JP2530572B2 - 替刃式包丁 - Google Patents
替刃式包丁Info
- Publication number
- JP2530572B2 JP2530572B2 JP6083822A JP8382294A JP2530572B2 JP 2530572 B2 JP2530572 B2 JP 2530572B2 JP 6083822 A JP6083822 A JP 6083822A JP 8382294 A JP8382294 A JP 8382294A JP 2530572 B2 JP2530572 B2 JP 2530572B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- handle
- spare
- replacement
- knife
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、切れ味の悪くなった刃
を新しい替刃に自由に取り替えできる替刃式包丁に関す
る。
を新しい替刃に自由に取り替えできる替刃式包丁に関す
る。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
この種の包丁として、種々のものが発明されており、例
えば、実開昭６３−１２３２６９号公報に開示されてい
る例等、把手から先の刃部全体を交換するものがある
が、このタイプのものは、交換する刃の部分が大きく無
駄が多いという欠点があった。
この種の包丁として、種々のものが発明されており、例
えば、実開昭６３−１２３２６９号公報に開示されてい
る例等、把手から先の刃部全体を交換するものがある
が、このタイプのものは、交換する刃の部分が大きく無
駄が多いという欠点があった。
【０００３】この欠点を解決するため、他の多くの例
は、刃部を上下に分割し、この刃上部と把手とをねじ等
により一体化し、刃下部のみを替刃とした構造を有して
いる。この種の例としては、実開昭４９−７３６５８号
公報、実開昭６０−３６８６８号公報、実開昭６２−１
２０９６３号公報に開示されているもの等があるが、い
ずれも替刃の固定強度、コスト、交換作業性等の面で問
題があった。
は、刃部を上下に分割し、この刃上部と把手とをねじ等
により一体化し、刃下部のみを替刃とした構造を有して
いる。この種の例としては、実開昭４９−７３６５８号
公報、実開昭６０−３６８６８号公報、実開昭６２−１
２０９６３号公報に開示されているもの等があるが、い
ずれも替刃の固定強度、コスト、交換作業性等の面で問
題があった。
【０００４】これらの問題点を解決するため、本願出願
人は、替刃式包丁の開発および試作を行い、実願平５−
２４１５９号として出願している。図４（Ａ）は該替刃
式包丁の一例を示す分解斜視図、図４（Ｂ）は該替刃式
包丁の刃部を示す拡大断面図である。図４（Ａ）におい
て、１はステンレス製の逆Ｕ字形断面を有する部材であ
り、２は先端にかぎ形の替刃受部２ａを形成し、下辺部
の把手側に下方に突出した突出部２ｂを設けたステンレ
ス製の中板である。前記部材１の溝１ａの奥側には前記
中板２を嵌着し、スポット溶接２３等により固着するこ
とにより、替刃挟持部１ｂを有する包丁本体３が形成さ
れる。４はポリプロピレン等の樹脂製の把手であり、該
把手は前記包丁本体３の尾端側に一体に成形される。５
はステンレス製の替刃であり、先端に前記中板２の替刃
受部２ａに係合する係止部５ａが形成され、把手４側の
上方に把手４側に突出した突出部５ｂが形成されてい
る。なお、図４（Ｂ）に示すように、前記替刃挟持部１
ｂの開口端部の外面１ｃは替刃５の刃先面５ｅのテ−パ
−角度に合わせて形成されている。
人は、替刃式包丁の開発および試作を行い、実願平５−
２４１５９号として出願している。図４（Ａ）は該替刃
式包丁の一例を示す分解斜視図、図４（Ｂ）は該替刃式
包丁の刃部を示す拡大断面図である。図４（Ａ）におい
て、１はステンレス製の逆Ｕ字形断面を有する部材であ
り、２は先端にかぎ形の替刃受部２ａを形成し、下辺部
の把手側に下方に突出した突出部２ｂを設けたステンレ
ス製の中板である。前記部材１の溝１ａの奥側には前記
中板２を嵌着し、スポット溶接２３等により固着するこ
とにより、替刃挟持部１ｂを有する包丁本体３が形成さ
れる。４はポリプロピレン等の樹脂製の把手であり、該
把手は前記包丁本体３の尾端側に一体に成形される。５
はステンレス製の替刃であり、先端に前記中板２の替刃
受部２ａに係合する係止部５ａが形成され、把手４側の
上方に把手４側に突出した突出部５ｂが形成されてい
る。なお、図４（Ｂ）に示すように、前記替刃挟持部１
ｂの開口端部の外面１ｃは替刃５の刃先面５ｅのテ−パ
−角度に合わせて形成されている。
【０００５】前記替刃５の装着は、まず、該替刃５を前
記替刃挟持部１ｂに、図１の矢印ハに示す方向にスライ
ド嵌合させて該替刃５の上辺５ｃを中板２の下辺２ｃに
当接させると共に、替刃５の先端の係止部５ａを中板２
の替刃受部２ａに係止させる。次に、替刃５の突出部５
ｂと前記包丁本体３の把手側部分に両側よりアルミニウ
ム合金等の金属または強化樹脂製の断面コ字形の固定用
金具６、７を当てて包持嵌着すると共に、一方の固定用
金具６の他方との対向面に突出させて設けた替刃受部６
ａを、前記中板２の下辺部に設けた突出部２ｂと前記替
刃５の突出部５ｂとの間に嵌合し、固定用金具６、７の
尾端面を把手４の先端面４ａに当接させ、両面の固定用
金具６、７どうしをねじ２０で固定する。該ねじ２０に
よる固定は、ねじ２０を固定用金具７に形成した穴７ａ
および中板２に形成した穴２ｅを介して固定用金具６に
形成しためねじ６ｂに螺合させて行う。
記替刃挟持部１ｂに、図１の矢印ハに示す方向にスライ
ド嵌合させて該替刃５の上辺５ｃを中板２の下辺２ｃに
当接させると共に、替刃５の先端の係止部５ａを中板２
の替刃受部２ａに係止させる。次に、替刃５の突出部５
ｂと前記包丁本体３の把手側部分に両側よりアルミニウ
ム合金等の金属または強化樹脂製の断面コ字形の固定用
金具６、７を当てて包持嵌着すると共に、一方の固定用
金具６の他方との対向面に突出させて設けた替刃受部６
ａを、前記中板２の下辺部に設けた突出部２ｂと前記替
刃５の突出部５ｂとの間に嵌合し、固定用金具６、７の
尾端面を把手４の先端面４ａに当接させ、両面の固定用
金具６、７どうしをねじ２０で固定する。該ねじ２０に
よる固定は、ねじ２０を固定用金具７に形成した穴７ａ
および中板２に形成した穴２ｅを介して固定用金具６に
形成しためねじ６ｂに螺合させて行う。
【０００６】本発明は、上記した先願の替刃式包丁の改
良に係るもので、部品点数を低減すると共に、替刃の着
脱作業を容易化することを目的とする。
良に係るもので、部品点数を低減すると共に、替刃の着
脱作業を容易化することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、逆Ｕ字形断面の包丁本体の溝に替刃を嵌
合させて着脱自在に取付け、 前記包丁本体の尾端に該尾
端を覆う樹脂製の把手を固定すると共に、該把手は包丁
本体の片面において延出させて固定具受部を把手に一体
に形成し、 該固定具受部に雌雄いずれかのねじ部材を固
定し、 前記固定具受部と替刃固定具とで包丁本体を挟
み、該替刃固定具に設けた穴に雌雄いずれかのねじ部材
を挿通させて前記固定具受部のねじ部材に螺合させるこ
とにより替刃固定具を固定すると共に、該替刃固定具に
設けた替刃受部で前記替刃の把手側を包丁本体に固定し
たことを特徴とする。
め、本発明は、逆Ｕ字形断面の包丁本体の溝に替刃を嵌
合させて着脱自在に取付け、 前記包丁本体の尾端に該尾
端を覆う樹脂製の把手を固定すると共に、該把手は包丁
本体の片面において延出させて固定具受部を把手に一体
に形成し、 該固定具受部に雌雄いずれかのねじ部材を固
定し、 前記固定具受部と替刃固定具とで包丁本体を挟
み、該替刃固定具に設けた穴に雌雄いずれかのねじ部材
を挿通させて前記固定具受部のねじ部材に螺合させるこ
とにより替刃固定具を固定すると共に、該替刃固定具に
設けた替刃受部で前記替刃の把手側を包丁本体に固定し
たことを特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明においては、把手と一体に固定具受部が
形成されているので、１個の替刃固定具を本体に対して
着脱することにより、替刃が固定、取外しされる。
形成されているので、１個の替刃固定具を本体に対して
着脱することにより、替刃が固定、取外しされる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明による替刃式包丁の一実施例を
示す分解斜視図、図２（Ａ）はその刃部を示す側面図、
同（Ｂ）は（Ａ）のＥ−Ｅ拡大断面図、同（Ｃ）は
（Ａ）のＦ−Ｆ拡大断面図、図３（Ａ）は図２（Ａ）の
Ｇ−Ｇ拡大断面図であり、図１ないし図３（Ａ）におい
て、図４と同じ符号は等価機能を発揮する部品または部
分を示す。１はステンレス製の逆Ｕ字形断面を有する部
材であり、２は先端にＺ字形の替刃受部２ｅを形成した
ステンレス製の中板である。該部材１の溝１ｅの奥側に
前記中板２を嵌着し、接着もしくはスポット溶接によっ
て固着することにより、包丁本体３を構成する。４はグ
ラスファイバーを添加したポリカーボネート等の強化樹
脂製の把手であり、該把手４は前記包丁本体３の尾端側
に該尾端を覆うように一体に成形され、包丁本体３の先
端に向け、かつ包丁本体３の片面に延出させて固定具受
部４ａを一体に形成している。なお、中板２を前記逆Ｕ
字形断面を有する部材１より長く形成した本体３の構成
し、その中板２に把手４を形成してもよい。
示す分解斜視図、図２（Ａ）はその刃部を示す側面図、
同（Ｂ）は（Ａ）のＥ−Ｅ拡大断面図、同（Ｃ）は
（Ａ）のＦ−Ｆ拡大断面図、図３（Ａ）は図２（Ａ）の
Ｇ−Ｇ拡大断面図であり、図１ないし図３（Ａ）におい
て、図４と同じ符号は等価機能を発揮する部品または部
分を示す。１はステンレス製の逆Ｕ字形断面を有する部
材であり、２は先端にＺ字形の替刃受部２ｅを形成した
ステンレス製の中板である。該部材１の溝１ｅの奥側に
前記中板２を嵌着し、接着もしくはスポット溶接によっ
て固着することにより、包丁本体３を構成する。４はグ
ラスファイバーを添加したポリカーボネート等の強化樹
脂製の把手であり、該把手４は前記包丁本体３の尾端側
に該尾端を覆うように一体に成形され、包丁本体３の先
端に向け、かつ包丁本体３の片面に延出させて固定具受
部４ａを一体に形成している。なお、中板２を前記逆Ｕ
字形断面を有する部材１より長く形成した本体３の構成
し、その中板２に把手４を形成してもよい。
【００１０】図２（Ｂ）に示すように、該把手４の固定
具受部４ａには、内面にめねじ１０ａを形成した円筒状
のねじ部材１０が前記包丁本体３に形成した穴３ｂから
突出させて固定されている。なお、前記把手４は包丁本
体３にねじ等で止めてもよい。５はステンレス製の替刃
であり、先端に前記中板２の替刃受部２ｅに係合する係
止部５ｄが形成され、把手４側の端部に切欠き部５ｂが
形成されている。また、図３（Ａ）に示すように、替刃
５には前記替刃挟持部１ｂに嵌合させる平板部５ｆと刃
先のテーパー面５ｅを両面に形成した刃先部５ｇとの境
界に段差部５ｈが形成されている。また、前記替刃挟持
部１ｂの開口側外面１ｃは替刃５のペーパー面５ｅに続
くテ−パ−面としている。
具受部４ａには、内面にめねじ１０ａを形成した円筒状
のねじ部材１０が前記包丁本体３に形成した穴３ｂから
突出させて固定されている。なお、前記把手４は包丁本
体３にねじ等で止めてもよい。５はステンレス製の替刃
であり、先端に前記中板２の替刃受部２ｅに係合する係
止部５ｄが形成され、把手４側の端部に切欠き部５ｂが
形成されている。また、図３（Ａ）に示すように、替刃
５には前記替刃挟持部１ｂに嵌合させる平板部５ｆと刃
先のテーパー面５ｅを両面に形成した刃先部５ｇとの境
界に段差部５ｈが形成されている。また、前記替刃挟持
部１ｂの開口側外面１ｃは替刃５のペーパー面５ｅに続
くテ−パ−面としている。
【００１１】前記替刃５の装着は、まず、該替刃５を前
記替刃挟持部１ｂに、図１の矢印ハに示す方向にスライ
ド嵌合させて該替刃５の上辺５ｃを中板２の下辺２ｃに
当接させ、同時に前記段差部５ｈを替刃挟持部１ｂの開
口端部１ｇに当接または近接させると共に、替刃５の先
端の係止部５ｄを中板２の替刃受部２ｅに係止させる。
これにより、替刃５の切欠き部５ｂは包丁本体３に形成
した切欠き部１ｄに合致する。次に、前記包丁本体３の
把手側部分にグラスファイバーを添加したポリカーボネ
ート等の強化樹脂製の替刃固定具１１を嵌着すると共
に、該替刃固定具１１に設けた替刃受部１１ａを前記替
刃５の切欠き部５ｂと本体３の切欠き部１ｄに嵌合さ
せ、かつ、替刃固定具１１の尾端面を把手４の先端面４
ｂに当接させ、前記固定具受部４ａに固定したねじ部材
１０にねじ２０で固定する。該ねじ２０による固定は、
ねじ２０を替刃固定具１１に形成した穴１１ｂを介して
ねじ部材１０に形成しためねじ１０ａに螺合させて行
う。これにより、替刃５の先端は中板２の替刃受部２ｅ
により保持され、後端は替刃固定具１１の替刃受部１１
ａに保持されて替刃５が包丁本体３に取付けられる。
記替刃挟持部１ｂに、図１の矢印ハに示す方向にスライ
ド嵌合させて該替刃５の上辺５ｃを中板２の下辺２ｃに
当接させ、同時に前記段差部５ｈを替刃挟持部１ｂの開
口端部１ｇに当接または近接させると共に、替刃５の先
端の係止部５ｄを中板２の替刃受部２ｅに係止させる。
これにより、替刃５の切欠き部５ｂは包丁本体３に形成
した切欠き部１ｄに合致する。次に、前記包丁本体３の
把手側部分にグラスファイバーを添加したポリカーボネ
ート等の強化樹脂製の替刃固定具１１を嵌着すると共
に、該替刃固定具１１に設けた替刃受部１１ａを前記替
刃５の切欠き部５ｂと本体３の切欠き部１ｄに嵌合さ
せ、かつ、替刃固定具１１の尾端面を把手４の先端面４
ｂに当接させ、前記固定具受部４ａに固定したねじ部材
１０にねじ２０で固定する。該ねじ２０による固定は、
ねじ２０を替刃固定具１１に形成した穴１１ｂを介して
ねじ部材１０に形成しためねじ１０ａに螺合させて行
う。これにより、替刃５の先端は中板２の替刃受部２ｅ
により保持され、後端は替刃固定具１１の替刃受部１１
ａに保持されて替刃５が包丁本体３に取付けられる。
【００１２】本実施例においては、替刃５を包丁本体３
の替刃挟持部１ｂにスライド嵌合させ、替刃５の平板部
５ｆと刃先部５ｇとの境界に形成した段差部５ｈを替刃
挟持部１ｂの開口端部１ｇに当接または近接させるの
で、替刃５と替刃挟持部１ｂとの間に下方に開口する隙
間ができず、替刃５と替刃挟持部１ｂとの間に切り屑が
入り込むことによる切れ味の低下や隙間に浸入する水分
の残留によるさびの発生に伴う替刃５の固着を防止する
ことができる。また、替刃挟持部１ｂの開口側外面１ｃ
のテーパー面は替刃５のテーパー面５ｅに続くため、切
断面がきれいな切れ味のよい包丁が構成される。また、
図３（Ｂ）の断面図に示すテ−パ−面を形成しない場合
と比較して、替刃５の刃先部５ｇを薄くすることがで
き、替刃５の軽量化およびコストダウンを図ることがで
きる。また、この包丁本体３はステンレス板の折り曲げ
プレス加工により作製することができるので、図３
（Ｂ）に示すように、替刃２１を取付ける本体２２の溝
２２ａを一体成形あるいは切削加工により形成するもの
に比較し、本体３も薄形にすることが可能となる。
の替刃挟持部１ｂにスライド嵌合させ、替刃５の平板部
５ｆと刃先部５ｇとの境界に形成した段差部５ｈを替刃
挟持部１ｂの開口端部１ｇに当接または近接させるの
で、替刃５と替刃挟持部１ｂとの間に下方に開口する隙
間ができず、替刃５と替刃挟持部１ｂとの間に切り屑が
入り込むことによる切れ味の低下や隙間に浸入する水分
の残留によるさびの発生に伴う替刃５の固着を防止する
ことができる。また、替刃挟持部１ｂの開口側外面１ｃ
のテーパー面は替刃５のテーパー面５ｅに続くため、切
断面がきれいな切れ味のよい包丁が構成される。また、
図３（Ｂ）の断面図に示すテ−パ−面を形成しない場合
と比較して、替刃５の刃先部５ｇを薄くすることがで
き、替刃５の軽量化およびコストダウンを図ることがで
きる。また、この包丁本体３はステンレス板の折り曲げ
プレス加工により作製することができるので、図３
（Ｂ）に示すように、替刃２１を取付ける本体２２の溝
２２ａを一体成形あるいは切削加工により形成するもの
に比較し、本体３も薄形にすることが可能となる。
【００１３】また、本体３の片側から替刃固定具１１を
着脱することのみにより替刃５が着脱でき、従来例と比
較して部品点数を減らし、かつ容易に替刃の交換作業を
行うことができる。また、本実施例においては、替刃５
の先端の係止部５ｄを中板２の替刃受部２ｅと係合した
ので、替刃５を前方に押す力は中板２の替刃受部２ｅに
より受けられ、また、替刃固定具１１がその替刃受部１
１ａを替刃５の切欠き５ｂに嵌合させると共に、尾端面
を把手４の先端面４ｄに当接させることにより、替刃５
を後方に押す力を受けるので、替刃５のがたつきが発生
せず、取付け強度が大となる。
着脱することのみにより替刃５が着脱でき、従来例と比
較して部品点数を減らし、かつ容易に替刃の交換作業を
行うことができる。また、本実施例においては、替刃５
の先端の係止部５ｄを中板２の替刃受部２ｅと係合した
ので、替刃５を前方に押す力は中板２の替刃受部２ｅに
より受けられ、また、替刃固定具１１がその替刃受部１
１ａを替刃５の切欠き５ｂに嵌合させると共に、尾端面
を把手４の先端面４ｄに当接させることにより、替刃５
を後方に押す力を受けるので、替刃５のがたつきが発生
せず、取付け強度が大となる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、本体の片側のみ替刃固
定具を設けて該替刃固定具を着脱することのみにより替
刃が付け替えできるので、従来例と比較して部品点数を
減らすことができて価格低減に寄与し、しかも容易に替
刃の交換作業を行うことができる。
定具を設けて該替刃固定具を着脱することのみにより替
刃が付け替えできるので、従来例と比較して部品点数を
減らすことができて価格低減に寄与し、しかも容易に替
刃の交換作業を行うことができる。
【図１】本発明による替刃式包丁の一実施例を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図２】（Ａ）は該実施例の刃部を示す側面図、（Ｂ）
は（Ａ）のＥ−Ｅ拡大断面図、（Ｃ）は（Ａ）のＦ−Ｆ
拡大断面図である。
は（Ａ）のＥ−Ｅ拡大断面図、（Ｃ）は（Ａ）のＦ−Ｆ
拡大断面図である。
【図３】（Ａ）は図２（Ａ）のＧ−Ｇ拡大断面図、
（Ｂ）は替刃挟持部にテ−パ−面を形成しない従来例の
（Ａ）相当図である。
（Ｂ）は替刃挟持部にテ−パ−面を形成しない従来例の
（Ａ）相当図である。
【図４】（Ａ）は従来の替刃式包丁を示す分解斜視図、
（Ｂ）は該替刃式包丁の刃部を示す拡大断面図である。
（Ｂ）は該替刃式包丁の刃部を示す拡大断面図である。
１：逆Ｕ字形部材、１ｂ：替刃挟持部、１ｃ：開口側外
面（テーパー面）、１ｄ：切欠き部、１ｅ：溝、１ｇ：
開口端部、２：中板、２ｅ：替刃受部、３：包丁本体、
４：把手、４ａ：固定具受部、４ｂ：先端面、５：替
刃、５ｂ：切欠き部、５ｄ：係止部、５ｅ：テーパー
面、５ｆ：平板部、５ｇ：刃先部、５ｈ：段差部、１
０：ねじ部材、１１：替刃固定具、１１ａ：替刃受部、
２０：ねじ
面（テーパー面）、１ｄ：切欠き部、１ｅ：溝、１ｇ：
開口端部、２：中板、２ｅ：替刃受部、３：包丁本体、
４：把手、４ａ：固定具受部、４ｂ：先端面、５：替
刃、５ｂ：切欠き部、５ｄ：係止部、５ｅ：テーパー
面、５ｆ：平板部、５ｇ：刃先部、５ｈ：段差部、１
０：ねじ部材、１１：替刃固定具、１１ａ：替刃受部、
２０：ねじ
Claims (1)
- 【請求項１】逆Ｕ字形断面の包丁本体の溝に替刃を嵌合
させて着脱自在に取付け、 前記包丁本体の尾端に該尾端を覆う樹脂製の把手を固定
すると共に、該把手は包丁本体の片面において延出させ
て固定具受部を把手に一体に形成し、 該固定具受部に雌雄いずれかのねじ部材を固定し、 前記固定具受部と替刃固定具とで包丁本体を挟み、該替
刃固定具に設けた穴に雌雄いずれかのねじ部材を挿通さ
せて前記固定具受部のねじ部材に螺合させることにより
替刃固定具を固定すると共に、該替刃固定具に設けた替
刃受部で前記替刃の把手側を包丁本体に固定した ことを
特徴とする替刃式包丁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083822A JP2530572B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 替刃式包丁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083822A JP2530572B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 替刃式包丁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07265554A JPH07265554A (ja) | 1995-10-17 |
| JP2530572B2 true JP2530572B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=13813391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6083822A Expired - Lifetime JP2530572B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 替刃式包丁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2530572B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113172666A (zh) * | 2021-06-03 | 2021-07-27 | 闫泽红 | 一种切割工具 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP6083822A patent/JP2530572B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07265554A (ja) | 1995-10-17 |
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