JP2530577B2 - 薬物放出システムにおいて使用するためのカニュ―レ - Google Patents

薬物放出システムにおいて使用するためのカニュ―レ

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JP2530577B2 JP6505329A JP50532994A JP2530577B2 JP 2530577 B2 JP2530577 B2 JP 2530577B2 JP 6505329 A JP6505329 A JP 6505329A JP 50532994 A JP50532994 A JP 50532994A JP 2530577 B2 JP2530577 B2 JP 2530577B2
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    • A61M5/1409Infusion of two or more substances in series, e.g. first substance passing through container holding second substance, e.g. reconstitution systems
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、一般的にカニューレに関する。より具体的
には、本発明は、有益な薬剤を患者へと又は患者への後
の放出のためにシステム内へと放出するためのシステム
において使用するための、カニューレに関する。
注入部位と共に使用するための尖ったカニューレは、
医学界において使用するために知られている。そのよう
なカニューレは、容器内に収容された薬物にアクセスす
るため又はハウジング内に液体流路を作り出すために、
利用することができる。刺入カニューレと共に使用し得
る注入部位の一例は、米国特許第4,412,573号に開示さ
れている。
ハウジング内において、液体流路を作り出すために、
尖ったカニューレは、ハウジング内に流路を創り出すよ
うに隔壁を貫通させられるようにして使用される。しか
しながら、反復利用される注入部位は、鋭利なカニュー
レによる反復的刺入によって損傷を受け得る。この損傷
は、心抜き又は切り裂きとして知られているが、ハウジ
ング内に後で漏出をもたらし得る。以下に詳細に提示す
るように、それらが薬物放出システム内において使用さ
れる場合、尖ったカニューレに関しては他の不利益があ
るであろう。
米国特許第4,537,593号は、容器へと又はこれから液
体を移転するために使用される、心抜きのない自己通気
針アセンブリーであると主張するものを開示している。
その針の軸は、縁に終わる平たい部分及び、該針の軸か
ら液体が出ることを許容するための該縁と連携した開口
とを含んでいる。
多くの適用のために、薬物は、患者へ例えば静脈内放
出される前に、希釈剤と混合される。希釈剤は、例え
ば、ブドウ糖溶液、食塩溶液又は水であってさえよい。
この目的に向けて、多くの薬物は、粉末形態で、そして
ガラスのバイアル又はアンプルに包装されて供給されて
いる。化学療法剤のような他の薬物は、液体状態でガラ
スのバイアル又はアンプルに包装されている。
粉末化薬物は、混合のためにバイアルに液体を注入す
るためシリンジを利用することにより、溶解することが
でき、該シリンジは、混合された溶液を最終的にバイア
ルから抜き取る。薬物が、患者への投与の前に希釈され
ねばならない場合には、しばしば薬物は、溶解された後
に希釈剤の容器内に注入され、そして該容器は、患者へ
の放出のために投与セットに連結することができる。
薬物放出システムには種々の例がある。そのようなシ
ステムの一例が、米国特許第4,580,978号に開示されて
いる。そのシステムは、患者へ薬剤を放出するための液
体導管内に有益な薬剤を導入するための、カートリッジ
を含んでいる。そのカートリッジは、硬質の中空の管
と、スライド可能に少なくとも部分的に該管内に取り付
けられた薬剤含有チャンバーとを含んでいる。最初の
(使用前の)配置においては、第2の配置にあるときに
較べて、該チャンバーは該中空の管から一層遠くへと延
びている。該チャンバーに向かい合って延びるカニュー
レが該中空の管に取り付けられている。該チャンバーが
第2の配置にあるとき、該カニューレは蓋手段を刺通し
て液体流路を創り出す。
米国特許第4,804,366号もまた、カートリッジの薬剤
含有チャンバーに入口及び出口の双方を提供する改良さ
れた流路手段を有するアダプターを含む、薬物放出シス
テムを開示している。該カートリッジとアダプターは、
該流路手段の反対側末端に該注入部位を貫通するただ一
つの開口を許容する一方、依然、該チャンバーに入る及
びこれから出る同時の流れを許容する。入口及び出口を
備えた硬質のカニューレと、当該殻とカニューレがそれ
らの間に通路を規定するよう、該カニューレと実質的に
同軸で且つ該カニューレ入口及びカニューレ出口の間で
該カニューレから間隔をあけてあるものである殻とを含
む、アダプター及びカートリッジが提供されている。該
カニューレ入口及びカニューレ出口の双方は、該放出シ
ステムのソケットに関連した弾力のある注入部位に単一
の刺通開口を形成するのに適合できる。該チャンネル出
口及びチャンネル入口の双方は、該カートリッジと関連
した弾力のある注入部位に単一の刺通開口を形成するの
に適合させてある。
上述の2つのシステムは、薬物放出及び薬物を溶解す
るための自動的システムを提供する。バイアル内におい
て薬物を溶解するために使用することのできる手動の装
置は、典型的には、上述のような、自動的システムが直
面するのと同じ懸念を有することはない。典型的には、
手動のシステムにおいては、米国特許第4,537,593号に
記述されているように、カニューレは液体を注入するた
めに使用され、そして別個の部材が、空気を通気するた
めに使用される。高圧且つ高速の希釈液が、短時間にカ
ニューレに通される。バイアルは、該希釈液が注入され
た後、薬物の完全な溶解まで典型的には手で撹拌され
る。バイアル内容物とシリンジの筒との間の圧力差が、
混合物をシリンジ内へと駆動する。使用者は、シリンジ
の筒中に真空を引くことができる。
そのような手動のシステムにおいては典型的には存在
しなかった多くの懸念と要件とが、自動的システムにお
いては生じる。
心抜き問題は別としても、自動的システムにおける、
粉末化薬物を収容したバイアルを閉鎖している隔壁内に
受け入れられるための尖ったカニューレは、他の欠点を
有する。尖ったカニューレがバイアル内に挿入されたと
き、粉末化薬物が該尖ったカニューレ内に受け入れられ
カニューレを詰まらせてそれを通る液体の流れを阻害す
る可能性がある。しかしながらこれは、バイアルが満た
されるとき最大量の空気が排除されることを許容する開
口の必要性と対比されなければならない。この条件は、
カニューレの開口がカニューレの先端に可能な限り近く
配置されることを要求する。
溶解装置においては、バイアルの両端にある入口及び
出口によって薬物床を通過する液体が、薬物を浸食す
る。薬物の溶解は、通過液量に相関する。自動的システ
ムの低い作動システム圧の放出速度とのために、液体流
を妨げる制限がカニューレの出口によっては創り出され
ないということは重要である。
薬物放出又は溶解の装置に関する更なる要件は、シス
テムの一体性を維持する必要である。従って、バイアル
の不活性化の間即ちカニューレが隔壁を刺通するとき
に、閉じた系を維持することが重要である。
更に、手動の溶解装置と異なり、自動的溶解装置は、
異なった一組の流れ条件を必要とする。部分的に溶解し
た薬物塊が溶解過程の間にカニューレ管腔に入ることを
阻止しなければならない。もしも粒子が管腔に入ると、
これは管腔の閉塞及び不均一な薬物放出推移又は完全な
失敗をもたらす可能性がある。
発明の要約 本発明な、薬物放出システムにおいて粉末化薬物を溶
解するために使用できる、改良されたカニューレを提供
する。更に本発明は、カニューレ及びこれを組み込んだ
薬物放出システムを提供する。
この目的のため、本発明は、粉末化薬物を溶解するた
めの溶解装置において使用するための、第1の末端及び
第2の末端を有し、その内部に該第1及び第2の末端の
間においてチャンネルを備えたカニューレを含んでな
る、カニューレ構造を提供する。第1の末端は、閉鎖さ
れており隔壁を刺通するための部材を含む。該カニュー
レは、該チャンネルと該カニューレの外部との間に液体
連通を提供する少なくとも二つのスロットを含む。該ス
ロットは、第1の末端に並べて配置されており、且つ、
カニューレの周に沿って測ったスロットの長さよりも小
さい、該カニューレの長手に沿って測った幅を有する。
該スロットはまた、カニューレの断面積に等しいか又は
これより大きい最小投影面積を有する。
本発明の一具体例においては、スロットの長さはカニ
ューレの外周の約半分まで延びている。
本発明の一具体例においては、第1のスロットの前縁
と最後のスロットの末端との間の距離は、該カニューレ
を受けるよう設計された隔壁の厚みより小さい。
本発明の一具体例においては、カニューレの第2の末
端は尖っていない。
本発明の一具体例においては、スロットの少なくとも
一つは長方形の断面形状を有する。
本発明の一具体例においては、各スロットは実質的に
同じ形状を有する。
一具体例においては、本発明は、有益は薬剤の放出の
ために液体導管内へ有益な薬剤を導入するためのカート
リッジを提供する。該カートリッジは硬質の中空の管を
含んでなる。隔壁を有し且つその中に少なくとも部分的
に固体の有益な薬剤を収容したチャンバーが、該中空の
管の第1の末端に隣接して取り付けられており且つ、第
1の配置においては第2の配置におけるよりも該チャン
バーが該中空の管から一層遠くへ延びているように、第
1の配置から第2の配置へと該中空の管の内部を少なく
とも部分的にスライド可能に取り付けられている。該中
空の管内にカニューレが取り付けられており、第1の末
端及び第2の末端を含む。該第1の末端は該隔壁を刺通
するための閉鎖末端を有する。該カニューレは、第1及
び第2の末端の間に配置されたチャンネルを含む。加え
て、該カニューレは、該チャンネルの外部と該チャンネ
ルとの間に液体連通を提供する少なくとも二つのスロッ
トを含み、該スロットは、該尖った第1の末端に並べて
配置されており且つ該チャンネルの断面積に少なくとも
等しい合計面積を有する。該スロットに占められている
カニューレの長さは、閉じた系を保証するために、該隔
壁の幅よりも小さいか又はこれに等しい。
本発明の一具体例においては、硬質の殻がカニューレ
の一部を取り囲んでおり該カニューレの外壁と該硬質の
殻の内壁との間にチャンネルを規定する。
本発明の一利点は、薬物放出装置において使用できる
心抜きのないカニューレを提供することである。
本発明の更なる一利点うは、粉末化薬物を溶解するた
めに使用でき且つ該活性化工程に際して該粉末化薬物に
よって詰まることのないカニューレを提供することであ
る。
加えて、本発明の一利点は、心抜きのないカニューレ
を提供するが、しかし同時に、低い作動システム圧及び
放出速度においてさえも、流速を妨げる液体流れ制限を
創り出さないことである。
更に、本発明の一利点は、薬物放出システムにおいて
使用される際に、該装置の閉じた系に維持することを許
容することである。
尚も更に、本発明の一利点は、該カニューレが、カニ
ューレの管腔に粒子が入ることを阻止することである。
本発明の更なる特徴及び利点は、目下好ましい具体例
の詳細な記述に記載されており、並びにこれ及び図面か
ら明らかとなろう。
図面の簡単な記述 図1は、本発明の改良されたカニューレを含むインラ
イン装置の断面的透視図を示す。
図2は、該装置が活性化された状態のときの、本発明
の改良されたカニューレを含むインラインの装置の断面
的透視図を示す。
図3は、本発明の改良されたカニューレの透視図を示
す。
図4は、図3に図解されたカニューレの具体例の一部
の拡大図を示す。
図5は、該実施例において開示された実験で得られた
データを、グラフにより示す。
図6は、該実施例において開示された実験で得られた
更なるデータをグラフで示す。
目下好ましい具体例の詳細な記述 本発明は、薬物を溶解するために使用できる改良され
たカニューレを提供する。図解された具体例において
は、好ましくは、該カニューレは薬物放出システムにお
いて薬物を溶解又は希釈するために使用されているもの
の、該カニューレは他の適用のためにも使用することが
できる。更に、本発明は、本発明のカニューレを含む改
良された薬物放出装置をも提供する。
今や図1及び2を参照して、静脈内セットに結合させ
るよう設計されたインライン装置又はカートリッジが図
解されている。該カートリッジは、米国特許第4,804,36
6号(その開示は、参照照によりここに導入する)に開
示されたのと実質的に類似であることができる。
要するに、カートリッジ12は、硬質の中空の円筒形の
管手段16と、該管手段16の一部であるキー溝壁18とを有
する、アダプター14を含む。プレート20が、管16を横切
って取り付けられており、該キー溝壁18の出発点を規定
している。本発明の該改良されたカニューレ22は、プレ
ート20を貫通して延びており、該改良されたカニューレ
22は、下に一層詳細に論じられよう。
概して円筒形の殻24は、プレート20の両側から延びて
いる。中空の管16、プレート20及び殻24は、プラスチッ
クのような同じ材料の単一片として形成してよい。
殻24は、カニューレ22から間隔をあけられており、殻
24はカニューレ22を取り囲んでいるが、カニューレ22の
いずれの末端よりも短い。カニューレ22は、第1の末端
26及び第2の末端28を含む。以下に一層詳細に論じるよ
うに、第1の末端26は、閉じた尖った部材27に終わる。
第2の末端28は、出口29を含み、図解した具体例におい
ては、好ましくは尖っていない。しかしながら、望むな
らば、第2の末端28に尖ったカニューレを利用すること
ができる。更に、望むならば、鈍端28は、“SHEATH FOR
A CANNULA"と題した1990年8月27日提出の米国特許出
願第07/573,529号(その開示を参照によりここに導入す
る)に開示されているような鞘によって覆われているこ
とができる。
殻24は、カニューレ22のそれぞれ第1及び第2の末端
26及び28の中間にある。カニューレ22及び殻24は、それ
らの間にチャンネル30を備える。好ましい一具体例にお
いては、カニューレ22の外周は、その長さに沿って円形
である。同様に、カニューレ22の内面は、好ましくは、
その長さに沿って円形である。
チャンネル30は、第2の末端28におけるカニューレ出
口29より手前に、殻24とカニューレ22との間に備えられ
たチャンネル入口32を含む。同様に、チャンネル30は、
カニューレの第1の末端26より手前に、殻24とカニュー
レ22とによって規定されたチャンネル出口34を含む。
好ましくはプラスチックのカニューレホルダー36が、
カニューレ22に取り付けられている。カニューレホルダ
ー36は、カニューレ22を把持している。延長手段38が、
チャンネル30を横切ってカニューレホルダー36と殻24と
の間に延び、それによってカニューレ22を殻26に対して
固定する。図解された具体例においては、該延長手段38
はホルダー36の一部である。
カニューレ22は、チャンネル入口32、チャンネル30及
びチャンネル出口34を通る開いた流路を依然として維持
しつつ、殻24に固定されている。こうして、非常に小さ
な流路が単一のカニューレ22の外側に創り出される。
カートリッジ12は更に、乾燥粉末化薬物のような有益
な薬剤を含有した管状のチャンバー40を含む。一具体例
においては、該管状のチャンバー40は、ガラスバイアル
である。刺通可能な栓42又は他の蓋手段が、管状のチャ
ンバー40を閉鎖している。
殻24は、チャンネル出口34及びカニューレ第1の末端
26と共に、刺通可能な有益な薬剤をその中に有するチャ
ンバー40の栓42又は他の注入部位/蓋手段を刺通するよ
うに設計されている。刺通可能な栓42は、管状のチャン
バー40の口44中に取り付けられている。ゴム栓42は、標
準の薬物バイアルに栓を固定する既知の仕方で、該口及
び該ゴム栓の外周の周りの金属の帯によって該管状のチ
ャンバー40内に固定されてよい。該管状のチャンバー40
は、該ゴム栓42がプレート20に向くように、該硬質の円
筒内にスライド可能に取り付けられる。該刺通可能な栓
42の代わりに、他の刺通可能な蓋手段を備えることもで
きる。
チャンバー40が第1の配置にあるときには、該ゴム栓
42は、殻又はカニューレ22の第1の末端26のいずれにも
刺通されていない。刺通可能な栓42は、カートリッジ40
が第1の配置にあるときには、カニューレ22から間隔を
あけた状態にある。
図解したように、本発明によれば、カニューレ22の第
1の末端26は、閉じた尖った末端27を含む。該閉じた尖
った末端27は、ゴム栓42を刺通するよう設計されてい
る。
図3及び4に図解したように、カニューレ22の第2の
末端28との間に該カニューレの管腔又はチャンネルを通
る液体連通を提供するために、カニューレの第1の末端
26に、カニューレ22はスロット50を含む。図解した好ま
しい具体例においては、2つのスロット50a及び50bが備
えられている。しかしながら、2つ以上のスロットを利
用することもできる。
重要なのは、自動的なシステムの低い作動システム圧
と放出速度のために、流路によっては流速制限は創り出
されないことである。この目的のため、カニューレ22及
び第1の末端26のスロット50a及びbは、カニューレ管
腔の断面積に等しいかこれより大きい最小投影面積を有
するように設計されている。従って、スロット50a及び5
0bによって規定される面積は、管腔又はチャンネルの断
面積に等しいか又はこれより大きい。従って、液体は、
管腔を通って第2の末端28からスロット50a及びbを通
って及びその逆へと、流れが妨害されることなく、流れ
ることができる。
しかしながら、スロット50a及びbは、個々には、管
腔又はチャンネルの断面積より小さい最大の面積を有す
る。これは管腔の閉塞を防止する。
図3及び4に図解されているように、スロット50a及
びbは、カニューレ22の外周に関するスロット50a及び
bの長さに較べて、カニューレ22の方向に測ったときの
長さに関して一層小さいものである幅を有するように構
成されている。図解した好ましい一具体例においては、
スロット50a及びbは、実質的に長方形の形状の断面形
状を有する。この形状は、多くの目的に役立つ。まず、
スロット50a及びbのこの形状は、粒子の塊がスロット5
0a及びb内へ受け入れられそれによって管腔を閉塞させ
ることがないように設計されている。
更に、スロット50a及びbは、第1のスロット50aの前
縁51から最後のスロット50bの後縁53までの距離「D」
が、ゴム栓42の幅より小さく又はこれに等しいように構
成されている。これは、装置の活性化の間に閉じた系が
与えられることを保証する。
カニューレ22の閉じた末端27のために、心抜きのない
カニューレが提供される。更にカニューレ22は、活性化
の過程において粉末化薬物で詰まることがない。以下に
詳細に提示したように、本発明により、バイアル注入時
間及び注入時間の変動が、有意に改善される。
図解したように、スロット50a及びbは、カニューレ2
2の閉鎖端27にすぐ並べて配置されている。これは、ス
ロット開口50a及びbを、カニューレ22の先(第1の)
端26の可能な限り近くに配置し、バイアル40が充填され
るときの空気の排除のための最適の作動条件を提供す
る。この点、図1及び2に図解した装置10の具体例にお
いて、カニューレ22は最初、チャンネル30を通って液体
がバイアル40内へと通過する際に、バイアル40から空気
が排気されることを許容するのに役立つことは、認識さ
れねばならない。
満足に機能することの判明した好ましい一具体例にお
いては、カニューレ22は、距離「A」が好ましくは0.08
6インチ、距離「B」が好ましくは0.021インチ、距離
「C」が好ましくは0.013インチ、そして距離「D」が
好ましくは0.041インチとなるように構成されている。
図解した好ましい具体例においては、角度αは、好まし
くは45゜である。
本発明によってカニューレ22を構成するに際して、カ
ニューレがバリのない、オイルレスの(清浄な)機械加
工されたものであることが重要である。満足に機能する
ことの見出されたカニューレ22を製造する方法の一つ
は、「水浴ワイヤーE.D.M.」として知られている方法で
ある。この方法は、清浄で、正確且つ経済的な機械加工
を許容する。
例として、そして限定としてでなく、本発明の一実施
例が今や提示されよう。
本発明は、アンピシリンナトリウムユニットを用い
て、バイアル注入時間、カニューレ設計によって評価し
た。現行の斜角(尖った開放の)カニューレ設計は、11
8±68秒(平均±標準偏差)の注入時間を有することが
見出された。スロットを有する本発明は、27±9秒の注
入時間を有した。この研究は、スロットのある閉鎖末端
カニューレが、現行の斜角針設計に比し、注入時間の絶
対値及び注入時間の変動に関して、一層よいシステム性
能を提供することを結論付けている。この試験はまた、
本発明によるバイアル注入時間に基づいて、バイアルの
ガラス側又は栓側末端における詰め込みの間に有意差の
ないことをも結論付けた。
斜角カニューレ先端を備えたアンピシリンナトリウム
装置を用いて部分的な又は完全な流れの阻害が観察され
ていた。斜角カニューレ先端中への粉末の詰まりが、ナ
フシリンナトリウム流れ阻害において観察された。この
分析の目的は、現行の設計に代わるものとしての閉鎖末
端カニューレにおけるスロットを、バイアル注入時間に
関して評価することであった。長いカートリッジ注入時
間は、使用者により装置の流れ停止として認識できる。
注入時間の減少は、流れ停止と認識されることが少ない
であろう。
試験項目 Baxter Healthcare Corporationより入手できるMainS
treamTMバイアル中のアンピシリンナトリウム(1g)。
2つのタイプのMainStreamTM装置を使用した。すなわ
ち: ・ 閉鎖末端スロット付き針カートリッジ(本発明によ
って作られた) ・ 通常の斜角針カートリッジ 試験システム MainStreamTMバイアル中のアンピシリンナトリウム
(1g)を組み立てた。バイアルを、次いで、栓側末端又
はガラス側末端のいずれかにおいてQuantachrome Dual
Autotapによって300回タップした。300回タップするこ
とは、輸送条件の「最悪例」を模擬している。
タップされたバイアルを、本発明の又は通常の斜角針
を用いてMainStreamTMカートリッジに活性化した。カー
トリッジを、30インチの水頭高さと末端に20ゲージ針と
を備えたD5Wの溶液セットに取り付けた。ローラークラ
ンプは全開しておくが、ストップウォッチを始動させる
までチューブを締めておくために止血鉗子を使用した。
滴下チャンバーに最初の一滴が入った時に時間を記録し
た。スロット付きカニューレカートリッジを、最初の一
滴の後、15分間流した。
上記の統計(表1)は、ガラス側末端におけるタッピ
ングについての25ユニットの注入時間を、栓側末端にお
けるタッピングについての25ユニットの注入時間に比較
している。このデータを図4にグラフで示してある。こ
のデータの解析は、これら2つのタッピング方法の相違
の間で有意差がないことを示している。従って、これら
の平均値は同等であろう。平均値における差についての
これらの2つの95%信頼区間を用いて、この差は、3.21
343と7.37343との間のどこかにある。
上記の統計(表2)は、ガラス側末端におけるタッピ
ングについての18ユニットの注入時間を、栓側末端にお
けるタッピングについての18ユニットの注入時間に比較
している。このデータを図5にグラフで示してある。こ
のデータの解析は、これら2つのタッピング方法の相違
の間で有意差がないことを示している。従って、これら
の平均値は同等であろう。平均値における差についての
これらの2つの95%信頼区間を用いて、この差は、−7
7.8872と12.8872との間のどこかにある。
上記の統計(表3)は、斜角カニューレについての36
ユニットの注入時間をスロット付きカニューレについて
の50ユニットの注入時間に比較している。このデータの
解析は、これら2つのタッピング方法の相違の間に有意
差がないことを示している。従って、これらの平均値は
同等であろう。平均値における差についてのこれらの2
つの95%信頼区間を用いて、この差は、67.0402と113.3
58との間のどこかにある。値0.0がこの区間内にないこ
とから、95%信頼水準においてこれらの平均値の間には
有意差がある。
結論 この研究は、スロット付き閉鎖末端カニューレが、バ
イアル注入時間に関して、現行の斜角針設計に較べて優
れたシステム性能を提供することを結論づけている。ス
ロット付き閉鎖末端カニューレについて統計学的に有意
に平均注入時間が得られる(斜角針についての118秒に
対し、27秒)。長い注入時間は、使用者により装置の流
れ停止として認識できる。減少した注入時間は、認識さ
れる流れ停止を少なくするであろう。
注入時間の標準偏差もまた、斜角針についての68秒か
ら、スロット付き閉鎖末端カニューレについての9秒へ
と減少した。注入時間の変動の減少がまた、薬物放出の
変動の減少をも提供するであろう。
アンピシリンバイアルを300回タッピングすること
は、最大の詰め込み条件であることが観察された。この
実験もまた、バイアルのガラス側又は栓側末端において
詰め込まれたバイアルの間に有意差がないことを結論づ
けている。この結論の延長は、出荷の方向はバイアル注
入時間に有意な差を引き起こすことがない、ということ
であろう。
ここに記述した目下好ましい具体例に対する種々の変
更及び修正が当業者に明らかであろうことは理解されね
ばならない。そのような変更及び修正は、本発明の精神
及び範囲から外れることなく、且つ伴う利点を減ずるこ
となく行うことができる。従って、そのような変更及び
修正は、添付の請求の範囲に包含されることが意図され
ている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファウレス,トマス,エー アメリカ合衆国60050イリノイ、マクヘ ンリー、チェリントン 3420 (72)発明者 ゴーマン、ブライアン、ジェー アメリカ合衆国53147ウィスコンシン、 レイクジニーバ、ルート5、ボックスナ ンバー969−1 (72)発明者 ヘブロン,テレンス,ジエー アメリカ合衆国60002イリノイ、アンチ オック、ノースサベッジロード 41137 (72)発明者 ジャーシルド,チャールズ アメリカ合衆国60061イリノイ、バーノ ンヒルズ、クリーブランドコート 1004 (72)発明者 ジェス,ドナルド,エー アメリカ合衆国60020イリノイ、フォッ クスレイク、リッジランドアベニュー 27 (72)発明者 ウォン,ジョセフ,シー,ティー アメリカ合衆国60031イリノイ、ガーニ ー、ノースブライデルウッドアベニュー 36141 (72)発明者 ウッド,レイ,ダブリュー アメリカ合衆国53121ウィスコンシン、 エルクホーン、ルート5、ボックス258、

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉末化薬物を溶解するための溶解装置にお
    いて使用するためのカニューレ構造であって、 第1の末端及び第2の末端を有し且つ該第1及び第2の
    末端の間においてその内部にチャンネルを備えたカニュ
    ーレであって、該第1の末端が閉鎖しており且つ隔壁を
    刺通するための部材を含んでおり、該カニューレが該チ
    ャンネルと該カニューレの外部との間に液体連通を提供
    している少なくとも2つのスロットを含んでおり、該ス
    ロットが該第1の末端と並べて配置されており、該スロ
    ットが、該カニューレの長手に沿って測った該スロット
    の幅が該カニューレの周に沿って測った該スロットの長
    さより短いものであり、該スロットが該チャンネルの断
    面積に等しいか又はこれより大きい合計最小投影面積を
    有しているものであるカニューレを含んでなる、カニュ
    ーレ構造。
  2. 【請求項2】該スロットの長さが、該カニューレの外周
    の約半分だけ延びているものである、請求項1のカニュ
    ーレ。
  3. 【請求項3】第1のスロットの前縁と最後のスロットの
    後縁との間の距離が、該カニューレを受け入れるために
    設計された隔壁の厚みより短いものである、請求項1の
    カニューレ。
  4. 【請求項4】該カニューレの該第2の末端が尖っていな
    いものである、請求項1のカニューレ。
  5. 【請求項5】スロットのうちの少なくとも一つが長方形
    の断面形状を有するものである、請求項1のカニュー
    レ。
  6. 【請求項6】各スロットが実質的に同じ形状を有するも
    のである、請求項1のカニューレ。
  7. 【請求項7】該カニューレがステンレススチールより構
    成されているものである、請求項1のカニューレ。
  8. 【請求項8】各スロットの各投影面積が該チャンネルの
    断面積より小さいものである、請求項1のカニューレ。
  9. 【請求項9】粉末化薬物を溶解するための装置において
    使用するためのカニューレであって、 第1及び第2の末端と、 該第1及び第2の末端の間に位置するチャンネルと、を
    含んでなり、 該第1の末端が、隔壁を刺通するための尖った閉鎖末端
    を含んでおり、 少なくとも二つのスロットが該尖った閉鎖末端に並べて
    配置されて該チャンネルの外部と該チャンネルとの間の
    液体連通を提供しており、該スロットの合計面積が該チ
    ャンネルの断面積に等しいか又はこれより大きく、そし
    て第1のスロットの前縁から最後のスロットの後縁まで
    の距離が、該カニューレが該隔壁を刺通するときに閉じ
    た系を保証するよう、該隔壁の厚みより短いか又はこれ
    に等しいものである、カニューレ。
  10. 【請求項10】該スロットが該カニューレの外周の約半
    分だけ延びているものである、請求項9のカニューレ。
  11. 【請求項11】該カニューレの該第2の末端が尖ってい
    ないものである、請求項9のカニューレ。
  12. 【請求項12】該スロットの少なくとも一つが実質的に
    長方形の断面形状を有するものである、請求項9のカニ
    ューレ。
  13. 【請求項13】各スロットが実質的に同じ形状を有する
    ものである、請求項9のカニューレ。
  14. 【請求項14】該カニューレがステンレススチールより
    構成されているものである、請求項9のカニューレ。
  15. 【請求項15】個々のスロットの面積が該チャンネルの
    断面積より小さいものである、請求項9のカニューレ。
  16. 【請求項16】有益な薬剤の放出のために液体導管内に
    有益な薬剤を導入するためのカートリッジであって、 硬質の中空の管と、 隔壁を有し且つ中に少なくとも部分的に固体の有益な薬
    剤を収容したチャンバーであって、該中空の管の第1の
    末端に隣接して取り付けられており且つ、第1の配置に
    おいては該チャンバーが第2の配置におけるよりも該中
    空の管から一層遠くへ延びているように、少なくとも部
    分的に該中空の管内に第1の配置から第2の配置へとス
    ライド可能に取り付けられているものであるチャンバー
    と、そして 該中空の管内に取り付けられたカニューレであって、第
    1の末端及び第2の末端を含み、該第1の末端が該隔壁
    を刺通するための閉鎖された末端を有し、該第1の末端
    と第2の末端との間にチャンネルが配置されており、該
    カニューレが、該チャンネルの外部と該チャンネルとの
    間に液体連通を提供し該尖った第1の末端に並べて配置
    されそして該チャンネルの断面積に少なくとも等しい合
    計面積を有している少なくとも二つのスロットを含んで
    おり、閉じた系を保証するために、これら2つのスロッ
    トのうち該第1の末端側のスロットの前縁と他方のスロ
    ットの後縁との間のカニューレ長手方向距離が該隔壁の
    幅より短いか又はこれに等しいものであるカニューレ
    と、 を含んでなるものであるカートリッジ。
  17. 【請求項17】硬質の殻であって該カニューレの一部分
    を取り囲み且つ該カニューレの外壁と該硬質の殻の内壁
    との間にチャンネルを規定するものである殻を含む、請
    求項16のカートリッジ。
  18. 【請求項18】該スロットが、実質的に長方形の断面形
    状を有するものである、請求項16のカートリッジ。
  19. 【請求項19】該カニューレの該第2の末端が尖ってい
    ないものである、請求項16のカートリッジ。
  20. 【請求項20】各スロットが実質的に同じ形状を有する
    ものである、請求項16のカートリッジ。
  21. 【請求項21】該殻が、該チャンバーが第2の配置に動
    いたときに該隔壁を刺通するよう設計されているもので
    ある、請求項17のカートリッジ。
  22. 【請求項22】該スロットが、該スロットの長さより、
    該カニューレの長さに沿って測った小さい幅を有するも
    のである、請求項16のカートリッジ。
  23. 【請求項23】個々のスロットの面積が該チャンネルの
    断面積よりも小さいものである、請求項16のカートリッ
    ジ。
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