化銅等が残留した状態になる。ヒ素以外の元素
の大部分、例えば、塩化鉛は沸点が高く塩化スズ(IV)
の沸点では揮発しないので、蒸留により塩化スズ(IV)
を容易に分離回収することができる。ところが、生成し
た三塩化ヒ素の沸点(130℃)は塩化スズ(IV)の沸点
(115℃)に近いため蒸留のみでは両者を十分に分離で
きない。
そこで、本発明の処理方法では、蒸留工程に先立ち、
上記塩化物浴を濾過して硫化銅等の残滓沈澱物を除去し
た後、この塩化物浴に硫化水素(H2S)ガスを吹込み、
ヒ素を硫化物(As2S3)として沈澱させ、再度濾過して
ヒ素を除去する。使用する硫化水素は市販のものを適用
できる。反応は室温でも進行するが若干加温する方が生
成する硫化ヒ素の沈澱の状態がよく濾過し易い。加温温
度は40〜80℃が好ましい。
上記塩化物浴を濾過して硫化銅等の残滓沈澱物を除去し
た後、この塩化物浴に硫化水素(H2S)ガスを吹込み、
ヒ素を硫化物(As2S3)として沈澱させ、再度濾過して
ヒ素を除去する。使用する硫化水素は市販のものを適用
できる。反応は室温でも進行するが若干加温する方が生
成する硫化ヒ素の沈澱の状態がよく濾過し易い。加温温
度は40〜80℃が好ましい。
(III)蒸留工程 ヒ素を除去した塩化物浴を塩化スズ(IV)の沸点以上
に加熱して揮発させ、この塩化スズガスを冷却凝集して
回収することにより不純物が除去された高純度の精製塩
化スズが得られる。更に、この塩化スズはその一部を再
度ドロスの塩素化に使用することができる。
に加熱して揮発させ、この塩化スズガスを冷却凝集して
回収することにより不純物が除去された高純度の精製塩
化スズが得られる。更に、この塩化スズはその一部を再
度ドロスの塩素化に使用することができる。
上述のように本発明の処理方法によれば、脱銅ドロス
中に含まれるスズを他の共存する元素から効率よく分離
することができ、高純度の精製塩化スズとして回収する
ことができる。
中に含まれるスズを他の共存する元素から効率よく分離
することができ、高純度の精製塩化スズとして回収する
ことができる。
原料投入口、塩素ガス供給口、温度計挿入口およびコ
ンデンサーが接続する蒸留口を具えた4口フラスコに塩
化スズ100mlを入れ、これに表1に示す成分を有する脱
銅ドロス100gを入れ、攪拌しながら塩素ガスを200ml/mi
nの割合で吹込んだ。脱銅ドロスに含まれるスズの塩素
化の発熱反応によりフラスコの温度は約80℃になった。
一部蒸発した塩化スズはコンデンサーにて冷却し、再び
フラスコ内に戻した。塩素ガスの吹込みから2時間半
後、反応生成物を取り出し濾過した。濾液は160ml、残
渣は30.6gであった。残渣の分析値を表2に示し、濾液
の分析値を表3に示した。
ンデンサーが接続する蒸留口を具えた4口フラスコに塩
化スズ100mlを入れ、これに表1に示す成分を有する脱
銅ドロス100gを入れ、攪拌しながら塩素ガスを200ml/mi
nの割合で吹込んだ。脱銅ドロスに含まれるスズの塩素
化の発熱反応によりフラスコの温度は約80℃になった。
一部蒸発した塩化スズはコンデンサーにて冷却し、再び
フラスコ内に戻した。塩素ガスの吹込みから2時間半
後、反応生成物を取り出し濾過した。濾液は160ml、残
渣は30.6gであった。残渣の分析値を表2に示し、濾液
の分析値を表3に示した。
スズの回収率は、96.7%であった。スズと同時にヒ素
も96.8%溶出している。銅、硫黄については大部分が残
渣に残留している。引き続き、濾液50mlを取り、図示す
る装置のフラスコ11に入れ、硫化水素ガスを供給管12を
通じて200ml/minの割合で3分間吹込み、塩化ヒ素を硫
化ヒ素に変えて沈澱させた後、マントルヒータ15により
フラスコ11を115℃に加熱して、塩化スズ(IV)を蒸留
させ、これを蒸留管13を通じて冷却管14に導き、冷却凝
縮して精製塩化スズ(IV)を回収した。なお、温度は制
御系16により調整した。精製塩化スズの成分分析値を表
4に示した。この結果から明かなように、本発明の処理
方法によれば、ヒ素およびその他の不純物が殆ど含まれ
ていない高純度の塩化スズが得られる。
も96.8%溶出している。銅、硫黄については大部分が残
渣に残留している。引き続き、濾液50mlを取り、図示す
る装置のフラスコ11に入れ、硫化水素ガスを供給管12を
通じて200ml/minの割合で3分間吹込み、塩化ヒ素を硫
化ヒ素に変えて沈澱させた後、マントルヒータ15により
フラスコ11を115℃に加熱して、塩化スズ(IV)を蒸留
させ、これを蒸留管13を通じて冷却管14に導き、冷却凝
縮して精製塩化スズ(IV)を回収した。なお、温度は制
御系16により調整した。精製塩化スズの成分分析値を表
4に示した。この結果から明かなように、本発明の処理
方法によれば、ヒ素およびその他の不純物が殆ど含まれ
ていない高純度の塩化スズが得られる。
図は本発明の方法に用いたヒ素を除去するための硫化水
素吹込反応装置。図において、11はフラスコ、12は硫化
水素吹込管、13は蒸留管、14は冷却器、15はマントルヒ
ーター、16は温度制御系である。
素吹込反応装置。図において、11はフラスコ、12は硫化
水素吹込管、13は蒸留管、14は冷却器、15はマントルヒ
ーター、16は温度制御系である。
Claims (2)
- 【請求項1】スズ含有脱銅ドロスに塩素を導入して、ス
ズおよび他の含有元素を塩化物にし、この塩化物浴に硫
化水素を導入して砒素を沈澱させた後に蒸留し、揮発し
た塩化スズを分離回収することを特徴とする脱銅ドロス
からのスズの回収方法。 - 【請求項2】スズ含有脱銅ドロスを塩化スズ浴に浸漬
し、該塩化スズ浴に塩素ガスを吹き込んで塩化物にした
後に硫化水素を導入する請求項1に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12062688A JP2536057B2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 脱銅ドロスからのスズの回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12062688A JP2536057B2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 脱銅ドロスからのスズの回収方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01290528A JPH01290528A (ja) | 1989-11-22 |
JP2536057B2 true JP2536057B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=14790883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12062688A Expired - Lifetime JP2536057B2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 脱銅ドロスからのスズの回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536057B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5530195B2 (ja) * | 2010-01-21 | 2014-06-25 | 三井金属鉱業株式会社 | 銅含有被処理物からの銅回収方法 |
CN113355515A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-09-07 | 昆明理工大学 | 一种氯化分离锡银合金的方法 |
-
1988
- 1988-05-19 JP JP12062688A patent/JP2536057B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01290528A (ja) | 1989-11-22 |
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