JP2533979Y2 - 振動形圧力測定装置 - Google Patents

振動形圧力測定装置

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JP2533979Y2
JP2533979Y2 JP1982391U JP1982391U JP2533979Y2 JP 2533979 Y2 JP2533979 Y2 JP 2533979Y2 JP 1982391 U JP1982391 U JP 1982391U JP 1982391 U JP1982391 U JP 1982391U JP 2533979 Y2 JP2533979 Y2 JP 2533979Y2
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信明 河野
秀樹 桑山
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、磁石と振動梁の相対位
置を精度よく設定出来る振動形圧力測定装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4,図5は、従来より一般に使用され
ている従来例の構成説明図で、例えば、本願出願人の出
願した、特開昭64−10139号に示されている。図
6は、図4の要部詳細図、図7は、図6のA−A断面図
である。
【0003】図において、 1は半導体単結晶からなるセンサチップである。 2は、センサチップ1に設けられた凹部3により形成さ
れ測定圧Pmを受圧する測定ダイアフラムである。 4は測定ダイアフラム2に埋込み設けられた歪み検出セ
ンサで、振動梁が使用されている。 5は封止用の半導体エピタキシャル成長層からなるシェ
ルで、振動梁4を測定ダイアフラム3に封止する。 6は、振動梁4の周囲の、振動梁4と、測定ダイアフラ
ム2およびシェル5との間に設けられた真空室である。
【0004】振動梁4は、永久磁石7による磁場と、振
動梁4に接続された閉ループ自励発振回路(図示せず)
とにより、振動梁4の固有振動で発振するように構成さ
れている。永久磁石7は、ヨーク8、ヨ―クホルダ9、
スペ―サ11を介して、振動梁4に対向して配置され、
図4に示す如く、捻子12によるか、図5に示す如く、
接着剤13により、支持体14に固定されている。
【0005】以上の構成において、測定ダイアフラム2
に測定圧力Pmが加わると、振動梁4の軸力が変化し、
固有振動数が変化するため、発振周波数の変化により測
定圧力Pmの測定が出来る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な装置においては、(1)ねじ止めを使用した場合に
は、捩子12は少なくとも2本は必要である。また、ヨ
―クホルダ9のねじ孔には、捩子12を挿入するための
隙間が必要であり、振動梁4と永久磁石7の位置決め精
度が低下し、装置の出力特性が悪くなる。(2)接着剤
13を使用した場合には、経年変化、あるいは温度変化
等により、振動梁4と永久磁石7との相対位置が変化
し、位置決め精度が低下し、装置の出力特性が悪くな
る。
【0007】本考案は、この問題点を、解決するもので
ある。本考案の目的は、磁石と振動梁の相対位置を精度
よく設定出来る振動形圧力測定装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案は、ダイアフラムに設けられた振動梁と、該
振動梁に直流磁場を加える直流磁場印加手段とを具備す
る振動形圧力測定装置において、支持体にが固定された
シリコン単結晶よりなるセンサチップと、該センサチッ
プに設けられた凹部により形成され測定圧を受圧するダ
イアフラムと、該ダイアフラムに設けられた振動梁と、
前記支持体に一面が固定され前記センサチップの周囲に
設けられたスペ―サと、前記振動梁に対向して設けられ
た磁石と、該磁石を保持するヨ―クと、該ヨ―クを保持
するヨ―クホルダと、底部側に該ヨ―クホルダがすきま
嵌めされ前記振動梁の方向に該底部が該ヨ―クホルダを
前記スペ―サに押圧し開口部側に前記支持体がすきま嵌
めされ開口縁部において前記支持体に溶接固定され該ヨ
―クホルダ―と該支持体に対して熱膨脹係数が近い材料
からなり前記振動梁と前記磁石との相対位置を精度よく
設定する弾性を有する断面U字形状のキャップ体とを具
備したことを特徴とする振動形圧力測定装置を構成した
ものである。
【0009】
【作用】以上の構成において、測定ダイアフラムに測定
圧力が加わると、振動梁の軸力が変化し、固有振動数が
変化するため、発振周波数の変化により測定圧力の測定
が出来る。この様な装置を組立てるには、支持体にシリ
コン単結晶よりなるセンサチップを取付ける。この場合
にガラス等の介在物を介して支持体に取付けても良い。
センサチップの周囲に設けられるスペ―サを支持体に固
定する。永久磁石を、ヨ―ク,ヨ―クホルダ,スペ―サ
を介して、支持体に配置する。振動梁と磁石との相対位
置を精度よく設定出来るように、キャップ体の底部側に
ヨ―クホルダがすきま嵌めされ、振動梁の方向に底部が
ヨ―クホルダをスペ―サに押圧するようにし、開口部側
に支持体がすきま嵌めされる。以下、実施例に基づき詳
細に説明する。
【0010】
【実施例】図1は本考案の一実施例の要部構成説明図で
ある。
【0011】図において、図4と同一記号の構成は同一
機能を表わす。以下、図4と相違部分のみ説明する。2
1は、底部22側にヨ―クホルダ9がすきま嵌めされ、
振動梁4の方向に底部22がヨ―クホルダ9をスペ―サ
11に押圧し、開口部23側に支持体14がすきま嵌め
され、開口縁部24において支持体14に溶接25固定
され、ヨ―クホルダ9と支持体14に対して熱膨脹係数
が近い材料からなり、振動梁4と磁石7との相対位置を
精度よく設定する弾性を有する断面U字形状のキャップ
体である。
【0012】以上の構成において、測定ダイアフラム2
に測定圧力Pmが加わると、振動梁4の軸力が変化し、
固有振動数が変化するため、発振周波数の変化により測
定圧力の測定が出来る。この様な装置を組立てるには、
支持体14にシリコン単結晶よりなるセンサチップ1を
取付ける。この場合にガラス等の介在物を介して支持体
に取付けても良い。センサチップ1の周囲に設けられた
スペ―サ11を支持体14に固定する。永久磁石7を、
ヨ―ク8,ヨ―クホルダ9,スペ―サ11を介して、支
持体14に配置する。振動梁4と磁石7の相対位置を精
度よく設定出来るように、キャップ体21の底部22側
にヨ―クホルダ9がすきま嵌めされ、振動梁4の方向に
底部22がヨ―クホルダ9をスペ―サ11に押圧するよ
うにし、開口部23側に支持体14がすきま嵌めされ
る。キャップ体21の開口縁部24を支持体14に溶接
25固定する。
【0013】この結果、キャップ体21に、支持体14
とヨ―クホルダ9がすきま嵌めされ、かつ、振動梁4の
方向に底部22がヨ―クホルダ9をスペ―サ11に押圧
するようにし、キャップ体21の開口縁部24を支持体
14に溶接25固定したので、溶接25の部分の収縮力
により、キャップ体21が、ヨ―クホルダ9を支持体1
4に押付ける事が出来るので、支持体14とヨ―クホル
ダ9との相対位置は正確に確保出来る。したがって、キ
ャップ体21の軸と直角方向における、振動梁4と磁石
7との相対位置を精度よく正確に組立て出来る。このた
め、装置の出力特性の向上を図ることができ、測定圧力
の精度を向上する事が出来る。また、キャップ体21の
底部22による、押付け固定は、ヨ―クホルダ9とスペ
―サ11と支持体14との間に、接合あるいは接着等の
箇所が無いので、温度等の外乱に対して、有害な応力集
中、歪み等を全く生じない。すなわち、長期間にわたり
強固で安定な特性を確保する事が出来る。
【0014】図2は本考案の他の実施例の要部構成説明
図である。本実施例においては、底部22の中央部に孔
26が設けられたものである。 (1)ヨ―クホルダ9に磁石のN−S方向を表示してお
けば、振動梁4と磁石7とのキャップ体21の軸に対す
る回転によるずれを無くす事が出来る。 (2)キャップ体21内に封入液を満たす場合に、封入
液の注入に便利となる。
【0015】図3は本考案の他の実施例の要部構成説明
図である。本実施例においては、底部22の中央部に凸
部27が設けられたもので、力Fで図の上方からキャッ
プ体21を押付けて溶接25をおこなうようにしたもの
である。 (1)ヨ―クホルダ9の中央部からかならず押圧が行な
われるので、片当たり等を防止する事が出来る。 (2)凸部27により、キャップ体21の撓み量が大き
くとれるで、ヨ―クホルダ9とスペ―サ11と支持体1
4の熱膨脹係数の差が大きい場合等キャップ体21の相
対寸法変化が大きい場合でも、安定した軸方向の押え力
を確保出来る。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、ダイア
フラムに設けられた振動梁と、該振動梁に直流磁場を加
える直流磁場印加手段とを具備する振動形圧力測定装置
において、支持体にが固定されたシリコン単結晶よりな
るセンサチップと、該センサチップに設けられた凹部に
より形成され測定圧を受圧するダイアフラムと、該ダイ
アフラムに設けられた振動梁と、前記支持体に一面が固
定され前記センサチップの周囲に設けられたスペ―サ
と、前記振動梁に対向して設けられた磁石と、該磁石を
保持するヨ―クと、該ヨ―クを保持するヨ―クホルダ
と、底部側に該ヨ―クホルダがすきま嵌めされ前記振動
梁の方向に該底部が該ヨ―クホルダを前記スペ―サに押
圧し開口部側に前記支持体がすきま嵌めされ開口縁部に
おいて前記支持体に溶接固定され該ヨ―クホルダ―と該
支持体に対して熱膨脹係数が近い材料からなり前記振動
梁と前記磁石との相対位置を精度よく設定する弾性を有
する断面U字形状のキャップ体とを具備したことを特徴
とする振動形圧力測定装置を構成した。
【0017】この結果、キャップ体21に、支持体14
とヨ―クホルダ9がすきま嵌めされ、かつ、振動梁4の
方向に底部22がヨ―クホルダ9をスペ―サ11に押圧
するようにし、キャップ体21の開口縁部24を支持体
14に溶接25固定したので、溶接25の部分の収縮力
により、キャップ体21が、ヨ―クホルダ9を支持体1
4に押付ける事が出来るので、支持体14とヨ―クホル
ダ9との相対位置は正確に確保出来る。したがって、キ
ャップ体21の軸と直角方向における、振動梁4と磁石
7との相対位置を精度よく正確に組立て出来る。このた
め、装置の出力特性の向上を図ることができ、測定圧力
の精度を向上する事が出来る。また、キャップ体21の
底部22による、押付け固定は、ヨ―クホルダ9とスペ
―サ11と支持体14との間に、接合あるいは接着等の
箇所が無いので、温度等の外乱に対して、有害な応力集
中、歪み等を全く生じない。すなわち、長期間にわたり
強固で安定な特性を確保する事が出来る。
【0018】従って、本考案によれば、磁石と振動梁の
相対位置を精度よく設定出来る振動形圧力測定装置を実
現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】本考案の他の実施例の要部構成説明図である。
【図3】本考案の他の実施例の要部構成説明図である。
【図4】従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
【図5】従来より一般に使用されている他の従来例の構
成説明図である。
【図6】図4の詳細説明図である。
【図7】図6のA−A断面図である。
【符号の説明】
1…センサチップ 2…測定ダイアフラム 3…凹部 4…振動梁 5…シエル 6…真空室 7…磁石 8…ヨ―ク 9…ヨ―クホルダ 11…スペ―サ 12…捩子 13…接着剤 14…支持体 21…キャップ体 22…底部 23…開口部 24…開口縁部 25…溶接 26…孔 27…凸部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイアフラムに設けられた振動梁と、該振
    動梁に直流磁場を加える直流磁場印加手段とを具備する
    振動形圧力測定装置において、支持体にが固定されたシ
    リコン単結晶よりなるセンサチップと、該センサチップ
    に設けられた凹部により形成され測定圧を受圧するダイ
    アフラムと、該ダイアフラムに設けられた振動梁と、前
    記支持体に一面が固定され前記センサチップの周囲に設
    けられたスペ―サと、 前記振動梁に対向して設けられ
    た磁石と、該磁石を保持するヨ―クと、該ヨ―クを保持
    するヨ―クホルダと、底部側に該ヨ―クホルダがすきま
    嵌めされ前記振動梁の方向に該底部が該ヨ―クホルダを
    前記スペ―サに押圧し開口部側に前記支持体がすきま嵌
    めされ開口縁部において前記支持体に溶接固定され該ヨ
    ―クホルダ―と該支持体に対して熱膨脹係数が近い材料
    からなり前記振動梁と前記磁石との相対位置を精度よく
    設定する弾性を有する断面U字形状のキャップ体とを具
    備したことを特徴とする振動形圧力測定装置。
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EP91106472A EP0456029B1 (en) 1990-05-10 1991-04-23 Vibrating type pressure measuring device
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