JP2534388Y2 - ブームスプレーヤ - Google Patents

ブームスプレーヤ

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JP2534388Y2 JP3803392U JP3803392U JP2534388Y2 JP 2534388 Y2 JP2534388 Y2 JP 2534388Y2 JP 3803392 U JP3803392 U JP 3803392U JP 3803392 U JP3803392 U JP 3803392U JP 2534388 Y2 JP2534388 Y2 JP 2534388Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、圃場に薬液等を散布
するブームスプレーヤに係り、詳しくはブームの格納に
有利なブームスプレーヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】実公平1−16534号公報に開示され
るブームスプレーヤでは、ブームが、左右へほぼ90°
ずつ揺動自在にブーム取付台に連結する基端側部分と、
この基端側部分の先端側に連結されてトラクタ等の自走
体の側部の方へほぼ90°折曲自在の先端側部分とを有
している。そして、散布作業時では、ブームの基端側部
分を左右へ揺動させて、基端側部分の先端側の向きを切
替えることにより、ブームの先端側部分の突出方向を左
右へ切替えて、左右いずれの側の散布にも対処するとと
もに、一般道路等を走行する場合では、先端側部分を基
端側部分に対して折曲して、自走体の側部に沿わせた状
態で格納している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】実公平1−16534
号公報のブームスプレーヤでは、自走体に対するブーム
の先端側部分の格納側は自走体の左又は右のいずれかに
限定され、状況に応じて格納側を選択することが困難で
あった。例えば、ブームの先端側部分が自走体の右側に
格納された場合、先端側部分が対向車と接触し易く、ま
た、逆の場合では、先端側部分が電柱等の建築物に衝突
し易いことがある。
【0004】そこで、実願平3−61021号のブーム
スプレーヤでは、ブームが、基端側部分と、この基端側
部分の先端側にほぼ180°範囲にわたって揺動自在に
基端側を結合する先端側部分とを有し、基端側部分は左
右へ揺動自在に基端側をブームスプレーヤ本体に結合し
ている。そして、ブームの先端側部分を格納位置にする
場合は、最初に、基端側部分を左右方向の格納する側へ
揺動させ、次に、基端側部分に対してブームスプレーヤ
本体側へほぼ90°縮閉して、先端側部分をブームスプ
レーヤ本体の側部に沿った位置にしている。
【0005】ブームスプレーヤは、農業用トラクタ等に
装着されて、使用されるが、農業用トラクタの車輪(特
に後輪)や農業用トラクタ10の幅は種々有るので、ブー
ムスプレーヤ本体からの基端側部分と先端側部分との結
合点までの距離が固定されている場合、後輪や農業用ト
ラクタの幅が大きいときは、ブームの先端側部分が、ほ
ぼ90°に折曲した縮閉状態になる前に、後輪や農業用
トラクタに当接して、完全な縮閉位置とならない事態が
生じる。また、これに対処するため、ブームスプレーヤ
本体からの基端側部分と先端側部分との結合点までの距
離を増大させることは、後輪や農業用トラクタの幅が小
さいとき、縮閉位置の先端側部分と後輪又は農業用トラ
クタとの間の間隙が増大し、その分、全体の左右方向寸
法が増大して、好ましくない。
【0006】請求項1及び2の考案の目的は、ブームの
先端側部分が格納時の左右方向位置を調整して、後輪14
や農業用トラクタ10の幅の相違等にもかかわらず、ブー
ムの先端側部分を農業用トラクタ10の側部に適切に格納
できるブームスプレーヤを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案を、実施例に対
応する図面の符号を使用して説明する。請求項1のブー
ムスプレーヤ(16)では、ブーム(22)は、基端側部分(24)
と、この基端側部分(24)の先端側にほぼ180°範囲に
わたって揺動自在に基端側を結合する先端側部分(26)と
を有している。ブーム結合部(28)は、ブームスプレーヤ
本体(18)の左右方向の中心から偏倚しているとともに、
基端側部分(24)を左右へ揺動自在に基端側部分(24)の基
端側をブームスプレーヤ本体側部分(20)に結合してい
る。
【0008】請求項2のブームスプレーヤ(16)では、ブ
ーム(22)は、基端側部分(24)と、この基端側部分(24)の
先端側にほぼ180°範囲にわたって揺動自在に基端側
を結合する先端側部分(26)とを有している。ブーム結合
部(28)は、基端側部分(24)を左右へ揺動自在に基端側部
分(24)の基端側をブームスプレーヤ本体側部分(20)に結
合し、かつ左右方向へ移動自在となっている。
【0009】
【作用】請求項1のブームスプレーヤ(16)において、ブ
ームスプレーヤ本体(18)の左右方向中心から格納(縮
閉)状態の先端側部分(26)までの距離を増大させる必要
がある場合には、基端側部分(24)を、ブーム結合部(28)
がブームスプレーヤ本体(18)の左右方向中心から偏倚し
ている方向へブームスプレーヤ本体側部分(20)に対して
揺動させる。そして、先端側部分(26)をブームスプレー
ヤ本体(18)の側へほぼ90°縮閉させる。逆に、ブーム
スプレーヤ本体(18)の左右方向中心から格納状態の先端
側部分(26)までの距離を減少させる必要がある場合に
は、基端側部分(24)を、ブーム結合部(28)がブームスプ
レーヤ本体(18)の左右方向中心から偏倚している方向と
は反対方向へ揺動させる。そして、先端側部分(26)をブ
ームスプレーヤ本体(18)の側へほぼ90°縮閉させる。
【0010】請求項2のブームスプレーヤ(16)におい
て、ブーム結合部(28)をブームスプレーヤ本体(18)の左
右方向中心に対して左右方向へ移動させる。これによ
り、先端側部分(26)の基端側が左右方向へ移動し、ブー
ムスプレーヤ本体(18)の左右方向中心から格納(縮閉)
状態の先端側部分(26)までの距離は変化する。
【0011】
【実施例】以下、この考案を図面の実施例について説明
する。図8はブームスプレーヤ16を搭載する農業用トラ
クタ10を右斜め後方から見た斜視図である。農業用トラ
クタ10は、前後にそれぞれ前輪12及び後輪14を備え、前
輪12及び後輪14の駆動により圃場及び一般道路等を自走
するようになっている。ブームスプレーヤ16は、農業用
トラクタ10の後部に着脱自在に装着され、薬液を貯留す
る薬液タンク18と、薬液タンク18の後面側に起立するブ
ーム取付台20と、+−90°(計180°)の範囲にお
いて相互に折曲自在の基端側部分24及び先端側部分26を
備えブーム取付台20に連結されるブーム22とを有してい
る。先端側部分26には、複数個のノズル(図示せず)を
等間隔でかつ下向きに取り付けられたノズルパイプ(図
示せず)が取り付けられている。
【0012】図9、図10及び図11はそれぞれブーム
22の先端側部分26が農業用トラクタ10の右側部に格納さ
れているとき、右側方へ突出しているとき、農業用トラ
クタ10の左側部に格納されているときのブーム22の各状
態を示す平面図である。図9〜図11において、幅方向
を左右方向とされたブーム取付台20は、薬液タンク18
(図8)が載置されているフレーム70(図6)の後端部
に固定されている。ブーム結合部28は、基端側部分24が
後方への突出位置を経て水平面内において左右へ90°
ずつ揺動自在となるように、基端側部分24の基端部をブ
ーム取付台20の左右方向中心部に回転自在に連結するも
のである。ブーム結合部28において、ピン32,36,40,
42,48は、相互に干渉しないように配置されて、共に鉛
直方向へ延びている。ピン32は、ブーム取付台20の左右
方向中心部から後方へ突出する突出部30と基端側部分24
の基端部とを回転自在に連結している。ピン36は基端側
部分24の基端部と屈曲状のリンク34の一端部とを回転自
在に連結し、ピン40はブーム取付台20と直線状のアーム
38の前端部とを回転自在に連結し、ピン42はアーム38の
後端部とリンク34の中間部とを回転自在に連結してい
る。ピン48はリンク34の他端部と第1の油圧シリンダ44
の先端部とを回転自在に連結し、ピン46は第1の油圧シ
リンダ44の基端部とブーム取付台20の右端部とを回転自
在に連結している。
【0013】ブーム結合部28の作用について説明する
と、第1の油圧シリンダ44の縮小時(図9及び図10)
では、ピン48はブーム取付台20の右端部の方へ引かれ、
これにより、ピン36,42も突出部30に対して右側へ引か
れ、基端側部分24は先端側を右方へ向けられている。第
1の油圧シリンダ44が伸長するのに伴って、ピン42がピ
ン40の周りに回転しつつ、ピン48は、ピン42の後方側を
通ってピン42の周りに回転して、突出部30に対して左側
へ押し出される。こうして、基端側部分24は、後方へ突
出した位置を経て、ピン32を中心に揺動し、左向きの位
置(図11)となる。
【0014】図12はブーム22が図10の状態にあると
きに中折れ部50を後方から見た図である。図9〜図12
において、中折れ部50は、先端側部分26が水平面内を基
端側部分24の中心線を基準にその中心線に対して各側へ
ほぼ90°ずつ揺動自在となるように、先端側部分26の
基端部を基端側部分24の先端部に回転自在に連結するも
のである。中折れ部50において、ピン52,56,60,62,
68は、相互に干渉しないように配置されて、共に鉛直方
向へ延びている。ピン52は基端側部分24の先端部と先端
側部分26の基端部とを回転自在に連結している。ピン56
は先端側部分26の基端部と屈曲状のリンク54の一端部と
を回転自在に連結し、ピン60は基端側部分24の先端部と
直線状のアーム58の基端部とを回転自在に連結し、ピン
62はアーム58の先端部とリンク54の中間部とを回転自在
に連結している。ピン68はリンク54の他端部と第2の油
圧シリンダ64の先端部とを回転自在に連結し、ピン66
は、第2の油圧シリンダ64の基端部と基端側部分24の中
間部とを回転自在に連結している。
【0015】中折れ部50の作用について説明すると、第
2の油圧シリンダ64の縮小時(図9)では、ピン68はピ
ン66の方へ十分に引かれ、これにより、ピン56,62もピ
ン66の方へ引かれ、先端側部分26は基端側部分24の中心
線に対してピン60とは反対側の基端側部分24の側縁側へ
90°折曲している。次に、第2の油圧シリンダ64が伸
長するのに伴って、ピン62はピン60の周りに回転しつ
つ、ピン68はピン62の周りにアーム58の先端側の先の方
へ回転し、先端側部分26は、基端側部分24に対して拡開
し、基端側部分24と同一直線上となる(図10)。散布
作業時では、先端側部分26は、基端側部分24と同一直線
上にされて、左又は右の側方へ水平に突出される。第2
の油圧シリンダ64がさらに伸長すると、ピン56は、ピン
66から遠ざかる方向へ十分に押し出されて、基端側部分
24の中心線に対してピン60と同一側に至り、これによ
り、先端側部分26は、基端側部分24の中心線に対して基
端側部分24のピン60側の側縁側へ90°折曲した状態に
なる(図11)。
【0016】図1及び図2は後輪14がそれぞれ幅広及び
幅狭の場合のブーム22の格納状態を示す平面図である。
ブーム結合部28は、ブームスプレーヤ本体としての薬液
タンク18の左右方向中心から偏倚して、ブームスプレー
ヤ本体側部分としてのブーム取付台20の左端部に位置し
ている。
【0017】図1及び図2のブームスプレーヤ16の作用
について説明する。農業用トラクタ10の後輪14が幅広の
場合(図1)には、先端側部分26は、ブーム結合部28が
薬液タンク18の左右方向中心に対して偏倚している側と
しての左側に格納される。すなわち、基端側部分24は、
ブーム結合部28においてブーム取付台20に対して左側へ
揺動され、先端を左へ向けた位置にされる。次に、先端
側部分26が、中折れ部50において基端側部分24に対して
農業用トラクタ10の方へ90°揺動させられ、先端側部
分26は、農業用トラクタ10の左側において農業用トラク
タ10の側部に沿った位置となって、格納される。薬液タ
ンク18の左右方向中心から格納状態の先端側部分26まで
の距離は、ブーム結合部28が薬液タンク18の左右方向中
心から左方へ偏倚している分だけ、増大する。
【0018】農業用トラクタ10の後輪14が幅狭の場合
(図2)には、先端側部分26は、ブーム結合部28が薬液
タンク18の左右方向中心に対して偏倚している側とは反
対側としての右側に格納される。すなわち、基端側部分
24は、ブーム結合部28においてブーム取付台20に対して
右側へ揺動され、先端を右へ向けた位置にされる。次
に、先端側部分26が、中折れ部50において基端側部分24
に対して農業用トラクタ10の方へ90°揺動させられ、
先端側部分26は、農業用トラクタ10の右側において農業
用トラクタ10の側部に沿った位置となって、格納され
る。薬液タンク18の左右方向中心から格納状態の先端側
部分26までの距離は、ブーム結合部28が薬液タンク18の
左右方向中心から左方へ偏倚している分だけ、減少す
る。
【0019】図3及び図4はブーム取付台20の左右移動
機構を備えるブームスプレーヤ16において後輪14がそれ
ぞれ幅広及び幅狭の場合のブーム22の格納状態を示して
いる。ブーム取付台20は、ブームスプレーヤ本体として
の薬液タンク18に対して左右へ移動自在になっている。
【0020】図3及び図4のブームスプレーヤ16の作用
について説明する。先端側部分26の格納する側は農業用
トラクタ10の道路状況等の状況に応じて選択される。図
3及び図4は先端側部分26の格納側は農業用トラクタ10
の右側に選択されている。
【0021】薬液タンク18の左右方向中心から格納状態
の先端側部分26までの距離はブーム取付台20を左右方向
へ移動させて、調整する。農業用トラクタ10の後輪14が
幅広の場合(図3)には、ブーム取付台20は右方への移
動量を増大される。農業用トラクタ10の後輪14が幅狭の
場合(図4)には、ブーム取付台20は右方への移動量を
減少される。こうして、先端側部分26は、後輪14の幅に
関係なく、後輪14に近接しつつ基端側部分24に対して9
0°折曲した縮閉位置で格納される。
【0022】図5及び図6はブーム取付台20の左右移動
機構を含む範囲の平面図及び側面図、図7は図6におい
て薬液タンク18側から起立部72の方を示す図である。フ
レーム70は、上側において薬液タンク18を載置されると
ともに、後端部において起立する起立部72を有してい
る。計4個のローラ装置74はブーム取付台20に上下左右
の部位に取り付けられ、各ローラ装置74は、起立部72の
案内レール部76を上下から挾みつつ左右方向へ転動する
ローラ78を備えている。ローラ78は、軸方向両側にフラ
ンジ部を備え、これにより案内レール部76からの脱輪を
阻止される。左右移動用シリンダ80は、水平方向へ延び
て、両端部において回動自在にブーム取付台20及び起立
部72に結合し、伸縮によりブーム取付台20を起立部72に
対して左右方向へ揺動させる。
【0023】実施例では、後輪14の幅に対して格納(縮
閉)時の先端側部分26の左右方向位置を調整することに
ついて説明したが、格納時の先端側部分26の左右方向位
置の調整は、ブームスプレーヤ16が装着される農業用ト
ラクタ10の種々の幅への対処等、他の必要に対しても、
行われ得る。図示の実施例では、農業用トラクタ10にブ
ームスプレーヤ16が搭載される形式であるが、この考案
のブームスプレーヤは、ブームスプレーヤ自体が自走可
能に構成されているものにも適用可能であることは言う
までもない。
【0024】図示の実施例では、ブーム取付台20は農業
用トラクタ10の後部の薬液タンク18の後面側に配設され
ているが、薬液タンク18や動力噴霧機(図示せず)等は
自走体としての農業用トラクタ10の後部に残し、ブーム
取付台20を農業用トラクタ10の前部に取り付け、ブーム
22を農業用トラクタ10の前側に配設してもよい。実施例
では、ノズルを備えるノズルパイプは先端側部分26に取
り付けられる旨、説明したが、基端側部分24にも取り付
けることも可能である。
【0025】
【考案の効果】請求項1の考案では、ブームの基端側部
分をブームスプレーヤ本体に左右方向へ揺動自在に結合
するブーム結合部がブームスプレーヤ本体の左右方向中
心に対して左右方向へ偏倚しているので、ブームスプレ
ーヤ本体の左右方向中心から格納(縮閉)状態の先端側
部分までの距離は、ブームスプレーヤ本体の左側に格納
した場合と右側に格納した場合とで相違させることがで
き、車輪や農業用トラクタ等の種々の幅に対してブーム
の先端側部分を適切に格納することができる。
【0026】請求項2の考案では、ブームの基端側部分
をブームスプレーヤ本体に左右方向へ揺動自在に結合す
るブーム結合部が左右方向へ移動することにより、ブー
ムスプレーヤ本体の左右方向中心から格納(縮閉)状態
の先端側部分までの距離を調整することができ、これに
より、車輪や農業用トラクタ等の種々の幅に対してブー
ムの先端側部分を適切に格納することができる。
【0027】請求項2の考案では、また、先端側部分
は、左右いずれの格納位置においても、ブームスプレー
ヤ本体の左右方向中心からの距離を調整自在となってい
るので、車輪や農業用トラクタ等の種々の幅に対処しつ
つ、実願平3−61021号のブームスプレーヤの場合
と同様に、先端側部分の格納側を左右のいずれにするか
を状況に応じて選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】後輪が幅広の場合のブームの格納状態を示す平
面図である。
【図2】後輪が幅狭の場合のブームの格納状態を示す平
面図である。
【図3】ブーム取付台の左右移動機構を備えるブームス
プレーヤにおいて後輪が幅広の場合のブームの格納状態
を示す平面図である。
【図4】ブーム取付台の左右移動機構を備えるブームス
プレーヤにおいて後輪が幅狭の場合のブームの格納状態
を示す平面図である。
【図5】ブーム取付台の左右移動機構を含む範囲の平面
図である。
【図6】ブーム取付台の左右移動機構を含む範囲の側面
図である。
【図7】図6において薬液タンク側から起立部の方を示
す図である。
【図8】ブームスプレーヤを搭載する農業用トラクタを
右斜め後方から見た斜視図である。
【図9】ブームの先端側部分が農業用トラクタの右側部
に格納されているときの状態を示す平面図である。
【図10】ブームの先端側部分が右側方へ突出している
ときの状態を示す平面図である。
【図11】ブームの先端側部分が農業用トラクタの左側
部に格納されているときのブームの状態を示す平面図で
ある。
【図12】ブームが図10の状態にあるときに中折れ部
50を後方から見た図である。
【符号の説明】
16 ブームスプレーヤ 18 薬液タンク(ブームスプレーヤ本体) 20 ブーム取付台(ブームスプレーヤ本体側部分) 22 ブーム 24 基端側部分 26 先端側部分 28 ブーム結合部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブーム(22)が、基端側部分(24)と、この
    基端側部分(24)の先端側にほぼ180°範囲にわたって
    揺動自在に基端側を結合する先端側部分(26)とを有し、
    ブーム結合部(28)が、ブームスプレーヤ本体(18)の左右
    方向の中心から偏倚しているとともに、前記基端側部分
    (24)を左右へ揺動自在に前記基端側部分(24)の基端側を
    前記ブームスプレーヤ本体側部分(20)に結合しているこ
    とを特徴とするブームスプレーヤ。
  2. 【請求項2】 ブーム(22)が、基端側部分(24)と、この
    基端側部分(24)の先端側にほぼ180°範囲にわたって
    揺動自在に基端側を結合する先端側部分(26)とを有し、
    ブーム結合部(28)が、前記基端側部分(24)を左右へ揺動
    自在に前記基端側部分(24)の基端側を前記ブームスプレ
    ーヤ本体側部分(20)に結合し、かつ左右方向へ移動自在
    となっていることを特徴とするブームスプレーヤ。
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