JP2531454Y2 - 演題等を表示する表示体構造 - Google Patents
演題等を表示する表示体構造Info
- Publication number
- JP2531454Y2 JP2531454Y2 JP1993064738U JP6473893U JP2531454Y2 JP 2531454 Y2 JP2531454 Y2 JP 2531454Y2 JP 1993064738 U JP1993064738 U JP 1993064738U JP 6473893 U JP6473893 U JP 6473893U JP 2531454 Y2 JP2531454 Y2 JP 2531454Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display piece
- stopper
- long groove
- shaft
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、演題や宣伝広告等を表
示する垂幕・掛軸,書画等の掛軸等の表示体に係る構造
に関する。
示する垂幕・掛軸,書画等の掛軸等の表示体に係る構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来演題を記載した表示片等の垂幕は、
その上下に軸部を設け、該軸部に上記表示片を巻きこれ
を糊付けしているものであるから、演題の題目を変える
ごとに軸部より表示片を剥がしたり糊付けしたりしなれ
ばならず、大変な手間を要すると共に不経済でもあっ
た。
その上下に軸部を設け、該軸部に上記表示片を巻きこれ
を糊付けしているものであるから、演題の題目を変える
ごとに軸部より表示片を剥がしたり糊付けしたりしなれ
ばならず、大変な手間を要すると共に不経済でもあっ
た。
【0003】
【考案の解決課題】本考案はこれらの点を改善するもの
であって、表示片の着脱を簡便にかつ迅速に行うと共に
表示片の保定を確実にし、かつ経済的で外観のよい表示
体構造を提供しようとするものである。
であって、表示片の着脱を簡便にかつ迅速に行うと共に
表示片の保定を確実にし、かつ経済的で外観のよい表示
体構造を提供しようとするものである。
【0004】
【課題解決の手段】本考案は演題等を表示する表示片の
上部及び下部に装着される中実状の軸部と、該軸部に形
成した長溝に係合する棒状のストッパーを備え、上記長
溝は軸部の両端部を残して中央部が貫通していると共に
上記ストッパーが挿入可能な幅広の部分と、該ストッパ
ーの移動が阻止されて表示片の端部が挿入可能な幅狭の
部分を有し、その長溝に上記表示片の端部をストッパー
に巻き掛けた状態で挿入しその長溝の壁面との係合によ
って上記表示片の端部を保定するようにしたものであ
る。
上部及び下部に装着される中実状の軸部と、該軸部に形
成した長溝に係合する棒状のストッパーを備え、上記長
溝は軸部の両端部を残して中央部が貫通していると共に
上記ストッパーが挿入可能な幅広の部分と、該ストッパ
ーの移動が阻止されて表示片の端部が挿入可能な幅狭の
部分を有し、その長溝に上記表示片の端部をストッパー
に巻き掛けた状態で挿入しその長溝の壁面との係合によ
って上記表示片の端部を保定するようにしたものであ
る。
【0005】
【実施例】図のものは、演題を表示する掛軸を示してい
る。演題を記載する表示片(1)は、紙,プラスチック
シ−トその他適宜のシ−ト片で形成され、その端部
(2)を上下に設けた軸部(3)で保定している。
る。演題を記載する表示片(1)は、紙,プラスチック
シ−トその他適宜のシ−ト片で形成され、その端部
(2)を上下に設けた軸部(3)で保定している。
【0006】軸部(3)は木,プラスチック,金属その
他適宜の中実の材料で断面を丸形,四角形,その他の多
角形,楕円形その他の形状に作ることができ、その端部
を残して中央部には図示のように軸部を貫通する長溝
(4)が形成されている。該長溝は図1〜図3及び図5
に示すものでは、幅広の部分(5)と幅狭の部分(6)
を有し、その間に段部(7)が形成されている。
他適宜の中実の材料で断面を丸形,四角形,その他の多
角形,楕円形その他の形状に作ることができ、その端部
を残して中央部には図示のように軸部を貫通する長溝
(4)が形成されている。該長溝は図1〜図3及び図5
に示すものでは、幅広の部分(5)と幅狭の部分(6)
を有し、その間に段部(7)が形成されている。
【0007】上記軸部(3)に表示片(1)の端部
(2)を取付ける際は、その端部を長溝の幅狭の部分よ
り差し込んで幅広の部分より外方に引き出し、これを棒
状のストッパー(8)の外周にループ状に巻き掛け、巻
き掛けた状態でストッパーごと幅広の部分(5)に挿入
し、該ストッパーと幅広の部分の壁面間の係合によって
表示片の端部を長溝内に保定している。なお、上記表示
片の端部を長溝に差し込む際、その端部を折り曲げて折
り曲げ端をセロハンテープ等のテープや接着剤等で全体
的にまたは部分的に仮止めしておくと、表示片の差し込
みがし易く、又折り曲げ部で形成されるループ部に上記
ストッパーを差し込んだ後、表示片を引けば該ストッパ
ーが幅広の部分に挿入され表示片の保定が容易にでき
る。なお表示片の端は、長溝の幅狭の部分(6)より外
へ出しても出さなくてもよい。
(2)を取付ける際は、その端部を長溝の幅狭の部分よ
り差し込んで幅広の部分より外方に引き出し、これを棒
状のストッパー(8)の外周にループ状に巻き掛け、巻
き掛けた状態でストッパーごと幅広の部分(5)に挿入
し、該ストッパーと幅広の部分の壁面間の係合によって
表示片の端部を長溝内に保定している。なお、上記表示
片の端部を長溝に差し込む際、その端部を折り曲げて折
り曲げ端をセロハンテープ等のテープや接着剤等で全体
的にまたは部分的に仮止めしておくと、表示片の差し込
みがし易く、又折り曲げ部で形成されるループ部に上記
ストッパーを差し込んだ後、表示片を引けば該ストッパ
ーが幅広の部分に挿入され表示片の保定が容易にでき
る。なお表示片の端は、長溝の幅狭の部分(6)より外
へ出しても出さなくてもよい。
【0008】上記ストッパー(8)は、図示(図4)の
ものでは長溝よりやや短かく丸棒状に形成され、その両
端部を先細に形成されているが、これをそれより短かく
したり、角形にしたりその他の形状に形成することがで
きる。この場合ストッパーは長溝の幅広の部分に挿入し
て表示片を該幅広の部分の壁面に摩擦的に接するように
するとよい。
ものでは長溝よりやや短かく丸棒状に形成され、その両
端部を先細に形成されているが、これをそれより短かく
したり、角形にしたりその他の形状に形成することがで
きる。この場合ストッパーは長溝の幅広の部分に挿入し
て表示片を該幅広の部分の壁面に摩擦的に接するように
するとよい。
【0009】図6に示すものは、上記幅広の部分と幅狭
の部分間に形成される段部(7)をテ−パ−状に形成し
た場合であり、又図7に示すものは、長溝全体をテ−パ
−状に形成した場合である。
の部分間に形成される段部(7)をテ−パ−状に形成し
た場合であり、又図7に示すものは、長溝全体をテ−パ
−状に形成した場合である。
【0010】図8に示すものは、楔状に形成した係止体
(9)で、これを幅広の部分より差し込んで上記ストッ
パ−(8)を固定したり、幅狭の部分に差し込んで表示
片の端部を押さえたりすることができる。
(9)で、これを幅広の部分より差し込んで上記ストッ
パ−(8)を固定したり、幅狭の部分に差し込んで表示
片の端部を押さえたりすることができる。
【0011】表示片の上部に設ける軸部には、適宜掛け
紐(10)を取付けるための孔(11)が形成される。
紐(10)を取付けるための孔(11)が形成される。
【0012】
【考案の効果】本考案は上記のように中実状の軸部の中
央部に幅広の部分と幅狭の部分を有する貫通した長溝を
形成し、これに棒状のストッパーを演題等を表示した表
示片の端部と共に挿入し長溝の壁面との係合によって表
示片を保定するようにしたものであるから、ストッパー
を長溝に入れたり出したりするだけで表示片の端部を簡
便に取付けたり取外したりすることができ表示片の交換
が容易である。又この表示片には下部にも軸部が取付け
られるので、表示片を建物の外壁に沿って垂らし垂幕と
して使用した場合でも下部の軸部が重しとなり、風が吹
いても飛ばされることがなく、その際上記ストッパーは
軸部の中央部の長溝内に安定にしっかりと保持されるか
ら、軸部が表示片から外れることがない。しかもストッ
パーは長溝内に収まり全体として中実状軸部と一体的に
なるから丈夫であって、かつ見映えもよい。更に中実状
の軸部の中央部に貫通する長溝を形成し、その長溝に棒
状のストッパーを嵌合するという簡易な構造であるか
ら、製作が容易であって経済的に作ることができる。
央部に幅広の部分と幅狭の部分を有する貫通した長溝を
形成し、これに棒状のストッパーを演題等を表示した表
示片の端部と共に挿入し長溝の壁面との係合によって表
示片を保定するようにしたものであるから、ストッパー
を長溝に入れたり出したりするだけで表示片の端部を簡
便に取付けたり取外したりすることができ表示片の交換
が容易である。又この表示片には下部にも軸部が取付け
られるので、表示片を建物の外壁に沿って垂らし垂幕と
して使用した場合でも下部の軸部が重しとなり、風が吹
いても飛ばされることがなく、その際上記ストッパーは
軸部の中央部の長溝内に安定にしっかりと保持されるか
ら、軸部が表示片から外れることがない。しかもストッ
パーは長溝内に収まり全体として中実状軸部と一体的に
なるから丈夫であって、かつ見映えもよい。更に中実状
の軸部の中央部に貫通する長溝を形成し、その長溝に棒
状のストッパーを嵌合するという簡易な構造であるか
ら、製作が容易であって経済的に作ることができる。
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠いた斜面図であ
る。
る。
【図2】軸部の一部を切欠いて示す拡大斜面図である。
【図3】軸部の一部を切欠いて示す拡大平面図である。
【図4】ストッパ−を一部切欠いて示す拡大斜面図であ
る。
る。
【図5】表示片の取付け状態を示す軸部の拡大断面図で
ある。
ある。
【図6】表示片の取付け状態を示す他の例の軸部拡大断
面図である。
面図である。
【図7】表示片の取付け状態を示す更に他の例の場合の
軸部拡大断面図である。
軸部拡大断面図である。
【図8】係止体の斜面図である。
1 表示片 2 端部 3 軸部 4 長溝 5 幅広の部分 6 幅狭の部分 7 段部 8 ストッパ−
Claims (2)
- 【請求項1】 演題等を表示する表示片の上部及び下部
に装着される中実状の軸部と、該軸部に形成した長溝に
係合する棒状のストッパーを備え、上記長溝は軸部の両
端部を残して中央部が貫通していると共に上記ストッパ
ーが挿入可能な幅広の部分と、該ストッパーの移動が阻
止されて表示片の端部が挿入可能な幅狭の部分を有し、
その長溝に上記表示片の端部をストッパーに巻き掛けた
状態で挿入しその長溝の壁面との係合によって上記表示
片の端部を保定した演題等を表示する表示体構造。 - 【請求項2】 上記長溝の幅広の部分と幅狭の部分を段
状に形成した請求項1に記載の演題等を表示する表示体
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993064738U JP2531454Y2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 演題等を表示する表示体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993064738U JP2531454Y2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 演題等を表示する表示体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729572U JPH0729572U (ja) | 1995-06-02 |
JP2531454Y2 true JP2531454Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=13266798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993064738U Expired - Lifetime JP2531454Y2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 演題等を表示する表示体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531454Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59151287U (ja) * | 1983-03-29 | 1984-10-09 | 株式会社フクスイ | 広告用ポスタ−吊り具 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP1993064738U patent/JP2531454Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0729572U (ja) | 1995-06-02 |
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