JP2534057B2 - 携帯式投影装置 - Google Patents
携帯式投影装置Info
- Publication number
- JP2534057B2 JP2534057B2 JP62101683A JP10168387A JP2534057B2 JP 2534057 B2 JP2534057 B2 JP 2534057B2 JP 62101683 A JP62101683 A JP 62101683A JP 10168387 A JP10168387 A JP 10168387A JP 2534057 B2 JP2534057 B2 JP 2534057B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- light source
- display element
- crystal display
- projection device
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、携帯式のディスプレイ装置に関し、特に、
壁面や天井に時刻や温度或いは、種々のメッセージを投
影することのできる投影装置に関する。
壁面や天井に時刻や温度或いは、種々のメッセージを投
影することのできる投影装置に関する。
従来、時刻や温度を液晶素子を用いて表示する時計或
いは、温度計が知らている。これらの時計、温度計は卓
上や壁面に掛けて使用するものであり、夜間の就寝中に
ベッドや布団の中から見るのは、大変不便であった。
いは、温度計が知らている。これらの時計、温度計は卓
上や壁面に掛けて使用するものであり、夜間の就寝中に
ベッドや布団の中から見るのは、大変不便であった。
また、これらの時計や温度計は、単に時刻や温度を表
示する機能しか有さず、室内のディスプレイ装置として
は、不充分なものであった。
示する機能しか有さず、室内のディスプレイ装置として
は、不充分なものであった。
一方、時計や温度計とは、別に携帯可能なペンライ
ト、懐中電灯等が存在していた。しかし、これらのペン
ライト、懐中電灯は、単に照明や信号用のものであり、
時刻表示や室内ディスプレイ用としては、不充分なもの
であった。
ト、懐中電灯等が存在していた。しかし、これらのペン
ライト、懐中電灯は、単に照明や信号用のものであり、
時刻表示や室内ディスプレイ用としては、不充分なもの
であった。
そこで、本発明は、壁面や天井等に時刻表示や温度、
或いは、メッセージを投影することができ、且つ夜間照
明もできる投影装置を提供することを目的とする。
或いは、メッセージを投影することができ、且つ夜間照
明もできる投影装置を提供することを目的とする。
本発明は、赤色の高輝度発光ダイオードから成る光源
と該光源を点灯させるための電源と液晶表示素子と該液
晶表示素子を開閉駆動する液晶駆動回路とレンズ系とを
一体的に携帯ケース内に収納するとともに前記光源で発
生した光を前記液晶表示素子で選択通過させた後、前記
レンズ系で投影することを特徴とする携帯式投影装置に
よって達成される。
と該光源を点灯させるための電源と液晶表示素子と該液
晶表示素子を開閉駆動する液晶駆動回路とレンズ系とを
一体的に携帯ケース内に収納するとともに前記光源で発
生した光を前記液晶表示素子で選択通過させた後、前記
レンズ系で投影することを特徴とする携帯式投影装置に
よって達成される。
以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳述す
る。第1図は、本発明をキーホルダ式の携帯ケースに収
納した実施例を示す断面図である。同図において、投影
装置は、携帯ケース1内に光源2と、該光源2を点灯さ
せるための電源3と前記光源2へ印加される電圧を調整
するための抵抗4と前記光源2を点灯させる回路を開閉
するスイッチ5等からなる光源部と多数の液晶素子から
成る液晶表示素子6と該液晶表示素子6を開閉駆動する
液晶駆動回路7と液晶表示素子6が表示した情報を投影
するレンズ系8等からなる撮影部とから構成されてい
る。
る。第1図は、本発明をキーホルダ式の携帯ケースに収
納した実施例を示す断面図である。同図において、投影
装置は、携帯ケース1内に光源2と、該光源2を点灯さ
せるための電源3と前記光源2へ印加される電圧を調整
するための抵抗4と前記光源2を点灯させる回路を開閉
するスイッチ5等からなる光源部と多数の液晶素子から
成る液晶表示素子6と該液晶表示素子6を開閉駆動する
液晶駆動回路7と液晶表示素子6が表示した情報を投影
するレンズ系8等からなる撮影部とから構成されてい
る。
ここで、携帯ケース1は、合成樹脂等を射出成形する
ことにより形成されたケース片1a,1bとから構成されて
いる。ケース片1a,1bはそれぞれの係合面に図示しない
凹凸を有し、容易に係合し、一体の携帯ケース1とする
ことができる。また、携帯ケース1を開放する時は、凹
部にコイン等を差し込んでこじれば容易に開くことがで
きる。
ことにより形成されたケース片1a,1bとから構成されて
いる。ケース片1a,1bはそれぞれの係合面に図示しない
凹凸を有し、容易に係合し、一体の携帯ケース1とする
ことができる。また、携帯ケース1を開放する時は、凹
部にコイン等を差し込んでこじれば容易に開くことがで
きる。
光源2は、例えば3Vで駆動できる高輝度発光ダイオー
ドを使用すれば、充分な明るさを得ることができる上
に、消費電力が少なくて済む。従って電源3として、乾
電池等の安価な電池を使用することができる。また、こ
の光源回路を開閉するスイッチ5は、操作部が携帯ケー
ス1の外部に突出しており、携帯ケース1の外からの操
作を可能としている。光源回路中に設けられた抵抗4
は、光源2に印加される電圧を調整するためのものであ
るが、必ずしも必須のものではない。
ドを使用すれば、充分な明るさを得ることができる上
に、消費電力が少なくて済む。従って電源3として、乾
電池等の安価な電池を使用することができる。また、こ
の光源回路を開閉するスイッチ5は、操作部が携帯ケー
ス1の外部に突出しており、携帯ケース1の外からの操
作を可能としている。光源回路中に設けられた抵抗4
は、光源2に印加される電圧を調整するためのものであ
るが、必ずしも必須のものではない。
多数の液晶素子を配設した液晶表示素子6は、前述し
た光源2とレンズ系8との間に位置し、フレキシブル基
板9で液晶駆動回路7に接続されている。液晶駆動回路
7は、内蔵の電源により前述の液晶表示素子6を開閉駆
動し、種々の情報を表示することができる。例えば、時
刻表示を行えば、時刻を投影することができ、携帯式の
時計として利用することができる。また、レンズ系8
は、2枚のレンズ8a,8bとから構成されており、前述の
液晶表示素子6をその焦点の一つに有している。尚、レ
ンズ系は、単一のレンズであってもよい。
た光源2とレンズ系8との間に位置し、フレキシブル基
板9で液晶駆動回路7に接続されている。液晶駆動回路
7は、内蔵の電源により前述の液晶表示素子6を開閉駆
動し、種々の情報を表示することができる。例えば、時
刻表示を行えば、時刻を投影することができ、携帯式の
時計として利用することができる。また、レンズ系8
は、2枚のレンズ8a,8bとから構成されており、前述の
液晶表示素子6をその焦点の一つに有している。尚、レ
ンズ系は、単一のレンズであってもよい。
第2図は液晶表示素子6と液晶駆動回路7を取り出し
て示した拡大斜視図である。液晶表示素子6は、フレキ
シブル基板9で液晶駆動回路に接続されている。従っ
て、両者は、自由な位置関係に配設することができる。
このため、携帯ケース1内の小さなスペース内を有効に
利用することができる。また、液晶駆動回路7は、電源
10を内蔵しており、光源2の回路とは独立した回路を形
成している。第3図は、本発明の一実施例を示す全体
図、第4図は、その正面図である。
て示した拡大斜視図である。液晶表示素子6は、フレキ
シブル基板9で液晶駆動回路に接続されている。従っ
て、両者は、自由な位置関係に配設することができる。
このため、携帯ケース1内の小さなスペース内を有効に
利用することができる。また、液晶駆動回路7は、電源
10を内蔵しており、光源2の回路とは独立した回路を形
成している。第3図は、本発明の一実施例を示す全体
図、第4図は、その正面図である。
次に、以上のように構成された本発明の携帯式投影装
置の使用方法について説明する。液晶表示素子6は、液
晶駆動回路7により常時、時刻表示を行なっている。そ
して、時刻を知りたい時に、スイッチ5をONとし、内蔵
の光源2を点灯する。すると、時刻表示を行なっている
液晶表示素子6は、背後から光源2により照射され、レ
ンズ系8により天井や壁面に大きく投影される。このた
め、従来の時計と異なり、非常に見易い。また、特に、
暗所において、ディスプレイ効果を奏するものである。
置の使用方法について説明する。液晶表示素子6は、液
晶駆動回路7により常時、時刻表示を行なっている。そ
して、時刻を知りたい時に、スイッチ5をONとし、内蔵
の光源2を点灯する。すると、時刻表示を行なっている
液晶表示素子6は、背後から光源2により照射され、レ
ンズ系8により天井や壁面に大きく投影される。このた
め、従来の時計と異なり、非常に見易い。また、特に、
暗所において、ディスプレイ効果を奏するものである。
尚、以上の実施例において、液晶駆動回路7が時刻表
時を行う場合について説明したが、感温素子からの入力
信号を液晶駆動回路7により液晶表示素子6に表示して
もよい。
時を行う場合について説明したが、感温素子からの入力
信号を液晶駆動回路7により液晶表示素子6に表示して
もよい。
このように構成した場合は、温度計として使用するこ
とができる。
とができる。
また、本発明の他の実施例として、光源に赤色の高輝
度発光ダイオードを使用してもよい。高輝度発光ダイオ
ードを使用した場合、消費電力が少なくて済むため内蔵
電源の寿命を著しく向上させることができる。また、赤
色光は、危険防止のための信号表示としても使用するこ
とができ、その用途も広いものである。
度発光ダイオードを使用してもよい。高輝度発光ダイオ
ードを使用した場合、消費電力が少なくて済むため内蔵
電源の寿命を著しく向上させることができる。また、赤
色光は、危険防止のための信号表示としても使用するこ
とができ、その用途も広いものである。
更に、液晶表示素子6を全て開とすれば、単なるライ
ト或いは、信号用ライトとして使用することもできる。
ト或いは、信号用ライトとして使用することもできる。
また、本発明のその他の実施例として、携帯ケース1
を透明の樹脂で構成してもよい。このように、携帯ケー
ス1を透明の樹脂で構成すれば、第3図に示すホルダ11
を自転車の一部や腰に付ければ、ケース全体が光るので
夜間の安全灯として利用することができる。
を透明の樹脂で構成してもよい。このように、携帯ケー
ス1を透明の樹脂で構成すれば、第3図に示すホルダ11
を自転車の一部や腰に付ければ、ケース全体が光るので
夜間の安全灯として利用することができる。
以上説明した実施例は、液晶表示素子を用いて、時刻
や温度を示す場合について説明したが、多数のマイクロ
シャッタを集合した液晶シャッタを用いてもよい。
や温度を示す場合について説明したが、多数のマイクロ
シャッタを集合した液晶シャッタを用いてもよい。
このように構成した場合は、光源2からの光を液晶シ
ャッタで選択通過させ、任意の情報を投影表示すること
ができる。
ャッタで選択通過させ、任意の情報を投影表示すること
ができる。
以上、詳細に説明したように、本発明の携帯式投影装
置によれば、暗い室内においても、天井や壁面に時刻表
示や温度表示を行うことができる。また、天井や壁面に
大きく投影表示することができるので非常に見易いもの
である。更に、室内ディスプレイとしての効果も大き
い。更に又、光源に赤色の高輝度発光ダイオードを用い
ているので消費電力が少なくて済むため内蔵電源の寿命
を著しく向上させることができ光源の赤色光は、危険防
止のための信号表示としても使用することができる。そ
して、使い方如何によって安全灯としても利用すること
ができる。
置によれば、暗い室内においても、天井や壁面に時刻表
示や温度表示を行うことができる。また、天井や壁面に
大きく投影表示することができるので非常に見易いもの
である。更に、室内ディスプレイとしての効果も大き
い。更に又、光源に赤色の高輝度発光ダイオードを用い
ているので消費電力が少なくて済むため内蔵電源の寿命
を著しく向上させることができ光源の赤色光は、危険防
止のための信号表示としても使用することができる。そ
して、使い方如何によって安全灯としても利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の投影装置をキーホルダ式の携帯ケー
スに収納した実施例を示す断面図、 第2図は、液晶表示素子と液晶駆動回路との関係を示す
斜視図、 第3図は、本発明の一実施例を示す全体図、 第4図は、本発明の一実施例を示す正面図である。 1……携帯ケース、 2……光源、 3……電源、 4……抵抗、 5……スイッチ、 6……液晶表示素子、 7……液晶駆動回路、 8……レンズ系、 9……フレキシブル基板、 10……電源、 11……ホルダ.
スに収納した実施例を示す断面図、 第2図は、液晶表示素子と液晶駆動回路との関係を示す
斜視図、 第3図は、本発明の一実施例を示す全体図、 第4図は、本発明の一実施例を示す正面図である。 1……携帯ケース、 2……光源、 3……電源、 4……抵抗、 5……スイッチ、 6……液晶表示素子、 7……液晶駆動回路、 8……レンズ系、 9……フレキシブル基板、 10……電源、 11……ホルダ.
Claims (1)
- 【請求項1】赤色の高輝度発光ダイオードから成る光源
と該光源を点灯させるための電源と液晶表示素子と該液
晶表示素子を開閉駆動する液晶駆動回路とレンズ系とを
一体的に携帯ケース内に収納するとともに前記光源で発
生した光を前記液晶表示素子で選択通過させた後、前記
レンズ系で投影することを特徴とする携帯式投影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62101683A JP2534057B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 携帯式投影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62101683A JP2534057B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 携帯式投影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63266311A JPS63266311A (ja) | 1988-11-02 |
JP2534057B2 true JP2534057B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=14307144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62101683A Expired - Lifetime JP2534057B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 携帯式投影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534057B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002051142A1 (en) * | 2000-12-19 | 2002-06-27 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Image projection system |
JP5990948B2 (ja) * | 2011-06-22 | 2016-09-14 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクター |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59189628U (ja) * | 1983-06-02 | 1984-12-15 | ソニー株式会社 | 液晶プロジエクタ−装置 |
JPH0649021Y2 (ja) * | 1985-02-21 | 1994-12-12 | カシオ計算機株式会社 | 液晶プロジェクタ |
JPS6271920A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-02 | Casio Comput Co Ltd | 液晶プロジエクタ |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP62101683A patent/JP2534057B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63266311A (ja) | 1988-11-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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