JP2532605B2 - 画質補正装置 - Google Patents

画質補正装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像の細部強調回路を備える画質補正装置
に関するものである。
従来の技術 従来より、テレビジョン受像機等の画質補正装置には
画像をより鮮明に見せるため、細部強調回路及び輪郭強
調回路が用いられているが、近年のテレビジョン受像機
の大型化に伴ない、より画像を鮮明に見せるため、細部
強調を強くかけたいという要望が強くなっている。しか
し、あまり強く強調するとノイズも増加してしまい、そ
の対策が重要視されている。
以下、図面を参照しながら、上述したような従来の画
質補正装置について説明を行う。
第3図は、従来の画質補正装置を示すものである。ま
た、第4図は、その各部の波形を示すものである。第3
図において、1は、入力映像輝度信号aを2次微分し画
質補正信号bをつくる画質強調回路である。2は、画質
補正信号bと、画質調整信号cのレベルに応じて増幅す
る可変増幅回路である。3は、可変増幅回路2のゲイン
を決めるための画質調整信号cを作る画質調整ボリュー
ムである。4は、画質強調回路1、可変増幅回路2によ
り得られた画質補正信号dと、入力映像輝度信号aのタ
イミングを合わせる遅延回路である。5は遅延回路4で
得た遅延入力映像輝度信号eと増幅後の画質補正信号を
加算し、出力映像輝度信号fを得る加算回路である。
以上のように構成された画質補正装置について、以下
その動作について説明する。まず、画質補正装置の入力
映像輝度信号aは、画質強調回路1に入力される。第4
図に示す様に映像輝度信号を2次微分し、画質補正信号
bをつくる。次に、この画質補正信号bを、画質調整ボ
リューム3で設定した画質調整信号cの大きさに応じ、
可変増幅回路2で増幅する。入力映像輝度信号aは、画
質補正信号dとタイミングを合わせるため、遅延回路4
で遅延させ、加算回路5で加算し、画質補正された出力
映像輝度信号fを得る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、画質調整ボリ
ューム3を一度設定すると、どのような映像が入力され
ても、画質の補正の大きさは変化せず、細部がないよう
な映像では、ノイズのみが目立つという課題を有してい
た。
本発明は、上記課題に鑑み、入力映像信号の細部の量
によって、自動的に画質補正の量を変化させることによ
り、映像のノイズ感を減少させることのできる画質補正
装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の画質補正装置は、
細部強調回路、輪郭強調回路、高域ろ波回路、第1及び
第2のクリップ回路、リミッタ回路、全波整流回路、引
算回路、平滑回路、加算回路および可変増幅回路から構
成されている。
作用 この構成によって、映像の小信号分のみ選択的に強調
する細部強調回路と、映像の大信号部分のみ選択的に強
調する輪郭強調回路を持たせ、細部強調回路の効果を映
像によって変化させている。まず、入力映像輝度信号を
高域ろ波回路に通し、映像の高域信号を取出す。そし
て、これを全波整流回路で整流する。これを第1のクリ
ップ回路に通し、ノイズを除去した後、第2のクリップ
回路とリミッタ回路に入力する。第2のクリップ回路の
出力は、輪郭部分の高域信号であり、リミッタ回路の出
力は、細部と輪郭部分の混じった高域信号となる。従っ
て、リミッタ回路の出力から第2のクリップ回路の出力
を引くと、細部の高域信号が取り出せる。これを平滑回
路で平滑し、細部強調信号をコントロールしている可変
増幅器のコントロール電圧として入力する事で細部の多
い信号では、細部強調を強くし、細部の少ない信号で
は、細部強調を弱め、ノイズ感を減少させる事ができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
第1図は、本発明の一実施例における画質補正装置を
示すものである。第1図において、3は画質調整ボリュ
ーム、4は遅延回路で、以上は第3図の構成と同じもの
である。5は加算回路で、遅延回路4の出力と、第1の
可変増幅回路13と、第2の可変増幅回路14の出力を加算
する。11は輪郭強調回路であり、入力映像輝度信号の主
に大コントラスト比エッジ、つまり輪郭部分を選択的に
強調し、輪郭強調信号を出力する。13は第1の可変増幅
回路で、輪郭強調信号の振幅を画質調整ボリューム3の
電圧に応じコントロールする。12は細部強調回路であ
り、入力映像輝度信号の小コントラスト比の信号、つま
り、細部情報を選択的に強調し細部強調信号を出力す
る。14は、第2の可変増幅回路であり、画質調整ボリュ
ール3及び平滑回路21の出力電圧に応じ細部強調信号の
振幅をコントロールする。15は高域ろ波回路であり、入
力映像輝度信号から高域映像信号のみを抜き出す。16
は、全波整流回路であり、高域映像信号の極性をそろ
え、整流高域映像信号を出力する。17は第1のクリップ
回路であり、整流高域映像信号のゼロ付近のノイズ成分
のみを除去し、クリップ整流高域映像信号を出力する。
18は、リミッタ回路であり、クリップ整流高域映像信号
のうち、細部に相当する小信号部分のみ抜き出し、細部
映像信号を出力する。19は第2のクリップ回路であり、
クリップ整流高域映像信号のうち、大コントラスト比エ
ッジ、つまり輪郭部分に相当する大信号部分のみ抜き出
し輪郭映像信号を出力する。20は引算回路であり、細部
映像信号から、輪郭映像信号を引算し、細部コントロー
ルパルス信号を出力する。21は平滑回路であり、細部コ
ントロルーパルス信号を平滑し細部コントロール電圧と
して出力する。
以上のように構成された画質補正装置について、以下
その動作について説明する。
まず、第2図は、本実施例における各部の動作波形を
示すものである。画質補正装置に入力された、入力映像
輝度信号aは、遅延回路3と輪郭強調回路11と細部強調
回路12と、高域ろ波回路15におのおの入力される。ま
ず、遅延回路4は、各回路系の遅れに、入力映像輝度信
号aのタイミングを合わせ遅延映像輝度信号eを加算回
路5に出力する。次に、輪郭強調回路11は、入力映像輝
度信号aのうち、大コントラスト比を持つエッジ(輪郭
部)部分に対して輪郭強調信号gを発生し、第1の可変
増幅回路13に出力する。この輪郭強調信号gには、入力
映像輝度信号aが持つ雑音成分は小信号であるため出力
されない。第1の可変増幅回路13は画質調整ボリューム
3で設定した電圧に応じて輪郭補正信号gの振幅をコン
トロールし加算回路5に増幅輪郭強調信号iとして出力
する。次に、細部強調回路12は、入力映像輝度信号aの
うち、小振幅の部分(細部+ノイズ)に対して細部強調
信号hを発生し、第2の可変増幅回路14に送る。この可
変増幅回路14は、画質調整ボリューム3と、平滑回路21
の出力電圧(細部コントロール電圧r)の和に応じて細
部強調信号hの振幅をコントロールするようになってい
る。そして、第1の可変増幅回路13の出力の増幅輪郭強
調信号iと、第2の可変増幅回路14の出力の増幅細部強
調信号jを、加算回路5で、遅延映像輝度信号eに加算
し、強調映像輝度信号fを得る。
次に、細部コントロール信号rを得る方法であるが、
まず、入力映像輝度信号aを高域ろ波回路15に通すこと
によって高域成分のみ取出し、高域映像信号kを得る。
次に、全波整流回路16により、高域映像信号kを全波整
流し、整流高域映像信号lを得る。次に、この信号lか
ら第1のクリップ回路17で微少信号部分(主に雑音成
分)を除去し、クリップ整流高域映像信号mを得る。次
に、この信号mをリミッタ回路18と、第2のクリップ回
路19に入力し、リミッタ回路18は、細部信号のみを選
び、細部映像信号nを得る。また、第2のクリップ回路
19は、大コントラスト比の輪郭部分のみを選び輪郭映像
信号pを得る。ここで得られた、細部映像信号nは、厳
密には、細部以外に、輪郭部分も含んでおり、したがっ
て正確な細部信号成分を得るために、細部映像信号nか
ら輪郭映像信号pを引算する。これを、引算回路20で行
ない、出力信号として細部コントロールパルス信号qを
得ている。この信号qを平滑回路21で平滑すると、細部
の量に応じた電圧(細部コントロール信号r)が得られ
る。つまり、細部信号の少ないところでは、電圧が下
り、細部信号が多いところでは、電圧が上り、これによ
り、細部強調信号hの振幅をコントロールすることによ
り、細部の少ない映像では、細部強調をあまり行なわ
ず、雑音を減少させ、逆に、細部が多い映像では、細部
強調を強くかけ、映像の迫力を増している。
以上のように本実施例によれば、映像の細部を検出
し、この量に応じ細部強調をコントロールすることによ
り、細部のない映像では雑音を減少させ、逆に細部の多
い映像では、より迫力のある映像を得ることができる。
なお、本実施例では、輪郭強調回路11で説明したが、
これはビーム速度変調回路でもよい。また、クリップ回
路は、コアリング回路でもよい。また、高域ろ波回路15
は微分回路でもよい。また、全波整流回路16は、半波整
流回でもよい。さらに、本実施例では高域ろ波回路12の
後段に全波整流回路16を挿入しているが、これをなく
し、リミッタ回路、第2のクリップ回路19の出力側にお
のおの全波整流回路を挿入しても良いものである。
発明の効果 以上のように本発明は、画質補正装置に、輪郭強調回
路と細部強調回路を設け、細部強調を、高域ろ波回路、
整流回路、クリップ回路、リミッタ回路、引算回路、平
滑回路などからなる細部検出部によりコントロールする
ことで、細部の少ない映像では雑音を減らし、細部の多
い映像では、より迫力のある映像を得ることができ、そ
の実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例における画質補正装置のブ
ロック図、第2図は、第1図の各部の波形図、第3図は
従来の画質補正装置のブロック図、第4図は、第3図の
各部の波形図である。 3……画質調整ボリューム、4……遅延回路、5……加
算回路、11……輪郭強調回路、12……細部強調回路、13
……第1の可変増幅回路、14……第2の可変増幅回路、
15……高域ろ波回路、16……全波整流回路、17……第1
のクリップ回路、18……リミッタ回路、19……第2のク
リップ回路、20……引算回路、21……平滑回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像輝度信号の細部情報などの小コントラ
    スト比のエッジを強調する細部強調回路と、映像輝度信
    号の輪郭などの大コントラスト比のエッジを強調する輪
    郭補正回路と、映像輝度信号の高域成分のみを取り出す
    高域ろ波回路又は微分回路と、前記高域ろ波回路又は微
    分回路で得られた高域映像信号の内の雑音成分を除去す
    る第1のクリップ回路と、この第1のクリップ回路の出
    力の雑音除去高域映像信号のうちの小信号部分のみを取
    り出すリミッタ回路と、雑音除去高域映像信号のうちの
    大信号部分を取り出す第2のクリップ回路と、リミッタ
    回路の出力の小信号高域映像信号を整流する第1の整流
    回路と、第2のクリップ回路の出力の大信号高域映像信
    号を整流する第2の整流回路とそれらの整流回路の出力
    信号どうしの差を取る引算回路と、この引算回路の出力
    信号を平滑化する平滑回路と、この平滑回路の出力電圧
    により、前記細部強調回路の効果を制御する可変増幅回
    路を具備し、細部信号の多い画像では、細部強調の効果
    を上げ、細部信号の少ない画像および大コントラスト比
    のエッジが多い画像では、細部強調の効果を下げること
    を特徴とする画質補正装置。
  2. 【請求項2】映像輝度信号の細部情報などの小コントラ
    スト比のエッジを強調する細部強調回路と、映像輝度信
    号の輪郭などの大コントラスト比のエッジを強調する輪
    郭補正回路と、映像輝度信号の高域成分のみを取り出す
    高域ろ波回路又は微分回路と、前記高域ろ波回路又は微
    分回路で得られた高域映像信号を整流する整流回路と、
    整流回路の整流高域映像信号よりの雑音成分を除去する
    第1のクリップ回路と、この第1のクリップ回路の出力
    の雑音除去整流高域映像信号のうちの小信号部分のみ取
    出すリミッタ回路と、雑音除去整流高域映像信号のうち
    の大信号部分を取り出す第2のクリップ回路と、リミッ
    タ回路の小信号部分と第2のクリップ回路の大信号部分
    の差を取る引算回路と、この引算回路の出力信号を平滑
    化する平滑回路と、この平滑回路の出力電圧により、前
    記細部強調回路の効果を制御する可変増幅回路を具備
    し、細部信号の多い画像では、細部強調の効果を上げ、
    細部信号の少ない画像および大コントラスト比のエッジ
    が多い画像では、細部強調の効果を下げることを特徴と
    する画質補正装置。
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