JP2535165Y2 - 近接スイッチ - Google Patents

近接スイッチ

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JP2535165Y2
JP2535165Y2 JP9504190U JP9504190U JP2535165Y2 JP 2535165 Y2 JP2535165 Y2 JP 2535165Y2 JP 9504190 U JP9504190 U JP 9504190U JP 9504190 U JP9504190 U JP 9504190U JP 2535165 Y2 JP2535165 Y2 JP 2535165Y2
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JP
Japan
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case
proximity switch
base
synthetic resin
side wall
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JP9504190U
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JPH0452348U (ja
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勝一 藤岡
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、底面を基台等に取付けて被検出物の接近、
存在、通過等を検出する角形の近接スイッチに係り、さ
らに詳しくは、全天候用に使用して特に有効な近接スイ
ッチに関するものである。
[従来の技術] 近接スイッチは、通常、検出コイルと、発振回路、検
出回路、スイッチング回路、増幅回路等からなる検出回
路部と、電源ラインや信号ラインを形成するケーブル等
からなり、検出コイルの検出面に被検出物が接近すると
発振回路の発振状態が変化するので、この変化を検波回
路で検出してスイッチング回路を作動させ、これを増幅
回路で増幅し、検出信号としてケーブルから出力するよ
うに構成したものである。
第5図(a)は従来の角形近接スイッチの一例を示す
従断面図、(b)はその底面図である。図において、
(1)は合成樹脂を成型してなり、下方が開口されて開
口部(2)が形成された箱状のケースで、下面には側壁
の下端部と同一平面上に基台等への取付部(4)が設け
られている。(5)は検出コイルで、中心部に貫通穴
(7)を有するコア(6)にコイル(8)を装着したも
のである。(9)はコア(6)の貫通穴(7)に挿入さ
れ、コア(6)と一体的に結合された支持部材で、コア
(6)と反対側には支持片(10)が突設され、この支持
片(10)には発振回路部等(図示せず)が設けられたプ
リント基板(11)が取付けられている。(12)はプリン
ト基板(11)に接続されたケーブル、(13)はケース
(1)内にケース(1)の下端部と同一平面まで充填さ
れた合成樹脂である。
上記のような近接スイッチを組立てるには、例えばプ
リント基板(11)を取付けた支持部材(9)が一体的に
結合された発振コイル(5)を開口部(2)からケース
(1)内に収容し、ケーブル(12)をプリント基板(1
1)に接続する。このとき、検出コイル(5)の端面は
ケース(1)の側壁(検出面)(3)の内壁に密着する
か、又は僅かな間隙を隔てて対向している。この状態で
溶融状態にある合成樹脂をケース(1)の開口部(2)
から、ケース(1)の側壁の下端部と同一平面になるま
で注入充填し、固化させる。これにより、検出コイル
(5)、プリント基板(11)等は検出コイル(1)内に
位置決めされ、かつ封止される。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような近接スイッチは、通常第6図に示すよう
にケース(1)の下端部と充填した合成樹脂(13)とを
基台等(14)に当接させ、基台等(14)に挿通したビス
を取付部(4)に螺入して取付けられるが、温度変化な
どにより検出面(3)と合成樹脂(13)との間に隙間を
生ずることがある。
このような近接スイッチは全天候型とそて、例えば屋
外の駐車場に設置され、自動車の出入りの検出器として
使用されることがあるが、基台等(14)に雨水が流れた
り溜ったりすると、雨水(15)が第6図に示すように毛
細管現象により検出面(3)に沿って上昇し、検出コイ
ル(5)の端面まで浸入してコイル(6)に悪影響を及
ぼし、寿命が短かくなるばかりでなく、検出不良などを
生ずることもあった。
本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、
全天候型として使用しても雨水等の影響を受けるおそれ
のない近接スイッチを得ることを目的としたものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る近接スイッチは、ケースの側壁の一部又
は全部を下方に延出して延出部を形成し、この延出部の
基部まで合成樹脂を充填したものである。
[作用] 近接スイッチを基台等に取付けると、基台等にはケー
ス側壁の延出部が当接し、基台等とケース内に充填され
た合成樹脂との間に空間部が形成される。このため、基
板等に雨水等が流れたり溜ったりして毛細管現象により
延出部に沿って雨水が上昇しても合成樹脂まで達しない
ので、検出コイルに悪影響を与えることはない。
[実施例] 第1図(a)は本考案実施例の従断面図、(b)はそ
の底面図である。なお、第5図の従来例と同じ部分には
これと同じ符号を付し、説明を省略する。(16)はケー
ス(1)の長辺の側壁の一部をaだけ下方に延出した延
出部、(4a)は取付部(4)の一部をaだけ下方に突設
したスペーサ脚で、合成樹脂(13)はケース(1)の側
壁の下端部と同一平面まで、したがって延出部(16)と
スペーサ脚(4a)の基部までケース(1)内に充填され
ている。実施例では上記aを5mmとした。
上記のように構成した近接スイッチを基台等(14)取
付けると、第2図に示すように基台等(14)には延出部
(16)とスペーサ脚(4a)が当接し、合成樹脂(13)の
下面は間隙aを隔てて基台等(14)と対向する。このた
め、基台等(14)上に雨水が流れたり溜ったりしても検
出面(3)から検出コイル(5)に浸水するおそれはな
い。若し、毛細管現象により延出部(16)に沿って雨水
が上昇しても合成樹脂(13)まで達せず、したがって、
検出コイル(5)に悪影響を与えることはない。
なお、上記の実施例ではケース(1)の長辺の側壁に
支持脚(16)を設けた場合を示したが、短辺の側壁(検
出面(3))に支持脚を設けてもよい。
第3図(a),(b)は本考案の他の実施例の従断面
図及び底面図である。本実施例はケース(1)の側壁を
第1図の実施例の側壁よりそれぞれaだけ長くして延出
部(16a)を形成すると共に、取付部(4)の一部をa
だけ突出させてスペーサ脚(4a)とし、合成樹脂(13)
をケース(1)の側壁の下端部よりaだけ上方まで充填
したものである。
上記のように構成した本実施例の雨水等に対する効果
は、第1図で示した実施例の場合と同様である。
第4図(a),(b)は本考案のさらに他の実施例の
縦断面図及び底面図である。本実施例においては、ケー
ス(1)の長辺側の両側壁を短辺側のよりaだけ長くし
て延出部(16b)を形成すると共に、取付部(4)の一
部をaだけ突出させてスペーサ脚(4a)とし、短辺側の
側壁の下端部と同一平面まで合成樹脂(13)を充填した
もので、その雨水等に対する効果は、第1図、第2図の
実施例の場合と同様である。
なお、長辺側の両側壁を従来と同じ長さに形成し、短
片側の側壁の一方(検出面(3))又は両側壁をaだけ
長くして延出部を形成してもよい。
[考案の効果] 以上詳記したように、本考案はケースの側壁の一部又
は全部を延出して延出部を形成し、この延出部の基部ま
で合成樹脂を充填したので、基板等に取付けたとき基板
等と合成樹脂の下面との間に空間部が形成される。この
ため、基板等に雨水が流れたり溜ったりしてもケース内
に浸入するおそれがなく、また、若し延出部に沿って毛
細管現象により雨水が上昇してもケース内まで達しない
ので、検出コイルに悪影響を与えることがない。
また、基台等が鉄等の磁性材料の場合は、検出コイル
が基台等に近接しているため磁界の影響を受け易く、こ
のため従来は基台等と近接スイッチとの間にシールド板
を介装していたが、本考案は延出部により基台等と検出
コイルとの間が離れているので、シールド板を省略する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第3図及び第4図は本考案の実施例を示すも
ので、それぞれ(a)は従断面図、(b)は底面図であ
る。第2図は本考案の作用説明図、第5図(a)は従来
の近接スイッチの一例の縦断面図、(b)はその底面
図、第6図は従来の近接スイッチの雨水の影響を説明す
るための模式図である。 (1):ケース、(2):開口部、(3):検出面、
(4):取付部、(4a):スペーサ脚、(5):検出コ
イル、(11):プリント基板、(12):ケーブル、(1
3):合成樹脂、(14):基台等、(16),(16a),
(16b):延出部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部に開口部を有するほぼ箱状のケース内
    に検出コイル、検出回路等を収容し、前記開口部から前
    記ケース内に合成樹脂を充填してなる近接スイッチにお
    いて、 上記ケースの側壁の一部又は全部を下方に延出して延出
    部を形成し、前記合成樹脂を前記延出部の基部まで充填
    したことを特徴とする近接スイッチ。
JP9504190U 1990-09-12 1990-09-12 近接スイッチ Expired - Lifetime JP2535165Y2 (ja)

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JPH0452348U JPH0452348U (ja) 1992-05-01
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