JP2535475Y2 - 細断屑落下防止装置付シュレッダー - Google Patents
細断屑落下防止装置付シュレッダーInfo
- Publication number
- JP2535475Y2 JP2535475Y2 JP5367791U JP5367791U JP2535475Y2 JP 2535475 Y2 JP2535475 Y2 JP 2535475Y2 JP 5367791 U JP5367791 U JP 5367791U JP 5367791 U JP5367791 U JP 5367791U JP 2535475 Y2 JP2535475 Y2 JP 2535475Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- shredder
- lock member
- receiving box
- mounting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】使用済みの各種書類を細断するシ
ュレッダーに於ける細断屑の落下防止装置に関するもの
である。
ュレッダーに於ける細断屑の落下防止装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般的なシュレッダーの欠点を改良する
ものとして、屑受箱をシュレッダー内に入れると、細断
屑排出口のシャッターが開いて細断屑が屑箱内に落下可
能となり、屑箱を取出すと、シャッターを閉じて細断屑
が落下するのを防止する構造、即ち屑箱の出し入れとシ
ャッターの開閉が連動する構造のものが、実公平2−3
6596号、特開昭59−199056号、特開昭61
−268363号、実開昭64−48146号などに示
されている。
ものとして、屑受箱をシュレッダー内に入れると、細断
屑排出口のシャッターが開いて細断屑が屑箱内に落下可
能となり、屑箱を取出すと、シャッターを閉じて細断屑
が落下するのを防止する構造、即ち屑箱の出し入れとシ
ャッターの開閉が連動する構造のものが、実公平2−3
6596号、特開昭59−199056号、特開昭61
−268363号、実開昭64−48146号などに示
されている。
【0003】しかし、これらの考案に示すものは、屑受
箱をシュレッダー内へ入れる時の力によってシャッター
を開くものであるから、シャッターを閉じた状態に保つ
ために用いているバネや磁石を強力なものにはできな
い。それはあまり強く閉じると、こんどはシャッターを
開く時に屑受箱を相当強く押し込まなければならないか
らである。シャッターを閉じた状態を保つための力が弱
いと、シュレッダー内部に手を入れた時に誤ってシャッ
ターに手が触れたり、振動が加わったりすると、シャッ
ターが開いて細断屑が落下する虞がある。
箱をシュレッダー内へ入れる時の力によってシャッター
を開くものであるから、シャッターを閉じた状態に保つ
ために用いているバネや磁石を強力なものにはできな
い。それはあまり強く閉じると、こんどはシャッターを
開く時に屑受箱を相当強く押し込まなければならないか
らである。シャッターを閉じた状態を保つための力が弱
いと、シュレッダー内部に手を入れた時に誤ってシャッ
ターに手が触れたり、振動が加わったりすると、シャッ
ターが開いて細断屑が落下する虞がある。
【0004】また屑受箱とシャッターは連動しているた
めに、屑受箱を出し入れする時に、半開きになったシャ
ッターの隙間から屑受箱の外へ細断屑が落下することを
完全に防止することも不可能である。
めに、屑受箱を出し入れする時に、半開きになったシャ
ッターの隙間から屑受箱の外へ細断屑が落下することを
完全に防止することも不可能である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案では、シュレッ
ダーの屑受箱収納部の扉の開閉に連動して開閉する細断
屑排出口のシャッターと、屑受箱の出し入れに連動して
このシャッターと係合離脱を行なうシャッターロック部
材を設けることにより上記欠点を改良したものである。
ダーの屑受箱収納部の扉の開閉に連動して開閉する細断
屑排出口のシャッターと、屑受箱の出し入れに連動して
このシャッターと係合離脱を行なうシャッターロック部
材を設けることにより上記欠点を改良したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上面に紙投入口(2)を設
け、その下段に一対の回転カッター(3)を設けたシュレ
ッダー(1)に於いて、上記カッターの下段位置の前側に
排出板(4)を設け、その対称位置に設けたL状の取付板
(5)の直立部の上端でシャッター(6)の上端を回動自在に
軸止(7)し、上記排出板とで排出口(8)を形成し、屑受箱
収納部(9)の扉(10)と上記シャッターとを引張りバネ(1
1)で連結する。上記取付板の前側下面より下方へ突設す
る下部取付部(12)の先端で、ほぼ逆U状のシャッターロ
ック部材(13)の角部を回動自在に軸止(14)し、上記取付
板(5)の角部とシャッターロック部材の前側辺とを引張
りバネ(15)で連結する。
け、その下段に一対の回転カッター(3)を設けたシュレ
ッダー(1)に於いて、上記カッターの下段位置の前側に
排出板(4)を設け、その対称位置に設けたL状の取付板
(5)の直立部の上端でシャッター(6)の上端を回動自在に
軸止(7)し、上記排出板とで排出口(8)を形成し、屑受箱
収納部(9)の扉(10)と上記シャッターとを引張りバネ(1
1)で連結する。上記取付板の前側下面より下方へ突設す
る下部取付部(12)の先端で、ほぼ逆U状のシャッターロ
ック部材(13)の角部を回動自在に軸止(14)し、上記取付
板(5)の角部とシャッターロック部材の前側辺とを引張
りバネ(15)で連結する。
【0007】
【作用】本考案の作用を図面で説明すると、図1に示す
ように、シュレッダー(1)の屑受箱収納部(9)に屑受箱(1
6)を収納すると、シャッターロック部材(13)は屑受箱で
図面中右方向へ押圧しているので、シャッター(6)は軸
(7)を支点にして自重で垂れ下がり、排出板(4)との間に
排出口(8)が形成される。このため投入口(2)から投入さ
れた紙はカッター(3)によって細断され、排出口(8)を介
して屑受箱(16)に細断屑(17)となって落下する。
ように、シュレッダー(1)の屑受箱収納部(9)に屑受箱(1
6)を収納すると、シャッターロック部材(13)は屑受箱で
図面中右方向へ押圧しているので、シャッター(6)は軸
(7)を支点にして自重で垂れ下がり、排出板(4)との間に
排出口(8)が形成される。このため投入口(2)から投入さ
れた紙はカッター(3)によって細断され、排出口(8)を介
して屑受箱(16)に細断屑(17)となって落下する。
【0008】屑受箱に紙屑が充満したら、図2に示すよ
うに扉(10)を開くと引張りバネ(11)を介してシャッター
(6)が引張られて排出口(8)を閉じる。これで細断屑の落
下は止る。次に屑受箱(16)を取出すと、屑受箱で押圧さ
れていたシャッターロック部材(13)が引張りバネ(15)で
引張られて軸(14)を支点にして回動し、シャッター(6)
に当接して止まり、シャッターが開かないようロックす
る。
うに扉(10)を開くと引張りバネ(11)を介してシャッター
(6)が引張られて排出口(8)を閉じる。これで細断屑の落
下は止る。次に屑受箱(16)を取出すと、屑受箱で押圧さ
れていたシャッターロック部材(13)が引張りバネ(15)で
引張られて軸(14)を支点にして回動し、シャッター(6)
に当接して止まり、シャッターが開かないようロックす
る。
【0009】屑受箱(16)を収納部(9)から取出して扉(1
0)を閉じた場合を図3に示しているが、この場合シャッ
ター(6)はロック部材(13)でロックされたままの状態を
持続しているので、細断屑は落下しない。
0)を閉じた場合を図3に示しているが、この場合シャッ
ター(6)はロック部材(13)でロックされたままの状態を
持続しているので、細断屑は落下しない。
【0010】
【実施例】図面について実施例を述べると、上面に紙投
入口(2)と、その下段に一対のカッター(3)を設けたシュ
レッダー(1)に於いて、上記カッターの下段位置の前側
に排出板(4)を設け、その対称位置の後側に設けたL状
の取付板(5)の直立部上端で、シャッター(6)の上端を回
動自在に軸止(7)し、このシャッターと上記排出板で細
断屑の排出口(8)を形成する。シュレッダーの下段部に
設けた屑受箱収納部(9)の扉(10)と上記シャッターとを
引張りバネ(11)で連結して扉とシャッターが連動して扉
が開いた時シャッターが閉じるようにする。上記取付板
の前側下面より下方へ突設する下部取付部(12)の先端
で、ほぼ逆U状のシャッターロック部材(13)の前側角部
を回動自在に軸止し、前記取付板の角部とシャッターロ
ック部材の前側辺とを引張りバネ(15)で連結する。
入口(2)と、その下段に一対のカッター(3)を設けたシュ
レッダー(1)に於いて、上記カッターの下段位置の前側
に排出板(4)を設け、その対称位置の後側に設けたL状
の取付板(5)の直立部上端で、シャッター(6)の上端を回
動自在に軸止(7)し、このシャッターと上記排出板で細
断屑の排出口(8)を形成する。シュレッダーの下段部に
設けた屑受箱収納部(9)の扉(10)と上記シャッターとを
引張りバネ(11)で連結して扉とシャッターが連動して扉
が開いた時シャッターが閉じるようにする。上記取付板
の前側下面より下方へ突設する下部取付部(12)の先端
で、ほぼ逆U状のシャッターロック部材(13)の前側角部
を回動自在に軸止し、前記取付板の角部とシャッターロ
ック部材の前側辺とを引張りバネ(15)で連結する。
【0011】
【考案の効果】シュレッダーの屑受箱収納部の扉を開く
ことにより、連動して細断屑排出口のシャッターが閉
じ、屑受箱を取り出すことによりシャッターロック部材
が作動して完全にロック状態を持続するので、屑受箱を
取り出したのち誤ってシャッターに手を触れたり、振動
が加わるなど外力が作用してもシャッターが開くことは
なく細断屑が散乱することは無い。
ことにより、連動して細断屑排出口のシャッターが閉
じ、屑受箱を取り出すことによりシャッターロック部材
が作動して完全にロック状態を持続するので、屑受箱を
取り出したのち誤ってシャッターに手を触れたり、振動
が加わるなど外力が作用してもシャッターが開くことは
なく細断屑が散乱することは無い。
【図1】屑受箱を収納した時のシュレッダーの構成図で
ある。
ある。
【図2】扉を開いて屑受箱を取り出す時の説明図であ
る。
る。
【図3】屑受箱を取り出し扉を閉じた時の構成図であ
る。
る。
2 投入口 3 カッター 4 排出板 5 取付板 6 シャッター 8 排出口 10 扉 13 シャッターロック部材 11,15 引張りバネ
Claims (1)
- 【請求項1】 上面に紙投入口(2)を設け、その下段に
一対のカッター(3)を設置したシュレッダー主体(1)に於
いて、カッターの下側に設けた排出板(4)と対称位置に
L状取付板(5)を設置してその上端部でシャッター(6)の
上端を回動自在に軸止し、上記主体の下部に設けた屑受
箱収納部(9)の扉(10)とシャッターを引張りバネ(11)で
連結し、上記取付板の下面より突設した下部取付部(12)
に、ほぼ逆U状のシャッターロック部材(13)の角部を回
動自在に軸止し、上記取付板の角部とロック部材を引張
りバネ(15)で連結したことを特徴とする細断屑落下防止
装置付シュレッダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5367791U JP2535475Y2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 細断屑落下防止装置付シュレッダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5367791U JP2535475Y2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 細断屑落下防止装置付シュレッダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04137742U JPH04137742U (ja) | 1992-12-22 |
JP2535475Y2 true JP2535475Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=31929359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5367791U Expired - Lifetime JP2535475Y2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 細断屑落下防止装置付シュレッダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535475Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3690708B2 (ja) * | 1997-06-24 | 2005-08-31 | 株式会社リコー | シュレッダー |
JP4816880B2 (ja) * | 2005-07-01 | 2011-11-16 | カール事務器株式会社 | シュレッダー |
JP5286554B2 (ja) * | 2008-04-25 | 2013-09-11 | コクヨ株式会社 | シュレッダ |
JP5286556B2 (ja) * | 2008-06-25 | 2013-09-11 | コクヨ株式会社 | シュレッダ |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP5367791U patent/JP2535475Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04137742U (ja) | 1992-12-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |