JP2534970B2 - 高圧噴射撹拌による地盤改良工法 - Google Patents

高圧噴射撹拌による地盤改良工法

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JP2534970B2
JP2534970B2 JP5304217A JP30421793A JP2534970B2 JP 2534970 B2 JP2534970 B2 JP 2534970B2 JP 5304217 A JP5304217 A JP 5304217A JP 30421793 A JP30421793 A JP 30421793A JP 2534970 B2 JP2534970 B2 JP 2534970B2
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明 海老澤
照夫 大山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軟弱地盤或いは滞水地
盤を強化したり、止水性を向上させる地盤改良に関する
ものであり、特に推進工事やシールド工事での掘進機の
発進・到達作業を容易にするための地盤改良に有効に利
用されるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高圧噴射水と圧縮空気を組み合せ
て地盤を切削破砕して柱状固結体を造成する高圧噴射撹
拌杭工法は、その効果の確実性から広く普及実施されて
いる。この種の地盤改良工法としては、JSG工法(Ju
mbo-Jet-Special Grout Method) 、及びコラムジエット
グラウト工法として知られるジエットグラウト工法があ
る。図6、図7、及び図8に示すものは従来のコラムジ
エットグラウト工法であり、該従来工法は、図に示す如
く、削孔及び注入を司る作業機1がロッドとしての三重
管3を支承しており、三重管3の上部には、高圧水供給
用の第1供給口21、圧縮空気供給用の第2供給口2
2、及び硬化材液又は泥水供給用の第3供給口23を備
えた三重管スイベル2が装着してある。また、三重管3
の先端にはノズル部材60及びメタルビット61から成
るモニター6が取付けてある。
【0003】そして、該地盤改良工法は、図6(1)か
ら順次図8への工程で遂行される。即ち、図6(1)に
示す如く、まずガイド管7を地上に造成したスライム用
のピット9から打ち込み、次いで図6(2)に示す如
く、ガイド管7で案内しながら先端にモニター6を装着
した三重管3を作業機1の油圧装置8によって矢印A0
の如く所定深さまで圧入する。三重管3の構造は、中央
部が高圧水管、その外側が圧縮空気管、最外部が硬化材
液供給用の管となっている。図6(2)に示す工程で
は、三重管3をモータ(図示せず)で回転Rしながら油
圧装置8で押し込んでおり、三重管の先端のメタルビッ
ト61で削孔しながら、同時に第3供給口23から硬化
材液供給用の管を経た水Wをメタルビット先端から噴出
し、所定深度まで進行して削孔を完了する。
【0004】次いで、図7(3),(4)の工程が実施
されるが、モニター6のノズル部材60には上方と下方
とにノズル(図示せず)が穿設してあり、メタルビット
61の先端からの流路を閉止すると共に、三重管スイベ
ル2への供給切換を行って、モニター6の上方のノズル
からは第1供給口21からの超高圧水と第2供給口22
からの圧縮空気との混合した水ジエットJ1 を、下方の
ノズルからは第3供給口23からの硬化材液の造成ジエ
ットJ2 を噴射しながら回転Rし、上昇A3 する。ジエ
ットJ1 は削孔の周壁を切削破砕するものであり、ジエ
ットJ2 はジエットJ1 で形成された切削破砕域Zを固
化造成する。
【0005】従って、三重管3が水ジエットJ1 、造成
2 を噴射しながら回転Rして削孔底から所定高さHだ
け作業することにより造成柱(造成杭)Cが形成され、
その後は三重管スイベル2への供給を止めてジエットJ
1 ,J2 を止め、三重管3を抜き上げ、ガイド管7も抜
き取って一工程作業が終了する。なお、スライムピット
9は、削孔過程や切削破砕過程で利用する高圧水や圧縮
空気の作用で切削破砕されたスライムと硬化材液の混合
された排泥として上昇するため、該排泥を溜める場所で
ある。従って、工事中は、スライムピット9から排泥ポ
ンプを用いて取出した排泥を、大型コンテナ車等で廃棄
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のコラムジエット
グラウト工法にあっては、土質に応じた施工基準に基い
て施工されているが、地盤改良の対象となる地中では、
垂直方向(深度)によっても、また水平方向によっても
土質の変化があり、また同じN値であっても有機質の混
入度合によって土壌の分離性に差異があるので、実際に
は設計値どおりの造成径Dが必ずしも達成出来なかっ
た。即ち、地盤の切削破砕と硬化材の注入とが同一工程
で行われるため、使用する硬化材料は、切削破砕域Zの
改良土量に関係なく、水ジエットJ1 、造成ジエットJ
2 の噴射時間により決定されており、硬い地盤で所定の
造成径Dを得るためには、長時間の噴射が必要となり、
したがって、改良土量に対する使用硬化材量が過大とな
る問題がある。従って、本発明は、上記従来の高圧噴射
撹拌杭工法の問題点を改善しようとするものであり、
削破砕工程と硬化材注入を行う造成工程とを分離し、切
削破砕工程専用の新規な第1工程用モニターと造成工程
専用の新規な第2工程用モニターとを交換使用し、効率
良く地盤の切削破砕を行って大きな造成杭径を確保し、
必要最小限の硬化材使用量とすることを目的とする。
お、本願明細書中で「第1工程用モニター」は切削破砕
工程用モニターを意味し、「第2工程用モニター」は造
成工程用モニターを意味するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、図1
(2)に示す如く、作業機1でロッド3により所定深度
を削孔し、次いで図2(3)の如く、側面には複数の高
圧ノズルN 1 を、下端には泥水ノズルN 2 を備えたロッ
ド先端の第1工程用モニター4から高圧水と圧縮空気と
から成る複数の水ジエットJ1 ,J1 と、その下端から
の水W又は泥水W1 とを噴出しながらロッド3を回転R
して削孔内を下方から所定高さH上昇させる切削破砕工
程を実施し、次いで図2(4)の如く、側面には1つの
高圧ノズルN 1 とその下方に1つの硬化材ノズルN 3
を備えたロッド3の先端の第2工程用モニター5から、
高圧水と圧縮空気とから成る水ジエットJ1 と、その下
方の硬化材液から成る造成ジエットJ2 とを噴出しなが
らロッド3を回転させて切削孔内を下方から所定高さH
上昇させる造成工程を行うものである。
【0008】従って、削孔から造成径Dを作る切削破砕
工程と造成工程とを分離したため、切削破砕工程は、対
象土質の切削破砕にのみ適した第1工程用モニターで効
率的に実施し、造成工程は、硬化材液による造成にのみ
適した、即ち、対象土質には無関係な第2工程用モニタ
ーで実施することが出来、両工程の独立的な施工制御が
可能となり、どのような対象土質にあっても第1工程用
モニターの選定によって適切な切削破砕が可能となり、
従って、N値の高い土質で長時間の切削破砕作業の必要
な工事を遂行しても硬化材を余分に消費することはな
い。また、砂質又は砂礫土での切削破砕工程中は泥水を
下端から噴出するため、切削破砕域での上方のスライム
に対する泥水の置換が有効に達成出来、切削破砕孔壁に
自立性を付与して孔壁がくずれない。また、粘性土での
切削破砕工程にあっては、水を下端から噴出するため、
切削破砕域での上方のスライム濃度を切削破砕孔壁の自
立性を損なわない程度に有効にうすめて、次の造成工程
に於ける硬化材噴射を有効に実行できる。また、切削破
砕作業は複数の高圧ノズルを備えた第1工程用モニター
を用いて複数の水ジエットで行うため、どのような土質
に対しても第1工程用モニターの適切な選定により、
削効率の向上と切削破砕時間の短縮が可能となる。ま
た、造成工程は切削破砕孔が形成された後に造成工程に
のみ適した第2工程用モニターを用いて行うため、硬い
地盤でも軟弱地盤でも関係なく、切削破砕域Zに応じた
造成ジエットの噴射時間のみに依存した硬化材の消費と
なり、硬化材の合理的使用が達成出来る。
【0009】また粘性土質での施工にあっては、削孔中
も切削破砕工程中も泥水ノズルN2から水Wを噴出する
ので、削孔工程から切削破砕工程への切換は、単に、第
1及び第2供給口への供給開始だけで良く、砂質又は砂
礫土質での施工にあっては第1工程用モニター下端の泥
水ノズルN2 から、削孔中は水を、切削破砕工程中は泥
水を噴出するが、削孔工程から切削破砕工程への切換は
三重管スイベルの第3供給口23への供給切換と、第1
及び第2供給口への供給開始だけで簡便に実施出来て能
率的である。そして、水又は泥水は第1工程用モニター
4の最下部から噴出するため、先行切削される切削破砕
域Zは効果的に泥水で充満され、造成孔壁の保護が合理
的に達成出来る。また、切削破砕工程中はロッドを定位
置で回転する間歇上昇運動を行うため、先端部で拡散す
る超高圧水が側壁に有効に作用すると共に、複数の水ジ
エットによる切削能力が複数倍になり、従ってロッドの
回転数を減じることも上昇ピッチを大きくすることも可
能となる。
【0010】また、切削破砕工程では、上下2個の高圧
ノズル間の1/2のピッチでロッドを上昇させるため、
ロッドの各上昇停止位置は前後2回にわたって水ジエッ
トが反復作用して班のない強力な切削破砕力が作用す
る。また、上下2個の高圧ノズル間の2/3ピッチでロ
ッドを上昇させると、ロッドの上昇停止による各高圧ノ
ズルの停止位置がロッドの上昇ピッチの1/2毎にな
り、従って各高圧ノズルがロッド上昇ピッチの1/2ピ
ッチで切削破砕作用を行う。また、複数の高圧ノズルが
第1工程用モニターの同一レベルから、且つ下方に傾斜
して水ジエットを噴射するので、切削破砕形態が中心に
向かって傾斜上昇する形状となり、従って、空気がロッ
ドに沿って上昇し易くなって土砂の噴き上げが容易とな
り、モニター下端からの泥水と切削破砕されたスライム
との置換作用が充分達成出来る。また、第1工程用モニ
ターの同一縦軸上に上下2個の高圧ノズルを設けて各ノ
ズルから各水ジエットを所定切削破砕径上の同一点に集
中噴射すれば、水ジエットの切削能力が高まると共に土
砂の噴き上げ、即ち土砂の排土力も高まり、砂質又は砂
礫土質の施工では切削破砕されたスライムと泥水との置
換作用が高まる。
【0011】また、第1工程用モニターが、上部モニタ
ー部材と中間モニター部材と削孔ビットの3部材の螺着
連結体であるため、砂質又は砂礫土の如き泥水置換に一
定の間隔が必要な場合には、適切な寸法の中間モニター
部材の使用が可能であると共に、分解出来て清掃作業が
容易となり、また各部材間の螺合も、部材上端は雄ね
じ、下端は雌ねじであるため、粘性土質での施工では高
濃度の切削スライムに水を付与して濃度をうすめるだけ
で必要泥水となるから、中間モニター部材を省略して高
圧ノズルを下端に近接し、切削破砕作用を削孔底近傍か
ら開始して理想造成柱を形成することも可能である。ま
た、第2工程用モニターも、高圧ノズルを備えた上部モ
ニター部材と、硬化材ノズルを側方に備えて中央に下端
まで開通する硬化材用の大径通路を備えた中間モニター
部材と、上端に閉止面を備えた先端ビットとの3部材の
螺着連結であるため、分解清掃が可能であり、大径通路
の下端が先端ビットの上端閉止面で閉 じられているた
め、硬化材付着は大径通路周面、ノズル開口部周面及び
閉止面だけであるので、掃除の特に必要な硬化材ノズル
部は、先端ビットを取り外せば、側方のノズル開口部と
下方の大径通路から掃除作業が出来て作業が容易であ
る。
【0012】
【実施例】〔例1〕従来慣用の三重管のロッド3の下端
に接続使用するための第1工程用モニター4は、図4
(1)に示す如く、同一レベルの背中合せに2個の高圧
ノズルN1 ,N1 を形成した上部モニター部材40と、
中間モニター部材42と、削孔ビット41との3部材連
結形態とした。そして、上部モニター部材40は三重管
3に対してねじ結合S1 で、中間モニター部材42は上
部モニター部材40に対してねじ結合S2 で、削孔ビッ
ト41は中間モニター部材42に対してねじ結合S3
連結し、各ねじ結合部は、上方のねじが雌ねじ、下方の
ねじが雄ねじとした。また、高圧ノズルN1 は、三重管
中央の超高圧水用管路P1 と連通する中心オリフィスO
1 とその周囲を取巻いて三重管の圧縮空気用管路P2
連通する周囲のオリフィスO2 とから成っている。ま
た、削孔ビット41は、上部材に完全螺着した状態で、
上面に泥水用管路P34が確保されるように上面F4 が寸
法dだけ落ち込み、且つその中央には泥水ノズルN2
開口しており、泥水ノズルN2 の下方は大径の開口O3
があり、削孔ビット41の下端側方には削孔用のダイヤ
モンドビットt4 が配設してある。
【0013】また、第2工程用モニター5は、図4
(2)に示す如く、側方に開口する1個の高圧ノズルN
1 を備えた上部モニター部材50と、側方に開口する1
個の硬化材ノズルN3 を備えた中間モニター部材52
と、無孔で先端にダイヤモンドビットt5 を備えた先端
ビットとの3部材連結形態であり、上部モニター部材5
0は三重管3に対してねじ結合S10で、中間モニター部
材52は上部モニター部材50に対してねじ結合S
20で、先端ビット51は中間モニター部材52に対して
ねじ結合S30で連結し、各ねじ結合部は、上方のねじが
雌ねじ、下方のねじが雄ねじとなっている。また、第2
工程用モニター5に於ける高圧ノズルN1 の構造は第1
工程モニターにおけるそれと同一であるが、その中間モ
ニター部材52の中間側方には硬化材ノズルN3 が1個
設けてあり、三重管の最外周の泥水用管路P3 が上部モ
ニター部材50内に伸びて中間モニター部材52に至っ
て中央の大径通路P35となり、該大径通路P35は中間モ
ニター部材を下方に貫通すると共に側方の硬化材ノズル
3 に連通している。そして、先端ビット51を中間モ
ニター部材52の下端に完全螺着すればその上面F5
大径通路P35の下端を閉止する構造とした。
【0014】次に、N値50の土質に於ける造成径Dが
2500mmの柱状固結体の造成を以下のとおり実施し
た。まず、図1の(1)に示す如く、地表面に形成した
スライムピット9から作業機1によってガイド管7を打
ち込んだ後、図1(2)に示す如く、三重管ロッド3に
油圧装置8によって押圧力を付与すると共にモータ(図
示せず)によって回転Rを付与し、三重管スイベル2の
第3供給口23を介して圧送される水Wを第1工程モニ
ター4下端の泥水ノズルN2 から30kg/cm2 圧で噴出
しながら、削孔ビット41で所定深度まで削孔(矢印A
0 )した。次いで、三重管スイベル2の、第1供給口2
1へは超高圧水を、第2供給口へは圧縮空気を、第3供
給口へはベントナイト混入水を供給して、図2(3)
示す如く、第1工程用モニターの2個の高圧ノズルN1
からは、中心オリフィスO1 からの400kg/cm2 の超
高圧水と周囲のオリフィスO2 からの7kg/cm2 の圧縮
空気とから成る水ジエットJ1 を噴射し、泥水ノズルN
2 からはベントナイト混入の泥水W1 を30kg/cm2
で噴出しながら三重管ロッド3を一揚程25mmのピッチ
で、且つ各ステップでは45秒停止して4回転の角速度
で回転させながら所定高さHまで間歇的に上昇(矢印A
1 )させて造成径D=2500mmの切削破砕域Zの所定
高さHを形成した後、三重管スイベル2への全供給を停
止すると共に、三重管ロッド3を抜き上げて第1工程を
終了した。
【0015】次いで、第1工程モニター4を外して第2
工程モニター5を装着した後、再度三重管ロッド3を第
1工程開始位置、即ち削孔底まで下ろし(矢印A2 )、
スイベル2への供給を切換えて、第1供給口21へは減
圧した超高圧水を、第2供給口22へは圧縮空気を、第
3供給口23へは水:セメント比が1:1重量比の硬化
材液を供給し、図2(4)及び図3(5)に示す如く、
高圧ノズルN1 からは、中心オリフィスO1 から出る3
00kg/cm2 圧の超高圧水と周囲のオリフィスO2 から
出る7kg/cm2 圧の圧縮空気とから成る撹拌用の水ジエ
ットJ1 を、硬化材ノズルN3 からは、水:セメント比
が1:1の硬化材液から成る30kg/cm2 圧の造成ジエ
ットJ2 を噴射しながらロッド3を一揚程25mm、30
秒停止して4回の回転速度で回転Rし、造成ジエットJ
2 から硬化材を180リットル/min で噴出し、同時に
ロッド3を所定高さHだけ上昇(矢印A3 )した後、ス
イベル2の全供給口を停止して第2工程を終了した。次
いで、三重管ロッド3を抜き取り、ガイド管7も抜き取
り、1本の造成柱(造成杭)Cを地中に造成して一工程
施工を終了した。以下、同様の施工工程を繰返しながら
地中の所定範囲に造成柱Cの隣接集合体を造成した。
【0016】以上の施工にあっては、最初の削孔工程と
引続く切削破砕工程とは、第1工程用モニター4を装着
したまゝ実施出来、且つ削孔時の水の噴出Wと切削破砕
時の泥水の噴出W1 とが同一の泥水ノズルN2 で実施出
来るため、従来の如く削孔工程終了後にノズルの切換え
を行う手間が省け、削孔工程から切削破砕工程への切換
えは、三重管スイベル2への供給切換えのみ、即ち、削
孔工程では第3供給口23のみへ水を供給していたの
を、切削破砕工程では第3供給口23へベントナイト混
入水(泥水)を供給すると共に、第1供給口21へは超
高圧水を、第2供給口22へは圧縮空気を供給するよう
に、三重管スイベル2への供給を切換えるのみで連続的
に実施出来、作業性が向上した。
【0017】また、切削破砕工程は造成工程の前に分離
独立して行うために、地盤に応じて適切な施工が、しか
も2個の高圧ノズルN1 による2本の超高圧の水ジエッ
トJ1 によって短時間に終了出来た。更に、比重の大な
泥水W1 をモニターの最下端から噴出しながら施工上昇
するので、その上部での水ジエットJ1 による切削破砕
によって出来たスライムを上方に押し上げながらスライ
ムと泥水W1 との置換が効率良く達成出来、泥水W1
よって切削域側壁の自立性が保てた。また、硬化材によ
る造成は、第1工程、即ち切削破砕工程で切削破砕域Z
が完全に形成され、且つ切削破砕域Zが泥水W1 に置換
されている状態で実施するため、水ジエットJ1 による
撹拌とその下方からの造成ジエットJ2 との協同作用に
よって硬化材の泥水W1 に対する置換も合理的に達成出
来た。なお、撹拌用の水ジエットJ1 は切削破砕時の水
ジエットJ1 よりも減圧噴射したため、切削破砕域Zの
側壁を崩すことなく、硬化材置換のための撹拌作用が好
適に実施出来た。
【0018】また、第1工程用モニター4も第2工程用
モニター5も、共に3部材の螺着連結で構成されている
ため、ノズル部分及びそれに連通する通路部分のひんぱ
んに必要な清掃作業はこれら部材を分解することで容易
となった。特に第2工程用モニターでは硬化材(セメン
ト)が付着するが、先端ビット51を外すことにより大
径通路P35の開口側からと硬化材ノズルN3 の開口側か
ら掃除作業が容易にできるようになった。また、各モニ
ターの各部材間の螺合は上方部材の下端に雌ねじを、下
方部材の上方に雄ねじを形成して行うので、部材間の交
換、例えば、第1工程用モニター4の上部モニター部材
40と第2工程用モニター5の上部モニター部材50と
の交換すら可能である。
【0019】〔例2〕第1工程用モニター4の上部モニ
ター部材40として図5(1)に示す如き高圧ノズルN
1 を採用した、即ち、2個の高圧ノズルN1 を上部モニ
ター部材40の同一縦線上の上下に距離l1 =200mm
で配置すると共に、両ノズルを傾斜させて切削破砕造成
径2500mmの壁面で両ノズルからの2本の水ジエット
1 ,J1 が合体するように配置した高圧ノズル構造を
採用した。そして第1工程用モニター4に於ける高圧ノ
ズル構造以外の事項の全ては例1と同一で実施した。
【0020】本実施例にあっては、2本の水ジエットJ
1 ,J1 が合体して集中作用するため、切削破砕力が高
まり、また上方の水ジエットJ1 が斜め下方に傾斜して
切削作用を行うため、削孔から外方への切削破砕上面も
傾斜し、従って、モニター最下端から噴出する泥水W1
によって置換されるスライムの削孔への集中及び削孔を
経て地上のスライムピット9への上昇流出が極めて容易
となり、土砂の排出力が高まった。その他は例1と同様
の作用効果を奏した。
【0021】〔例3〕第1工程用モニター4の高圧ノズ
ル構造を図5(2)の如く設け、即ち、高圧ノズルN1
を上下に2個背中合せで上下にl2 の距離で設け、ロッ
ド(モニター)の上昇ピッチ(ステップ)を1/2l2
で実施した以外は例1と同一に実施した。本実施例にあ
っては、ロッド即ちモニターの各停止位置で水ジエット
1 が前後2回づつ切削作用を行うため切削能力が高ま
り、ロッド3の各停止位置での停止時間の短縮化が計れ
ると共に、切削壁面も比較的平滑になった。その他は例
1と同様の作用効果を奏した。
【0022】〔例4〕第1工程用モニター4の高圧ノズ
ル構造を図5(3)の如く設けた、即ち、高圧ノズルN
1 の2個をモニター部材40の同一縦線上の上下に距離
3 で設けた。そして、ロッド(モニター)の間歇上昇
ピッチが2/3l3 となるようにl3 を決めた。その他
の構造及び施工実施は例1と同一に実施した。本実施例
にあっては、水ジエットJ1 がロッドの各停止位置及び
停止位置の中間を1回噴射するため切削壁面に殆んど班
なく水ジエットJ1 が作用して孔壁を均一に仕上げるこ
とが出来た。その他は例1と同様の作用効果を奏した。
【0023】〔例5〕第1工程用モニターを図5(4)
の構造に変更した以外は例1と同一に実施した。即ち、
第1工程用モニターは図5(4)に示す如く、上部モニ
ター部材40には2個の高圧ノズルN1 を同一レベルで
背中合せに配置すると共に、斜め下方に噴射するように
した。また、中間モニター部材42を省いて削孔ビット
41を上部モニター部材40の下端に螺合して高圧ノズ
ルN1 の位置を削孔ビット41に近接し、高圧ノズルN
1 による水ジエットJ1 が削孔底、即ち削孔ビット41
の下端面上で、切削破砕域の有効径2500mmに到達す
るように構成した。
【0024】本実施例では、高圧ノズルN1 が第1工程
用モニター下端に近接しており、且つ高圧ノズルN1
下方に傾斜しているため、切削破砕域Zの形成が削孔底
のレベルから可能となり、従って、造成柱Cも削孔底か
らの設計どおりの形状が得られた。また、高圧ノズルN
1 が下方に傾斜しているために、例2のノズル同様に、
スライムの削孔への集中及び引続く削孔を経ての地上の
スライムピット9への上昇流出が極めてスムーズとな
り、土砂排出作用が大きくなった。その外は例1と同様
の作用効果を奏した。
【0025】〔例6〕N値4の粘性土質に例1の施工を
施した。但し、第1工程用モニター4は、中間モニター
部材42を省略し、上部モニター部材40に削孔ビット
41を螺着した形態のものを使用し、削孔工程と引続く
切削破砕工程とは共に泥水ノズルN2 から水Wを噴出施
工した。その他は例1と同様に実施した。従って、削孔
工程から切削破砕工程への切換時には、第3供給口23
への供給はそのまゝで、単に第1、第2供給口21,2
2への供給を付加するのみで達成出来、また、水ジエッ
トJ1 が削孔ビット41に近接して削孔底の近くから切
削破砕作用を行うため、理想的な造成柱Cが形成出来
た。また、切削スライムは高濃度であるため泥水ノズル
2 からの水Wを付与して濃度をうすめるだけで造成工
程で必要な泥水域が出来た。その他は、例1同様の作用
効果を奏した。
【0026】〔その他〕各実施例では高圧ノズルN1
2個採用したが、高圧ノズルN1 の個数は、三重管スイ
ベル2への超高圧水と圧縮空気との供給との関係で決ま
り、また、ロッド3の角回転速度やロッドの上昇ステッ
プ(ピッチ)長にも影響するので、高圧ノズルN1 の個
数、ノズル間距離、ロッドの回転数、及びその上昇ピッ
チ、三重管スイベル2への供給条件等は、適宜に相関的
に設定すれば良い。従って、高圧ノズルN1 の複数個を
適切に配置すれば、ロッド3を回転させながら連続的に
上昇運動させても所期の切削破砕効果が得られ、削孔工
程と切削破砕工程との切換えが三重管スイベル2への供
給切換のみで達成出来ることと相まって工程管理が容易
になり、作業性が向上する。
【0027】また、第2工程用モニター5の高圧ノズル
1 からの水ジエットJ1 をスライムの撹拌作用と共に
側壁面の仕上げ切削作用に用いることも可能である。ま
た、切削破砕工程に使用する泥水W1 は、スライムピッ
ト9に溜ったスライムを泥水処理プラント(図示せず)
で土砂を分離処理してベントナイトの溶け込んだ泥水W
1 を採り出し、これを循環再利用すれば、コスト上も産
業廃棄物処理上も有利である。また、水ジエットJ1
供給する高圧水は対象土質に応じて適切な圧力を設定す
れば良い。また、削孔工程のみを専用のロッドで施工
し、別のロッドで切削破砕作業を行なうことも出来る。
【0028】
【発明の効果】硬化材液を注入する造成工程の前に、水
ジエットと水又は泥水とによる切削破砕工程を遂行する
ため、造成工程は施工土質に関係なく設計どおりに実施
出来、したがって硬化材(セメント)の過剰使用が防げ
る。また、削孔工程と切削破砕工程とが第1工程用モニ
ターで連続的に実施出来るため施工上の工程管理が容易
になり、作業性が向上する。また、切削破砕工程は第1
工程用モニターを用い、造成工程は第2工程用モニター
を用いて施工するため、どのような土質にあっても、第
1工程用モニターの適切な選定により切削破砕工程が効
率良く実施出来、第2工程用モニターは土質に関係なく
汎用出来、従って、どのような土質に対しても効果的に
実施出来る。 また、従来は、切削と硬化材の噴射とを同
一工程で行なっていたため、造成杭壁面を高圧ジエット
が1回しか切削しなくて壁面の仕上がりが粗くなってい
たが、当工法では造成杭の壁面が複数の高圧ノズルから
の高圧ジエットで同時に複数回切削するため、造成杭の
壁面が従来の1つの高圧ノズルからの高圧ジエットの
削に比べてより均一となり、より円筒形の造成杭が形成
出来る。
【0029】また、切削工程は第1工程用モニターを用
いて複数の超高圧の水ジエットの作用下で行うため、
切な第1工程用モニターの選定によって、どのような土
質にも相応の時間で適切に施工出来、砂質又は砂礫土で
の切削破砕工程にあっては、モニター最下端から泥水を
噴き上げるため、切削スライムに対する泥水の置換、及
び切削スライムの地上のスライムピットへの排出が有効
に達成される。また、粘性土質の切削破砕工程にあって
は、モニター最下端から水を噴き上げるため、上方の高
濃度のスライムを適正にうすめ、次の造成工程での硬化
材の噴出置換が有効に達成出来る。また、造成工程は、
あらかじめ泥水に置換された造成域を、超高圧水ジエッ
トで撹拌しながら下方の造成ジエットによる硬化材を泥
水と置換して行くので、硬化材による置換が設計どおり
確実に実施出来、均質な造成柱の設計どおりの隣接造成
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作用説明図であって、(1),(2)
は各工程の図である。
【図2】本発明の図1につづく作用説明図であって、
(3),(4)は各工程の図である。
【図3】本発明の図2につづく作用説明図であって、
(5),(6)は各工程の図である。
【図4】本発明のモニター図であり、(1)は第1工程
用モニターの、(2)は第2工程用モニターの断面図で
ある。
【図5】本発明の第1工程用モニターの部分断面図であ
って、(1)〜(4)はそれぞれ変形例図である。
【図6】従来のコラムジエットグラウト工法の作用説明
図であって、(1),(2)は各工程の説明図である。
【図7】従来の工法の図6につづく作用説明図であっ
て、(3),(4)は各工程の図である。
【図8】従来工法の図7につづく作用説明図である。
【符号の説明】
1…作業機 2…三重管スイベル 3…三重管 4…第1工程用モニター 5…第2工程用モニター 6…モニター 7…ガイド管 8…油圧装置 9…スライムピット 21…第1供給口 22…第2供給口 23…第3供給口 40,50…上部モニター部材 41…削孔ビット 42,52…中間モニター部材 51…先端ビット N1 …高圧ノズル N2 …泥水ノズル N3 …硬化材ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 秀彦 東京都港区南青山1丁目2番6号 日産 建設株式会社内 (72)発明者 本村 清次 東京都港区南青山1丁目2番6号 日産 建設株式会社内 (72)発明者 和田 國男 東京都港区南青山1丁目2番6号 日産 建設株式会社内 (72)発明者 海老澤 明 東京都港区南青山1丁目2番6号 日産 建設株式会社内 (72)発明者 大山 照夫 東京都港区南青山1丁目2番6号 日産 建設株式会社内 (72)発明者 舟久保 久一 東京都港区南青山1丁目2番6号 日産 建設株式会社内 (72)発明者 伊藤 征文 東京都港区南青山1丁目2番6号 日産 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−115014(JP,A) 特開 昭57−133918(JP,A) 特公 平2−35090(JP,B2) 福岡正己編「最新の薬液注入工法の設 計と施工例」(昭58年3月15日発行)近 代図書株式会社P.243〜P.284

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機(1)でロッドにより所定深度を
    削孔し、次いで、側面には複数の高圧ノズル(N 1
    を、下端には泥水ノズル(N 2 )を備えたロッド先端の
    第1工程用モニター(4)から、高圧水と圧縮空気とか
    ら成る複数の水ジエット(J1 )と、下端からの水
    (W)又は泥水(W1 )とを噴出しながらロッドを回転
    して削孔内を下方から所定高さ(H)上昇させる切削破
    砕工程を実施し、次いで、側面には1つの高圧ノズル
    (N 1 )とその下方に1つの硬化材ノズル(N 3 )とを
    備えたロッド先端の第2工程用モニター(5)から、高
    圧水と圧縮空気とから成る水ジエット(J1 )と、その
    下方の硬化材液から成る造成ジエット(J2 )とを噴出
    しながらロッドを回転させて切削孔内を下方から所定高
    さ(H)上昇させる造成工程を行うことを特徴とする地
    盤改良工法。
  2. 【請求項2】 ロッド先端の第1工程用モニター(4)
    の下端の泥水ノズル(N2 )から水(W)を噴出しなが
    ら所定深度削孔し、次いで該泥水ノズル(N2 )から水
    (W)又は泥水(W1 )を、該第1工程用モニター
    (4)側面の複数の高圧ノズル(N1 )から水ジエット
    (J1 )を噴射して切削破砕工程を行う請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 切削破砕工程ではロッド(3)が定位置
    で回転する間歇上昇運動を行う請求項1又は2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 高圧ノズル(N1 )が同一縦線上に上下
    2個設けられ、且つ、上下のノズル(N1 )が各水ジエ
    ット(J1 )を所定切削破砕径上の同一点に集中するよ
    うに噴射する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 高圧ノズル(N1 )が上下に2個設けら
    れ、且つロッドの間歇上昇ピッチが高圧ノズル(N1
    間ピッチの1/2である請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ロッド(3)の間歇上昇ピッチが高圧ノ
    ズル(N1 )の間隔の2/3である請求項4の方法。
  7. 【請求項7】 複数の高圧ノズル(N1 )が第1工程用
    モニター(4)上の同一レベルで、且つ同一下方傾斜角
    に噴射する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方
    法。
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