JP2533906Y2 - コンビネ−ションロ−ラ - Google Patents

コンビネ−ションロ−ラ

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JP2533906Y2
JP2533906Y2 JP1989079321U JP7932189U JP2533906Y2 JP 2533906 Y2 JP2533906 Y2 JP 2533906Y2 JP 1989079321 U JP1989079321 U JP 1989079321U JP 7932189 U JP7932189 U JP 7932189U JP 2533906 Y2 JP2533906 Y2 JP 2533906Y2
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roller
combination
combination roller
elastic body
pattern
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JPH0319572U (ja
Inventor
種次 太田
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太田工業 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コンビネーション塗装工法に使用するコ
ンビネーションローラに関し、さらに詳しくは高度な技
術を要せず、複雑多彩な繰り返し模様を施工できるコン
ビネーションローラに関するものである。
[従来の技術] コンビネーション塗装工法は屋内の壁面、その他の造
作物の美装を目的とする塗装工法である。この塗装工法
は、初期においては、新聞紙やハトロン紙等を手で揉ん
でシワを作り、これを適当な形に丸めた簡単なものが用
いられていた。その後種々の改良がなされたが、現在で
は、市販されている多種類のスポンジの中から耐溶剤性
の良いものを選択し、その表面を適当に千切って不定形
の凹凸を作り、この面で塗料を吸い取ったり、逆に押し
当ててコンビネーションをするのが一般である。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、これらの従来の塗装工法は極めて能率
が悪く、また選択できる模様の種類にも制限があった。
本考案者は、従来のコンビネーション塗装工法には、
塗工専用のローラさえ市販されていないことに着目し、
下記(イ)〜(ホ)の条件を満たすコンビネーションロ
ーラを鋭意開発してこの考案を完成した。
(イ)コンビネーションが簡単に早くでき、しかも高度
な技術を要せず誰にでも簡単に作業ができること。
(ロ)ほぼ一定の繰り返し単位で、かつ弾性体の弾みや
しぶきによって単調さを解消したコンビネーションがで
きること、 (ハ)ローラーの表面を交換することにより多種の模様
や色彩が選択塗工できること。
(ニ)塗料の種類を問わず使用できること。
(ホ)多彩な色模様ができること。
[問題を解決するための手段] そのためこの考案は、回転自在に軸着されたローラの
表面に、適宜形状に形成され、かつ塗工面に遠心力でた
たき付けられる長さの多数の長尺弾性体の少なくとも一
端をそれぞれ取り付けたコンビネーションローラを提供
することによって、前記した欠点を解消するものであ
る。
すなわち、この考案に係るコンビネーションローラに
塗料を付けて塗工面に押し当ててローラを回転させれ
ば、前記弾性体がローラによって塗工面に強く押し付け
られたり、遠心力によって弾性体がたたき付けられた
り、バウンドしたりしたそのしぶきが塗工面に自然の模
様を描くのである。したがって、描く線に強弱があって
非常に変化のある、趣きに富んだ模様を形成できる。
[作用] この考案のコンビネーションローラは、ローラ表面に
植設された種々の形状を有する弾性体が、ローラに直接
押し付けられる際、また押し付けを終了し弾性体が遠心
力でたたき付けられる際に模様となり、またそのしぶき
が模様となって表現されるもので、塗料の厚みや線の太
さの異なった模様を、塗工面にほぼ一定の繰り返し単位
でつけることができる原理を利用したものである。
[実施例] 次に、この考案に係るコンビネーションローラの一実
施例を図面に基いて述べる。
第1図ないし第2図において、1はコンビネーション
ローラである。このコンビネーションローラ1は、その
中心から、軸6と、軸6の回りを回動するローラ本体2
と、このローラ本体2の周囲に貼着されたボール紙3
と、ボール紙3の表面に貼着された寒冷紗4と、寒冷紗
4の表面に植設された弾性体5とにより形成されてい
る。なお、上記寒冷紗4に代えて、マイクログラス処理
クロスを使用することもできる。7は、上記軸6の一端
からローラ本体2と直角方向に引き伸ばされたアーム
で、先端には把手8が設けられている。
上記弾性体5の材質としては、ゴム製シートや柔軟な
プラスチックシート、径が約0.5mm以上のファイバー等
が好適に使用できる。この弾性体5を上記寒冷紗4の表
面に植設するには、縫い付け、ホック止め、接着
剤による接着、たこ糸による結び着け等の手段を採用
できる。第3図にはエポキシ系接着剤9によって植設し
た場合について、また第4図には弾性体5をホック11に
よって寒冷紗4に止め、さらにこのホック11を第2の寒
冷紗4′でサンドイッチ状に挟んで保持するようにした
場合について、それぞれ例示する。第5図はホック11を
取り付けやすいように、植設用の孔12を形成した寒冷紗
4を示す。
この弾性体5の形状、サイズ、植設位置や間隔を適宜
選択することにより、模様の繰り返し態様を調節するこ
とができる。
この弾性体5の形状としては、第6図(a)〜(p)
に示すような種々の形状を採用することが可能であり、
それぞれ趣きのある繰り返し模様を得ることができる。
また上記弾性体5の長さは、最低限、コンビネーション
ローラ1の回転時に塗工面に遠心力でたたき付けられる
長さであることが必要である。
この考案のコンビネーションローラを使用して例えば
ビルの外装や内装、その他の塗工を行なうに際しては、
塗料を一定の厚さに広げた塗料槽にコンビネーションロ
ーラ1を押し付け、ローラ1表面に塗料を付着させて、
下地処理した塗工面上をコンビネーションローラ1を回
転させるだけでよい。一定の回転方向で所定の模様が付
いたら、上記回転方向とは異なる例えば直角方向にコン
ビネーションローラ1を回転させる。こうすることによ
って、むらのない繰り返し模様を得ることができる。
多色模様を得ようとする場合には、他のコンビネーシ
ョンローラ1を使用して異なる塗料を塗工面に上塗りし
ていけばよい。
またエポキシ系の接着剤で下地処理し、その下地に金
属粉やマイカ粉、その他の反射材等を保持させ、下地の
硬化後に上記塗工処理を施せばより豪華な塗工面を得る
ことができる。
さらに、連続的にコンビネーションする基板を供給し
ながら、上記コンビネーションローラ1でこの基板にコ
ンビネーションを行ない、種々のサイズの外装および内
装板を製造することができる。
[考案の効果] この考案に係るコンビネーションローラは、以上のよ
うに構成したので、これを使用すれば高度な技術を駆使
することなく、複雑多彩な繰り返し模様を簡単に施工で
きるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のコンビネーションローラの一実施例
を示す斜視図、第2図はその断面図、第3図は寒冷紗部
分の展開図、第4図および第5図はそれぞれ弾性体の取
付け方を示す断面図および斜視図、第6図(a)〜
(p)は弾性体5の種々の形状を示す側面図である。 1……模様付ローラ 2……ローラ本体 3……ボール紙 4……寒冷紗 5……弾性体 6……軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転自在に軸着されたローラ(2)の表面
    に、適宜形状に形成され、かつ塗工面に遠心力でたたき
    付けられる長さの多数の長尺弾性体(5)の少なくとも
    一端をそれぞれ取り付けたことを特徴とするコンビネー
    ションローラ。
JP1989079321U 1989-07-05 1989-07-05 コンビネ−ションロ−ラ Expired - Lifetime JP2533906Y2 (ja)

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EP90101487A EP0406514B1 (en) 1989-07-05 1990-01-25 Combination roller and combination painting method using the combination roller
DE69024113T DE69024113T2 (de) 1989-07-05 1990-01-25 Farbroller und Verfahren, das diesen Roller verwendet
US07/470,494 US5117529A (en) 1989-07-05 1990-01-26 Combination roller and combination painting method using the combination roller

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JPH0319572U JPH0319572U (ja) 1991-02-26
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JPH0177878U (ja) * 1987-11-11 1989-05-25

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JPH0319572U (ja) 1991-02-26

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