JP2531918Y2 - ビデオ信号処理回路 - Google Patents

ビデオ信号処理回路

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JP2531918Y2
JP2531918Y2 JP1986061543U JP6154386U JP2531918Y2 JP 2531918 Y2 JP2531918 Y2 JP 2531918Y2 JP 1986061543 U JP1986061543 U JP 1986061543U JP 6154386 U JP6154386 U JP 6154386U JP 2531918 Y2 JP2531918 Y2 JP 2531918Y2
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宏明 佐藤
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は、ビデオテープレコーダ等から再生されたビ
デオ信号をスチル再生するような場合に使用されるビデ
オ信号処理回路に関する。
<従来技術> 従来、この種のビデオ信号処理回路には、ビデオテー
プレコーダやビデオディスク等から再生されたビデオ信
号をそのままA/D変換して、一旦フレームメモリに記憶
し、このビデオ信号をフレームメモリから繰り返し読み
出すことによりスチル画像を表示するようにしたものが
ある。
ところが、このようにビデオ信号をそのままフレーム
メモリに記憶する従来構成のものでは、記憶すべき信号
量が多く、したがって記憶容量の大きいフレームメモリ
が必要となるばかりでなく、輝度レベルだけあるいは色
相だけを別個に調整したいような場合には、信号処理の
対応が難しくなるなどの不都合がある。
一方、ビデオ信号からR、G、Bの各色信号を復調
し、これらの各色信号を個別にカラーメモリに記憶する
ようにしたものもあるが、この場合には、色差信号を記
憶する場合に比べて記憶容量の大きなカラーメモリが必
要となり、高価になるなどの問題がある。
<考案の目的> 本考案は、上述の問題点に鑑みてなされたものであつ
て、ビデオ信号を少ない容量で記憶することができ、か
つ、画質を劣化させることなく、しかも、データ処理の
対応が容易なビデオ信号処理回路を提供することを目的
とする。
<考案の構成> 本考案のビデオ信号処理回路は、上述の目的を達成す
るため、 入力されるビデオ信号を輝度信号と色差信号とに復調
する復調回路と、 この復調回路で復調された輝度信号と色差信号に対し
て少なくとも各フィールドの帰線期間に含まれる信号を
除去する信号除去手段と、 帰線期間内の信号が除かれた輝度信号と色差信号とを
それぞれ個別に記憶する輝度信号メモリおよび色差信号
メモリと、 輝度信号メモリから読み出された輝度信号の帰線期間
内に輝度の最小レベルに相当するデータを補完する輝度
信号補完手段と、 色差信号メモリから読み出された色差信号の帰線期間
内の色成分零レベルに相当するデータを補完する色差信
号補完手段と、 を備えて構成している。
<実施例> 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は、本考案のビデオ信号処理回路のブロック図
である。同図において、符号1はビデオ信号処理回路の
全体を示し、2は入力されるビデオ信号を輝度信号と色
差信号とに復調する復調回路であり、ビデオ信号を輝度
信号Yとクロマ信号Cとに分離するY/C分離回路4、Y/C
分離回路4で分離された輝度信号Yから水平同期信号H
と垂直同期信号Vとを分離する同期分離回路6およびク
ロマ信号Cから色差信号R−Y、B−Yを復調するクロ
マ復調回路8からなる。
10は復調回路2で復調された輝度信号Yと色差信号R
−Y、B−Yに対して1フィールド256本の走査線から
帰線期間を含む6.5本分の走査線に含まれる信号を除去
する信号除去手段であり、この信号除去手段10は、後述
の輝度信号メモリ22と第1、第2色差信号メモリ24、26
への各信号の書き込み、読み出しアドレスを指定するア
ドレスカウンタ12と、上記各メモリ22、24、26の動作を
制御する制御信号を発生するメモリ制御信号回路14とで
構成される。
16、18、20は復調回路2からの出力信号Y、R−Y、
B−Yを6ビットデータにデジタル化する各A/Dコンバ
ータ、22は帰線期間内の信号が除かれた輝度信号Yを記
憶する輝度信号メモリ、24、26は色差信号R−Y、B−
Yを個別に記憶する第1、第2色差信号メモリである。
28は輝度信号メモリ22から読み出された輝度信号をラ
ッチするラッチ回路、30は第1色差信号メモリ24から読
み出された色差信号R−Yと帰線期間内に補完される補
完データとを選択して出力する第1データセレクタ、32
は第2色差信号メモリ26から読み出された色差信号B−
Yと帰線期間内に補完される補完データとを選択して出
力する第2データセレクタである。また、34は信号除去
手段10、ラッチ回路28、第1、第2データセレクタ30、
32の動作を制御するとともに、補完データを作成して出
力するコントロール回路である。そして、上記ラッチ回
路28とコントロール回路34とで輝度信号補完手段36が、
また、第1、第2データセレクタ30、32とコントロール
回路34とで色差信号補完手段38がそれぞれ構成される。
40、42、44は各メモリ22、24、26から読み出された輝
度信号Yと色差信号R−Y、B−Yをアナログ化するD/
Aコンバータ、46、48、50はアナログ化の際のクロック
ノイズを除去するローパスフィルタである。
次に、このビデオ信号処理回路1の動作について説明
する。
(i)メモリへの書き込み動作 ビデオテープレコーダ等から再生されたビデオ信号
は、まず、Y/C分離回路4で輝度信号Yとクロマ信号C
とに分離され、輝度信号Yが同期分離回路6に、クロマ
信号Cがクロマ復調回路8にそれぞれ入力される。同期
分離回路6は、入力された輝度信号CをA/Dコンバータ1
6に出力するとともに、水平同期信号Hと垂直同期信号
Vとを分離しこの各同期信号H、Vをアドレスカウンタ
12に与える。一方、クロマ復調回路8は、入力されたク
ロマ信号Cから色差信号R−Y、B−Yを復調し、復調
された各色差信号R−Y、B−Yが各A/Dコンバータ1
8、20に与えられる。これにより、輝度信号Y、色差信
号R−Y、B−Yは、各A/Dコンバータ16、18、20で6
ビットのデータに変換された後、次段の各メモリ22、2
4、26に送出される。
各メモリ16、18、20へのデータの書き込みは、アドレ
スカウンタ12とメモリ制御信号回路14によって制御され
る。すなわち、メモリ制御信号回路14は、各メモリ22、
24、26のRAS、CAS、WE等の各端子に信号を出力して各メ
モリ22、24、26を書き込み可能状態とした上で、次に、
アドレスカウンタ12が同期分離回路6からの水平、垂直
同期信号H、Vを受けてこれに同期した書き込みアドレ
スを発生し、このアドレスを各メモリ22、24、26に与え
る。これにより、各メモリ22、24、26の所定のアドレス
位置に輝度信号Y、色差信号R−Y、B−Yがそれぞれ
記憶される。しかも、その際、各フィールドの走査線26
2.5本の内、256本分のデータのみを各メモリに記憶し、
通常画面に表示されない残りの帰線期間を含む6.5本分
のデータについては、コントロール回路34からアドレス
カウンタ12とメモリ制御信号回路14に制御信号を与えて
それらの動作を停止させ、各メモリ22、24、26にデータ
を記憶しないようにする。
したがって、1フレームを構成する走査線525本の
内、帰線期間を含む13本分のデータが省略されるので、
各メモリ22、24、26は、ビデオ信号をそのまま記憶する
場合よりも記憶容量を少なくすることができる。
(ii)メモリからの読み出し動作 次に、各メモリに記憶された輝度信号と色差信号の読
み出し時は、メモリ制御信号回路14から、各メモリ22の
RAS、CAS、OE等の各端子に信号を出力してメモリ22、2
4、26を読み出し可能状態とした上で、次に、アドレス
カウンタ12が読み出しアドレスを発生し、この読み出し
アドレスを各メモリ22、24、26に与える。これにより、
各メモリ22、24、26に記憶されている輝度信号Y、色差
信号R−Y、B−Yがそれぞれ読み出される。その際、
各フィールドについては、各メモリ22、24、26に記憶さ
れた走査線256本分のデータを読み出した後は、6.5本分
のデータをコントロール回路34からの出力により補完し
て1フレーム525本分のデータに戻すようにする。
すなわち、輝度信号Yの1フィールド分については、
第2図(a)に示すように、輝度信号メモリ22から走査
線256本分のデータを読み出し、ラッチ回路28を介してD
/Aコンバータ40でアナログ化した後、ローパスフィルタ
46を通して出力する。帰線期間を含む走査線6.5本分の
期間内は、コントロール回路34からラッチ回路28に制御
信号を与えてラッチ回路28の出力をクリアし、ラッチ回
路28の6ビット出力をすべてローレベルに設定すること
により補完する。こうして補完されたローレベルのデー
タは、D/Aコンバータ40でアナログ化されると最小輝度
レベル(第2図(a)の符号Iで示すレベル)を与える
輝度信号となる。なお、第2図(a)の符号Hは最大輝
度レベルを示している。
また、色差信号R−Y、B−Yの1フィールド分につ
いては、第2図(b)に示すように、第1、第2色差信
号メモリ24、26から走査線256本分のデータを読み出
し、第1、第2データセレクタ30、32を介してD/Aコン
バータ42、44でアナログ化した後、ローパスフィルタ4
8、50を通して出力する。帰線期間を含む走査線6.5本分
の期間内は、コントロール回路34から第1、第2データ
セレクタ30、32に制御信号を与え、コントロール回路34
で作成された補完データの出力に切り換える。具体的に
は、この色差信号は6ビットであるので、その第2図
(b)の符号Fに示すように、色差信号の中央値であ
る″100000″である。この場合に補完されるデータは、
D/Aコンバータ42、44でアナログ化された場合に色差信
号R−Y、B−Yが色成分零レベル(第2図(b)の符
号Fで示すペデスタルレベル)となるように設定され
る。
仮に、垂直帰線期間相当期間において色差信号メモリ
24、26からのデータの読み出しを単に止めると、その読
み出しを止めている期間、色差信号メモリ24、26の各々
6本有するの出力端子の電圧レベルは全て″0ボルト″
となり、これらの色差信号メモリ24、26の出力端子の状
態は見かけ上、2進数で″000000″という信号が出力さ
れている状態と等価となる。
従って、垂直帰線期間相当期間の信号値が2進数で″
000000″であると、色差信号メモリ24、26の見かけ上の
出力信号は、第2図(c)に示すような波形となる。
この第2図(c)に示す波形の信号では、各色差信号
メモリ24、26から読み出された色差信号R−Y,B−Yと
補間データとのレベル差Δが大きくなり過ぎ、このよう
な信号をローパスフィルタ48,50に通すと、第2図
(d)に示すように波形に歪みが生じる。
そして、第2図(d)に示すように色差信号の垂直帰
線期間に隣接する部分に歪みが生じると、テレビ画面上
ではその上下端での色の乱れとなって見える。
このような問題を防ぐために、上述のように、色差信
号メモリから色差信号を読み出す際に、その垂直帰線期
間相当期間においては、コントロール回路34で作成され
た色成分零レベルの信号を出力している。なお、第2図
(b)〜(c)の符号Eは色差信号の最大出力レベル
を、符号Gは色差信号の最小出力レベルをそれぞれ示し
ている。
このようにして、補完して得られた輝度信号Yと色差
信号R−Y、B−Yは、信号の歪みも無いので、良好な
画質の映像となる。
<考案の効果> 以上のように本考案によれば、ビデオ信号を輝度信号
と色差信号とに復調し、帰線期間に含まれる信号を除去
してメモリに記憶し、このメモリから読み出された輝度
信号および色差信号の帰線期間を補完するようにしてい
るので、ビデオ信号を少ない容量のメモリで記憶できる
とともに、適切な波形の輝度信号及び色差信号を出力す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はビデオ信
号処理回路のブロック図、第2図は輝度信号と色差信号
の信号波形図である。 1……ビデオ信号処理回路、2……復調回路、10……信
号除去手段、22……輝度信号メモリ、24、26……第1、
第2色差信号メモリ、36……輝度信号補完手段、38……
色差信号補完手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−187087(JP,A) 特開 昭55−26781(JP,A) 特開 昭60−143094(JP,A) 特開 昭60−90492(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるビデオ信号を輝度信号と第1色
    差信号と第2色差信号とに復調する復調回路と、 この復調回路で復調された輝度信号と第1および第2色
    差信号を各々デジタル信号に変換する第1のA/Dコンバ
    ータと第2のA/Dコンバータと第3のA/Dコンバータを有
    し、前記各A/Dコンバータから出力されたデジタル信号
    を各々記憶する輝度信号メモリと第1色差信号メモリと
    第2色差信号メモリを有し、これらのメモリの書き込み
    タイミングを制御して各フィールドの帰線期間に含まれ
    る信号成分を除去し、信号量を少なくして記憶させる信
    号除去手段と、 前記輝度信号メモリから読み出されたデジタル信号をラ
    ッチするラッチ回路を有し、前記輝度信号メモリから、
    記憶された輝度信号を読み出す際に、あるフィールドの
    信号を読み出した後、前記帰線期間に相当する所定期間
    を空けてその次のフィールドの信号を読み出し、前記所
    定期間内は前記ラッチ回路から出力されるデジタル信号
    を輝度の最小レベルに相当するデータに維持させる輝度
    信号補完手段と、 前記ラッチ回路から出力されたデジタル信号をアナログ
    信号に変換する第1のD/Aコンバータと、 前記第1及び第2色差信号メモリから読み出されたデジ
    タル信号とコントロール回路から出力される補完データ
    とを選択的に出力する第1及び第2データ・セレクタを
    有し、前記第1及び第2色差信号メモリに記憶された第
    1及び第2色差信号を読み出す際に、あるフィールドの
    信号を読み出した後、前記所定期間を空けてその次のフ
    ィールドの信号を読み出し、前記所定期間内は前記補完
    データとして色成分零レベルに相当するデータを補完す
    る色差信号補完手段と、 前記第1及び第2データ・セレクタから出力されたデジ
    タル信号をアナログ信号に変換する第2及び第3のD/A
    コンバータと、 を備えることを特徴とするビデオ信号処理回路。
JP1986061543U 1986-04-23 1986-04-23 ビデオ信号処理回路 Expired - Lifetime JP2531918Y2 (ja)

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JPS62173887U JPS62173887U (ja) 1987-11-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5526781A (en) * 1978-08-17 1980-02-26 Sony Corp Transmitter for digital video signal
JPS58187087A (ja) * 1982-04-27 1983-11-01 Victor Co Of Japan Ltd ディジタル信号記録方法

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