JP2535481Y2 - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP2535481Y2
JP2535481Y2 JP1989128250U JP12825089U JP2535481Y2 JP 2535481 Y2 JP2535481 Y2 JP 2535481Y2 JP 1989128250 U JP1989128250 U JP 1989128250U JP 12825089 U JP12825089 U JP 12825089U JP 2535481 Y2 JP2535481 Y2 JP 2535481Y2
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JP
Japan
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valve
filter
cylindrical
valve box
port
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JP1989128250U
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英二 芝原
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は油圧機器等において使用される電磁弁に関す
る。
[従来技術] 油圧回路で使用される電磁弁では、シート部にゴミ等
が噛み込んでソレノイドに電流が投入されていないのに
投入されたような状況になる場合がある。そこで、電磁
弁への油圧の入口側にフィルタを設けて流体中のゴミを
除去するようにしている。
例えば第4図に示す弁において、弁本体15のソレノイ
ド17に通電すると、コア22が弁棒とともにスプリング18
の押圧力に抗して後退し、油の流れでメインポット19が
後退して圧力油入口となるポートP1と圧力油出口となる
ポートP2とが連通して圧油が流れる。この圧油中に浮遊
するゴミを除去するために、フィルタ20が弁箱16のポー
トP1開口部の周囲に設けられている。23はシート部であ
る。
[考案が解決しようとする課題] 上記したフィルタは、弁箱と弁本体との段差のある部
分で圧力油入口周囲を囲むように取り付けるため、円錐
形状となっている。そのため、第5図に示すように、フ
ィルタの網目21が変形し、円錐形上部で目がつまり、下
部で目が開きやすくなる。また、同図に示すように上
部、下部の寸法dおよびDの精度が出しにくいため、弁
箱と弁本体との接触部ででのシール性が悪くなるととも
に、固定性が悪く流体の流れの方向にフィルタがズレ易
いという問題があった。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記課題を解決するために、次のような構成
を採用した。
すなわち、本考案にかかる油圧電磁弁は、入口ポートと
出口ポートとが形成され、両者を連通する通路を有する
筒状弁箱内部に、スプリングおよびソレノイドで進退す
る弁体を設け、該弁体の進退によって前記連通通路の開
閉を行なうようにした電磁弁において、円筒状網の少な
くとも一端開口部の全周に弾性シール材を一体的に取り
付けて成るフィルタを、前記弾性シール材を前記筒状弁
箱の外周に密着嵌入し、かつ前記フィルタの他端開口部
を前記筒状弁箱の段差部に対しオーバラップして装着す
ることで、前記筒状弁箱の入口ポート外周に設けたこと
を特徴とする。
[作用] フィルタの形状を円筒状としたため、円錐形状に比べ
網目が変形しにくい。またフィルターの一端又は両端に
弾性シール材を固定してフィルタが円筒状のまま弁箱に
装着できるようにし、この弾性シール材の部分で弁箱へ
の取付けを行なうので、フィルタと弁箱とのシール性お
よび固着性が良くなる。
[実施例] 第1図は本考案の実施例である電磁弁1をケース2に
組込んだ図で、第2図は実施例の要部の構成を示す図で
ある。弁本体3の内部には、従来側と同様にソレノイド
およびスプリングにより進退するポペット弁が設けられ
ている。また、ポペット弁の弁座が設けられた筒状の弁
箱4には、圧油が電磁弁内へ送られるための入口ポート
5と、ポペット弁の後退によって通路が開き、圧油が送
り出される出口ポート6とが形成されている。入口ポー
ト5と出口ポート6とは、電磁弁が組み込まれるケース
2の圧油入口10および圧油出口11とに連通されている。
これらの連通に際しては、入口ポート5と出口ポート6
とがケース側の通路で連通しないように、弁箱4の出口
ポート6側の先端部にシール材7が装着されている。
また、弁箱4の入口ポート5が形成された周囲には、
送り込まれてくる圧油中のゴミが弁本体内に流れ込まれ
ないように除去するためのフィルタ8が取りつけられて
いる。フィルタ8は、基部が弁箱4の段差部4bに対しオ
ーバラップして装着され、弁箱4の円筒形状に対応し、
装着時に円筒形を維持して取り付けられるように、弁箱
4の先端部4aに密着する弾性シール材9が段差部4bの高
さを考慮して他端部の内面側全周に固定されている。フ
ィルタ8は、第3図に示すように、ステンレス製のメッ
シュを円筒状に形成し、端部の重ね合わせ部12をシーム
熔接によって接合するとともに、開口側端部の全周に弾
性シール材9が焼き付け固定されている。
実施例における電磁弁には、上記したフィルタが、圧
油入口ポートが形成された弁箱の外周に設けられている
ので、圧油中のゴミが除去され、弁本体内にゴミが入り
込まない。また、フィルタは円筒形状に成形されている
ので、寸法精度よく作成される。また、弾性シール材が
弁箱形状に合わせて固着されており、フィルタが円筒形
状のまま弁箱周囲に取り付けられるので、取り付け後に
おいても網目が変形しにくく、フィルタとしての機能が
低下しない。さらに、弾性シール材を弁箱に密着させて
取り付けるので、圧油の流れによって位置がずれること
がなくなる。弾性シール材そのもののシール性によって
入口ポートと出口ポートの外部での連通が防止され、従
来のものに比べシール効果は高くなる。
[考案の効果] 上記説明から明らかなように、本考案にかかる電磁弁
によれば、入口ポート側に設けられるフィルタのフィル
タ機能が高く、圧油中のゴミが確実に除去され、弁本体
への固着性も高く、圧油の流れによって押し流されるこ
となく、またシール性を高めることができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例をケースに組み込んだ状態を示
す図、第2図は実施例の要部の構成を示す図、第3図は
フィルターの外観図、第4図は従来例の構成を示す図、
第5図は従来のフィルタの欠点を説明する図である。 1……電磁弁、3……弁本体、4……弁箱 5……入口ポート、6……出口ポート、8……フィル
タ、9……弾性シール材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入口ポートと出口ポートとが形成され、両
    者を連通する通路を有し一方の外周端部に段差部を有す
    る筒状弁箱内部に、スプリング及びソレノイドで進退す
    る弁体を設け、該弁体の退進によって前記連通通路の開
    閉を行うようにした電磁弁において、 円筒状網の少なくとも一端開口部の全周に弾性シール材
    を一体的に取り付けて成るフィルタを、前記弾性シール
    材を前記筒状弁箱の外周に密着嵌入し、かつ前記フィル
    タの他端開口部を前記筒状弁箱が有する段差部に対しオ
    ーバラップして装着することで、前記筒状弁箱の入口ポ
    ート外周に設けたことを特徴とする電磁弁。
JP1989128250U 1989-10-31 1989-10-31 電磁弁 Expired - Lifetime JP2535481Y2 (ja)

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JPH0369377U JPH0369377U (ja) 1991-07-10
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JPS6284668U (ja) * 1985-11-15 1987-05-29

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