JP2535816Y2 - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP2535816Y2
JP2535816Y2 JP1992061694U JP6169492U JP2535816Y2 JP 2535816 Y2 JP2535816 Y2 JP 2535816Y2 JP 1992061694 U JP1992061694 U JP 1992061694U JP 6169492 U JP6169492 U JP 6169492U JP 2535816 Y2 JP2535816 Y2 JP 2535816Y2
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マーリン・デイ・ビヨルク
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ハネウエル・インコーポレーテッド
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/041Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
    • H04L7/043Pseudo-noise [PN] codes variable during transmission
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/02Systems using reflection of radio waves, e.g. primary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/06Systems determining position data of a target
    • G01S13/08Systems for measuring distance only
    • G01S13/32Systems for measuring distance only using transmission of continuous waves, whether amplitude-, frequency-, or phase-modulated, or unmodulated
    • G01S13/325Systems for measuring distance only using transmission of continuous waves, whether amplitude-, frequency-, or phase-modulated, or unmodulated using transmission of coded signals, e.g. P.S.K. signals

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は距離測定に適するレー
ダ装置に関する。特に、単一のクロックに同期した2つ
のパルス列を同期させる装置に特徴を有するレーダ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】パルスレーダ装置は、従来、目標までの
最大距離によって決定される比較的低いデューテイサイ
クルで作動させられて来た。その結果、充分なS/N比
を得るためには、高い送信機尖頭出力が必要であった。
【0003】デューテイサイクルは、パルス繰返し周波
数を高くすることにより高めることができる。しかし、
そうすると、ほぼ同時に数個のパルスが飛ばされること
になる。このために、距離測定が不明確になるという問
題の解消手段が必要となる。非コヒーレント(non−
coherent)レーダの場合には、通常ランダムパ
スル位置周波数ジッタ(jitter)の方式が採用さ
れる。この方式は、比較的低いデューテイサイクルにお
ける改善には効果的であるが、デューテイサイクルが高
くなると、改善度は急速に劣化する。
【0004】パルス繰返し周波数を高め、しかも不明確
さを解消することは、RFパルス列を符号化することに
より達成される。符号化により、高度計パルス繰返し周
波数を少なくとも、10倍高くすることが可能である。
その結果、システムループ感度を対応するだけ高めるこ
とができる。
【0005】従来のパルス高度計においては、任意の送
信パルスが地上で反射されて、受信機で受信されるま
で、次のパルスの送信を待たねばならなかった。そうす
ることにより、虚偽の“ロック・オン(lock o
n)”の可能性が回避された。
【0006】送信パルスシーケンスの適切な符号化と、
受信機における符号シーケンスの相関とにより、同時に
複数のパルスが地上に向けられ、地上から戻る状況での
距離測定が可能となる。こうして、目標に対する潜在的
全平均RFエネルギーを増し、特に、従来待時間が比較
的長かった高高度での感度の改善ができる。この場合、
送信パルスの間隔は、アンテナのビーム幅内での地上に
おける“パルス拡がり”および符号暖昧距離除去能力に
よってのみ制約される。
【0007】現在未解決の問題は、符号化した語の発生
に関するものではなく、(単一のパルスではなく)符号
化した語の全体について、その元来の符号化語に対し
て、無限に近い分解能で、かつ、広範囲な遅延時間にわ
たっての可変の遅延を得るための簡単な手法を確立する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】パルス同期化装置には、
高周波クロックからパルス列を導出するのに、プログラ
マブル遅延手段を利用する。このプログラマブル遅延手
段は、指令信号に応答してパルス列を、高周波クロック
に対して、一様に進ませあるいは遅らせる。
【0009】レーダ高度計に採用される場合、しばし
ば、ビデオ信号と呼ばれる受信パルス列は、同じ符号化
特性をもつ他のパルス列と比較される。その他のパルス
列は、ビデオ信号に同期するように、強制的に遅延させ
られる。比較結果が積分され、プログラマブル遅延線を
制御して、その他のパルス列を適切に進ませたり、遅ら
せたりする。同期がとれると、“ストップ”パルスがタ
イマーに与えられ、タイマー出力が、レーダから目標ま
での時間を示す。
【0010】
【実施例】この考案をレーダ高度計に応用した例につい
て記述する。図1において、クロック10は、固定繰返
し周波数の等間隔パルス列である第1のクロック信号C
1を発生する。除算器(分周器)11は、この第1のク
ロック信号C1を受けて、整数Nで除算(分周)し、第
1のパルス列を出力する。
【0011】符号発生器12は、第1のパルス列を受け
て、繰返しパルス符号をもつ第2のパルス列を出力す
る。この第2のパルス列はパルス発生器13をトリガす
る。パルス発生器13の出力は、第2のパルス列のパル
ス符号によって定まる鋭いパルス列であり、送信機15
へ入力され、アンテナ17から送信される。パルス符号
の各繰返し語はよく知られた方法で決定される。
【0002】図1に示すレーダ高度計の送信アンテナの
出力は、コヒーレントまたは非コヒーレントレーダパル
スなどの繰返しレーダパルス符号である。繰返しパルス
符号が、送信アンテナ17から放射され、地上あるいは
他の目標で反射され、受信アンテナ20および受信機2
1へ戻される。受信機21はビデオ増幅器22を付勢
し、ビデオ増幅器22から、パルス発生機13の出力に
対して、反射目標までの距離を表す時間だけの遅れをも
った反射パルス列を得る。送信アンテナ17および受信
アンテナ20は、送信切換器から給電される単一のアン
テナでもよい。
【0013】ビデオ増幅器22からの出力パルスは、ゲ
ート回路27および加算器29を通って積分器30によ
り積分される。積分器30の出力は比較器31へ加えら
れる。比較器31の出力は指令信号50として、アップ
ダウンホールドカウンタ(up−down−hold
counter)34に加えられる。また、比較器31
の出力は、検索/追跡ロジック(search−and
−track logic)33に入力され、その出力
は、追跡/非追跡指示器(track/non−tra
ck indicator)35に加えられる。
【0014】図1に示されるごとく、第1のクロック信
号C1はプログラマブル遅延線24を通って第2の除算
器(分周器)23へ加えられる。プログラマブル遅延手
段(以下遅延線と略す)24の出力は第2のクロック信
号C2で、この第2のクロック信号C2は、第1のクロ
ック信号に対し遅れをもつことを除いて第1のクロック
信号C1とほとんど同一である。第2のクロック信号C
2は、第2の除算器23を通って同じ除数Nで除算さ
れ、第3のパルス列となる。第3のパルス列は、符号発
生器12とほぼ同一の第2の符号発生器25を通り第4
のパルス列となる。第4のパルス列は、時間遅れをもつ
ことを除いて、第2のパルス列と同一の繰返し符号をも
つ。
【0015】遅延線24は、カウンタ34のデジタル出
力である指令信号76に従って時間遅れを発生させる。
カウンタ34は、後述するように判断信号50に従っ
て、クロック信号75を計数する。第2のクロック信号
C2と第1のクロック信号C1の間に得られる全時間遅
れは、ある固定値(0を含む)と、遅延線を通るクロッ
ク信号C1の周期と正確に一致する値との間になければ
ならない。すなわち、連続するあるいは、一様に遅延の
増分の整数値の和は、クロック信号C1の周期に等しく
なければならない。
【0016】カウンタ34は、通常遅延線を通る信号よ
りも遥かに遅い速度で、クロック信号75によりクロッ
クされるので、遅延線24を通る遅れは、入力75に加
えられる各クロック信号に対し、単調に一増分だけ変化
する。遅延線24とカウンタ34の組合せは、カウンタ
34によって与えられる一連のステップ的変化の結果、
遅れが遅延線の最大遅れに達したとき、その遅れは、自
動的に遅延線の他端に切換えられ、カウンタがオーバフ
ローあるいは、アンダーフローしたときの“ロールオー
バ(roll−over)”と全く同じように再びシー
ケンスを続ける。
【0017】遅延線の一方向(遅れ方向ないし進み方
向)への連続的なシフトに対しては、位相遅延線制御カ
ウンタがロールオーバする度に、クロック10からのク
ロック入力が完全に1サイクルスキップされたり、付加
される結果になる。
【0018】図1において、除算器(分周器)11は、
単純なデジタ除算器であり、他の除数のための出力タッ
プをもつ。したがって、クロック信号75は、図示のよ
うに、除算器11のタップの1つから取り出すことがで
きる。そうすると不要かも知れないが、クロック75は
クロック信号C1と同期する。
【0019】上述の微小増分の位相シフト技術は、単側
波帯抑圧搬送波変調器のそれと同様に機能する。移相器
からの平均出力周波数は、主クロックの周波数から移相
器が360°クロックシフトを通して駆動される割合だ
け異なるという結果になる。これは、符号発生器25へ
入力される第3のパルス列の平均周波数を(微小増分
で)効果的に増減する独特の周波数制御メカニズムであ
る。
【0020】符号発生器25の出力はゲート発生器26
へ入力される。クロック10で与えられる第1のクロッ
ク信号が16レーダフィート(約31MHz)の伝播時
間に等しい周期をもつように選ばれたとする。この選択
においては、1フィートの増分シフトに対して、ゲート
クロックの位相シフトメカニズムは、4ビットデジタル
制御機器であればよい。他の応用では、クロック周波数
と増分シフトの他の組合せが便利であるかも知れない。
ディスクリート部品による移相器あるいはシフトレジス
タよりも、プログラマブル遅延線が経済的にのぞまし
い。
【0021】図1において、遅延線への指令信号76
は、高度計の探索あるいは追跡の最大要求速度に等しい
速度でクロックされる4ビットカウンタ34によって駆
動される。これは、クロック信号75で決められる。こ
れは、各シフトに対し、1フィートの増分を選定したこ
とによる。必要に応じて、他の組合せを用いることがで
きる。例えば、2000Hzクロック信号75は200
0フィート/秒のゲートシフト速度を生じる。カウンタ
34への“アップ/ダウン/ホールド”の判断信号50
は、高速の比較器31から、入力される。比較器31
は、従来の高度計と同様に、ゲートされ、積分された積
分器30からの“レンジエラー(rangeerro
r)”信号を固定参照電圧信号REFと比較して、追跡
ループを閉じる。通常のAGCおよび探索−追跡機能
は、従来の高度計におけると同様に構成される。
【0022】カウンタを16ビットまで拡張して、最初
の4ビットを遅延線24の駆動に用いるならば、特定の
用途に対しこのカウンタから直接に16ビットのデジタ
ル高度が抽出できる。しかし、大抵の航空機が必要とす
る“0フィート”遅れの調整を容易にするために、平均
デジタル高度出力情報は、符号発生器12から“スター
ト”パルス44を、また符号発生器25から“ストッ
プ”パルス46を得る従来型の時間/デジタル変換器4
0によって導出される。時間/デジタル変換器40の出
力は高度を示す。もちろん、これは、システムが追跡モ
ードにあるときに限られる。
【0023】ゲート発生器26は、1組のANDゲート
26aおよび26bとして示される。各ゲートは、第1
の入力として除算器23からの短いゲートすなわちSY
NCパルスを受ける。ANDゲート26aは、第2の入
力として、符号発生器25の出力を受ける。それゆえゲ
ート26aはSYNCパルスの入力と、論理値“1”す
なわち正の符号化パルス列が、同時に入力されるときの
み、パルス42を出力する。同様にしてANDゲート2
6bは第2の入力として符号発生器25の反転出力を受
ける。それゆえ、ゲート26bはSYNCパルスの入力
と、論理値“0”すなわち負の符号化パルス列が同時に
入力されるときにのみ、パルス43を出力する。
【0024】ゲート回路27は、ゲート26aの出力4
2によって制御されるゲートスイッチ60を含み、この
ゲートスイッチ60によって信号線61に対するビデオ
増幅器22の出力の接続が制御される。更に、ゲート回
路27はゲート26bの出力43によって制御されるゲ
ートスイッチ62を含み、このゲートスイッチ62によ
って信号線63に対するビデオ増幅器22の出力ぼ接続
が制御される。信号線61は加算器29のプラス入力
へ、信号線63は加算器29のマイナス入力へそれぞれ
接続される。ゲート26aとゲート26bとが同時に出
力を生じることはないから、ゲートスイッチ60とゲー
トスイッチ62が同時にオンとなることもない。したが
って、ビデオ増輻器22からのビデオ信号は、ゲートス
イッチ60がオンの時は正極性で加算器29に与えら
れ、ゲートスイッチ62がオンの時は逆極性(すなわち
負極性)で加算器29に与えられる。
【0025】ゲート発生器26とゲート回路27の組合
せは次のように機能する。もし符号発生器12および2
5それぞれから与えられる第2のパルス列と第4のパル
ス列の間における遅れが、各パルスがその送信後地上で
反射されて戻るまでに要する時間と等しく、その結果、
繰返される符号語それぞれの最初の戻り(すなわちビデ
オパルス)が最初のゲートパルスと同期しているなら
ば、その符号語に含まれるビデオパルスはすべてゲート
パルスに同期することになり、最大信号が加算器29へ
の入力線61を通って積分器30へ供給される。この状
態では積分器30の出力は、比較器31へ入力される参
照信号入力REF32よりも充分大きな値になる。した
がって比較器31は、カウンタ34が計数動作をしない
ような電圧信号50を与える。この状態では、遅延線2
4によって与えられる遅れは一定値に保たれ、符号発生
器25からの出力パルス列はビデオ増幅器22からの受
信パルスに正確に同期した状態を維持する。
【0026】もし、最初のビデオパルスが最初のゲート
パルス以外の他のゲートパルスと同期する状態に、第4
のパルス列が遅延させられていると、ゲートパルスのい
ずれとも同期しないビデオパルスが存在することになる
ので、積分器にはより小さい信号が入力される。比較器
31の出力50によりこの状態が示されると、カウンタ
34が計数を開始し、遅延線24へ出力されるデジタル
信号出力を単調に変化させ、符号発生器25から出力さ
れるパルス列を更に、同期が得られるまで遅らせる。
【0027】この考案の周波数制御機構を通して、ゲー
ト発生器26によって制御されるゲートの開放は、受信
パルスから導出されたビデオパルスに対し、クロック信
号C2の進み又は遅れによって内側に(INBOUN
D)または外側に(OUTBOUND)移動する。これ
は除算器23のパルス列出力の“ゲートクロック”周波
数を変化させることになる。“ゲートクロック”周波数
が高くなると、ゲートの開放は内側に移動し、低くなる
と、外側に移動する。“ゲートクロック”周波数が変ら
なければ、ゲートの開放は除算器11により与えられる
送信パルスに対して、静止状態にとどまる。
【0028】もし符号発生器12および25が乱数発生
器ならばスイッチ60および62に加えられるパルスの
数の差は、互いに1以内である。加算器29は正および
直流反転ビデオ信号を加算するので、各語に対するビデ
オ信号にのったノイズ成分による積分器30の出力は0
に近い。したがって積分器出力は、実質的に符号化パル
スに一致するビデオ信号のみを示す。この回路構成によ
、干渉および地上クラッタ、および虚偽信号を十分に
抑圧することができる
【0029】図2A〜2Iは、7ビット語すなわち7パ
ルス位置をもつ語の簡単な例についての動作を示す。図
2Aは、ゲート26aにより与えられるゲート語パルス
Gが反射ビデオパルスVに正しく同期した場合を示す。
図2B〜2Eは、ゲート語パルスが1〜4パルス位置だ
け早すぎる場合を、図2F〜2Iは、ゲート語パルスが
1〜4パルス位置だけ遅すぎる場合を示す。図2Aでは
各ビデオ語毎に、×印をつけた4パルスがゲートパルス
と一致し、図2B〜2Iでは2パルスだけが一致してい
ることがわかる。このような短い語に対しても、一致す
るパルス数が3以下の積分器出力は完全な同期がとれて
いないことを示す。更にビット数を増した語に対しては
同期と非同期の間の出力差は、更に大きくなる。
【0030】図2A〜2Iでは、ビデオパルスとゲート
パルスの両方が矩形波として示されるがこのようなケー
スは実際的にはあり得ない。ゲートパルスは実質的に矩
形であるが、ビデオパルスはその劣化が避けられない。
図3は、予測できるものに近い波形を示す。曲線Gはゲ
ートパルスを、曲線Vは関連するビデオパルスを示す。
曲線が特定の面積Aをもって相交わるときに、比較器3
1の出力、すなわち対応する判断信号が0出力となり、
カウンタ34が“ホールド”状態になるように電子回路
が設定される。もし、図3B Aに示すように面積が
減少すると、カウンタ34はカウントアップして、ゲー
トパルスGを遅く発生する。反対に、図3C Aに示
すように面積が増加すると、カウンタ34はカウントダ
ウンして、ゲートパルスGを早く発生する。これは、再
び面積Aが得られるまで繰返えされる。正しく同期した
ときにのみ、このような場合の最大数が得られることは
明白である。
【0031】
【動作】この装置の動作は以下の通りである。クロック
10および符号発生器12の制御の下に、疑似乱数符号
の連続パルス列がアンテナ17から送信され、同様のパ
ルス列が、プログラマブル遅延線24で遅らされて、ゲ
ート発生器26に供給される。アンテナ20からの反射
パルスは、ビデオパルスとしてゲート回路27に入力さ
れる。
【0032】システムが探索モード(search m
ode)の場合、積分器出力が低く、カウンタ34は、
クロック入力信号75毎に、予め決められた方向にその
範囲を繰返しステップ状に動かされる。掃引のある点
で、ゲートパルスは、反射パルスと適正な同期状態にな
り、各ゲートパルスがビデオパルスと重なる。十分大き
な信号が積分器30を通って、与えられるとロジック3
3は探索モードから追跡モードに切換えられ、そのモー
ドは追跡/非追跡指示器35で表示される。
【0033】追跡モードでは、ビデオパルスとゲートパ
ルスが面積Aだけ重なると、積分器から比較器31への
信号は、参照信号32に等しく、比較器は、出力0とな
り、ロジック33、カウンタ34および指示器36は、
それらの現在状態に留まる。しかし、航空機の地上高さ
が変わると、ビデオ信号Vの遅れが変化し、重なり面積
がAまたはAに変化し、比較器31への信号が変化
する。その結果“アップ”あるいは“ダウン”出力がロ
ジック33に加えられ、カウンタ34が、面積をAの方
向に変える向きに、プログラマブル遅延線24を調節す
る。
【0034】上述の説明から、この考案は、信号の曖昧
さを惹き起こすことなく、レーダシステムのパルス繰返
し周波数を増加させることができる疑似乱数パルス符号
を採用する装置を含むことは明白である。この装置は、
故意るいは偶然の干渉に対し、高い裕度を有する。何
故ならば、干渉信号が装置に明白な影響を与えるには、
特定の疑似乱数符号のパルスでなければならないからで
ある。
【0035】この考案の同期化装置を、レーダ高度計へ
の適用例について説明した。この考案の多くの特徴と利
点はこの考案の構造と機能の詳細とともに、前述した。
しかし、この考案の同期化装置は、共通のクロック信号
またはパルス列に同期したあるいはそれから導出され、
未知の状況により時間的に離れた2つのパルス列を同期
させることが必要な場合には採用できる。
【0036】しかしながら、この考案の原理内におい
て、かつ、請求範囲の用語の意味範囲内において形状、
寸法および部品の配置の詳細を変更することは可能であ
る。
【0037】特に、移相器またはシフトレジスタをプロ
グラマブル遅延線24の代わりに用いることができる。
プログラマブル遅延線の出力は、第1のクロック信号に
対して遅れをもった第2のクロック信号を用意し、その
両信号とも、第1のクロック信号から、比較および同期
化のためのパルス列を導出するので、このような遅れを
つくる方法は、多数ある。通常のシフトレジスタは、プ
ログラマブル遅延線を用意するための一つの手法であ
る。他の例には、カウンタ34の出力に応答して、第1
のクロック信号に対して第2のクロック信号の位相また
は遅れを一様に変化させるディスクリート部品による移
相器がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の原理を採用したパルスレーダ高度計
のブロック図。
【図2】受信ビデオパルスと局部ゲートパルスの関係を
示す図。
【図3】個々のビデオ信号とゲートパルスの関係のグラ
フ表示を示す図。
【符号の説明】
10 クロック 11,23 除算器 12,25 符号発生器 13 パルス発生器 15 送信機 17 送信アンテナ 20 受信アンテナ 21 受信機 22 ビデオ増幅器 24 プログラマブル遅延線 26 ゲート発生器 27 ゲート回路 29 加算器 30 積分器 31 比較器 32 参照信号入力 33 検索/追跡ロジック 34 カウンタ 35 追跡/非追跡指示器 36 瞬時高度指示器 37 平均高度指示器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の周波数の第1のクロック信号を与
    える手段(10)と上記第1のクロック信号をNで分周して第1のパルス列
    を生じる第1の分周手段(11)と上記第1のパルス列から、繰返しパルス符号をもつ第2
    のパルス列を生じさせる第1の符号化手段(12)と上記第2のパルス列に従ったレーダ・パルスを送信する
    送信手段(13,15,17)と上記第1のクロック信号を指令信号に従った時間だけ遅
    れ方向にずらせて得られる第2のクロック信号を、指令
    信号に応じて上記第1のクロック信号から導出する遅延
    手段(34,24)と上記第2のクロック信号をNで分周して、上記第1のパ
    ルス列を遅れ方向にずらせたものに相当する第3のパル
    ス列を生じる第2の分周手段(23)と上記第3のパルス列から、上記繰返しパルス符号をもつ
    第4のパルス列を生じさせる第2の符号化手段(25)
    送信されたレーダ・パルスから遅れている戻りのレーダ
    ・パルスを受信し、その戻りのレーダ・パルスを表す成
    分が含まれているビデオ信号を生じる受信手段(20,
    21,22)と上記ビデオ信号を受け、上記第4のパルス列に同期して
    駆動されて、上記第4のパルス列の状態に応じて出力を
    生じるゲート手段(26,27)であって、上記第4の
    パルス列が論理“1”であるときは上記ビデオ信号をそ
    のままの極性で出力し、上記第4のパルス列が論理
    “0”であるときは上記ビデオ信号を反転された極性で
    出力するゲート手段(26,27)と上記ゲート手段からの出力を受け、その出力の積分値の
    関数として前記指令信号を与える制御手段(29,3
    0,31)であって、上記第1のパルス列に対して上記
    第4のパルス列を進めたり遅らせたりすることにより、
    上記第4のパルス列を上記ビデオ信号に含まれている戻
    りのレーダ・パルスに同期させる制御手段(29,3
    0,31)とを備えている レーダ装置。
JP1992061694U 1984-03-30 1992-07-20 レーダ装置 Expired - Lifetime JP2535816Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US59509084A 1984-03-30 1984-03-30
US595090 1984-03-30

Publications (2)

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JPH0736084U JPH0736084U (ja) 1995-07-04
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