JP2533954Y2 - 超音波スイッチ - Google Patents
超音波スイッチInfo
- Publication number
- JP2533954Y2 JP2533954Y2 JP1989098977U JP9897789U JP2533954Y2 JP 2533954 Y2 JP2533954 Y2 JP 2533954Y2 JP 1989098977 U JP1989098977 U JP 1989098977U JP 9897789 U JP9897789 U JP 9897789U JP 2533954 Y2 JP2533954 Y2 JP 2533954Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- hysteresis
- detected
- switch
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は超音波振動子より発射する超音波パルスの
伝幡時間を利用して被検出物体までの距離を算出し、そ
の被検出物体が予め設定した距離または領域内に有るか
否かを判定してスイッチ信号を出力する超音波スイッチ
に関する。
伝幡時間を利用して被検出物体までの距離を算出し、そ
の被検出物体が予め設定した距離または領域内に有るか
否かを判定してスイッチ信号を出力する超音波スイッチ
に関する。
超音波振動子から被検出物体が存在する方向に超音波
パルスを発射し、この超音波パルスが被検出物体に当た
り反射して再び元の超音波振動子に戻ってくるように構
成し、この超音波パルスが発射されるごとに発射から受
波までの時間を測定してこれを予め設定した距離または
領域と比較してスイッチ信号を出力するようにした超音
波スイッチは公知である。この場合の従来の超音波スイ
ッチの応差は検出物体の状況にかかわらず一定値に固定
されており、変えることができない。
パルスを発射し、この超音波パルスが被検出物体に当た
り反射して再び元の超音波振動子に戻ってくるように構
成し、この超音波パルスが発射されるごとに発射から受
波までの時間を測定してこれを予め設定した距離または
領域と比較してスイッチ信号を出力するようにした超音
波スイッチは公知である。この場合の従来の超音波スイ
ッチの応差は検出物体の状況にかかわらず一定値に固定
されており、変えることができない。
従来の超音波スイッチでは応差が固定されている。こ
のため被検出物体が凹凸を有し、この被検出物体をある
所定位置に検出しようとしても凹凸により変動幅に大き
な差が生じるので、この場合には検出条件が満足されな
い。
のため被検出物体が凹凸を有し、この被検出物体をある
所定位置に検出しようとしても凹凸により変動幅に大き
な差が生じるので、この場合には検出条件が満足されな
い。
一般に応差を大きくすると検出精度が低下するので精
密な計測には向かない。一方応差を小さくすると大きな
変動幅を有する被検出物体の場合は出力信号にチャタリ
ング現象が発生し、制御用センサとしては使えない。以
上の経緯から被検出物体の状況に応じて要求される検出
精度と検出の安定度とのバランスを考慮しなければなら
ない。
密な計測には向かない。一方応差を小さくすると大きな
変動幅を有する被検出物体の場合は出力信号にチャタリ
ング現象が発生し、制御用センサとしては使えない。以
上の経緯から被検出物体の状況に応じて要求される検出
精度と検出の安定度とのバランスを考慮しなければなら
ない。
この考案の目的は上述した事情に鑑み、被検出物体の
表面の凹凸状態の変動幅に応じた検出精度と検出の安定
度を得るため超音波スイッチの応差を連続的に調整でき
るようにすることにある。
表面の凹凸状態の変動幅に応じた検出精度と検出の安定
度を得るため超音波スイッチの応差を連続的に調整でき
るようにすることにある。
この考案で上述した目的達成のために、周期的に超音
波パルスを発射し、この超音波パルスが被検出物体に当
たり反射してこの超音波の発射点に戻るまでの時間を測
定し、この測定値と予め設定した距離または領域とを比
較してスイッチ信号を出力する検出手段を備えた超音波
スイッチにおいて、被検出物体の表面の凹凸状態の変動
幅に応じた検出精度と検出の安定度を保持するための応
差を、手動で調整可能な外部調整器を前記検出手段に接
続した。
波パルスを発射し、この超音波パルスが被検出物体に当
たり反射してこの超音波の発射点に戻るまでの時間を測
定し、この測定値と予め設定した距離または領域とを比
較してスイッチ信号を出力する検出手段を備えた超音波
スイッチにおいて、被検出物体の表面の凹凸状態の変動
幅に応じた検出精度と検出の安定度を保持するための応
差を、手動で調整可能な外部調整器を前記検出手段に接
続した。
この考案によれば超音波スイッチの応差を調整できる
外部調整器を設けたことにより、この外部調整器を操作
して応差を被検出物体の状況に応じて連続的に調整でき
るようになり、変動幅の小さい被検出物体に対しては応
差を小さくすることにより検出精度が上げられるように
なり、海面の検出のようにゆったりとした変動幅の大き
い検出物体に対しては応差を大きくすることにより検出
の安定度を高くできるようになる。
外部調整器を設けたことにより、この外部調整器を操作
して応差を被検出物体の状況に応じて連続的に調整でき
るようになり、変動幅の小さい被検出物体に対しては応
差を小さくすることにより検出精度が上げられるように
なり、海面の検出のようにゆったりとした変動幅の大き
い検出物体に対しては応差を大きくすることにより検出
の安定度を高くできるようになる。
本考案の実施例を第1図に示す超音波スイッチの回路
ブロック図に基いて説明する。超音波スイッチは超音波
振動子1,超音波送波回路2,超音波受波回路3,外部調整器
4,マイクロコンピュータ5,出力回路6などを備えてお
り、超音波送波回路2はマイクロコンピュータ5の指令
で超音波周波を発振し、超音波振動子1から超音波パル
スを発射するように接続されている。超音波受波回路3
は超音波振動子1から発射された超音波パルスが被検出
物体に当たり、反射された反射波を受波してこれを増幅
し、マイクロコンピュータ5に入力するように接続され
ている。マイクロコンピュータ5はROM,RAMのほかにア
ナログ/デジタル変換器5aを備えており、各部を制御す
るとともに超音波振動子1から発射された超音波パルス
が被検出物体に当たって再び超音波振動子1に到達する
までの時間を演算し、予め設定した距離または領域と比
較して出力を出す。また外部調整器4の電源4aの電圧は
可変抵抗器4bにて調節され、マイクロコンピュータ5の
アナログ/デジタル変換器5aに印加される。この印加電
圧(アナログ値)はアナログ/デジタル変換部5aにてデ
ジタル値に変換され、マイクロコンピュータ5のRAMに
セットされる。このセットされたデジタル値を用いて演
算処理過程で応差を定める。応差はアナログ/デジタル
変換部5aへの印加電圧値により決定される。すなわち応
差の調整は外部調整器4の可変抵抗器4bの操作により行
なわれる。この応差と印加電圧との関係はたとえば第2
図に示すようなものである。
ブロック図に基いて説明する。超音波スイッチは超音波
振動子1,超音波送波回路2,超音波受波回路3,外部調整器
4,マイクロコンピュータ5,出力回路6などを備えてお
り、超音波送波回路2はマイクロコンピュータ5の指令
で超音波周波を発振し、超音波振動子1から超音波パル
スを発射するように接続されている。超音波受波回路3
は超音波振動子1から発射された超音波パルスが被検出
物体に当たり、反射された反射波を受波してこれを増幅
し、マイクロコンピュータ5に入力するように接続され
ている。マイクロコンピュータ5はROM,RAMのほかにア
ナログ/デジタル変換器5aを備えており、各部を制御す
るとともに超音波振動子1から発射された超音波パルス
が被検出物体に当たって再び超音波振動子1に到達する
までの時間を演算し、予め設定した距離または領域と比
較して出力を出す。また外部調整器4の電源4aの電圧は
可変抵抗器4bにて調節され、マイクロコンピュータ5の
アナログ/デジタル変換器5aに印加される。この印加電
圧(アナログ値)はアナログ/デジタル変換部5aにてデ
ジタル値に変換され、マイクロコンピュータ5のRAMに
セットされる。このセットされたデジタル値を用いて演
算処理過程で応差を定める。応差はアナログ/デジタル
変換部5aへの印加電圧値により決定される。すなわち応
差の調整は外部調整器4の可変抵抗器4bの操作により行
なわれる。この応差と印加電圧との関係はたとえば第2
図に示すようなものである。
この考案では超音波スイッチのマイクロコンピュータ
などの検出手段に外部調整器を接続して応差を連続的に
調整できるようにしたことにより変動幅の小さな被検出
物体に対しては応差を小さくすれば検出精度を高くする
ことができる。またたとえば海面の検出のように穏やか
で変動幅の大きい被検出物体に対しては応差を大きくす
ることによって検出出力の安定度を高くできるようにな
るという利点を有する。
などの検出手段に外部調整器を接続して応差を連続的に
調整できるようにしたことにより変動幅の小さな被検出
物体に対しては応差を小さくすれば検出精度を高くする
ことができる。またたとえば海面の検出のように穏やか
で変動幅の大きい被検出物体に対しては応差を大きくす
ることによって検出出力の安定度を高くできるようにな
るという利点を有する。
第1図はこの考案の一実施例である超音波スイッチの回
路ブロック図、第2図は応差と印加電圧の関係を示す説
明図である。 1:超音波振動子、2:超音波送波回路、3:超音波受波回
路、4:外部調整器、5:マイクロコンピュータ、6:出力回
路。
路ブロック図、第2図は応差と印加電圧の関係を示す説
明図である。 1:超音波振動子、2:超音波送波回路、3:超音波受波回
路、4:外部調整器、5:マイクロコンピュータ、6:出力回
路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−209193(JP,A) 実開 昭54−152970(JP,U) 実開 昭61−188305(JP,U) 特公 昭55−34275(JP,B2) 特公 昭59−31019(JP,B2) 特公 昭56−22093(JP,B2) 実公 平3−48498(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】周期的に超音波パルスを発射し、この超音
波の発射点に戻るまでの時間を測定し、この測定値と予
め設定した距離または領域とを比較してスイッチ信号を
出力する検出手段を備えた超音波スイッチにおいて、被
検出物体の表面の凹凸状態の変動幅に応じた検出精度と
検出の安定度を保持するための応差を、手動で調整可能
な外部調整器を前記検出手段に接続したことを特徴とす
る超音波スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989098977U JP2533954Y2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 超音波スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989098977U JP2533954Y2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 超音波スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339189U JPH0339189U (ja) | 1991-04-16 |
JP2533954Y2 true JP2533954Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31648052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989098977U Expired - Lifetime JP2533954Y2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 超音波スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2533954Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6037827B2 (ja) * | 1978-09-04 | 1985-08-28 | 三菱レイヨン株式会社 | 樹脂組成物 |
-
1989
- 1989-08-24 JP JP1989098977U patent/JP2533954Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0339189U (ja) | 1991-04-16 |
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