JP2535607B2 - 部品締結方式 - Google Patents

部品締結方式

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JP2535607B2 JP63307011A JP30701188A JP2535607B2 JP 2535607 B2 JP2535607 B2 JP 2535607B2 JP 63307011 A JP63307011 A JP 63307011A JP 30701188 A JP30701188 A JP 30701188A JP 2535607 B2 JP2535607 B2 JP 2535607B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、2つ以上の部品を固定するのに可逆不可
能な固定方法を用いる、部品締結方法に関する。
[従来の技術] 従来において、2つ以上の部品を固定するために、第
5図の様なプラスチツク加締め等の可逆不可能な締結方
法が用いられている。即ち、第5図において、符合aは
固定部分を示し、符合bはこの固定部分aに固定される
被固定部分を示している。また、符合cは、可逆不可能
な複数の締結部を示している。このような従来の締結方
式によれば、一旦被固定部bが固定部aに締結される
と、その締結解除は不可能となり、この締結部cが破壊
されない限り、永久的にこの固定状態が維持されること
になる。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記した従来例では、修理等のため
に、固定部aと被固定部bとを一時的に分離する必要が
生じる場合がある。この様な場合であつても、締結部c
は可逆不可能であるため、これら2つの部品を分離する
ためには、締結部cを破壊せざると得ず、一旦固定した
ものを分離すると、固定部品の再利用が不可能となる問
題があつた。
この発明は上述した課題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、互いに締結させた2つ以
上の部品を一時的に分離させて再度締結する場合に、削
除された加締め用突起の残存部分を挿通孔に挿通させて
位置決めでき、より正確で且つ簡単な位置決めを可能と
する部品締結方式を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上述した目的を達成するため、この発明に係る部品締
結方式は、以下の特徴を備える。即ち、 複数の部品を互いに締結する部品締結方式であって、 前記各部品に複数の挿通孔と加締め用突起を設け、 前記複数の挿通孔に他の部品の加締め用突起を挿通さ
せ、該加締め用突起の一部を加締めることにより互いの
部品を一次締結させ、 この加締め用突起を削除して一次締結状態を解除した
後、再度互いの部品を締結する場合に、この削除された
加締め用突起の残存部分を挿通孔に挿通させて位置決め
し、 残存する加締め用突起を加締めることにより二次締結
させる。
また、好ましくは、前記複数の部品は、プラスチック
材である。
[作用] 以上のように構成される部品締結方式においては、修
理等により互いに締結させた2つ以上の部品を一時的に
分離させる必要が生じた場合、その分離時に削除された
加締め用突起の残存部分を挿通孔に挿通させて位置決め
することにより、より正確で且つ簡単な位置決めを可能
とすると共に、再締結時に削除されていない残存する加
締め用突起を加締めることにより再度締結可能となる。
また、複数の部品にプラスチック材を適用することに
より、一次締結又は二次締結のいずれの場合においても
ネジ又はボルト等の締結部品を必要とせず、容易に締結
することができる。
[実施例] 以下に、この発明に係わる部品締結方式の種々の実施
例の構成を、添付図面を参照して詳細に説明する。
この一実施例の初期不可逆締結方法として、熱又は超
音波振動等を用いるプラスチツク加締めを適用し、この
初期不可逆締結部分とは別に、可逆締結部分としてネジ
締めを適用した場合につき、添付図面を参照して詳細に
説明する。
第1図及び第2図は、この発明の第1の実施例の部品
締結方式が適用される構成を示している。第1図に示す
ように、プラスチツク製の固定部品10に被固定部品12を
組み合わせる状態において、固定部品10は、初期不可逆
締結手段として、プラスチツク加締めを適用した一次締
結部分14を備えると共に、一次締結部分14とは別に、被
固定部品12に予め形成したネジ締め用の透孔16に連通す
るねじ穴18を、二次締結部分として備えている。
そして、第1図においては、初期における不可逆締結
状態が示されており、この不可逆締結状態においては、
固定部品10の被固定部品12を組み付けた後において、プ
ラスチツク加締めにて両者は締結されている。
この第1図の状態において、修理等により固定部品10
と被固定部品12とを分離する必要が生じた場合、一次締
結部品14をナイフ等で削除し、固定部品10と被固定部品
12とを互いに分離することになる。
一方、第2図は一度分離された固定部品10と被固定部
品12とを再度締結した二次締結状態を示している。、こ
の二次締結状態においては、上述した一次締結部分14は
既に破壊されているので、この一次締結部分14とは別に
設けたねじ締め用のねじ穴18と、ねじ締め用の透孔16と
を用いて、ねじ20により固定部品10と被固定部品12とが
互いに締結されている。
尚、第2図において、符合22は第1図に示した一次締
結部分14をナイフ等で削除した後の破断面を、また、符
合24は、破断した残りの凸部を夫々示している。
上記した第1の実施例の部品締結方式における特有の
効果は、以下の通りである。
(1)一次締結に際して、プラスチツク加締めを適用す
る事によつて、ねじ等の締結部品を必要とせず経済的で
ある。
(2)修理等により固定部品10と被固定部品12とを互い
に分離する必要が生じた場合、一次締結部分14をナイフ
等で削除した場合でも、一次締結部分14に残つている凸
部24が、再締結の際の位置決めにする事ができ、位置ズ
レのない正確な締結が可能となる。
この発明は、上述した第1の実施例の構成に限定され
ることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した第1の実施例においては、二次締結
部として、可逆的な締結状態を達成ねじ穴18とねじ20と
を採用するように説明したが、この発明は、このような
構成に限定されることなく、以下に説明するように、種
々の実施例が採用されるものである。尚、以下の説明に
おいて、上述した第1の実施例と同様な部分に対して
は、同様な符合を付して、その説明を省略する。
即ち、第3図は、第2の実施例の部品締結方式が採用
された状態を示している。
この第2の実施例の部品締結方式においては、一次締
結部分14にプラスチツク加締めを適用することは、上述
した第1の実施例と同様であるが、二次締結部分とし
て、これとは別にプラスチツク加締め用の軸26が採用さ
れている。
このように第2の実施例を構成することにより、不可
逆的な締結状態であるが、一次締結状態が破壊された後
において、二次締結状態が達成されることになる。
一方、第4図は、第3の実施例の部品締結方式が採用
された状態を示している。
この第3の実施例の部品締結方式においては、一次締
結部分14にプラスチツク加締めを適用することは、上述
した第1の実施例と同様であるが、二次締結部分とし
て、これとは別に、破線で示す止メ輪28を挿入するた
め、軸部30と、この軸部30の先端に形成した溝部32とが
採用されている。
このように第3の実施例の部品締結方式を採用するこ
とにより、第1の実施例と同様に、可逆的な締結状態が
達されることになる。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明に係る部品締結方式に
よれば、修理等により互いに締結させた2つ以上の部品
を一時的に分離させる必要が生じた場合、その分離時に
削除された加締め用突起の残存部分を挿通孔に挿通させ
て位置決めすることにより、より正確で且つ簡単な位置
決めを可能とすると共に、再締結時に削除されていない
残存する加締め用突起を加締めることにより再度締結可
能となる。
また、複数の部品にプラスチック材を適用することに
より、一次締結又は二次締結のいずれの場合においても
ネジ又はボルト等の締結部品を必要とせず、容易に締結
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の部品締結方式が適用
される場合における一次締結状態を示す断面図; 第2図は第1図の一次締結部分を削除し、新たにねじに
て二次締結状態を達成して締結した状態を示す断面図; 第3図はこの発明に係わる第2の実施例の部品締結方式
が適用される一次締結状態を示す断面図; 第4図はこの発明に係わる第3の実施例の部品締結方式
が適用される一次締結状態を示す断面図;そして 第5図は従来の部品締結方法を示す断面図である。 図中、10……固定部品、12……被固定部品、14……一次
締結部分、16……透孔、18……ねじ穴、20……ねじ、22
……破断面、24……凸部、26……プラスチツク加締め用
の軸、28……止メ輪、30……軸部、32……溝部である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の部品を互いに締結する部品締結方式
    であって、 前記各部品に複数の挿通孔と加締め用突起を設け、 前記複数の挿通孔に他の部品の加締め用突起を挿通さ
    せ、該加締め用突起の一部を加締めることにより互いの
    部品を一次締結させ、 この加締め用突起を削除して一次締結状態を解除した
    後、再度互いの部品を締結する場合に、この削除された
    加締め用突起の残存部分を挿通孔に挿通させて位置決め
    し、 残存する加締め用突起を加締めることにより二次締結さ
    せることを特徴とする部品締結方式。
  2. 【請求項2】前記複数の部品は、プラスチック材である
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品締結方式。
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